2017年12月15日 (金) に開催された Web セミナーです。

1. Einstein Analyticsによる
ユースケース別機能&実現例例のご紹介 (後編)
株式会社セールスフォース・ドットコム

2. This presentation may contain forward-looking statements that involve risks, uncertainties, and assumptions. If any such uncertainties materialize or if any of
the assumptions proves incorrect, the results of salesforce.com, inc. could differ materially from the results expressed or implied by the forward-looking
statements we make. All statements other than statements of historical fact could be deemed forward-looking, including any projections of product or
service availability, subscriber growth, earnings, revenues, or other financial items and any statements regarding strategies or plans of management for future
operations, statements of belief, any statements concerning new, planned, or upgraded services or technology developments and customer contracts or use
of our services.
The risks and uncertainties referred to above include – but are not limited to – risks associated with developing and delivering new functionality for our
service, new products and services, our new business model, our past operating losses, possible fluctuations in our operating results and rate of growth,
interruptions or delays in our Web hosting, breach of our security measures, the outcome of any litigation, risks associated with completed and any possible
mergers and acquisitions, the immature market in which we operate, our relatively limited operating history, our ability to expand, retain, and motivate our
employees and manage our growth, new releases of our service and successful customer deployment, our limited history reselling non-salesforce.com
products, and utilization and selling to larger enterprise customers. Further information on potential factors that could affect the financial results of
salesforce.com, inc. is included in our annual report on Form 10-K for the most recent fiscal year and in our quarterly report on Form 10-Q for the most
recent fiscal quarter. These documents and others containing important disclosures are available on the SEC Filings section of the Investor Information
section of our Web site.
Any unreleased services or features referenced in this or other presentations, press releases or public statements are not currently available and may not be
delivered on time or at all. Customers who purchase our services should make the purchase decisions based upon features that are currently available.
Salesforce.com, inc. assumes no obligation and does not intend to update these forward-looking statements.
Forward-Looking Statement
Statement under the Private Securities Litigation Reform Act of 1995

3. 伊勢 健吾 (Kengo Ise)
株式会社セールスフォース・ドットコム
セールスエンジニアリング本部
シニアマネージャー
兼
Analytics Specialist

4. はじめに

5. 本⽇日の内容
内容
対象者
ゴール
• Einstein Analyticsダッシュボードのユースケース別に各機能の実装についてのTips
をデモ交えて紹介します。(⼀一部、Winterʻ‘18の新機能も交えてご紹介。)
• Einstein Analyticsのダッシュボードの作成や運⽤用をされる開発者/管理理者の⽅方
※Einstein Analyticsを初めてお触りになられる⽅方は以下のWebセミナー(録画)等もご覧下さるとスムーズです。
“初めてのWave Analyticsダッシュボード゙開発”など。(最後に関連動画をご紹介)
• Einstein Analyticsにおける基本ニーズを実現するTips, 機能をキャッチアップいただく。
• Einstein Analyticsダッシュボードの作成を効果的・効率率率的に⾏行行っていただく。

6. アジェンダ
本⽇日の内容
ビジュアライゼーション系の設定やTips
• 項⽬目名の変更更
• 複数ページの設定
• 前年年同週同様⽇日の表現例例Tips
運⽤用・管理理系の設定
• 会計期間の設定
• 権限の設定(⾏行行レベルセキュリティ)
アンケートのお願い
Q&A
• 最後に質問への回答の時間を設けます
• 質問はいつでも送ってもらってOKです

7. ビジュアライゼーション系の設定・Tips
• 項⽬目名の変更更
• “ページ”の設定
• 前年年同週同曜⽇日との⽐比較 表現例例ご紹介(Tips)

8. 項⽬目名の変更更
項⽬目名の変更更などがUI操作で可能に。
8
レンズの画⾯面で
“データセット項⽬目”という箇所を選択

9. 項⽬目名の変更更
変更更メニュー
9
対象データセット全体に対しての
項⽬目について各種の変更更ができるメニュー
が表⽰示
ここで⾏行行った変更更は対象
データセットを使⽤用して
いる既存ダッシュボード
すべてに影響が及ぶので
慎重に！

10. 項⽬目名の変更更
項⽬目の表⽰示名や表⽰示/⾮非表⽰示、基準はフォーマット等も変更更が可能
10
ダッシュボードでの表⽰示

11. (参考)拡張メタデータ リファレンス
XMDを設定することで出来ることの詳細はこちら
11
https://resources.docs.salesforce.com/210/latest/ja-jp/
sfdc/pdf/bi_dev_guide_xmd.pdf
u ディメンションの特定値の⾊色を指定する
u カレンダー年年の開始週を指定する、、など

12. パフォーマンス効率率率や⽣生産性を⾼高めたりモバイルでのレイアウトづくりなどに有⽤用(現在
はPilotです)
ページの設定
12

13. リンクを解除して独⾃自のスタイルを別ページで作成することも可能
ページの設定
13

14. 前年年同週同曜⽇日⽐比を表現する
今回設定する表現例例
14

15. 前年年同週同曜⽇日の設定
データソース
15
前年年⽐比なので
2年年分の⽇日別データを⽤用意
(曜⽇日列列も保持)

16. 前年年同週同曜⽇日の設定
⽐比較テーブルで計算列列を⽤用意し、Window関数を利利⽤用して期間⽐比を求める
16
コンボチャート
で表現した例例

17. 運⽤用・管理理系の設定
• 会計期間の設定
• 権限の設定(⾏行行レベルセキュリティ)

18. 会計期間の設定
1. Einstein Analytics において、デフォルトでは会計期間は1⽉月から開始となる
2. 変更更する場合には、JSONに追記が必要
3. なお、データソースによってそれぞれ設定する箇所が異異なる
• セールスフォースデータの場合 :データフローJSON
• 外部データの場合: メタデータ
はじめに
18
“fiscalMonthOffset": 3,
"isYearEndFiscalYear": false
44月始まりの場合((例))

19. 会計期間の設定
データフローJSON記載の例例
19
sfdcDigest変換内に
記載を追記
(4⽉月始まりの場合)

20. 会計期間の設定
反映後のレンズ設定時の画⾯面
20
“会計”
という表記が現れる

21. 会計期間の設定
ダッシュボードで確認
21
第1四半期を選択
4-‐‑‒6⽉月が
第1四半期として選択され
たことが確認出来る

22. 権限の設定(⾏行行レベルセキュリティ)
u データセットへのアクセス権を持つEinstein Analytics ユーザには、デフォルトでデータセッ
ト内のすべてのレコードへのアクセス権があります。ただし、データセットに⾏行行レベルセキュ
リティを実装してレコードへのアクセスを制限できます。レコードに機密データが含まれてい
る場合など、アクセスの制限が必要になることがあります。
u ⾏行行レベルセキュリティを実装するには、レコードへのアクセスを制限するデータセットごとに
述語を定義します。述語とは、データセットのレコードへの⾏行行レベルアクセス権を定義する絞
り込み条件です
u 述語が適⽤用されたデータセットに対してユーザがクエリを送信すると、Einstein Analyticsは
述語をチェックしてユーザにアクセス権があるレコードを判別します。ユーザにレコードへの
アクセス権がない場合、Einstein Analyticsはそのレコードを返しません。
⾏行行レベルセキュリティとは？
22

23. ⾒見見え⽅方の例例[管理理者の場合]
あるデータセットを3つの異異なるユーザーで参照
23
この例例ではデータセットに含まれる
全１００件を参照可能
件数=100件
システム管理理者でログイン

24. ⾒見見え⽅方の例例[取引先の所有者]
あるデータセットを3つの異異なるユーザーで参照
24
取引先の所有者でログイン
このユーザーでは⾃自⾝身が取引先
所有者となっているレコード12件が参照
できる
件数=12件

25. ⾒見見え⽅方の例例[商談の所有者]
あるデータセットを3つの異異なるユーザーで参照
25
商談の所有者でログイン
このユーザーでは⾃自⾝身が商談の所有者と
なっているレコード23件が参照できる
件数=23件

26. Einstein Analyticsの権限設定(⾏行行レベルセキュリティ)
Einstein Analyticsでは⾏行行レベルでセキュリティをコントロール(RLS)できるが、
何も指定しない場合にはユーザーは全てのデータセットを閲覧できてしまう。
• RLSをかける対象=データセット単位
• データセットに対するRLSの記述⽅方法は以下の2通り(細かくは3通り)
1. データソースがSFDCデータの場合:
• データフロー内に記述(JSON内)
→Register 変換 [rowLevelSecurityFilter] 項⽬目に述語を追加
2. データソースが外部データの場合
• データセット作成の後、UI画⾯面に述語を追記
または
• データセットに関連づけたデータスキーマファイル(メタデータ)内
→ [rowLevelSecurityFilter] 項⽬目に述語を定義
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これらに加えて、
Winterʼ’18ではSalesforceオ
ブジェクトの共有ルールの継
承が可能に。
まとめ

27. (参考)セキュリティ実装ガイド
詳細はセキュリティ実装ガイドを提供しています。
27
https://resources.docs.salesforce.com/210/latest/
ja-‐‑‒jp/sfdc/pdf/bi_̲admin_̲guide_̲security.pdf
u セキュリティ述語の書式
u セキュリティ述語のサンプル など

28. おわりに

29. 各種情報リソースのご紹介
Trailhead
​ Einstein Analyticsのトレイルヘッド。演習⽤用にDeveloperエディションも⼊入⼿手できます。
Analytics の基礎
Analytics ダッシュボードのナビ
ゲーション
Analytics のモバイルデータ探索索
Analytics のデスクトップデータ探
索索
Analytics データインテグレーションの基本
Analytics ダッシュボードの作成の基本
Analytics 管理理の基本
Analytics アプリケーションの基本
まずはこれから
管理理者の⽅方はこちらも
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30. 各種情報リソースのご紹介
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カテゴリ セミナータイトル 説明
はじめよう！
Wave Analytics
ウェブセミナー
第1回：歩き⽅方から初期設定まで
Wave Analyticsを初めて導⼊入した⽅方向けに、はじめに知っておいていただきたい事、
初期設定からレンズ操作までをご紹介。（2017.3.28 開催）
第2回：ダッシュボード作成の基本を
マスター
はじめてWave Analyticsをご利利⽤用される⽅方がダッシュボードを作成する際の⼿手順、
注意点、活⽤用ノウハウについてご紹介。（2017.04.21 開催）
第3回：知っておくべき基本機能
データセットの作成、レンズ作成、ダッシュボード構築の基本動作は習得したけれど、もう少し表現⼒力力を向上させたい
⽅方、より便便利利な機能を使いこなしたい⽅方向けに覚えて
おくべき基本機能をご紹介。（2017.04.25 開催）
第4回：より細かいところに⼿手が届く！
データセットのカスタマイズ
データの表⽰示やグラフの⾊色を指定したい、誰がどのダッシュボードやレコードに
アクセスできるか制限をかけたい等、データセットの便便利利な活⽤用⽅方法をご紹介。（2017.05.23 開催）
最終回：Summer'17 新機能とUI関連のTIPS をご紹介
Wave Analyticsをよりご活⽤用頂くためのUI関連のTIPSを、2017/6/11にリリース
されたSummer'17の新機能を交えてご紹介。（2017.06.13 開催）
開発者向け
はじめてのWave Analytics
ダッシュボード開発
Wave Analyticの概要をふまえつつ、Wave Analyticsのダッシュボード作成、開発を
はじめようとする⽅方が理理解しておくべき機能、ティップスをデモンストレーションを
交えてご紹介。（2017.04.07 開催）
はじめてのWave Anlytics
データセット作成
ダッシュボードを作成するために理理解しておくべき基礎的なデータセットの概要を
踏まえたうえで、データセット作成をサポートする各種機能を中⼼心にご説明。（2017.06.21 開催）
​ Einstein Analytics のWebセミナー。 Trailblazer Community から過去の動画を視聴できます。
動画の視聴や資料料の取得は以下より（ナレッジ記事番号 000264925)
https://sfdc.co/bRJ7uB