アイオウプラスよりリリースしているブラウザゲーム「編隊少女 -フォーメーションガールズ-」における3Dグラフィックスについて技術共有します。本ゲームでは、WebGLに関する2つのフレームワークが使われており、これらを組み合わせた事例は日本初。 本セッションでは、まず米国Microsoft社が主導するオープンソースの3Dグラフィックフレームワーク「Babylon.js」について、Three.jsなどのWebGLフレームワークと比較したゲーム開発における利点と、レンダリングフローについて解説します。 次に、マッチロック株式会社製エフェクトツール&ミドルウェア「BISHAMON WebGL版」について、技術概要とエンジンをどのようにゲームのフローに組み込んだのかについて解説します。 その上で、これら2つの異なるWebGLフレームワークを、1つのWebGLコンテキスト上に組み合わせてレンダリングする際の問題点と解決手法について、理論と実装方法を具体的に解説します。