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ネット予約の体験向上を目指し大規模リニューアルに奮闘した若手PdMのお話
Editor's Notes
- 見積もりができて、メンバーが揃い、いざ実行のフェーズになってやっと「あれデザインのタスクこの期間だと絶対不可能じゃね」となりました。既存を大きく変えてしまうような大規模な開発において、ユーザーさんの流れの整理、各所で使っている文言/パーツの把握、それを元に全体設計をしてからようやくデザインタスクに着手できるということを理解しておらず、全体設計分を考慮できてない期間設定で計画を組んでしまっていました。その状況を前に以下決断に迫られたのを痛烈に覚えています。①期間内に終わらせられるよう他業務をすべて止めてもらえるよう調整②別のデザイナーさんをアサインする③全体設計の時間がないなら自分でやってしまう正直他のチームも走り出している中で自分の計画ミスが原因のくせに①と②の選択肢をあげている段階で身勝手だったなと思います.....本当に。そこで③を選択したのですが、この中でも課題が多々ありました(もう本当に課題だらけ)僕自身グロースサイクルを当初描いた時からすごい危機感があり、より早くこのサイクルを回さないと死ぬなと思っていました。なので必要最低限の要件さえ担保されていれば「あとは何でもok」な心理状態でした。そんな状態で行う全体設計には要件は満たされていても、「数時間だけ工数がかさみそうだが今これをやっておくと後々よいよね」系のものは一切いれておらず、「こうした方がいいんじゃない?」という問いに対して、基本的に「検討しましたが、工数かかりそうなので今は...」みたいな回答ばかりしてました。じゃあいざ工数確認を各所にしてみると大したことがなかったりすることがあり「お前検討してね〜じゃん」となり、ひどい状態でした