第29回八子クラウド座談会（当日討議メモ付き） 20181215

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つぶやき歓迎
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2018年12月15日
「AI Again!」
～1年半でどれだけ進化したか？！帰ってきたAI 特集＋大忘年会🎵🎵～
第29回八子クラウド座談会

事前アナウンス
• 出来るだけ前に詰めてお座り下さい。
• 紙資料の配付はありません。
• 開催趣旨説明資料は事前にTwitter、
Facebook、Slideshareで共有してあります。
（ダウンロード可能）
• bit.ly/Yakocloud181215
• Wi-Fiアクセス
SSID ABEJA_Guest
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Twitterは @tomokyun85 で検索

もしかして「前で喋るおまえは誰？」
という方のための1枚。
 八子知礼
(株)ウフルチーフ・イノベーション・オフィサー
IoTイノベーションセンター所長兼エグゼクティブコンサルタント
 クラウド利用促進機構運営委員、日本英語検定協会理事、mRuby普及促進協会アドバイザ、
日刊工業新聞「ニュースイッチ」ファシリテーター、「IoT News」運営アールジーン社外取締役
 広島県産業振興アドバイザー、高知県土佐まるごとビジネスアカデミー講師
Wireless Wire News
日本のIoTを変える99人
「モバイルクラウ
ド」出版
「図解クラウド早
わかり」出版
2017年10月「IoTが全部
わかる教科書」出版
NewsPicksのテクノロジー
領域のPROピッカー
フォロワー数
8574
フレンド数
4990
フォロワー 4628
PROピッカー
「ニュースイッチ」
記事ファシリテーター
フォロワー数
1298

【本日のアジェンダ】
”だいたい” 以下のアジェンダに従って進めていきます。
■趣旨説明／今回のテーマの説明（〜13:20）
趣旨説明 / 今回のテーマの背景八子知礼（主催）
■第1部インプット（各社20分のプレゼン〜15:30）
イスラエル女子部／ライフイズテック株式会社
株式会社ABEJA
LEAP MIND株式会社
ブレインズテクノロジー株式会社
アライズイノベーション株式会社
株式会社エイジング
■第2部パネルディスカッション（40分〜16:10）
第1部登壇の皆さま＋八子
「AIはどこまで使えるようになったか」
■第3部ワークショップ (グループ討議+発表〜17:30)
1）「Ai導入の課題と困りゴト」
2）「AIにもっとこんな事やらせたい」
■第4部ライトニングトーク（各社5分×6社〜18:00)
■第5部懇親会

0.開催趣旨
～八子クラウド座談会とは～

主催幹事グループのご紹介
• 企画内容の詳細化、登壇者折衝、会・宴会場所調整、出席確認などの
主要ワークは下記の幹事グループ12名によって支えられています。
• それ以外にも、当日の「お手伝い」として、有志の方々に誘導、会議室設営、受付など
をお手伝い頂いています。
• 本日は、AIでIndustrie5.0の世界を創る
「株式会社Abeja」
に会場提供して頂いています。
増田さん
@aomassan
佐藤さん
@jrpj2010
冨田さん
@pentagonjp
茂野さん
@tesoro054
八子
@tomokyun85
Special Thanks!!
三村さん
@k_mimura
落合さん
@eimy_o
中山さん
@mickycloud
窪田さん
@Kat_Kubota
松元さん森崎さん
渡邊さん

八子クラウド座談会とは・・・
• クラウドの黎明期、2010年3月から7年間続いているクラウドの勉強会・コミュニティです。
• ゆるめに開催・運用することが特徴で、だいたい4半期に１回くらいのサイクルで開催しています。
• 土曜日に開催し、昼13時から18:30まで5時間半のセッションを行います。
（第1部プレゼン、第2部パネル討議、第3部ワークショップ、第4部LT）
• 必ず懇親会を行い、勉強するだけでなく協業や案件紹介、転職機会などに繋げます。
• カッチリした場よりも自由に意見が言える場にしたくて「座談会」という名称にしています

本「座談会」のねらい
• 誰かが一方的に講義するのではなく、参加者一人ひとりが意見交換できる場です。
（だから、規模が大きくなっても「座談会」という名前にしています）
• 知らない事や疑問も率直に場で発言する事で周りの人にも気付きが与えられます。
• クラウドの様々な「なぜ？」が「なるほど！」に変わる事をねらっています。
• 知識ある人と知識がない人のGAPが埋まる事をねらっています。
• 参加者同士が交流してビジネスの可能性を見つけて頂く場をねらっています。
• 常識ある範囲であれば商材のプロモーション、営業活動を行ってもらってかまいません。

八子クラウド座談会の基本運営方針
基本方針
• クラウドを理解してビジネス
やライフスタイルをどう新しく
するのか、考える場
• 技術的な話をする場、宣伝
する場でなく、ざっくばらんに語
り合う場
• クラウドベンダー、ユーザー
双方のGapを埋める場をベン
ダーフリーで提供する事
実現イメージ
• クラウドベンダーやクラウドに関
係する方々達の
「梁山泊」
（プラットフォーム）
（ココで人脈がうまれ、ココでアイデ
アが出た、ココに居た人が成功した、
と言われる会）
• 一方的なプレゼンだけでなく、
少人数のグループに分かれ、
ワークショップ形式で参
加者が双方の意見を述べあう
ことができる
参加者の皆様のメリット
• クラウドベンダー：
• 様々な課題とニーズを拾うこと
ができ、クラウド初心者の攻略の
仕方を体験できる
• 競合する企業のクラウド担当者と
も関係作りができ共通の課題が共
有できる
• ベンダー以外：
• 最新のクラウド動向、Evangelistの
考え方、事例に触れられる
• 一緒になって新しいITの使い方、
クラウドビジネスを盛り上げる一員
に

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参加される皆さんへのお願い
• 登壇者の皆さんは無償で登壇して頂いています。
ソリューションや事例を皆さんに理解して頂くことと、
当該企業が広くプロモーションされることで登壇の御礼を還元します。
• そのため、以下の3点を積極的にお願いします。
１）ソーシャルでの拡散や終了後のブログ寄稿を是非お願いします。
Twitter/Facebook
ハッシュタグ #yakocloud
（幹事グループもスマフォで呟きまくってます。遊んでるんじゃないですｗ）
２）後半のワークショップでは是非解らないことの質問や要望事項を
どんどんフィードバックして意見交換をお願いします。
３）協業や販売協力、自社導入等の可能性も是非ご検討下さい。

こ
れ
ま
で
の
開
催
場
所
と
テ
ー
マ
の
一
覧
回開催日人数場所テーマ
1 2010年3月8日 15 中経出版クラウド本に書ききれなかった内容
2 2010年8月28日 44 中経出版なぜクラウドは使われないのか
3 2010年12月12日 66 Google 1年間、クラウド業界で起こったこと
4 2011年4月2日 42 ﾃﾞﾛｲﾄﾄｰﾏﾂｺﾝｻﾙﾃｨﾝｸﾞ震災復興にクラウドがどう役に立つか
5 2011年9月10日 80 Microsoft IaaSプレイヤーがちバトル
6 2011年12月11日 50 IDCフロンティア 1年の〆とクラウドのインテグレーション
7 2012年5月12日 42 IDCフロンティアソーシャルクラウドの潮流
8 2012年9月10日 48 ダイワボウ情報システム「徹底的にSaaS」
9 2012年12月8日 70 パイプドビッツ PaaSでモバイルクラウド
10 2013年5月11日 58 キバンインターナショナルクラウドの広がり～日本の頑張りを知ろう
11 2013年9月14日 64 SAPジャパン最新動向「BaaS」とはなんぞや？
12 2013年12月14日 54 IDCフロンティア 2013年トレンド総括&未来予測今年開始＆話題になったクラウド
13 2014年5月18日 63 株式会社HDE クラウドビジネスの更なる多様化と再成長
14 2014年10月25日 64 M-SOLUTIONS クラウドの変質化〜変わり始めたクラウド〜
15 2014年12月13日 69 シスコシステムズ「毎年恒例一年の振り返りと近未来予測＆大忘年会」
16 2015年3月21日 70 セールスフォースドットコム 5周年記念「あれから5年！」
17 2015年6月6日 55 フォルシア株式会社 IoT・IoE時代のデータ利用
18 2015年10月3日 106 IDCフロンティアクラウドで実現するIoT・IoE
19 2015年12月19日 64 株式会社内田洋行クラウドが拓いたデジタライゼーション！
20 2016年4月17日 82 日本マイクロソフト来襲グローバルEdTech！どうする日本EdTech！？
21 2016年10月22日 59 セールスフォースドットコム激突！IoTクラウドプラッフォーム
22 2016年12月17日 62 ウフルクラウドジャパン！日本のIaaS/PaaSの競演
23 2017年5月20日 92 ビズリーチ人工知能があなたを襲う？！クラウド×AIの熱き狂騒
24 2017年10月7日 80 TECH PLAY SHIBUYA クラウドでやらかす働き方改革！
25 2017年12月16日 78 りらいあＨＲＤセンタークラウドから知恵を引き出すボイスコンピューティングの世界
26 2018年4月7日 61 Biglobe こんなに進んでいるFintech！完全キャッシュレス時代に突入!
27 2018 年7月21日 64 アクセンチュア HealthcareTech！スマフォから最新医療へ
28 2018年9月29日 58 セゾン情報システムズものづくりの大変化！製造業クラウド
夜1 2017年7月14日 31 フォルシアクラウドに繋がる身近なデバイス
ビーチ１ 2017年8月11日 30 SkyDream Shonan Beach Lounge 最新ITで稼働する海の家の裏側潜入！
関西1 2013年5月25日 40 NTTテレパークビルクラウドでICT業界はどう変わる！？
関西2 2013年11月30日 68 Microsoft関西支店注目の関西発クラウドやったるで～！！
関西3 2014年10月25日 96 エムオーテックス大阪本社クラウドファースト時代のIaaS祭り（関西編）
関西4 2015年11月14日 104 凸版印刷関西支社メーカーとＩＴが急接近！？IoTってどないやねん！？
関西5 2016年11月19日 83 エムオーテックス大阪本社関西まるっとIoTでやったらんかい♬
関西6 2017年6月20日 40 エムオーテックス大阪本社まるっと最新テクノロジー! ほろ酔い祭り!」
関西7 2018年1月20日 85 野村證券クラウドから知恵を引き出すボイスコンピューティングの世界関西版
仙台1 2013年4月27日 25 コワーキングスペースクラウドとモバイルで変わる企業と私たちの働き方
仙台2 2017年2月25日 24 仙台市民会館 IoT x AI x ドローン、クラウドの次の潮流で復興支援を加速するには？
釧路1 2017年11月25日 55 釧路市「肉バル」niku18 地方創生3.0 釧路版～IoTで釧路の未来を見つける！～

登壇頂いた企業の一覧と回数
登壇・プレゼン頂いた企業のうち
複数登壇の企業と全体に占める比率
いつもご協力ご登壇頂き、大変ありがとうございます。
皆様に支えらえてここまで来ました。
全140社のべ225回
2回までの登壇企業で過半数
その他1回以下の登壇企業抜粋
3 4 5 6 7 8 9 10 22 23 24 25 西1 西2 西3 西4 西5 西6 夜1 海1 仙2
助け合いジャパン 1
Softbank Telecom 1
インフォテリア 1
SCSK 1
PayPal 1
ASPIC 1
RightScale 1
ASG 1
デジタルコースト 1
シャノン 1
パイプドビッツ 1
マジックソフトウェア 1
富士ソフト 1
キバンインターナショナル 1
TerraDrone 1
仙台市 1
日本クラウドWG 1
コグニティ 1
日本IBM 1
Studio Ousia 1
ビズリーチ 1
パナソニック 1
エクサインテリジェンス 1
センスタイムジャパン 1
オプテックス 1
Netatmo 1
ロジクール 1
セーフィー 1
ノバルス 1
Japan Fitbit User Group 1
ユニアデックス 1
セラク 1
GMOテック 1
デンソー 1
セカンドファクトリー 1
RPAテクノロジーズ 1
キャスター 1
申し訳ないのですが中略
12
9
8
7
7
7
654
3
3
3
3
3
3
3
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2
2 2 2 2
Micorosoft 12
NTTコミュニケーションズ 9
八子自身 8
IDCフロンティア 7
セールスフォースドットコム 7
AWS 7
さくらインターネット 6
ニフティ 5
サイボウズ 4
ServerWorks 3
ヤフー 3
GMOクラウド 3
インターネットイニシアチブ 3
オムロン 3
ChatWork 3
シャープ 3
eBASE 2
ABEJA 2
M-SOLUTIONS 2
AgileCat 2
ビットアイル 2
データビークル 2
Biglobe 2
Zohoジャパン 2
ソラコム 2
コンカー 2
ビズグラウンド 2
Google 2
LINE 2
パナソニック 2
日本システムウェア 2

八子クラウド座談会参加者数の推移
[人]
平均参加者数59.5人、のべ参加者数 2,441人
15
44
66
42
80
50
42
48
70
58
25
40
64
68
54
63 64
96
69 70
55
106104
64
82
59
62
83
24
92
40
31 30
80
55
78
85
61
64
58
0
20
40
60
80
100
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
仙台1回
関西1回
第11回
関西2回
第12回
第13回
第14回
関西3回
第15回
第16回
第17回
第18回
関西4回
第19回
第20回
第21回
第22回
関西5回
仙台2回
第23回
関西6回
夜1回
海1回
第24回
釧路1回
第25回
関西7回
第26回
第27回
第28回

なぜ「八子クラウド座談会」が始まったのか？？
自分のマーケットでのオピニオン形成のために始めたWeb連載が書籍出版に繋がり、それが座談会を行う流れに進展していきました。
2009年6月より13ヶ月間
ITProにて「八子・モバイルクラウド研究所」連載
当時月間平均ページビュー8,000～15,000
2010年2月1日
中経出版より「図解クラウド早わかり」出版
（発売半年で4増刷13000部、現在8刷20000部超）
この連載を見た中経出版の担当編集者藤田氏（現在はダイヤモンド
社にご栄転）が持ち込んだ企画が「図解クラウド早わかり」
この連載がきっかけでフジテレビの「めざましテレビ」にも出させて頂
くことに。
本に書ききれなかったことをご紹介するという建て付けで初回実施。
集まったのは実に15名のみだったが、熱い議論が続いた。
まだまだクラウドのことがわからないという方々とよく知っていて使い
倒している人との差を埋めたいという思いから座談会を継続。

関西や地方での活動も定着化
関西はかれこれ6回実施済み。
仙台で2回、釧路で1回実施済み

Facebookやブログでコミュニティを形成！
Facebookコミュニティ
参加者数479名 (2018.7.21時点)
八子クラウドブログもよろしく！
http://85cloud.com
★原則この会に１度は参加した事がある人が加入可
座談会に参加頂いた方はコミュニティ参加可能です！（座談会参加が前提）

多大にお世話になっているメディア： IoT News
https://iotnews.jp/ IoT特集では全セッションのレポートを作成頂いた

本日ご登壇頂く企業のみなさまについて
• 6名のリーダー企業の方々にインプットを頂きながら、皆さん全員に考えて頂く機会としています。
製造業系で圧倒的な実績
機械学習含むトータル技術集団
イスラエルのベンチャー情報は
私に聞きなさい！
機械制御に特化した
孤高の軽量エッジ側学習
泣く子も黙る日本の
AIベンチャーの雄
組込向けDeep Learningの
先進企業
後からAIビジネスに参入して
OCR市場で存在感を確立
イスラエル女子部／

【第1部】
インプットプレゼン

第1部インプットプレゼン
13:20 ～ 13:40 イスラエル女子部代表／
ライフイズテック㈱グローバル事業部
三木アリッサ様
「イノベーション大国"イスラエル"のAI最前線とは？
〜ニッチ分野までも広がるAI事情〜」
https://www.fnn.jp/posts/00309090HDK
13:40 ～ 14:00 株式会社ABEJA
マーケター鵜木彩氏
「タイトル調整中」
https://abejainc.com/
14:00 ～ 14:20 LEAP MIND株式会社
Alliance Division
八木谷佑太様
「組込みDeep Learningの活用用途とIoTでのトレンド」
https://leapmind.io/
14:20 ～ 14:40 ブレインズテクノロジー株式会社
取締役榎並利晃様
「機械学習・AIを活用した異常検知の適用シーン」
https://www.brains-tech.co.jp/
14:40 ～ 14:50 【休憩】（10分）
14:50 ～ 15:10 アライズイノベーション株式会社
取締役 COO 清水真
「AIをマネタイズする」
https://www.ariseinnovation.co.jp/
15:10 ～ 15:30 株式会社エイジング
代表取締役出澤淳一様
「機械制御に特化した超高速Edge AI」
https://aising.jp/

【第2部】
Q&A/ パネルディスカッション

【第2部】Q&A / パネルディスカッション
• お題
• 会場からの質疑応答タイムですが、直ぐに出なければ用意しておいた質問を投げかけます。
■パネルディスカッションの観点
• どんな業界や領域で活用されている？
• できること、できない事に対する理解は？
• 現時点で導入する際の課題とは？
• 導入時に気をつけなければならないことは？
15:30 ～ 16:10
AIはどこまで使えるようになったか

パネル討議のメモ
• 製造業での使われ方が増えてきている。生産技術にフォーカス。目的が品質など明確になっていることから。（ブレインズ社）
• 100％ではないということをきちんと理解して貰った上でのトライ。顧客とは予め握った上で取り組み。
• ロボットのメカニカルな構造上、なかなか採用されにくい。開発に12年かけたがある時温泉（☆スーパー銭湯）で思いついた。行列分解をせずに軽く計算できるため。
• 製造業やインフラ、小売も。カメラによる画像解析が元々のソリューションだったため小売から立ち上げたのが特徴。製造業は100％近くを求められるが小売だと4割
程度でも十分VIP対応などが可能となることから。
• 製造業が事例多い。人が足りてない、熟練者が減っているなどの人間の置換ニーズ。エッジ側でDLをうごかす時にはできない事も多い。画像サイズを小さめにして
処理するなどの工夫はしている。
• 日本は会社の課題を解決するアプローチ。イスラエルのアプローチの違いは会社＝サービス。各社の強みは圧倒的なので、技術力の高さで売る手法。特化領域で
サービス確立できてしまえばバイアウトするアプローチ。
• 領主業界問わなくても利用して貰えるOCRなどは課題から入っているのが特徴。EPAなどの他のソリューションと組み合わせて導入されることも奏功している。基幹シ
ステムに入るデータの場合、100％を求めることがポイント。AIの特性とは少しだけ違う。運手作業よりはましになるが用でカバーすることも視野に入れねばならない。
• やりたいことをやるのではなく、社会のためになることをやるというのが（日本の）ベンチャーの主眼。
• 数億円規模の資金が集まってもグローバルに跳ねないのが悩ましいところ。イスラエルは政府が外貨獲得に振り切っている。兵役と連動して政府支援が手厚い。
• Q：当初想定よりもできていないことは何か？
• A：SaaSやろうとしたがエッジAIなので自己矛盾(笑) 色々取り組んだがレッドオーシャンな事に気づいた。工業規格の中に実装する際に仕様公開できない悩み。日
本にはアドバンテージがあるのでは内か。エッジ側は日本の企業のものづくりとの連動によって強みがあるはず。計算根拠を出すのは難しいのが（現時点では）実態。
• Q：どういうキラートークで訴求するか？
• A：OCRの場合、標準化されていない事（非定型の書式）に着目。AIで文字を見つけてルールベースで文字認識。標準化されたテキストで基幹系に流し込み。個人情
報などクラウドに上げられないモノについてはオンプレで、という提案柔軟性の確保。答えの論理性・根拠を明示する。DLだけやっているわけではないのでアルゴリ
ズムなどはあとからの説明でも。結果に対する説明責任の果たし方。人の目視などで人のミスが発生する可能性があるところに着目。人がエラーを起こしやすくなる
タイプは類似。DLの場合には人の解釈とは異なる視点でチェック出切る事を訴求。マーケティング、ブランディングで訴求する手法も。AIを使って新規事業を立ち上げ
たいというニーズに応える。AIを使ってコアビジネスを変える。
イスラエルの場合、ライバシーなどを考慮したユーザー目線を意識した展開。ブランディングや動画によるPROGRAMMINGアプローチは真似すべき話。
• Q：中小企業での活用のポイントはなにか？
• A：中小企業とAI導入に取り組んだがダメだった。数百億円以下の規模企業では現場が合意しても役員でうまくいことに。イスラエルなど空観た場合には日本の市場
を後回しにしている傾向あり。何をやりたいかが明確になっていないことが多いため。中小だと買えない予算感のことも。サービス化して安価で提供できるモノにシフ
ト。自治体クラウドの中に入れて共同利用するモデルで安価に提供。業界特化型のSaaSｗ０作ってAIの民主化を図りたい。そのためにプラットフォーム化を・横展開
可能性を従事推進している。より跳ねるためにはブランディングや分かり易さに力を入れる必要性は感じている。
発表された討議内容のメモ（後日開示）
下記情報を参照する際には以下記述下さい
「第29回八子クラウド座談会討議メモより」
AIはどこまで使えるようになったか

【第3部】
名物！ワークショップ

【第3部】ワークショップ
• お題①
• チームメンバーで以下のような視点でディスカッション後、発表して下さい。
■討議の観点
• どんなところで困っているだろう？
• AI導入が検討される背景はどんなキッカケだろう？
• 導入時にまだまだ困る事ってなんだろう？
16:35 ～ 17:05 討議
17:05 ～ 17:15 発表
AI導入の課題と困りゴト

ワークショップ①：当日の討議メモ
• （目的が明確でない）漠然としたリクエストが来て困る。大きい会社となかなか意思決定しない。
• 製造機械への導入など場合、多数の個別規格が濫立しておりデータ収集が難しい。
• 個別最適をしている傾向が強く、業種毎に共通の基盤があることが望ましい。
• 顧客の期待値とAIでできる事の間には大きな差がある。そのコントロールが難しい。1stペンギンになってくれる人が必要。
• 決裁者にROIを分かり易く説明できる資料などを投げ込んでおく。
• タンザニアの置き薬を写真撮影して最適化するなどでAIが使えないか。写真の数が足りない。
• AIは手段なので、本当にAIでやるべきことなのかを冷静に見極める必要はある。
• AIはシンプルな所から始まっているはずなので、先ずはそこから。
• 顧客企業においては「AIをまずやってみよう」という機会に対して、本当に業務の中でAIを使って継続的に効果を出し続けることや効果の無い
時に辞めることも難しい。
• アンケートの解析などもAIでできないか。⇒全部がAIで実装する話でもない。目的と効果による。
• 導入前に価格感がわからないことが課題ではないか。自社に適合する事例が出てきてない。一方でこの一年で事例が激増しているので導入
に弾みがつくのでは？複雑なものはまさにこれから。調達者側も勉強すべき。海外では普通のPoCでも日本ではモデルが作りにくい。海外で
は捨てても良いという発想だが日本では効果を出せ、成功させろという圧力・文化が強い。
• 導入時のボトルネックは質の良い教師データが集められるのか、という手間・業務周りの課題有り。教師データが売られている事例も出てきた。
人の行動の揺らぎを発生させる可能性があるAIの導入は難しいのではないか。
• AIは手段なので目的に合致していれば使えば良いと思うし、人間が取得・判断するよりも多頻度・高精度で実装できるのであれば採用も可能。
現場を知らない人が導入しようとするのでうまくいかない。現場を知っている人が全体最適していく視点で導入がなされるのであればうまくいく
可能性も。日本は完璧を求める傾向があるので（100％を担保できないAI導入は）うまくいかない事も多い。データを集めてから取り組もうとす
る事例もあるので取り組みが遅くなる。個人を見ていく等の視点の切り替えも必要なのではないか。
• ROIの壁がある。精度が求められなくてもコストメリットがあれば採用。低マージンの業界はAI導入に費用を捻出しにくい。データ蓄積に対して
も用途が明確になっていなければ単純なコストファクターにしかならない。少量データでも学習が加速する手法などを採用する必要も。AIベン
ダーにとってのビジネスモデルの壁。変動するプライシング（レベニューシェアなど）を採ってみれば？
Ai導入の課題と困りゴト

【第3部】ワークショップ
• お題②
• チームメンバーで以下のような視点でディスカッション後、発表して下さい。
■討議の観点
• AIにできたら良いこと100本ノック！
• こんなAI、こんなことができるAIがほしい
• AIベンダーに期待したいことは？
• 逆にこんなことはやらせたくない！
17:15 ～ 17:40 討議
17:40 ～ 17:50 発表
AIにもっとこんな事やらせたい

ワークショップ②：当日の討議メモ
• データサイエンティストがやっている仕事をやってくれるモノ。顔認識で名刺不要にする／議事録を作ってくれる。
• プログラミングを自動化してくれるかAPI接続を効率的に実現するなど。（Sierに脅威を与える？）
• ローンの審査業務、採用の最終面接、倫理に関わることなどはやらせたくない。
• 「AIで楽しく」の視点で。低賃金労働者が雇いにくくなる中でAIはやってみろという指示が飛ぶこと。通訳と翻訳の領域で進んで欲しいが日本語でそれが
実現できるか。
• 創業者の想いをAI化して2代目以降の引き継ぎをスムーズに。
• AIで笑わせてくれるようなサービス、漫才やPepperで笑わして欲しい。婚活やメイク、家事、秘書、メイドなどもやってほしい。人の顔を見たら名前やプロ
ファイルが浮かぶような人間の記憶を補完するサービス。
• 人のマッチング（ビジネス、婚活etc）文字書きを無くしたい。リーガルチェックなども。会議のファシリテート、メールの返信や選択、無駄な飲み会を断る
などの秘書サービス。渋滞の回避、通勤時刻の全体最適化。行きたいところにストレスなく行けるサービス。
• 費用対効果を明示して欲しい。（が、実際には教師データの存在によって変動するよね）
• 事例をもっとオープンにして欲しい。AIがブラックボックスであることを知らない人に対する啓蒙活動。期待することできることの差を埋めて欲しい。
• 一般的なAI利用の事例：フィールド調査への応用。毒キノコなどの職人による判断の代替。環境調査面では水位計や温度調査など。
• AIの領域をAIで解決する先進ユーザのAIが）エンドユーザ向けにユースケースを作るAI。裁判員裁判など事例のあるモノへの適用など。AI人材が極
めて少ない。AIによってAI人材を発掘させるなど。
• 利用者からは、渋滞予測や行き先や目的へのスマートな移動と予測の最適化。料理xAI、ファッションxAIなどのパーソナルな要素とAIとをかけあわせた
もの。
• 提供者視点では、1社に牛耳られないほうが望ましいが、データの保有が難しくなるのでは。
• AIにしてほしくないこと：最終的な意思決定は人間がしたいので選択肢が欲しい、決め打ちして欲しくない。営業活動などについては結果にコミットして
欲しい（という人間らしいズルさも）。
• 動画などからダイジェストを生成するサービス。（☆既に存在） AIで構成してほしい。（再婚相手などの）婚活最適化。余計なおせわはやって欲しくない。
裁判などには関与して欲しくない。プライベートとパブリックを分けてAI活用を区分したい。最終的には自分が決めたいというニーズは依然として存在。
• リーガルのように経験者が判断するようなものはAI置換して欲しい。画像判断の大まかなところはAIにやっておいた。人が相互に話すような環境での
ファシリテータやモデレータなどもAIに任せたい。
• 営業活動などでの面従腹背の心理状況などを事前にデータ収集して提示してくれること。恋愛の深層部分についてはかかわらないで。
AIにもっとこんな事やらせたい

1年半前と比べた今回のポイント
• AIにやって欲しいことが1年半前はかなり漠然と夢物語を語っている感じだっ
たが、今回はかなり具体的なニーズややれること／やれないことを意識した上
でのやって欲しいことに変化した。
• DeepLearningやEdge側への学習結果展開に対する知識も今回は事前説明
なしに勉強会を始めて概ねついてきている。
• 単価の安い単純作業をAIに置換させたい一方で、現時点では単価が高く、
データ収集が必要なため、その領域に適用することが望ましいか悩ましい。
• AIで自動化して欲しいことが増える一方で、責任とって欲しい／コミットして欲
しい／やってほしくないことなども明確になってきている。
• 特に、自動的に決めて欲しいことと、勝手に決めずに選択肢を設けることなど
は相反する事柄であり人間としてのわがままな一面も垣間見えるオピニオン
となった。

【第4部】
ライトトニングトーク

ライトニングトーク（ 17:50 ～ 18:10 ）各人5分×5人
1. ライトニングトーク１
感性AI株式会社
代表取締役社長
虻川勝彦氏
2. Translink Capitals
アドバイザー
山本浩司氏
3. M-SOLUTIONS株式会社
取締役
植草学氏
4. LT枠募集中

Two More Thing・・・
• 来年2019年2月2日(土) 第8回八子クラウド座談会@大阪を開催
※場所：新大阪のMOTEX株式会社セミナーホールを予定
テーマ：「Below & Beyond AI!（仮）」
〜製造から流通のデジタライゼーションを支える最新クラウドプラットフォーム〜
• 次回東京開催は・・・
来年2019年4月13日（土）
テーマは検討中
予定を空けておいて下さい！！

懇親会までが勉強会でっす！
個室居酒屋くいもの屋わん田町店
https://r.gnavi.co.jp/p864045/
会費 5,000円(2時間飲み放題)
人数が増えたため当初予定したところに
入り切れず、都営三田線で三田駅まで
一駅移動して頂く事になりますm( . . )m

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第29回八子クラウド座談会（当日討議メモ付き） 20181215

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