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Reject con 20180620

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wakatono's presentation

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Reject con 20180620

  1. 1. オレのRejectCon発表が そんなに面白いはずがない ~AcceptとRejectの間にある違い 選ぶ側の考えは、(多分どんな領域も)大差ない~ 2018/06/20 wakatono@Security RejectCon 1Copyright by Kunio Miyamoto
  2. 2. 私自身のRejectとの関係 • 博士課程在籍時に、主に論文誌投稿時に Rejectをたくさん?いただく – 情報処理学会論文誌×3 – 情報処理学会トランザクション×1 – 国際会議×1 • 仕事のRvリジェクトは数知れず – 今回はさすがに出しませんが… Copyright by Kunio Miyamoto 2
  3. 3. 今日のお話は? • 自分のReject履歴 – 査読コメントを読み返したら、本気で泣きたくなりました… – Accept Endもあるよ! • RejectとAcceptのはざまにあるもの • Acceptを目指すなら?&Rejectされたものの扱いは?という話 • あくまで「経験則」です – ということにしておいてください… • 「私見」山ほど含みます – 「必勝」には程遠い • スライドの写真は勘弁してくださいね – 査読コメントとかも見せます Copyright by Kunio Miyamoto 3
  4. 4. 私の(過去の)投稿論文の題名 1. 実行プログラム自身による完全仮想化環境 上の実行判別方式 2. ユーザプログラムによる仮想化環境の判別 および、その誤判定率低減に関する提案 3. 特徴データベースを用いない効率的な仮想 マシンモニタ検出方式の提案 Copyright by Kunio Miyamoto 4 Rejectされた論文はどれ?
  5. 5. 正解は… 1. 実行プログラム自身による完全仮想化環境 上の実行判別方式 2. ユーザプログラムによる仮想化環境の判別 および、その誤判定率低減に関する提案 3. 特徴データベースを用いない効率的な仮想 マシンモニタ検出方式の提案 Copyright by Kunio Miyamoto 5 実は全部(一度は)Rejectされてますw
  6. 6. Reject時代の反省 Copyright by Kunio Miyamoto 6 歴史に全く学んで ない…
  7. 7. Rejectされた時の心境 • 最初:3ヶ月何も手つかず • 2回目:1ヶ月何も手つk(ry • 3回目:3日何も手t(ry • 4回目:3分で切り替え&論文修正に Copyright by Kunio Miyamoto 7 Rejectに対するメンタルは、(少しだけ) 強くなりました
  8. 8. RejectされたものとAcceptされた ものの違い • 主張したいことに差異は「ない」 – ユーザプログラムから下位に仮想マシンモニタが存 在するかどうかを検出できる • 主張に至るストーリーができてた? – Rejectされたものは、出来てたつもりでも怪しかった • 根拠は大丈夫だった? – Rejectされたものは、怪しいという指摘複数 →論文誌の査読コメント全部読んで論文書き直し( 半年かかった)→投稿→不採録→査読コメントをさ らに反映(多分3日)→論文誌投稿→採録 Copyright by Kunio Miyamoto 8
  9. 9. 論文の採否を決める査読観点3つ • 新規性 それって、今までに見たことあったっけ? • 正確性 で、その結果って信頼できるの? • 有用性 で、その結果って役に立つの? いずれが欠けても「学術的に意義ある内容」と みなされない懸念 Copyright by Kunio Miyamoto 9
  10. 10. 「なんとなく思いついたアイデア」 であっても • 他にないことを示し • 実現に至るまでの概念を明確化し • 明確化した概念を正しく動くようにし • 役に立つユースケースを提示する までやれれば、採録される可能性は高い ※オンライン刊行の論文誌の場合は、当該論文誌が「投稿論文に対して求める条件/水準を満たして いれば」掲載される(はず) Copyright by Kunio Miyamoto 10
  11. 11. 投稿するからには通ってほしい • 査読する側は「要求事項を満たせば」通す • モノにもよるが、論文誌は比較的緩い印象 – 特に掲載論文数 • 国際会議はいろんな制約 – 時間も場所も有限 • USENIX Security ´18の場合は3日間3トラック 100程度の発表 – 著名な会議には投稿も集まる • 採択率20%割れなんてのもザラ Copyright by Kunio Miyamoto 11
  12. 12. BTW:Rejectされたネタを、理由と ともに公開するか否かの議論 • そのネタで投稿を(今後)続けるか判断要 • 学術系カンファレンスでの発表/論文誌掲載と いう形の実績が欲しい場合には、公開は少し考 えたほうがいい – 「新規性」が丸ごと損なわれる懸念 • 「旬を過ぎる」「公益を損ねる」等の理由で、世間 に何らかの役立ててほしいのであれば、公開す べき – 個人的にはこう考えるが、人それぞれ – 自分の場合は、最終的に「採録」まで持ってった Copyright by Kunio Miyamoto 12
  13. 13. Acceptされるものの共通する特徴 • 迫力と説得力のある内容(あくまで個人の感 想です) – 面白そう! – 聞いたことがない。すごい! – 発表されたことを(聴衆側に)やってみたい/発 表された技術を(聴衆に)使ってみたいと思わせ る Copyright by Kunio Miyamoto 13
  14. 14. Black Hat のReview Boardの一人が 考える「査読通過のためのポイント」 • 外部環境を意識し、テーマ、研究背景、研究目 的等がわかり易く、研究の重要性が一言で説明 できる。 • 研究の結果、わかった新事実(研究成果)が一 言で説明できる。 • 研究成果までのプロセスにおいて、技術的裏付 けの概要がしっかり説明されている。 Copyright by Kunio Miyamoto 14 新規性、正確性、有用性を明快に 説明できていることが重要
  15. 15. 巨人の肩に立つ • とあるところでAcceptされたネタを発展させて別のとこ ろでも…Rejectされた! – まぁ、ありうる話 – カンファレンスと論文誌の間のギャップをきちんと把握し ていないと、Rejectされる率が上がる • カンファレンスの場合 – 通したら確実に発表してくれる人が望ましい • 概要(abstract)のみで成否が決まるものがある • 発表の実績がある人が出す「概要」は、いろいろと担保されてい ることが多い – 同じようなテーマでたくさん投稿があると…どれを選ぶ? • 査読する立場に「なれるなら」なっておくのがベター Copyright by Kunio Miyamoto 15 相手の立場に立つ
  16. 16. 相手の立場に立ってみた例 • DICE - Deception of InterCommunication to Enemies(HITCON Community ´16) – 内容的には、セッションハイジャックを応用した防御 システムの提案 – すでに別のところ(FIRST Annual Conferenceの “Lightning Talk”で発表した実績があったので、その 時の資料も投稿時に添付 • すでに別のところで発表済みの内容だったこともあり、新規 性は怪しいが、有用性、正確性についてはすでに確認を取 っていた – タイトルも頑張った! • 少しでも「面白そう!」と思わせるように Copyright by Kunio Miyamoto 16
  17. 17. BTW:ラノベの投稿作品の査読 • 実は、編集プロダクション(編プロ)でバイトし てました(学生時代) • その時に、(今でいう)ラノベの投稿作品の審 査(査読)をしている先輩方がバイト先にw • 査読コメント(1~2秒のぼやき)で一番笑った もの 「神●一のコピー」 Copyright by Kunio Miyamoto 17
  18. 18. ●坂一とは? • 「スレイ●ーズ」シリーズ(ラノベ)の作者 – 音の大きさを、文字の大きさで表現する手法を考 案・実用化 – その後、アマチュア作品でも同様の手法で表現を 試みるもの(フォロワー)が多数出現 ぼやきには、“「プロを志す者」が、自らの表現 手法を編み出さないというのはいかがなものか …”という感情が表れていた Copyright by Kunio Miyamoto 18
  19. 19. まとめ • 投稿される内容は、Accept/Rejectに関わらず(アイデ アで見ると)面白いモノが多い • 査読者は「条件があえば通す」考え(多分) • 査読者は「面白い論文を読みたい」「面白い発表を聞 きたい」 – セキュリティも、他の学術系会議も、ラノベも (ここは)たぶんいっしょ – 通った発表や論文を読んで「よい姿勢」はパクろうw • みなさん向け:Rejectされたものを公開するかどうか は、その後ネタをどう扱うか次第 +Rejectに負けないメンタル重要! Copyright by Kunio Miyamoto 19
  20. 20. 読んどいたほうがよい情報 • 2013-02-27 FFRI-Tech-Meeting #5-1 「Black Hat Briefings」@ FFRI BLOG https://www.ffri.jp/blog/2013/02/2013-02- 27.htm – Black Hat の Review BoardでもあるFFRIの鵜飼さ んによるSpeaker参加のためのポイントが参考にな ります • 論文必勝法 http://www.ipsj.or.jp/journal/info/75NC.html – Reviewする立場の人たちの本音が結構見えてきま す Copyright by Kunio Miyamoto 20
  21. 21. Copyright by Kunio Miyamoto Danke! 21

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