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リーンスタートアップ本を振り返る 2018 (Lean Startup Update! 2018)

  1. リーンスタートアップ本 を振り返る Lean Startup Update! 2018 Takaaki Umada / https://medium.com/@tumada/ 1
  2. http://www.startuplessonslearned.com/2008/09/lean-startup.html https://www.slideshare.net/hiranabe/startup-lessons-learned-eric-ries-at-sllconf-2011-japanese-translation 2 Lean Startup シリーズ年表 20162014201220102008 2018 2012年4⽉ 2012年11⽉ 2017年7⽉ 2015年4⽉ 2015年1⽉ 2016年8⽉ 2016年10⽉2014年1⽉ 2017年10⽉ 2008 年 7 ⽉ iPhone 3G ⽇本で発売 (アプリが配布可能に) 2008 年 9 ⽉ Lean Startup という概念が ⽂字が Eric Ries のブログに 2011 年 5 ⽉ Eric Ries が sllconf で 「ようこそリーンス タートアップムーブメ ントへ」(平鍋さん訳)
  3. http://www.startuplessonslearned.com/2008/09/lean-startup.html https://www.slideshare.net/hiranabe/startup-lessons-learned-eric-ries-at-sllconf-2011-japanese-translation 3 今⽇の主なセッションは 2015 年からの本ですが… 20162014201220102008 2018 2012年4⽉ 2012年11⽉ 2017年7⽉ 2015年4⽉ 2015年1⽉ 2016年8⽉ 2016年10⽉2014年1⽉ 2017年10⽉ 2008 年 9 ⽉ Lean Startup という概念が ⽂字が Eric Ries のブログに 2008 年 7 ⽉ iPhone 3G ⽇本で発売 (アプリが配布可能に) 2011 年 5 ⽉ Eric Ries が sllconf で 「ようこそリーンス タートアップムーブメ ントへ」(平鍋さん訳)
  4. http://www.startuplessonslearned.com/2008/09/lean-startup.html https://www.slideshare.net/hiranabe/startup-lessons-learned-eric-ries-at-sllconf-2011-japanese-translation 4 ⼀応 2012 年から振り返ります! 20162014201220102008 2018 2012年4⽉ 2012年11⽉ 2017年7⽉ 2015年4⽉ 2015年1⽉ 2016年8⽉ 2016年10⽉2014年1⽉ 2017年10⽉ 2008 年 9 ⽉ Lean Startup という概念が ⽂字が Eric Ries のブログに 2008 年 7 ⽉ iPhone 3G ⽇本で発売 (アプリが配布可能に) 2011 年 5 ⽉ Eric Ries が sllconf で 「ようこそリーンス タートアップムーブメ ントへ」(平鍋さん訳)
  5. https://atnd.org/events/60368 5 前回 (Lean Startup Update! 2015) の資料も是⾮ 本のまとめ理論 実践
  6. 40 秒で振り返る Lean シリーズ 10 冊 +α 6
  7. リーンスタートアップ (LS) の⻘本。基本 的な概念を解説しています。もともとは リーンシンキングとリーンソフトウェア開 発、XP と顧客開発から。様々な概念が提 ⽰されてて、それをベースに応⽤したり、 深掘りしたりされてる本。読み直すと、意 外と広く概念をカバーしてて、バッチサイ ズから The Startup Way、⻑期株取引所 まであったりします。 ちなみに「just do it」は LS 的ではない と⻘本でも否定されてるので (p. 20)、 「とにかくやってみよう」はリーンスター トアップ的ではありません。 7 1. リーンスタートアップ (⻘本) 2011 年 9 ⽉原著 2012 年 4 ⽉⽇本語訳
  8. 右図はリーンエンタープライズより 8 リーンスタートアップ(⻘本) Build-Measure-Lean ループと MVP 仮説検証のループ。ただし計画は Lean -> Measure -> Build の順、 というのを忘れがちです。LOFA (leap-of-faith assumption) を定め、 最⼩限の努⼒で Minimum Viable Product を作って、最⼤限の「検証 による学び」を得るための指針。 ⾰新会計 売上や利益といった⼀般的な管理会 計で測るのではなく、別の基準(⾰ 新会計)で進捗を測ってプロジェク トにアカウンタビリティを持たせる 仕組み。 学びのマイルストーンとして、(1) MVP を使って実験し、データを獲 得してベースラインを設定して、 (2) エンジンをチューニングしなが ら、(3) ピボットするか⾟抱する (persevere) かを決めます。そのと き、虚栄の指標ではなく、⾏動を変 える指標に注⽬してください。
  9. 9 こっちありき↓ BML や MVP は あくまで⼿段 http://www.slideshare.net/i2key/leanstartup-43578851
  10. 10 リーンスタートアップのリーダーにとって最も重要な問いは (1)何を学んだのか? (2)どうやって知ったのか?
  11. リーンスタートアップの⼿法をより実践的 に、順序⽴てて解説。薄いので渡しやすい し、内容も扱いやすい便利なものです。 仮説は反証可能に、とか、リスクの⾼い部 分の⾒つけ⽅とか、AARRR や Unit Economics の導⼊とか、リーンスタート アップ周辺のノウハウを取り⼊れて、発展 の基礎を築いた本ではないかと思います。 付録の「低燃費スタートアップの作り⽅」 も読みましょう! インタビューのスクリプトは微妙という話 もありますが、半構造化インタビューをス タートアップに広めた功績は⼤きいと思っ てます。 http://amzn.asia/4F9xKhf 11 2. Running Lean 2012 年 3 ⽉第⼆版原著 2012 年 12 ⽉第⼆版⽇本語訳
  12. リーンシリーズの中で⼀番使われているんじゃないでしょうか。ビジネス モデルキャンバスよりもスタートアップ向けで使いやすいです。 12 Running Lean: リーンキャンバス
  13. リーンキャンバスは何度も作って検証していくもの、というのを忘れがち。 13 忘れがちなのは Lean Canvas は「仮説」 ⑦ コスト構造 ① 課 題 ④ ソ リュー ション 1. 2. 3. ③ 独 ⾃の価 値提案 ⑨ 圧 倒的な 優位性 ② 顧 客セグ メント ⑥ 収益の流れ ⑧ 主 要指標 ⑤ チャネ ル ⑦ コスト構造 ① 課 題 ④ ソ リュー ション 1. 2. 3. ③ 独 ⾃の価 値提案 ⑨ 圧 倒的な 優位性 ② 顧 客セグ メント ⑥ 収益の流れ ⑧ 主 要指標 ⑤ チャネ ル ⑦ コスト構造 ① 課 題 ④ ソ リュー ション 1. 2. 3. ③ 独 ⾃の価 値提案 ⑨ 圧 倒的な 優位性 ② 顧 客セグ メント ⑥ 収益の流れ ⑧ 主 要指標 ⑤ チャネ ル ⑦ コスト構造 ① 課 題 ④ ソ リュー ション 1. 2. 3. ③ 独 ⾃の価 値提案 ⑨ 圧 倒的な 優位性 ② 顧 客セグ メント ⑥ 収益の流れ ⑧ 主 要指標 ⑤ チャネ ル ⑦ コスト構造 ① 課 題 ④ ソ リュー ション 1. 2. 3. ③ 独 ⾃の価 値提案 ⑨ 圧 倒的な 優位性 ② 顧 客セグ メント ⑥ 収益の流れ ⑧ 主 要指標 ⑤ チャネ ル ⑦ コスト構造 ① 課 題 ④ ソ リュー ション 1. 2. 3. ③ 独 ⾃の価 値提案 ⑨ 圧 倒的な 優位性 ② 顧 客セグ メント ⑥ 収益の流れ ⑧ 主 要指標 ⑤ チャネ ル 顧客で 検証失敗 課題で 検証失敗 UVP まで 検証成功 1st Trial 2nd Trial 3rd Trial
  14. http://amzn.asia/aEtPfI6 14 (番外)This is Lean フロー効率性はスループットタイムに対し ての付加価値活動の総量。スループットタ イムの⾮効率解消のため、付加価値のない 活動を削除したり(付加価値活動の時間を 短くするのではなく)、プロセス上のボト ルネックを解消することが⼤事。なおバラ ツキがスループットタイムを⻑引かせるの で注意。⼈間、バラツキ⼤きいですよね…。 空港のスループットタイムの ボトルネックはセキュリティ とボーディングだよね、とい う図。 2012 年 11 ⽉ ⽇本語訳なし
  15. http://amzn.asia/aEtPfI6 15 (番外)This is Lean リソース効率性とフロー効率性 リソース効率を求めれば、それぞれ 専⾨家のところに⾏って診療の正確 性を求め、フロー効率性を求めれば ワンストップのところに⾏って素早 く診療してもらう、という図。付加 価値のない待ち時間が多いのが左。 プル プロダクト作りのフローは左から右 ですが、情報の流れはニーズから 「プル」されて、右から左に流れる。 「⼈が欲しがるもの」を「欲しがる ときに欲しがる分」だけ作る仕組み ができれば無駄なものを作らないこ とになります。
  16. 16 https://www.slideshare.net/i2key/leanstartup-83991125 Lean Startup Update! 2018 の内容を参考に!
  17. 『デザイン思考』と『アジャイル開発』と 『リーンスタートアップ』の 3 つを UX の設計や開発に⽤いようという、あらゆる 規模の企業のデザイナー向けの本。どちら かというとデザイナの作業部分が多いので、 エンジニアが読んでもいまいちかも。 組織の話が最後に⼊ってて、「組織がボト ルネックになる」というのはデザイナーさ んの悩みでよく聞きます。デザイナーが組 織で軽んじられてるからかもですね…… (そんなときは Design Sprint とかで⼈ を巻き込んでバリューを⾒せるとか…)。 17 3. Lean UX 2013 年 3 ⽉第⼀版 2016 年 9 ⽉第⼆版 2014 年 1 ⽉⽇本語版第⼀版 2017 年 7 ⽉⽇本語版第⼆版
  18. 18 3. Lean UX 3-12-1 活動カレンダー Continuous Discovery の⼿法としての 3-12-1 活動。 毎週⽊曜の 12 時に 3 ⼈にインタビューを継続し ていく⼿法。
  19. 同じくリーンスタートアップの⽅法論をデ ザインに応⽤してみる本。Get out of the Building したあと、どう素早く調査して、 作って、検証していくか、というあたりの ノウハウが多め。Lean UX から⼀歩踏み 込んで実践したいときに使えるかも…な本。 ⽬新しいところは今となってはないですが、 網羅感はある程度あります。 19 4. UX for Lean Startups 2013 年 5 ⽉原著 ⽇本語翻訳なし
  20. OMTM (One metric that matters) を決 めて、砂場に線を引く (line in the sand)、 ためのガイドを提供。特に動くターゲット 設定をする line in the sand は忘れがち では。この本での良いメトリクスの条件は 「⽐較できる」「理解しやすい」「割合や ⽐率」「⾏動を変える」ものです。 読み返すと新たな発⾒がある系の本なので、 以下のビジネスの⼈は再読を是⾮。 20 5. リーンアナリティクス 2013 年 3 ⽉原著 2015 年 1 ⽉⽇本語訳 カバーしてるビジネス 1. EC 2. SaaS 3. モバイルアプリ 4. メディアサイト 5. UGC 6. Two-Sided マーケッ トプレイス
  21. 21 リーンキャンバスで⾔うとこの辺 (共感ステージは別)
  22. 22 5. リーンアナリティクス OMTM の表 ビジネスモデルとステージに合わせ て OMTM を選ぶこと。正しいタイミ ングで正しいメトリクスを。 ライフサイクルマップ 顧客のライフ サイクルを図 にしたもの。 抜け漏れがな いか確認でき るので、たま に⾒てみても 良いのでは。 左は SaaS のラ イフサイクル とメトリクス。
  23. 23 前回のものを読むといいかも http://www.slideshare.net/kdmsnr/lean-analytics-20150116
  24. 製品開発ではなく顧客開発側のプラクティ スを、顧客インタビュー中⼼に解説してい るもの。インタビューそのものだけでなく、 それをどうメモってチームに展開するかな ど、役⽴つ Tips が盛りだくさん。顧客イ ンタビューするなら、これと『ユーザーイ ンタビューをはじめよう』が良いのではな いかなと思います。 章末の『Key Takeaways』だけでもたま に読み直すと勉強になります。 24 6. リーン顧客開発 2014 年 6 ⽉原著 2015 年 4 ⽉⽇本語訳
  25. 25 リーンキャンバスで⾔うとこの辺
  26. 26 6. リーン顧客開発 ベーシックな顧客開発の質問 1. 今現在 ○○ (job / problem) をどうしている か教えて下さい 2. ○○ を終わらせるために使っているツールや 製品、アプリや裏技などがあれば教えて下さ い 3. もし魔法の杖があって何でもできるとしたら、 何をしたいと思いますか? 可能かどうかは さておいて、なんでも⾔ってください 4. 最後にあなたが○○をしたとき、それをこな す直前に何をしていましたか? また○○を 終わらせたとき、何をしましたか? 5. ○○について、その他に私が聞くべきことは ありますか? 60 秒沈黙する技術 最初の質問に返答して もらうまで、60 秒ぐら いの沈黙に耐えるテク ニック。
  27. 27 前回のものを読むといいかも http://www.slideshare.net/takaumada/lean-customer- development-lean-startup-update-2015
  28. リーンスタートアップの⼿法をブランディ ングに応⽤しよう、という本。「リーン・ ブランドとは、仮説を継続的に検証した結 果である」(p. 144) が本書の位置づけを 端的に表しているのでは。 ブランドトラクションを計測しながら、ブ ランドマーケットフィットの達成を⽬指す ⼿法がメイン。細かい⼿法に結構ページを 割いているので、エンジニアリングの経験 のないマーケター初⼼者向けかなという印 象です。 28 7. リーンブランディング 2014 年 10 ⽉原著 2016 年 8 ⽉⽇本語訳
  29. 29 リーンブランディング ブランド学習ログ Validation Board のブランド版的な。 本の全体像
  30. リーンスタートアップをエンタープライズ で活⽤しよう、というだけでなく、組織へ の導⼊、⽂化、脱予算の話、カンバンと流 れの管理から DevOps、継続的デリバリ、 バリューストリームマッピング、実験を安 全に失敗させる⼿法まで広くカバーしてて、 とりあえずこれ読めばいいんじゃないか、 という本。定期的に⾒直したい⼀冊です。 内容盛りだくさんのため、初⾒の⼈にこれ を渡して理解してくれるのだろうか…。 http://amzn.asia/8Xmdn9i 30 8. リーンエンタープライズ 2015 年 1 ⽉原著 2016 年 10 ⽉⽇本語訳
  31. 図はリーンエンタープライズより 31 8. リーンエンタープライズ オプションの原則 オプションは将来何かするための権 利。「意思決定を遅らせる」ことが できます。新規事業への投資はある 意味オプションを買っているのかも (リアルオプション懐かしい…)。 OODA ループ Observe, Orient, Decide, Act の略。 不確実な環境での⾏動⽅法。PDCA はプロセス改善向け。左のオプショ ンと遅延コストを合わせて、最終責 任時点まで、決定を「遅らせる」⼿ 法として使えます。
  32. 新規事業の成⻑に TOC の考え⽅を応⽤す る本です。トラクションを最重要指標に置 きながら、再現性のある形で顧客スルー プットが⽣み出される『顧客ファクト リー』と、成⻑の指針となる『トラクショ ンモデル』を作ります。それらをベースに、 TOC 的な制約 (市場制約、物理制約、⽅ 針制約) に対して (1) 学習し、(2) 利⽤し、 (3) 強化する、という⾏動を起こしていく ことで成⻑する、という綺麗な⾒通しが⽴ てられます。なお「学び」を重視する視点 と異なり、顧客スループットの増加を重視 します。(GO LEAN とリーンスプリント は覚えづらい…。) 32 9. リーンスタートアップ成⻑戦略 2016 年 6 ⽉原著 2017 年 10 ⽉⽇本語訳
  33. 33 9. リーンスタートアップ成⻑戦略 顧客ファクトリー 幸せな顧客を⽣み出すための、再現 性のあるシステムであり、ビジネス の⾒⽅。⼯場をメタファにすると、 TOC の制約などの考え⽅を応⽤でき るようになる。 トラクションモデル 10 倍ルールを基準としたマクロな 視点から、3ヶ⽉、2年、3年で到達 するべき各フェーズ (x/x Fit) の成 功基準を顧客スループット(トラク ション)をベースに決めて、⾏動に つながる基準を設定し、現状を追跡 する。
  34. 34 学習を計測可能な結果(顧客スループットの 増加)に変換できない限り、何も進捗はして いません。単に何かを調べているだけです。 インタビューに数や質を計測するのではなく、顧客を⽣み出すためのマクロな⽬標(ある いはそれに近いもの)に注⽬しましょう。 “ ”
  35. リーンスタートアップ成⻑戦略の「GO LEAN」は OODA との対⽐で⾒え⾒ると分かりやすいので はないかと思います。GO LEAN のほうがより包括的です。(そのため少し分かりづらい…) 35 (付記) OODA と GO LEAN OODA ループ • 観察 (Observe) • 情勢判断 (Orient) • 意思決定 (Decide) • ⾏動 (Action) GO LEAN • ⽬標 (Goal) • 観察と⽅向付け (Observe and Orient) • 学習・利⽤・強化 (Learn, Leverage, or Lift) • 実験 (Experiment) • 分析 (Analyze) • 次のアクション (Next Actions) ここが TOC 的な 制約への対応で、 本書のキモ? ここはリーンス タートアップ的
  36. 36 https://speakerdeck.com/kdmsnr/lean-startup-is-coming-again-2017-12-13 Lean Startup Update! 2018 の内容を参考に!
  37. TOC を多くの⼈に理解してもらいたいと きに便利なマンガ。「リーンスタートアッ プ成⻑戦略」の前に読んでおくといいかも。 This is Lean の前に「バランスのとれた 向上に近づくほど、⼯場は倒産に近づく」 からの、ばらつき(統計的変動)とゆとり についての解説や、リソースの使⽤と活⽤ についての違いも参照したいところです。 http://amzn.asia/j1ilI2p 37 (番外)ザ・ゴール / コミック版 2014 年 12 ⽉発刊 なお、TOC はバッチサイズ の影響を軽視しているとい う声も…(Anderson のカ ンバンより)
  38. 38 (番外)ザ・ゴール / コミック版 スループット、在庫、業務費⽤ スループットは売上⾼から真の変動 費を引いたもの。販売までをカバー しているので注意。在庫は投資すべ て、業務費⽤は在庫をスループット に変えるための費⽤。TOCはスルー プットを最⼤化するためのもの。 ドラム、バッファ、ロープ ドラムはボトルネックのペースに合 わせて合図を出し、ロープはボトル ネックにリソース投⼊を同期させ、 バッファはボトルネックの前に設け て、何かあってもボトルネックの効 率を落とさないようにしておく。
  39. 39 (番外)ザ・ゴール / コミック版 ボトルネック 在庫が溜まる所。与えられた仕事か それ以下の処理能⼒のところ。悪で はなく「現実」。鎖の⽐喩でいえば、 鎖全体の強度を決めるのは最も弱い ところ。Scaling Lean では主に物 理制約、⽅針制約、市場制約の 3 つ であり、その制約を活⽤する。 バッチサイズ プロセスに乗せる⼀回あたりのバッ チの⼤きさ。セットアップタイム等 が⼗分短いのであれば、バッチサイ ズを⼩さくしてもいいかも。
  40. 40 前回のものを読むといいかも http://www.slideshare.net/inuro/toc-43579895
  41. 前半は Lean Startup をまとめつつ、⼀歩 進んだ具体的な策を提案しています。例え ば明⽇ローンチするならどの機能を削る? とか、leap-of-faith を書き出すとかいっ た細かい改善や「どうやってリーン的な⼿ 法をチームメイトに教えるか」「ビジョン をどう伝えるか」などもカバー。 後半は起業家的マネジメントについて。信 頼、⼈、お⾦の 3 つを軸に、⾃由の島も 話や、⾰新会計のレベル分け、組織や⽂化、 LS の組織導⼊の話。The Startup Way とほぼ同じです。Myth の否定のあたりは 勘違いを解消するのに便利かも。 41 (番外)The Leaderʼs Guide 2016 年 Kickstarter 限定販売 Eic Ries 著
  42. ⼤企業は⼀般的なマネジメントと起業家的 なマネジメントの両⽅を使い分け、アカウ ンタビリティをベースにした起業家機能を 各事業部⾨に持たせ、VC を模した計量資 ⾦調達 (metered funding) のプロセスを ⽤いながら新規事業に投資して、ゲート キーパー(法務や財務、⼈事等)をも顧客 志向にすることで継続的なトランスフォ メーションと成⻑を遂げる…!ということ で、企業幹部向けの組織話が中⼼です。理 想ですけど実⾏が難しいよね、という印象。 追加投資の意思決定をするボードの優秀さ が弱点のような…。 42 10. The Startup Way 2017 年 10 ⽉発刊
  43. 43 VC の投資のような計量資⾦調達 (metered funding)
  44. 44 詳しくは⿊⽥さんのまとめ記事を! http://i2key.hateblo.jp/entry/2017/12/03/114938
  45. 45 買うとしたらこの 2 冊をお勧め
  46. まとめ 46
  47. • スタートアップから新規事業全般へ (デザイン思考、ハードウェア、The Startup Way、xTech…) • アイデアから意思決定や組織にスコープが広がる (システム全体、組織変⾰、計量資⾦調達、ボードの重要性) • リーンだけでなくアンチリーンな事業も選択肢に (ハードウェア、ハードテック、潤沢なハードキャピタル) • ⾃前の新規事業だけでなく、新規事業のポートフォリオ管理へ (新規事業、M&A、CVC による出資、提携、ホライゾンモデル、オープンイノベー ション…) 47 まとめ:リーンスタートアップを取り巻く環境の変化
  48. • 価値の「流れ」の再考へ (カンバン、DevOps、バリューストリーム、顧客ファクトリー、Customer Journey…) • 活動そのものから「つながり」へ (組織、コミュニティ、オープンイノベーション、バリューチェーン、信⽤、ネットワーク 効果、観光客の哲学) • ⾒えるお⾦から「⾒えないお⾦」の注⽬へ (遅延コスト、オプショナリティ、流動性、機会損失、サンクコスト、⾏動経済学、時間) 48 まとめ:⽅法論的な 2010 年代の変遷(⾃分の興味?)
  49. 49 「不確実性を探索して機会を⾒つける」 リーンエンタープライズ 4章
  50. 50 不確実性を活かすのが リーンスタートアップ
  51. 51 不確実性が変わり続ける限り 最適な⽅法論も変わり続ける…?
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