「マイネットのマルチクラウド戦略について」株式会社マイネット猪狩拓也様

マイネットのマルチクラウド戦略について
株式会社マイネット
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自己紹介
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猪狩拓也
Takuya Igari
エンジニアリングG
2019年3月マイネット中途入社。
全社の技術支援／技術課題解決に従事。
プランナー
クライアント
サーバ／インフラ
自分の企画は自分で作りたい！
障害対応出来るようになりたい！
2013年
（ゲーム業界）
2019年
・・・現在

会社概要
主力事業の１つ「ゲームサービス事業」では買取／協業によるゲームタイトル運営に特化。
独自の「スマート運営」で長期運営を実現。
マルチクラウドを採用

アジェンダ
マイネットのマルチクラウド全体像
なぜマルチクラウドなのか？
マルチクラウドの実現方法

セキュリティ基盤
分析基盤
ゲームサービス事業では「ゲームタイトル毎」にクラウドを選定。
→ 現在運営中のタイトル全てが物理的／論理的に分離された環境で独立。
データ分析やセキュリティなどの一部コンポーネントが連係した「疎結合」状態
A社クラウド
B社クラウド
C社クラウド
Datalake／Datawarehouse
施策提供
フィードバック
セキュリティアプライアン
ス
対応指示
トリアージ
セキュリティ部署
データ分析部署
タイトル1 タイトル2 タイトル3
タイトル10 タイトル11
ETL
M/W情報収集
ユーザーさん

アジェンダ

各社クラウドの「長所」を最大限に活かす！
A社クラウド
B社クラウド
C社クラウド
・オンラインスケール可、クエリ速度も最高峰のマネージドDBがある
→ 集中型コンテンツを持つゲームタイトルへの適用
・サービスの出力先に制限がないデータマイグレーション（部分的サービス利用可）
→ ※サーバ移設（後述）に相性抜群
・コンテンツに必要なゲーム機能をサービスとして提供
→ 実装コスト／機能管理コストの削減
・超高速サポート対応
→ 障害対応コストの削減
・圧倒的コストパフォーマンス
→ サーバ費用の圧縮／検証環境の構築コスト削減
・スケールの容易性
→ ゲームサービス最適化が容易

障害クラウド分の
売上のみ減少
障害発生時のサービス影響を分散し、ビジネスインパクトを低減。

アジェンダ

マルチクラウドの実現
「サーバ移設」をすることで実現。
環境毎にクラウドを移設することで障害要因を事前検知。
移設元環境
開発環境
STG環境
本番環境
移設先クラウド
開発環境構築
STG環境構築
本番環境構築
検証
検証
切り替え
切り替え
検証切り替え

e.g.)
・集中型コンテンツあり → DBの高負荷耐久の必要性
・kubernetesの利用 → マイグレーション先の同等機能の構築必要性
移設先クラウドの選定
ゲームタイトル特徴／サーバ構成を基にゲームタイトルに最適なクラウドを選定。
ホスト名
構成
用途コスト
OS CPU MEM Disk
拡張
Disk
台数
game
CentOS
7.3
4 8 40 - 10 APIサーバ ¥240,000
chat
CentOS
7.3
8 4 40 - 4 Chatサーバ ¥48,000
db-source
CentOS
7.3
32 96 100 2000 4 DB ¥480,000
A社クラウド
B社クラウド
C社クラウド
移設先検討
・
・
・
ゲームタイトル特徴
・
・
・

サーバ移設による効果
サーバ移設はブラックボックスの解消や品質向上する良い機会に。
・用途不明サーバ・ユーザー・ディレクトリの整理
→ サーバの仕組みが鮮明化／用途の確認
・脆弱性ミドルウェアの更新
→ 再構築時にミドルウェアをアップグレードし検証
・不安定サーバのスペック更新
→ 再構築時のスケールアップ
（※ダウンはしない）
・ミドルウェア更新（php5->7／mysql5.7->8.0／apache->nginx）
→ レスポンスタイムの改善、メモリ使用量削減
（※更新しすぎは要注意）
移設元環境
移設先サーバ
再構築

サーバ移設の実績
Oracle Cloud Infrastructureへの移設では2年で計8タイトルの移設を実施。
2022年の1Qも1タイトルの移設予定。
刻のイシュタリア（国内）
刻のイシュタリア（海外）
未来家系図つぐme
タイトル4
タイトル5
タイトル6
タイトル7
タイトル8
タイトル9
月６ 7 8 9 10 11 12 1 ２ 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 ６ 1 2 3
年 2019 2020 2021 2022

サーバ移設によるコスト効果
Oracle Cloud Infrastructure移設により2020年6月～2021年5月で 78% のコスト削減を実現。

サーバ移設時のコスト
移設により一時的にサーバ費は上昇するものの移設完了後に回収。
サイジングによる最適化を行い、削減したコストをゲームタイトルへ投資。
移設先クラウド費
タイトル投資
サイジング（最適化）

beyondさんとの連携
クラウド
選定
技術検証
移設先ネットワーク設計
スケジュール
作成
スケジュール
調整
開発環境
移行対象データ調査
開発環境構築
開発環境
切り替え
開発環境サーバ設定
stg環境
移行対象データ調査
stg環境構築
stg環境
切り替え
脆弱性エージェント
導入
stgサーバ設定
本番サーバ設定
本番環境構築
機械監視構築
スケールアウト
アラート監視
CS入信調査
負荷監視
移設元サーバ削除
本番環境
切り替え
選定期間調査期間開発環境移行 stg環境移行本番環境移行経過監視
最適化
マイネットのサーバ移設を支えるのは「beyond社」！！！
インフラをbeyondさんに、マイネットは技術検証やミドル以上に注力
移設元サーバ
調査

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