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- 8. 共同利用開発環境構成イメージ
COPYRIGHT (C)CNS Co., Ltd. All rights reserved. 8
開発用サーバ
リモート
アクセス
eclipse
git
ライブラリ管理サーバ
セントラル
リポジトリ
コントロールサーバ
maven
ソースコード
リポジトリ
jenkins
maven
git
JUnit
自身がコーディングした
ソースを確認するために
必要なものを導入する。
...
git
SonaType Nexus
- 12. 開発用サーバに求める性能
No. 要素 説明
1 台数 利用する開発者数および、開発者が実行するツールが使用するリソースを
元に算出する。
2 CPU 同時利用者数と実行ツールの使用量を考慮して算出する。
3 メモリ 同時利用者数と実行ツールの使用量を考慮して算出する。
4 ディスク 利用開発者数と、開発時の使用量から算出する。
開発中はファイルコピーを行いがちで、ビルドに必要となるライブラリを保
持する為容量はそれなりに必要である。
開発中のソースコードは、開発用サーバにのみ存在する事になるため、
ディスクはRAID5以上の信頼性で守っておく方が良い。
開発者は誤ってファイルを削除してしまうこともあり得るため、バックアップ
を定期的に取得できるようにしておく。
COPYRIGHT (C)CNS Co., Ltd. All rights reserved. 12
- 14. ライブラリ管理サーバでの提供ツール
• Git
⇒開発用サーバでの理由と同様。
• Sonatype Nexus
⇒Mavenがビルド時に依存ライブラリを取得するため、リポジトリサーバの
が必要。Apache HTTP Serverといったウェブサーバだけでリポジトリサーバを
提供する場合、ライブラリ配置時にマニフェストを作成したりと手間がかかる。
Nexusでjavaパッケージのリポジトリ管理を行わせるのが容易。
⇒ローカル環境でリポジトリ管理を行わせるのであれば、OSS版でも十分に
活用可能である。
COPYRIGHT (C)CNS Co., Ltd. All rights reserved. 14
- 15. ライブラリサーバに求める性能
COPYRIGHT (C)CNS Co., Ltd. All rights reserved. 15
No. 要素 説明
1 台数 1台が稼働していればよい。
ただし、サーバが停止すると、ビルドやライブラリ管理ができなくなるため、
予備機を用意しておく必要はある。
2 CPU ライブラリ管理と、パッケージリポジトリ管理であればCPUリソースを潤沢に
用意するには及ばない。
3 メモリ ライブラリ管理と、パッケージリポジトリ管理であればCPUリソースを潤沢に
用意するには及ばない。
4 ディスク 利用案件での開発規模に応じて算出する。
ストレージはディスク故障を考慮して、バックアップを定期的に取得できるよ
うにしておく。