Business innovation presentation_v1.0

Business Innovation With SAP
SAP Japan
2015年9月24日

Agenda
§  Introduction -‐‑‒ スピーカー挨拶
Business Innovation with SAP
セッションの進め⽅方とご相談事項
§  Innovation Example1 – モノ売りからコト売りへの変⾰革
John Deere
§  Innovation Example2 – Smart Portを実現した⾰革新的な企業コラボレーション
Hamburg Harbour
§  Innovation Example3 – 双⽅方向コミュニケーションによる新たな販売戦略略
Smart Vending Machine in Mobile World Congress 2014
§  Q&A

3©  2015 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved.
As Davila et al. (2006) notes, “Companies cannot grow through cost reduction and reengineering alone…
Innovation is the key element in providing aggressive top-line growth, and for increasing bottom-line
results”. 　
[Davila, T., Epstein, M. J., and Shelton, R. (2006). "Making Innovation Work: How to Manage It, Measure It, and Profit from It. " Upper Saddle River: Wharton
School Publishing.]
イノベーションを実現するITのイノベーションとは？
継続的な改善
Ÿ  ランプの油を改善
Ÿ  ガス灯のガスの燃焼率率率を改善
Ÿ  ロウソクのサイズを調整・・・
イノベーション！！
発光
電気
真空
新しい着眼点

SAPが提供するモノ導⼊入の⽬目的
SAPのイノベーションへの取り組みと本⽇日の意気込み
従来型のSAPプロジェクトのスキーム
•  グローバル化
•  標準化
•  システムの着
実な稼働と安
定化
構造化データ
インプリ/保守
•  業務標準化
•  ITコスト削減
•  グローバルガバナンス
ERP + α

SAPが提供するモノ導⼊入の⽬目的
SAPのイノベーションへの取り組みと本⽇日の意気込み
「イノベーションを実現するIT」を共に考える仲間としてお話しさせていただき
ます。
構造化データ
インプリ/保守
業務標準化
ITコスト削減
グローバル・ガバナンス
•  ビジネストランス
フォーメーション
•  イノベーション
ロードマップ
•  イノベーションの実現
•  グローカル化
•  ゲームチェン
ジ
•  イノベーショ
ンの具現化
•  ⾮非構造化データの分析/予測
•  アクセラレータとしての
クラウド
•  IoTプラットフォーム
•  データサイエンス
HANA + α

セッションの進め⽅方とご相談事項
セッションの進め⽅方
ご相談事項
Ÿ  弊社内での情報活⽤用のため、質疑応答を除くプレゼンテーション・パートをレコーディン
グさせていただけないでしょうか？
Innovation Example
イノベーションの着眼点や参考とするためのグローバル事例例をご紹介
⽇日本市場に対するイノベーション活⽤用
ご紹介したグローバル事例例と市場トレンドなどから⽇日本市場における活⽤用例例をご紹介
ディスカッションおよび Q&A
リーダーである皆様と、⽇日本市場における活⽤用やゲームチェンジの可能性について意⾒見見交換し、
全員でビジネス・イノベーションへのイマジネーションや着眼点を拡げる。
× 3

7
モノ売りからコト売りへの変⾰革
John Deere

John Deereの事例例（1/2）
back ground innovation game change & value
•  製品品質だけでは、新興国
の低価格製品に確たる優位
性を確⽴立立する事が困難
•  IoTを活⽤用して農作業全般の
可視化と予測分析を実現し、
農業のトータル・ソリュー
ションを提供e.g. ○○製品なら半額だから
2台買える
天気、天候
エンジン温度度、油圧、
回転数、位置情報など
⼟土壌、⾯面積など
農場主ディーラーメーカー
•  故障予測にもとづく予防保全
による保守コスト削減と安定
稼働率率率の向上
•  収穫や稼働状況を活⽤用したコ
ンサルティングによる作業効
率率率や収穫⾼高の改善
•  位置情報を活⽤用した盗難防⽌止
や作業効率率率の向上
•  コト売りによるビジネスモ
デルの変⾰革
Ø  製品だけでなく情報とサー
ビスによる新たな売上獲得
Ø  ユニークな付加価値による
製品競争⼒力力の向上
Ø  リアルデータにもとづいた
商品戦略略とサービス戦略略に
よる差別化
•  稼働状況や故障予測にもとづ
いてERPと連動した在庫適正
化
•  故障予測にもとづいた迅速か
つ的確なサービス提供による
競争⼒力力向上
•  稼働や故障の実績にもとづい
た製品開発
•  リアルなニーズやマーケット
状況に対する最適な需給計画
•  データを活⽤用した新サービス
の提供やCS向上
John Deere Operations Center（リアルタイムな可視化と予測分析）

John Deereの事例例（2/2）
87％の確率率率で、オルタネーターが10⽇日以内に故障し
ます。5⽉月31⽇日までに修理理することをお薦めします
種まきシーズンなので優先度度⾼高で対応してください
1. DTC101の過熱と過去
15⽇日間の数値を精査
2. 過去2⽇日間の電圧の揺
れとの相関を観察
3. 分析の結果、過去2⽇日
間の異異常パターンはオル
タネーター故障の予兆に
適合します担当代理理店と住所　　距離離74.85マイル　　在庫3点あり

http://www.youtube.com/v/sDUJ86NeOA4&autoplay=1 　（1分56秒）
John Deere Operations CenterのDemo

⽇日本市場に対するイノベーション活⽤用　〜～熱中症の予防
•  熱中症の死亡数は2014年年夏に、
東京都23区内で38⼈人。
屋内で亡くなった単⾝身住まいは
23⼈人。このうち、エアコンが
あったのは2⼈人で、なかったのは
18⼈人。
•  ２０１１年年には、東京都が「⽣生
活保護世帯に対する冷冷房機器設
置の緊急⽀支援策を実施」し、⾼高
齢者に対し、エアコン購⼊入費⽤用
の助成が⾏行行われた。
•  家族⽇日本の⼀一般世帯のエアコン
普及率率率は９１．２％
⼀一般家庭のエアコン保有台数は
約３台
•  ⾼高齢化社会は避けられない⽇日本
の課題
•  地球温暖化も事実として進⾏行行中
•  IoTを活⽤用したエアコンによ
り室温、体温監視を実現し
て⽣生体管理理ソリューション
の提供
•  ⾃自治体及び医療療機関との連
携による熱中症対策サービ
スの提供
•  コト売りによるビジネスモ
デルの変⾰革
Ø  製品だけでなく情報とサー
ビスによる新たな売上獲得
Ø  ユニークな付加価値による
製品競争⼒力力の向上
Ø  家族もしくは⾃自治体が負担
するという新しい課⾦金金モデ
ル
Ø  ⼈人命や健康を守る社会への
甚⼤大な貢献
Operations Center
（リアルタイムな可視化と予測分析）
天気、気温
体温、室温 •  熱中症リスクに応じ
た対応による⼈人命救
助率率率を向上
アラート &
⾃自動室温調整
救急対応
•  遠⽅方の家族に対する安⼼心の
提供
•  熱中症の未然予防による
医療療負担削減
親族、⾃自治体

ディスカッション & Q&A

13©  2015 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved. 13© 2015 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved.
Smart Portを実現した
⾰革新的な企業コラボレーション
ハンブルグ港湾局　〜～SmartPort Logistics
Source：http://www.portofhamburg.com/sites/default/ﬁles/luftaufnahme_̲hafen_̲hamburg.jpg

•  ⽇日本と同等の流流通量量をまか
なう基幹港だが、10年年後に
は三倍になると予測される。
•  ハンブルグ市の中⼼心部に位
置するため拡張は難しい。
•  船、トラック、鉄道、港湾
はそれぞれ別会社で連携が
困難であり、港湾関連の渋
滞と排気ガスが問題視され
ている。
Smart Portを実現した⾰革新的な企業コラボレーション
ハンブルグ港湾局(HPA) の事例例
•  IoTをコアとしたリアルタイ
ムな全体最適管理理を実現
•  個社の受益と共に、ハンブ
ルグ市⺠民の快適な⽣生活を考
えた取り組み
•  企業の垣根を越えた最適解
によるビジネス改⾰革
Ø  港湾内の⽣生産性向上と情報
サービスによる競争⼒力力向上
Ø  交通渋滞の解消による市⺠民
⽣生活の向上に貢献
Ø  ドライバーの待ち時間削減
による⽣生産性とコスト効率率率
の向上
Ø  鉄道へのシフトによる環境
への取り組み推進
Operations Center
複数の企業の協⼒力力と連携によるイノベーションを実現
•  港湾内の作業だけでなく、関連するすべて
の状況から最適解を導く⼀一元管理理

Smart Port Logistics のDemo

⽇日本市場に対するイノベーション活⽤用　〜～渋滞解消（モデルケース：⽻羽⽥田）
•  9⽉月のG7交通相会合により
⾃自動運転⾞車車に関して世界標
準の研究を進め、プライバ
シーやネットの安全性を確
保することなどで合意した。
•  様々な企業が⾃自動運転⾞車車を
具体的に戦略略発表しており、
5⽉月には⽶米国で⾃自動運転⾞車車の
公道⾛走⾏行行許可を得ている。
•  ⽇日本の渋滞事情はグローバ
ルでも低ランクであり、抜
本的な改善は現時点で⾒見見込
まれていない。
•  コネクティッド・カーによ
る駐⾞車車スペースまでの⾼高速
道路路の⾃自動運転
•  空港周辺道路路の⾞車車線及び中
央線の動的な変更更と信号間
隔の変動
•  信号、道路路の中央線、⽬目的
地の駐⾞車車場、搭乗者数と移
動⼿手段などを⼀一元管理理して、
コネクティッド・カーへ連
携
•  企業の垣根を越えた最適解
によるビジネス改⾰革
Ø  ⾃自動⾞車車離離れからの回帰によ
る⽇日本市場の増加
Ø  通信キャリアやIT企業の⾃自
動⾞車車産業進出による産業⾼高
度度化
Ø  駐⾞車車場の無⼈人化によるコス
ト削減
Ø  渋滞の解消による経済効果
と環境への好影響
Ø  保険の新形態による・・・
•  ⾃自動運転の精度度を前提として⾞車車線を交通量量に合わせて動
的に変更更し、既存の⾞車車幅や道路路⾯面積を拡張せずに交通渋
滞を緩和

⽇日本市場に対するイノベーション活⽤用　〜～渋滞解消
•  ⾃自動運転の精度度を前提として⾞車車線を交通量量に合わせて動
的に変更更し、既存の⾞車車幅や道路路⾯面積を拡張せずに交通渋
滞を緩和
①  ⾮非常⾞車車線を問題ない時に開放する（ドイツでは実施）
②  3⾞車車線分を下りに当てて、1⾞車車線を上りに当てる
① ②

19©  2015 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved. 19© 2015 SAP SE or an SAP affiliate company. All rights reserved.
双⽅方向コミュニケーションによる
新たな販売戦略略
Smart Vending Machine
in Mobile World Congress 2014

双⽅方向コミュニケーションによる新たな販売戦略略
Smart Vending Machine in Mobile World Congress 2014の紹介
•  IoTが技術的に実⽤用化される
と共に、タッチパネルやカ
メラ、ICカードの技術が成
熟している。
•  コネクティッド・カーと並
び、⾃自動販売機へのIoT適応
が期待されている。
•  従来のメーカーから消費者
への⼀一⽅方通⾏行行の販売から、
双⽅方向コミュニケーション
を実現
•  リアルタイムな実績と予測
にもとづいた在庫と補充作
業の最適化
•  双⽅方向コミュニケーション
による付加価値の提供
Ø  パーソナライズされたサー
ビスの提供による顧客満⾜足
とロイヤリティーの獲得
Ø  デジタルスクリーンを活⽤用
した新たな広告収益の獲得
•  過去の購買履履歴や嗜好傾向にもとづいた
レコメンド機能によってアップセルを実
現
•  友⼈人へのギフト機能やウィッシュ・リス
トを活⽤用したクロスセルを実現
•  購⼊入品に応じてスポンサーの広告動画や
キャンペーンを実施し広告収益の拡⼤大
消費者メーカー
•  温度度や本体への衝撃を監視し、異異常値を
リアルタイムに通知し、定期メンテナン
スから必要最低限のメンテナンスへ移⾏行行
•  天候や販売傾向、周辺イベントを加味し
た予測にもとづく最適な在庫補充や品揃
えの実現

⽇日本市場に対するイノベーション活⽤用　〜～オリンピックでの活⽤用
•  世界各国から様々な⾔言語、
嗜好の⼈人種が⼀一堂に集まる。
•  特定の地域や競技場へ多く
の⼈人が動き、⾷食事やトイレ
などトラブルも予測される。
•  ホスト国として海外の⼈人々
に快適で安全な⽇日本滞在と
オリンピック観戦を提供す
る義務がある。
•  飲⾷食販売だけでなく、リア
ルタイムで双⽅方向コミュニ
ケーションと予測により情
報や利利便便性を提供
•  双⽅方向コミュニケーション
による付加価値の提供
Ø  コミュニケーション・ポー
タルになることで集客率率率の
向上と販売機会の増加
Ø  国や⼈人種、性別、年年代に応
じたマーケティング情報を
⼤大量量に収集
Ø  国やオリンピック委員会、
スポンサーが課⾦金金するとい
う新たなビジネスモデルの
確⽴立立
Ø  迷⼦子などの混乱を緩和して
オリンピック成功に貢献
•  ⺟母国語による商品説明やレコメンドによる販促機能向上
•  ⺟母国語による⾳音声案内や⽬目的地までのルート案内によるホスピタ
リティの提供
•  待ち合わせや迷⼦子になった時にはどこの⾃自販機であっても伝⾔言や
リアルタイムな画像通信が可能であり混乱を解消
•  上記の貢献によりスポンサー企業やオリンピック委員会が積極的
に投資や商品対価を出資する新たなビジネス・モデルを創造
•  チケットのICタグな
どで個⼈人とプロ
フィールを認証

全体を通したディスカッションとQ&A

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