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Plus de Fusaji Hayasaka (20)
20140417 wbn
- 6. 季報 エネルギー総合工学 Vol28 No.1(2005. 04)
安い石油の時代がグローバル化を支えた安い石油の時代がグローバル化を支えた安い石油の時代がグローバル化を支えた安い石油の時代がグローバル化を支えた
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安い石油の時代がグローバル化を支えた安い石油の時代がグローバル化を支えた安い石油の時代がグローバル化を支えた安い石油の時代がグローバル化を支えた
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2004200420042004年年年年11111111月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研月1日の日本学術会議第5部/(社)日本工学アカデミーエネルギー基本戦略部会他/(財)エネルギー総合工学研
究所共催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より究所共催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より究所共催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より究所共催の公開シンポジウム「日本のエネルギーに未来はあるか-有限の地球に生きる-」における石井吉徳先生基調講演より
(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)(あくまでも早坂の個人的見解で東京電力の公式見解ではありません)
- 15. エネルギー消費/人 奴隷換算
一人当たりエネルギー消費を奴隷に換算すると
(石油換算㌧/人)
ア メ リ カ 7.05 324人
イ ギ リ ス 3.39 146人
ド イ ツ 4.08 176人
フ ラ ン ス 4.28 185人
E U 2 7 3.51 152人
ロ シ ア 3.51 207人ロ シ ア 3.51 207人
日 本 4.79 167人
中 国 1.45 63人
ア ジ ア 1.01 44人
100W/ 3,600s/ 8 / 365 / 1,051,200,000Ws(J)/
ア ジ ア 1.01 44人
ア フ リ カ 0.346 15人
世 界 1.69 73人
100W/人×3,600s/h×8h/日×365日/年=1,051,200,000Ws(J)/人・年
(100w/人=100J/s 人100J×3600s/h×24h/日=8640kJ
1cal=4.18605Jより8,640kJ=2064kcal←一日の食物摂取量に相当)
原油1㍑=39,340kJより 奴隷一人は26.72㍑/年に相当
原油の比重は、原油の比重は、
特軽質油:0.8017未満、軽質原油:0.8107- 0.829、
中質原油:0.830 – 0.903、重質原油:0.904-0.965、
特重質原油:0.965以上
0.8665kg/㍑で計算すると
奴隷一人は26.72㍑ /年× 0.8665kg/㍑=23.15kg /年の石油の熱量に相当
15
奴隷一人は26.72㍑ /年× 0.8665kg/㍑=23.15kg /年の石油の熱量に相当
一人当たり一次エネルギー消費は日本エネルギー経済研究所『エネルギー・経済統計要覧』
日本エネルギー経済研究所はIEA「Energy Balances of OECD Countries」「 Energy Balances of Non-OECD
Countries 」,World Bank「World Development Indicators」より推計
- 17. • 濃縮している
出典:
石井『石油最終
争奪戦 世界を
本資料は東京電力の公式見解ではなく早坂の個人的見解です。また、目的外利用や複写による配布はご遠慮下
さい。
資源とは • 大量にある
• 経済的な位置にある
争奪戦 世界を
震撼させる
「ピークオイ
ル」の真実』
太陽定数(大気表面の単位面積に垂直に入射する太陽のエネルギー量)が1366W/m2である
ので地球の断面積を127,400,000 km²をかけると地球全体が受け取っているエネルギーは
1.740×1017 W1.740×1017 W
1Ws=1J だから1年間に大気表面で受ける太陽エネルギーは
1.740×1017 W×60s/m×60m/h×24h/d×365d/y=5.487×1024J
本資料は日本工業新
聞殿の承諾を得て転
人類が全世界で1年間に使うエネルギーの量は原油換算で
11,099.3×106t 1t=1.176kℓ 原油1ℓ=9,126kcal 1cal=4.2J
1.10993×1010t×1.176kℓ/t×103ℓ/kℓ×9,126kcal/ℓ×4.2J/cal×10
載しています。無断
での再複写・転載・
配布等は法律に反し
ます。
3cal/kcal=5.003×1020J
出典:BP統計 http://www.bp.com/sectiongenericarticle.do?categoryId=9023766&contentId=7044197
石油連盟 http://www.paj.gr.jp/statis/kansan.html
約1万倍 しかし広く薄くしか存在しない約1万倍 しかし広く薄くしか存在しない
過去の太陽からのエネルギー
17
を濃縮したものとしての化石
燃料に頼ることに
- 22. 長期的な問題、脱原子力の影響
過度な原子力削減 エネルギー自給率の低下
CO2排出の増加省エネ拡大 再エネの拡大 火力発電依存増大 CO2排出の増加
化石資源輸入依存増大
再エネ設備投資
省エネ拡大 再エネの拡大 火力発電依存増大
エネルギー安全エネルギー安全エネルギー安全エネルギー安全
保障低下保障低下保障低下保障低下
燃料費高騰リスク
電気代上昇 国際圧力
過度なエネルギー消費制限、需要管理
家計や業務
再エネ設備投資
系統安定化措置
送電系の強化
固定価格買取増 電気代上昇
ユーザ負担増
国際圧力
膨大な資金の生産コスト
家計や業務
への影響
ユーザによる付加
的な設備投資
生産制限や生産調整
海外流失
貿易収支、経
常収支の悪化
上昇
生活の質の低下 人件費制限
競争力低下
生産制限や生産調整
事業廃止 常収支の悪化
国富流出
利益減少
雇用の減少 産業の空洞化
事業廃止
海外移転
生産移転
22
山名 元 京都大学教授 2012年8月4日シンポジウム資料より
投資の減少GDPの減少国力の低下国力の低下国力の低下国力の低下
- 26. 経常収支の推移(季節調整済)
(出典:財務省 国際収支統計)
30,000
サービス収支:国境を越えた(居住者と非居住者の間の)サービスの取引を計上する。サービスとは、輸送、旅行、
通信、建設、保険、金融、情報(コンピュータ・データサービス、ニュースサービス等)、特許権使用料、その他営
利業務、文化・興行、公的その他サービス
所得収支:国境を越えた雇用者報酬(外国への出稼ぎによる報酬の受取等)および投資収益(海外投資による利子・
配当金収入等)の支払い。
(出典:財務省 国際収支統計)
20,000
25,000
貿易収支=輸出-輸入
経常収支=貿易収支+サービス収支+所得収支+経常移転収支
配当金収入等)の支払い。
経常移転収支:政府間の無償資金援助、国際機関への拠出金など、資産の一方的支払い。
10,000
15,000
5,000
10,000
-5,000
0
-10,000
経常移転収支
所得収支
サービス収支
貿易収支
-20,000
-15,000
貿易収支
経常収支
26
- 32. 最近の価格から推計
【LNG燃料単価】【LNG燃料単価】
LNG価格:89,026円/t +石油石炭税1,600円/t→13.76円/kWh
【石油燃料単価】
LSC重油価格:84,660円/kL→19.84円/kWhLSC重油価格:84,660円/kL→19.84円/kWh
【石炭燃料単価】
石炭価格:10,850円/t +石油石炭税1,140円/t →4.18円/kWh
【L N G】 1,234億kWh×13.76円/kWh=1兆6980億円
【石 油】 1,206億kWh×19.84円/kWh=2兆3930億円
【石 炭】 153億kWh× 4.18円/kWh= 640億円
【原子力】 2,593億kWh× 1円/kWh= ▲2590億円【原子力】 2,593億kWh× 1円/kWh= ▲2590億円
合 計 3兆8960億円
過去最大の原子力発電実績(1,998年3,323億kWh)を元に計算すると
【L N G】 1,603億kWh×13.76円/kWh=2兆2060億円【L N G】 1,603億kWh×13.76円/kWh=2兆2060億円
【石 油】 1,567億kWh×19.84円/kWh=3兆1090億円
【石 炭】 153億kWh× 4.18円/kWh= 640億円
32
【原子力】 3,323億kWh× 1円/kWh= ▲3320億円
合 計 5兆0470億円
- 68. 石炭の可能採年数(2012年末)
可採年数 109年
出典:BP統計 2012
急速に低下する石炭の可採年数⇒アジア(中国・インド)の需要急増
出典:BP統計 2012
http://www.bp.com/assets/bp_internet/globalbp/globalbp_uk_english/reports_and_publications/statistical_energy_review_2011/STAGING/local_assets
/pdf/statistical_review_of_world_energy_full_report_2012.pdf
68出典:BP統計 2013
https://www.bp.com/content/dam/bp/pdf/statistical-review/statistical_review_of_world_energy_2013.pdf
- 161. 1-1 我が国が抱える構造的課題1-1 我が国が抱える構造的課題
① 海外の資源に大きく依存することによるエネ
ルギー供給体制の根本的な脆弱性ルギー供給体制の根本的な脆弱性
② 人口減少、技術革新等による中長期的なエ
ネルギー需要構造の変化ネルギー需要構造の変化
③ 新興国のエネルギー需要拡大等による資源
価格の不安定化
④ 世界の温室効果ガス排出量の増大④ 世界の温室効果ガス排出量の増大
161
- 162. 1-2 東京電力福島第一原子力発電所事
故及びその前後から顕在化してきた課題
① 東京電力福島第一原子力発電所事故による深刻な被害と原子力発電① 東京電力福島第一原子力発電所事故による深刻な被害と原子力発電
の安全性に対する懸念
② 化石燃料への依存の増大とそれによる国富の流出、供給不安の拡大
③ 電源構成の変化による電気料金上昇とエネルギーコストの国際的地域
間格差によるマクロ経済・産業・家計(国民生活)への影響
④ 我が国の温室効果ガス排出量の急増④ 我が国の温室効果ガス排出量の急増
⑤ 東西間の電力融通、緊急時供給など、供給体制に関する欠陥の露呈
⑥ エネルギーに関わる行政、事業者に対する信頼の低下⑥ エネルギーに関わる行政、事業者に対する信頼の低下
⑦ 需要動向の変化-コージェネレーションの導入増や節電行動の変化
⑧ 中東・北アフリカ地域の不安定化等資源供給地域の地政学的構造変
化化
⑨ 北米におけるシェール革命の進展による国際エネルギー需給構造の
変化の兆し変化の兆し
⑩ 新興国を中心とした世界的な原子力の導入拡大 162