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WordPress基礎講座1 CMSの概要
- 3. 3 WordPress基礎講座(1) CMSとは ● Contents Management System ● コンテンツ（文書や写真など）を登録すると、それらを 自動的にウェブページとして組み立ててくれるシステム ● データを登録するだけでよいのでHTMLやCSSの知識 がなくてもサイトの更新ができる B A C Webページ設計（テンプレート） データ データ B C CMS
- 4. 4 WordPress基礎講座(1) 静的(static)なウェブサイト ● HTML+CSS+JavaScript ● いわゆる従来のウェブサイト（手打ちとかビルダーとか） ● 閲覧者はサーバーに保管してあるHTMLファイルを見る。 HTTPサーバー リクエスト トップページください レスポンス index.html 閲覧者 script.js はいどうぞ style.css script.js ページ ブラウザ page1.html page2.html index.html style.css script.js
- 6. 6 WordPress基礎講座(1) CMSとは ヘッダー サイドバー フッター コンテンツ１ コンテンツ２ データ データベース格納 CMS テンプレート 取出し 出力 ウェブ ページ ● データベースはMySQLなどが使われる。 ● ウェブページを組み立てるプログラムには、PHPやPerl などが使われる。 ● テンプレートは多くの場合、HTMLと、HTMLに似ている 「テンプレートタグ」で作る、簡易的なプログラムコード。
- 7. 7 WordPress基礎講座(1) 動的(dynamic)なウェブサイト ● テンプレート+CSS+JavaScript ● テンプレート＝PHP,MySQLなど ● リクエストが来てからページを組み立てる main.php header.php HTTPサーバー リクエスト トップページください 閲覧者 style.css script.js レスポンス はいどうぞ index.php style.css script.js ページ ブラウザ footer.php CMS index作ってー indexの設計は… page.php はいどうぞ
- 8. 8 WordPress基礎講座(1) CMSの種類 ● 静的なページをあらかじめ作っておくタイプと、動的に作るタイ プがある。 – 静的なページを作るタイプ（例：Mobable Type） ● セキュリティ面で比較的堅牢。 ● HTMLファイルを渡すだけなのでアクセスの集中に強く、レスポンスが早い。 ● 更新する際には再構築が必要。大規模なサイトには不向き。 – 動的なページを作るタイプ（例：WordPress, Drupal） ● セキュリティ面で不利。 ● リクエストのたびにページを組み立てるのでレスポンスは遅め。 ● 再構築なしで更新が反映される。
- 9. 9 WordPress基礎講座(1) CMSの種類 ● Movable Type（Perl&MySQL or SQLite） – ブログシステムの草分け的存在。WordPressと並び高いシェアを持っていた – 基本的に有償。（個人用途は無料。サポートなしのMTOSは無償利用可） ● WordPress（PHP&MySQL） – シェアが高いため、攻撃されやすい。 – ユーザーも多く誰かに相談できる。 – プラグインにより静的出力もできる。 ● Drupal（PHP&MySQL） – 上記2つよりもさらにプログラムに近く、柔軟性が高い。 – 大規模で扱うデータが広範なサイト（官公庁･学術機関など）向き。 ● Concreat5（PHP&MySQL） – 企業向けCMSとして注目を集めはじめている。
- 10. 10 WordPress基礎講座(1) WordPressの特徴 ● （多分）シェアトップ – 対応サーバーが多い。 – プラグイン豊富。 – 国内ユーザーも多く情報も豊富。 – クラッカーに狙われやすい。 ● テンプレートでは独自関数のほか、PHPプログラミングも可 能。 ● インストールが簡単。 ● カスタマイズは必ずしも簡単とは言えない。