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「クラウドの変質化」Yako presen 141005

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「クラウドの変質化」Yako presen 141005

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2014年10月5日開催、第14回八子クラウド座談会、
八子のプレゼン資料「クラウドの変質化」に対する仮説、根拠と座談会導入部。

2014年10月5日開催、第14回八子クラウド座談会、
八子のプレゼン資料「クラウドの変質化」に対する仮説、根拠と座談会導入部。

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「クラウドの変質化」Yako presen 141005

  1. 1. 「変わり始めたクラウド 〜変化点を見極める〜 2014年10月5日 シスコシステムズ合同会社 シスコ コンサルティングサービス シニアパートナー 八子知礼 (最近の動向とACCAクラウドフォーラムでのパネル討議結果から)」 第14回八子クラウド座談会「クラウドの変質化」
  2. 2. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 2 八子知礼 シスココンサルティングサービス シニアパートナー Nov.2012 「モバイルクラウド」 発刊 Jan.2010 「図解クラウド早わかり」 発刊 週刊BCN「モバイルの視 点」隔月寄稿 ZDNet 「エンタープライズ モバイル」寄稿 日経BP ITPro 「八子モバイルクラウ ド研究所」連載 • 松下電工株式会社にて通信機器の開発に従事の後、外資系コンサルティング会社を経て、デロイトトー マツコンサルティングに移籍、最終的にパートナー、通信・メディア・ハイテク責任者を務める。 • 合計13年を超えるコンサルティング歴中、10年以上通信キャリア、サービスプロバイダ、ハイテク業界 を担当。 • 新規事業戦略立案、CRM/顧客戦略、商品/サービスマーケティング戦略、チャネル戦略の策定、バ リューチェーン再編を中心としたプロジェクトを多数手掛けている。 • 2014年よりシスコシステムズ合同会社にてシスココンサルティングサービスの立上げに参画。 • 2冊の著作と2010年ごろから継続して年間40件以上のメディア露出でモバイル、クラウド業界のベン ダーフリーなエバンジェリストとしても活動し、クラウドビジネス全体のマーケティングに尽力。 10/9 失敗しないワークスタイルセミナー講演予定 10/17 Itpro Expoにてパネル討議モデレータ 10/17 Cloud Show Japanにて講演予定 10/30 GARTNERセミナーにて講演予定
  3. 3. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 3 シスココンサルティングサービス(CCS)のご紹介 シスコシステムズCEO ジョン・チェンバース CCS 営業 製品開発 US 欧州 アジア 米州 中近東アフリカ 日本 • CCSは、本社直轄のグローバル組織 • 経営・ITコンサルティングファーム出身者を 中心に、 グローバルで約350人を擁するプ ロフェッショナル集団 • クライアント企業が最重要目標を達成するに あたり、事業を革新するITソリューションによ り経営課題を解決するコンサルティング (※製品販売に紐付く無償コンサルとは異なる) • 一般のコンサルティングファームが行ってい ない、ICTの将来を知るシスコならではの視 点で、新たなビジネスモデルの研究、設計、 を行い、企業のイノベーションを支援 US 欧州 アジア 米州 中近東アフリカ 日本 流通 公共 製造 金融 通信サービス ネットワーク データセンター コラボレーション ストレージ セキュリティ サーバー
  4. 4. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 4 シスココンサルティングサービス設立の背景と狙い 〜2000 〜2015 〜2020 〜2005 ネットワーク機器 ベンダ モバイルへの 拡張したベンダ ビジネスモデルを創る 会社へ アーキテクチャを 提供する会社へ IBSG(Internet Business Service Group) 〜2010 ソリューションを 売る会社へ シスコ コンサルティングサービスへ サーバ事業 UCS Security/WiFi事業 コラボ事業 WebEX • 自社の製品の拡販を前提と したリサーチ部門が一部コ ンサルを提供 • 最先端の技術トレンド中 心、 • 自社プロダクトにこだわらないコン サルティングサービスを提供 • 技術のみならず、ビジネス面(戦略 から業務改革、IT構築まで続く全 般)を提供 • 他ベンダーも含むトータルなビジネ スモデル構築を前提としたサービス • プロダクト、ソリューションの 幅が激増し、無償でコンサルを 提供する事が難しくなった • 自社だけのプロダクトでない、 トータルなサービス要望が拡大 • シスコ自身の取組の展開ニーズ 増
  5. 5. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 5 シスコ コンサルティング サービスの主なメニュー 戦略 業務改革 IT実装 組織変革 IoE 価値創出支援 IoEにより、経営価値を創出するための戦 略策定と実行を支援    ビジネス アーキテクチャ構築 技術動向と将来予測から競争力を強化 するビジネスモデルを構築    アナリティクスと 意思決定プロセス改革 ビッグデータ分析等により、優れた意思 決定に基く組織変革を支援     次世代 IT戦略策定 次世代のITのビジョンと戦略、実現のた めロードマップの作成を支援    コラボレーション型 ワークスタイル改革 テクノロジーに加えて、企業風土改革、制 度、プロセス設計を含めた総合サービス     クラウド型 ビジネスモデル策定 クラウド時代の戦略策定実行とXaaS型事 業計画・組織変革を支援     グローバル事業継続 モデル策定支援 セキュリティ、パンデミック、天災対策等を 含めた総合的な事業継続モデル策定支援   
  6. 6. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 6 なぜシスココンサルティングサービスなのか? Service Provider、Technology Company、Manufacturerにとっては、技術の将来を知ってい るシスコこそ、イノベーションを起こせるパートナーであること。 IoE、コラボレーション、クラウドビジネスについては、戦略策定からアーキテクチャデザイン、 パートナリング、実行/導入支援までトータルに支援できるパートナーであること。 グローバルなクラウドトランスフォーメーションを実現するために、自らが技術を活用して革 新的なワークスタイルとビジネスモデルをスケールさせてきたこと。 CiscoはAWS、Google、Microsoft、Rackspace・・・のバックエンドを支え、彼らの将来のビジネス を常に先回りしてビジネス展開を考えているノウハウと先見性があることが強み。 シスココンサルティングサービスは戦略だけで終わるコンサルやITだけに終始するコンサルではなく、 また後半のアウトソーシングで稼ぐSier型コンサルでもないため、トータルにワンストップで支援で きることが強み。 シスコ自体はグローバルでどこでも場所を問わずに働ける環境、アプリケーション基盤、クラウド開 発環境、BYOD、コラボレーション環境、ビデオ会議環境などが存在し、活用したワークスタイルを 実現している。 それらのノウハウを展開できることが強み。
  7. 7. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 7
  8. 8. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 8  クラウドの変化についてはこれまでもずっと言及してきた  「変質」化とは 物事や物質の性質が変わること。 クラウドの利活用や新しい技術でクラウドビジネスが変わるのみなら ず、 クラウドの持つ意味や、そのものに求められる位置づけ、対応力、こ れまでと異なる価値観が与えられ、必要とされ始めていることを称し て「クラウドの変質化」ととらえた。  本日はみなさんに、単純なこれまでからの「変化」ではなく、上記の ような「変質化」を理解することにチャレンジして頂きたい。 なぜ今回「変化」ではなく「変質化」としたのか?
  9. 9. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 9 クラウドビジネス環境の俯瞰と「変質化」の仮説 Google、AWSに代表されるメガプレイヤーが市場を席巻する中、グループからの要請と市場や技術トレン ドの変化に伴い、日本のサービスプロバイダはクラウド事業全体の戦略を見直す必要に迫られています。 クラウドコンピューティングそのもの、データセンターの中身、ビジネスに求められる中身が 「変質化」し始めたのではないか クラウドビジネス クラウドメガプレイヤーによる競争環境激化 2014年3月26日 Amazon S3を最大65%、Amazon EC2を 最大40%、Amazon RDSを平均28%、 Amazon ElastiCacheを平均34%、 Amazon EMRを最大61%引下げ。42回 目。 2014年3月25日 Google Compute Engineを、すべてのリー ジョン、すべてのサイズ、すべてのクラス で最大32%、Google Cloud Storageは最大 68%、BigQueryは最大85%それぞれ値下 げ。 2014年2月26日 Microsoft、日本DCを埼玉県と大阪 府に開設し、稼働開始。120社の パートナーが日本DCでサービス提 供予定。6か月ごとにDCを2倍に拡 張する計画。 2014年5月31日 IBMが2013年に買収後投資を急拡大。日 本Softlayerユーザー会が発足。年内中に 国内DCを稼働予定。ベアメタル(物理 占有)サーバーの優位性とIBMの営業力 で席巻。 • クラウド事業をグループ全体で取り組むことが必要 になりつつある • 他社メガクラウドとの連携も取り組まなければ生き 残っていけない • 企業内で自社が使うクラウドと、商用サービス向け のクラウドを同一基板上でサービス提供したい 企業のクラウドに対する認識の環境変化 • 様々なクラウドを選択的に利用したいハイブリッド環 境へのニーズが高まる • “Noisy Neighbor”問題に代表されるようにマルチ テナントに対するパフォーマンス懸念が広がる • 様々な環境に対するアプリケーションの展開を可能 とするDockerの台頭 市場や技術の変化 圧力
  10. 10. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 10 クラウド間のインフラレベルでの連携 変質化の根拠その1:ハイブリッドクラウド環境が当たり前に プライベートクラウド間の連携や、複数のメガクラウドサービスとのハイブリッド環境を構築し、コストとパ フォーマンス最適な環境でアプリケーション構築運用することが当たり前になりつつある。 プライベート クラウド Amazon Cisco InterCloud 顧客セグメント/ニーズ別業務アプリケーションをどのインフラに対しても展開可能にすることが必要 (=囲い込みがむつかしくなる「変質化」) Microsoft 運用サービス 開発・検証・実験環境(ACI、Docker等) Others Google IaaS レイヤー PaaS レイヤー SaaS レイヤー 特徴、強みのある新機能(MEAP、BaaS、IoE Platform等) IBM
  11. 11. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 11 変質化の根拠その2:その場でアプリケーションを作る時代へ IaaS、SaaSの普及によって、迅速にサービスが展開できるようになったが、基盤を組み合わせたい、アプ リケーションを作りたい、カスタマイズしたいといったニーズにも同様に迅速にこたえなければならない時代 になりつつある。 クラウドそのものが、環境整備やとりあえず活用する段階から、直ぐに使って具体的にこうしたい、 というニーズを具現化するツールとして「その場」で直ぐにアプリケーションを作るモデルに変質化 IaaS:サーバーの調達と起動 までに10分 SaaS:数万種類のソフトウェ アをすぐに活用可能
  12. 12. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 12 変質化の根拠その3:“Noisy Neighbor”問題 クラウドは複数企業やアプリケーションでインフラを共有化しているため、どこかの会社のアプリが過剰にリソース を使うと、同一物理サーバーやインフラ内にあるほかの会社のアプリなどのパフォーマンスが低下する恐れがある。 クラウドコンピューティングの大きな特徴であったマルチテナント(複数企業での共同環境利用)が パフォーマンス面では大きな懸念になる可能性も出始めた(=クラウドが相当活用されている証拠) 特定のアプリケーションがすさまじ いコンピューティングリソースを消 費して、ほかのアプリケーションの パフォーマンスが低下している。 Noisy Neighborの典型的なイメージ
  13. 13. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 13 変質化の根拠その4:クラウド型ビジネスモデルの多様化 クラウドのメリットをフルに活用した、これまでにない全く新しいビジネスモデルを構築することをクラウド型 ビジネスモデルと呼びます。 クラウド 販売管理 在庫管理 CRM/SFA (顧客管理) グループ ウェア メール ・・・・・・ 電子書籍 ゲーム ソーシャル アプリ デジタル音楽 電子新聞 ・・・・・・ ガバナンス ファイル加工 フォーマット変換 生産管理 ネット向け テレビ放送 解像度変換 課金・認証 開発環境 マッシュアップ オンラインサポート ソフトウェア流通 デジタル化 データ統合 標準化 デバイス管理 セキュリティ管理 ■クラウドで実現できる事 • トラフィック変動するもの • 媒体が変換するもの • プロセス共有すること • 中央管理すべきもの ■市場からのニーズ • 新しいビジネスモデルを 立ち上げたい • 少ないリソースで小さく 始めたい • 期間限定で始めたい 個人向コンテンツ /サービス 法人向 アプリケーション メディア配信クラウド、コンテンツ変換クラウド、医療クラウド、工場クラウド、統合住所録クラウド・・・ といった様々な新しいビジネスモデルを創出していくエンジンとして「変質化」 翻訳 プロセス連携
  14. 14. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 14
  15. 15. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 15 CRI:Cloud Readiness Index 2014 アジア各国の中でも、日本はプライバシー、ネットワーク環境、情報の自由度の観点などが評価され、総合 評価で1位に。 SOURCE: Asia Cloud Computing Association 2014
  16. 16. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 16 9/19開催 ACCA Cloud Forum2014でパネル討議の様子
  17. 17. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 17 変質化の根拠その5: ACCA Cloud Forum2014でパネル討議された内容 • Demand Driven(需要起点の考え方)に対応するだけでは価格と納期の競争にしかならない →再度Event Driven(出来事起点の考え方)へ • パッケージ化を意識した設計をしないと生き残れない(インテグレーションも組合せが原則) • グローバルにまたがる業務システムとしての活用(SCM、販売在庫管理、生産管理等) →今まではこの領域でのクラウド活用はなかなか進まなかった • BigData, IOT, IOEがクラウドを加速させるが、データの所有権に関する整理は必要 • エンタープライズ/コンシューマの中間のクラウドが指向される可能性 • セキュリティに関する懸念は減少し、コンプライアンス/ガバナンスの強化と複数クラウドの標準的な管 理手法確立が懸念事項となっている • クラウド技術/データセンター技術の次のイノベーションが必要 • クラウドに関わる人材が重要な加速要素 (技術とビジネスの橋渡し役、コミュニケーション能力、クラウド管理からクラウド利活用人材へ)
  18. 18. © 2013-2014 Cisco and/or its affiliates. All rights reserved. Cisco Consulting Services 18 本日の登壇者の皆様との関連性 Docker Kintone Softlayer シロッコ・クラウド データセンターの技術 根拠その1:ハイブリッドクラウド環境が当たり前に 根拠その2:その場でアプリケーションを作る時代へ 根拠その3:“Noisy Neighbor”問題 根拠その4:クラウド型ビジネスモデルの多様化 根拠その5:ガバナンス強化、複数クラウド管理 イノベーション、クラウド利活用
  19. 19. Thank you.

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