Nutanix@Open Source Conference 2015 Tokyo/Fall
•
12 likes•3,339 views
Open Source Conference 2015 Tokyo/Fallの発表資料です。
Recommended
Recommended
More Related Content
What's hot
What's hot (20)
Similar to Nutanix@Open Source Conference 2015 Tokyo/Fall
Similar to Nutanix@Open Source Conference 2015 Tokyo/Fall (20)
More from Satoshi Shimazaki
More from Satoshi Shimazaki (19)
Nutanix@Open Source Conference 2015 Tokyo/Fall
- 1. 無償エディションも登場！ インフラエンジニアなら知っておきたい Nutanixによる仮想化環境とストレージのあたらしい形 Satoshi Shimazaki (@smzksts) Senior Systems Engineer, Nutanix Japan G.K.
- 2. 2 自己紹介 • 島崎 聡史 (Tw:@smzksts) • 経歴 • 2005-2011 講師 - 富士通ラーニングメディア • 2011-2015 SE - Citrix Systems Japan • 2015- SE - Nutanix Japan • Community • 日本CloudStackユーザー会 副会長 • 自宅SAN友の会 • OSC登壇 30回以上 • 主な著書等
- 3. 3 Nutanix について ITインフラを徹底的にシンプル化し、 お客様がアプリケーションや サービスの提供に集中できるようにする 1500 以上のお客様 70 か国以上での実績 2009年 設立 $300M+ の事業規模 1200+ の従業員
- 4. 4 Nutanixの基本コンセプト - WebスケールIT GoogleやFacebookのデータセンター • 超大規模をどうやって運用管理するか？ • 故障への対応、スケーラビリティの確保、TCO抑制 汎用的なHWを使用する すべてをソフトウェアで制御する 計算処理やデータを分散させる 普通のIT環境でも同様のメリットを 得られるように製品化
- 5. 5 Agenda • 従来のITインフラが抱える課題 • ハイパーコンバージドインフラとは • Nutanixの技術＆機能解説 • コミュニティエディションのご紹介
- 8. 8 最近のトレンド？ Self-service Portal (Private Cloud)
- 9. 9 仮想化インフラが抱える課題 1. 根本的に複雑 2. スケーラビリティの制約 3. 非効率なサイロ化/分断
- 10. 10 構築や拡張時に生じる多くの作業 – 例：Fibre Channel サーバー SAN 共有 ストレージ RAIDグループ設定 LUN作成 LUNマッピング ゾーニング フォーマット マウント FCドライバ設定 マルチパス設定 設置・結線(SAN,LAN) 根本的な複雑さは変わっていない
- 11. 11 ハイエンド モデル 従来型のストレージにおける拡張性の「壁」 性能・容量 価格 ミッドレンジ モデル エントリモデル 超えられない壁超えられない壁 壁を超えるには？ • 買い替え →投資効率：× →移行性：× • 買い足し →管理性：× 他に問題は？ • 小規模構成の サイジングを、 大規模環境に 応用不可
- 12. ハイパーコンバージドインフラとは
- 13. 13 ハイパーコンバージドインフラ ソフトウェア処理で、仮想化環境のサーバーと共有ストレージを単一HWに統合 サーバー SAN 共有 ストレージ • 拡張しやすい • スモールスタート • とにかくシンプル
- 14. 14 ハードウェアとして見た場合 • x86サーバー ＋ローカル ストレージ • ブレードシステム ではない • 各ノードが独立 • 電源やファン等 一部のユニットのみ共有 • 1ノード/1Uのモデル（＝普通の1Uサーバー）もある ハイパーコンバージドインフラ ＝ ソフトウェア技術
- 16. 16 Nutanixの基本アーキテクチャ 仮想マシン Nutanix Controller VM (ノードあたり1つずつ) VM VM VM CVM Hypervisor X86 VM VM VM CVM Hypervisor X86 VM VM VM CVM Hypervisor X86 KVM Node 1 単一のストレージプール(NDFS) Node 2 Node N 共有ストレージ 装置が不要 Nutanix CVM = 分散仮想ストレージアプライアンス (+ α) データ階層化
- 21. 22 Q: あるノードで、CVMが停止した場合のゲストVMへの影響は？ A)VMはそのノード上で何事もなく動き続ける B) ゲストOS内でI/Oエラーが発生したのを検知して、 VMがライブマイグレーションされる C) ハイパーバイザーがストレージ障害として検出し、 HA機能の動作によって、VMが他のノードで再起動される
- 23. 24 エンタープライズ・ストレージとしての機能も充実 性能と管理性 •データローカリティ •階層化とキャッシュ •圧縮、重複排除 •スナップショットと クローン •シャドウクローン データ保護 •バックアップ •ディザスタリカバリ •クラウド バックアップ •3rd party バックアップ 信頼性 •データ多重化 •Erasure Coding •データパスの冗長化 •整合性チェック •筐体故障の影響回避 セキュリティ •暗号化 •2要素認証 •ロックダウン Nutanix Distributed File System (NDFS) NDFS VM VMVM VMVM VM Node 1 Node 2 Node N
- 24. 25 多様なバックアップ方式を要件に応じて選択可能 VM Local Snapshots Remote Snapshots DR Cluster Primary Cluster Local Off-Cluster backups On-Site Secondary Public Cloud (AWS、Azure)
- 25. 26 ここまでのまとめ • シンプル • No-SAN • ローカルストレージ • 高速 • データローカリティ • キャッシュ • データ階層化 • 堅牢 • 分散コントローラー • 筐体間レプリケーション • 冗長性の自動修復
- 26. 統合基盤としてのNutanix
- 28. 29 運用性：1 click upgrade NutanixのWeb UI で アップグレードを実行可能 • ローリングアップグレード CVM • 新しいバージョンを自動検出 • Webから自動ダウンロード可 Hypervisor & Disk Firmware • 予めバイナリをアップロード
- 29. 30 拡張性：クラスタ拡張によるリニアな性能向上 • 1サーバー単位の拡張が可能（シャーシ単位ではない） • ローカルストレージを活用したアーキテクチャのため、 ノード数に比例して全体性能と容量が向上 • ストレージ容量拡張専用のタイプのノードも選択可能 計算能力 メモリ容量 I/O性能 データ容量 Pay-as-you-grow ノード数
- 30. 31 拡張性：クラスタ拡張作業は極めてシンプル 1. (LANに接続) 2. (電源ON) 3. 既存環境のWeb UIに入る 4. 自動検出されたことを確認 5. 追加したいノードを選択 6. CVM, Hypervisor, IPMIの IPアドレスを指定しSave 7. ストレージ容量が 増えたことを確認
- 31. 32 ライフサイクル満了時の対応も、無停止かつシンプルに 入替え完了 保守期限満了に 伴う機材入替え リソース拡張スモールスタート 2016年 2016年 2018年 2016年 2018年 2021年 2018年 2021年 保守期限満了 新しいノードを 補充（追加） • クラスタからの部分的な取り外しがGUIで簡単に • 仮想化基盤の一斉更改が不要 • 後から増設したHWを継続利用可能 • データやVMの手動移行作業が不要 • VMを停止せずに作業が可能 作業のステップ（例） 1. 新しいノードをクラスタに追加 • 新しいノードにデータが分散される 2. 古いノードをクラスタから取り外す操作をし、しばらく待つ • クラスターに残ったノード上でデータが再分散される 3. 再分散完了後、物理的にノードを取り外す
- 32. 33 汎用性：用途に合わせた幅広いモデルを提供、混在も可能 “Our System was up and running in 30 minutes!” –Ken Farley, Gunner IT Balanced resources for branch office, retail stores, & remote offices Power and space savings up to 80% Single management interface NX-1000 Fastest performance for compute- intensive workloads Highest supported VM density Available with FIPS-2 Level 2 encryption NX-3000 3x more storage and 2x server flash capacity than general purpose offering Full range of CPU offerings to accommodate multiple workloads Available with FIPS-2 Level 2 encryption NX-6000 Tailored for Tier 1 business critical workloads such as Microsoft SQL Server, Exchange, SharePoint, SAP, and Oracle 4x more SSD accommodates a much larger active data set NX-8000 GPU and PCoIP offload Seamlessly integrates graphics intensive users in VDI deployments Ideal for any user currently running workstations with GPU cards installed NX-7000 All flash solution Tailored for Tier 1/0 mission and business critical apps Ideal for customers requiring consistent low latency across entire data set NX-9000 エントリ CPU重視 容量重視 GPU搭載 高負荷環境 All Flash 仮想化環境の用途に合わせて柔軟に選択可能
- 33. 34 汎用性：マルチハイパーバイザー対応 • 導入実績 • ゲストOSサポート • 多機能 • vGPUサポート VMware vSphere • Windows中心のお客様 Microsoft Hyper-V • 独自拡張されたKVM • クラスタ、HAなど • 今後も順次機能拡張 • 単一のUIで統合管理 Acropolis Hypervisor • Nutanix製品に無償でバンドル • ワンストップサポート • Windows, SuSE, Ubuntu, CentOS対応 • Citrix Ready 認証取得済み 仮想化環境の用途に合わせて柔軟に選択可能
- 34. 35 あらゆる規模・あらゆるアプリケーションに適用可能 VDI Branch Office Data Protection & Disaster Recovery Private & Hybrid Clouds Microsoft Applications Big Data Enterprise Applications
- 35. 36 ここまでのまとめ - Nutanixの特徴 • シンプル • No-SAN • ローカルストレージ • 高速 • データローカリティ • キャッシュ • データ階層化 • 堅牢 • 分散コントローラー • 筐体間レプリケーション • 冗長性の自動修復 • 運用性 • ブラウザベースのGUI, CLI, API • One-click • 拡張性 • リニアな性能向上 • 自動認識 • 最小限の設定項目 • 汎用性 • 多機能 • 多様な選択肢（Hypervisor, HW)
- 36. 37 まとめ – ユーザーの視点で • 設計 • 見積もりやすくなる • 投資 • 計画しやすくなる • 構築 • 楽になる • 増設 • 楽になる • 運用 • 楽になる
- 37. 38 Make Cloud Invisible Make Virtualization Invisible Make Storage Invisible
- 38. Hyper-VESXi Nutanix Acropolis Hypervisor (AHV) Containers DellSuperMicro One Click Provisioning Acropolis Prism XCP . . . AWS Azure App Mobility Fabric Distributed Storage Fabric One Click Planning One Click Remediation One Click Upgrades Acropolis + Prism
- 40. 41 ハイパーコンバージドインフラ 市場動向 (IDC, 2014年) Nutanix が52%のシェアを獲得 “ “ “ Nutanix has been a key player in the emergence of the hyperconverged market and was early to demonstrate demand for the technology.” Leading position in mindshare, as well as market share.” Nutanix systems have diversified from targeted or specialized workloads like VDI to Tier 1 applications and highly virtualized general business workloads like SAP, Oracle, Microsoft Exchange, SQL Server, SharePoint, Splunk, and Unified Communications.”
- 41. 42 ベンダー評価：Gartner Magic Quadrant for Integrated System • Gartnerによる製品ベンダーに対する評価レポート • http://www.gartner.com/technology/reprints.do?id=1- 2L2T232&ct=150812&st=sb • 対象：下記カテゴリ • Integrated stack system (ISS) Oracle Exadata Database Machine や Teradata など（用途特化） • Integrated infrastructure system (IIS) VCE Vblock など（ベンダー検証済み従来型システム） • Hyperconverged integrated system (HCIS) Nutanix など
- 42. 2014
- 43. 2015
- 44. 2014→2015
- 45. 48 Nutanixの強み – ハイパーコンバージドインフラ専業 • 従来型ストレージ製品との棲み分けに捉われない • 他社 ： 割り切り型ソリューション • Nutanix ： あらゆる用途をカバーできるように発展 例）ストレージ拡張専用ノード、ゲストiSCSIターゲット機能、 スケールアウトファイルサーバー機能(予定) • 特定のハイパーバイザーやクラウドに捉われない • 他社 ： 自社製品との連携が中心 • Nutanix ： デファクトスタンダードとの連携 例）AWS, Azureへのバックアップ、DRサイトとして活用(予定) マルチハイパーバイザ対応、 ハイパーバイザー＆クラウド間VMコンバート機能(予定)
- 47. 51 構成イメージ Nutanix Community Edition（AHV）の起動イメージを USBメモリから読み込む CVM CVM CVM KVM KVM KVM VM VM VM VM VM VM
- 48. 52 Community Edition 最小システム要件 MinimumRequirements Servers 1, 3 & 4 servers CPU Intel CPUs, 4-cores minimum, with VT-x support Memory 16GB minimum Storage Subsystem RAID0 (LSI HBAs) or AHCI storage sub-systems Hot Tier (SSD) One SSD per node minimum, ≥ 200GB per node Cold Tier (HDD) One HDD per node minimum, ≥ 500GB per node Networking Intel NICs (※Realtekでも動きました)
- 49. 54 自宅でやるなら（例） パターン1.: 物理4コア以上、メモリ16GB以上のベアボーン • GIGABYTE BRIX Pro • ASRock Beebox N3150 など パターン2.: Nested環境 • Intel VT-x Passthroughできるもの • VMware Player, Workstation, Fusion, ESXi • KVM? • メモリ • 16GB程度 • 少ない場合にはページングファイルのサイズを増やす
- 50. 55 先人の知恵 Nutanix ブログコンテスト エントリー記事 • http://j.mp/nutanixblog • 記事の例 Nested環境へのインストール AMD CPU へのインストール Non-SSD へのインストール Multi-node Cluster の構築
- 52. 57 Nutanix Community Meetup の紹介 対象：ITインフラエンジニア 平日夜に技術勉強会を開催中！ 過去資料掲載中 詳細は http://j.mp/nutanix
- 53. 58 まとめ • Nutanixで仮想化環境を徹底的にシンプルに →手がかからない = Invisible • 将来的にはクラウドやコンテナもシームレスに • ぜひコミュニティにもご参加ください！
- 54. Thank You & Please Join http://j.mp/nutanix