『ブロックチェーン技術が拓くオープンサイエンスの未来 ~分散型サイエンスによるインセンティブ設計~』 発表者: 濱田太陽, シニアリサーチャー 株式会社アラヤ 東北大学 研究DX戦略セミナー 第4回 開催概要 近年、社会基盤としての科学技術のあり方として、「オープンサイエンス」の推進が求められています。そのような国の政策に沿って多くの資金提供機関も、資金源である納税者への説明責任の一環として、成果のオープン化を求めることが多くなっております。しかしながら、論文のオープンアクセス化という動きは、オープンサイエンスの大きな概念のうちのほんの一部でしかなく、特定の資金提供機関から資金提供を受けて研究を行うという現行の研究サイクルそのものから変えてしまう可能性をも秘めています。本講演では、 株式会社アラヤの濱田 太陽氏を講師にお招きし、「ブロックチェーン技術が拓くオープンサイエンスの未来 ~分散型サイエンスによるインセンティブ設計~」と題し、 一見研究の世界とは関係のなさそうなスマートコントラクトや非代替性トークン(NFT)などのブロックチェーン技術によって、研究者にオープンサイエンスを自ら推進していくインセンティブを与える、分散型サイエンスムーブメントと少し未来のアカデミアの話をご提供していただきます。 https://www.tfc.tohoku.ac.jp/jp/rdx/event/4004.html