■ EV市場は拡大しているが、欧米で11月頃から成長鈍化。
◎ 中国、アジア(タイ、インド)では、EV市場は引き続き拡大。
◎ GM、Ford、VWのBEV化が振り出しに戻る一方、BEV専用メーカーは成長。
◎ Tesla、BYD、Li AutoといったピュアEVメーカーは、2020年から今年にかけて世界の自動車市場の1%から7%に拡大。
◎ 新興国では低価格モデルが需要をけん引。先進国では低価格モデル待ち (BEVが市場性と合っていない)。
◎ それでも、米国では11月までにBEVが100万台を突破。(Teslaは10月までで前年比37%増)
■ 2023年1-10月の世界PEVの新車登録台数は1,073万台 (市場シェア16%)。
◎ 2023年全体では1,300万台、2024年には1670万台(以前の予測より78万台減)になる可能性がある。
■ フランスでは中国製BEV排除が鮮明化。
◎ 中国製のTesla Model 3を含み、Dacia Spring、SAIC製MG 4等の廉価な売れ筋も対象。
■ 2024年に向けBYD、Zeely、Hyundai/KiaのBEV新車攻勢が急拡大。
■ 米国の新充電規格NACSのSAEによる標準化定義がほぼ完了。
◎ 今後各社BEVの充電能力の差が浮き彫りにされる。
■ Tesla Autopilotのリコールは、衝突事故をめぐる訴訟でのTeslaの防御を脅かす。
■ 先月と異なりインド政府は輸入税減額を計画しないとし、Tesla参入に赤信号。