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Running Leanの原則
リーンキャンバス(製品の戦術的な地
図や見取り図)を作成する
見込顧客を考えて作成する。意識す
るのは次の点;
① 顧客とユーザーを区別する
② 顧客セグメントを細分する
③ 最初は全てを1枚のキャンバスにま
とめる
④ 顧客セグメントごとにリーンキャン
バスを書く
1
プランAを文書化する
プランのどの部分に最初に集中する
か決める
上位3つのリスク;
① 課題
② チャネル
③ 収益の流れとコスト構造
この順に、人に話を聞いてリスクを評
価する
2
プランで最もリスクの
高い部分を見つける
顧客の話を「聴く」
3つのリスクの体系的な評価方法;
A) 課題を理解する
B) ソリューションを決定する
C) 定性的に検証する
D) 定量的に検証する
具体的には以下を実施してテストする
① 課題インタビュー
② ソリューションインタビュー
③ MVPインタビュー
3
プランを体系的に
テストする
6. 5@eno0904
リーンキャンバス※を作成する
Running Leanは顧客重視。以下の番号順に作成する
1-1.プランAの文書化
収益の流れ
収益モデル
顧客生涯価値
収益
粗利益
コスト構造
顧客獲得コスト
流通コスト
ホスティングコスト
人件費など
課題
上位3つの課題
既存の代替品:
ソリューション
上位3つの機能
独自の価値提案
(UVP)
あなたの差別化要因と注目
に値する価値を説明した単
一で明確な説得力のある
メッセージ
即効性のある明快な見出し
= 顧客が望む結果 + 明確
な期限 + それが達成され
なかった場合に代替案
圧倒的な優位性
簡単にコピーや購入ができ
ないもの
顧客セグメント
ターゲットにする顧客
アーリーアダプター:
主要指標
計測する主要活動
チャネル
顧客への経路
1 23
4
5
67
8
9
※ ビジネスモデルを9つの部品に分解し、リスクの高いものから体系的にテストするもの
8. 7@eno0904
2-1.プランで最もリスクの高い部分を見つける
上位3つのリスク; ①課題/②チャネル/③収益の流れ・コスト構造
この順に、人に話を聞いてリスクを評価する
収益の流れ
収益モデル
顧客生涯価値
収益
粗利益
コスト構造
顧客獲得コスト
流通コスト
ホスティングコスト
人件費など
課題
上位3つの課題
既存の代替品:
ソリューション
上位3つの機能
独自の価値提案
(UVP)
あなたの差別化要因と注目
に値する価値を説明した単
一で明確な説得力のある
メッセージ
即効性のある明快な見出し
= 顧客が望む結果 + 明確
な期限 + それが達成され
なかった場合に代替案
圧倒的な優位性
簡単にコピーや購入ができ
ないもの
顧客セグメント
ターゲットにする顧客
アーリーアダプター:
主要指標
計測する主要活動
チャネル
顧客への経路
1 23
4
5
67
8
9
9. 8@eno0904
2-2.スタートアップの3つのリスクカテゴリ
P:製品リスク ▶ 正しい製品をつくる
C:顧客リスク ▶ 顧客への経路を作る
M:市場リスク ▶ 実現可能なビジネスを作る
収益の流れ
収益モデル
顧客生涯価値
収益
粗利益
コスト構造
顧客獲得コスト
流通コスト
ホスティングコスト
人件費など
課題
上位3つの課題
既存の代替品:
ソリューション
上位3つの機能
独自の価値提案
(UVP)
あなたの差別化要因と注目
に値する価値を説明した単
一で明確な説得力のある
メッセージ
即効性のある明快な見出し
= 顧客が望む結果 + 明確
な期限 + それが達成され
なかった場合に代替案
圧倒的な優位性
簡単にコピーや購入ができ
ないもの
顧客セグメント
ターゲットにする顧客
アーリーアダプター:
主要指標
計測する主要活動
チャネル
顧客への経路
1 23
4
5
67
8
9
M
C
C
M
C
P
PP
P
M
P
M
10. 9@eno0904
2-3. 3つのリスクの体系的な評価方法
① 課題を理解する
顧客インタビューや顧客観察などを行って、解決に値する課題かどうか理
解する
誰が課題を持っているか?それはどんな課題か?現時点でどのように解決
されているか?
② ソリューションを決定する
デモを作って顧客にソリューションを見せてテストする
ソリューションはうまくいきそうか?アーリーアダプターは誰か?価格モ
デルは大丈夫か?
③ 定性的に検証する
MVPを作ってアーリーアダプターに見せる。
独自の価値提案に気づいてもらえるか?アーリーアダプターをどう探す
か?お金は払ってもらえるか?
11. 10@eno0904
2-3. 3つのリスクの体系的な評価方法(続き)
④ 定量的に評価する
製品リスク
• 解決に値する課題かどうか確認する
• MVPを決定する
• MVPを構築して、小規模に検証する(UVPデモ)
• 大規模に検証する
顧客リスク
• 不満を持っている人を特定する
• 製品をすぐに欲しいと思うアーリーアダプターに範囲を狭める
• アウトバウンドチャンネルから開始してもOK
• 但しすこしづつ拡大可能なインバウンドチャネルも構築/開発していく
市場リスク
• 既存の代替品から競合他社を特定して、ソリューションの価格を設定する
• 顧客の声を聞いて、価格をテストする(口約束)
• 顧客の行動を見て、価格をテストする
• ビジネスモデルがうまくいくように、コスト構造を最適化する
14. 13@eno0904
3-2. 課題インタビュー
次のリスクを検証するためにインタビューする
製品リスク:何を解決するのか?(課題)
市場リスク:競合は誰なのか?(既存の代替品)
顧客リスク:誰が困っているのか?(顧客セグメント)
顧客インタビューの構造
① 歓迎 :2分間・場の設定
② 顧客情報の収集 :2分間・顧客セグメントの検証
③ ストーリーの伝達 :2分間・課題の文脈の設定
④ 課題の優先順位 :4分間・課題の検証
⑤ 顧客の世界観の探求 :15分間・課題の検証
⑥ まとめ :2分間・今後の協力依頼と紹介依頼
⑦ 結果の文書化 :5分間
課題インタビューの終了条件(最低10人)
アーリーアダプターとなる顧客が特定できた
「絶対に必要」な課題が見つかった
現在の顧客の解決方法がわかった
15. 14@eno0904
3-3. ソリューションインタビュー
課題インタビューで学習したことを再度確認し、以下のリスクを検証
顧客リスク:誰が困っているのか(アーリーアダプター)
製品リスク:課題をどのように解決するのか(ソリューション)
市場リスク:どのような価格モデルにするのか(収益の流れ)
ソリューションインタビューの構造
① 歓迎 :2分間・場の設定
② 顧客情報の収集 :2分間・顧客セグメントの検証
③ ストーリーの伝達 :2分間・課題の文脈の設定
④ デモ :15分間・ソリューションの検証
⑤ 価格の検証 :3分間・収益の流れ
⑥ まとめ :2分間・質問、今後の協力依頼と紹介依頼
⑦ 結果の文書化 :5分間
ソリューションインタビューの終了条件
アーリーアダプターの顧客情報が特定できた
「絶対に必要」な課題がわかった
課題を解決するのに必要な最小限の機能が定義できた
顧客が支払ってくれる価格がわかった
(概算で)うまくいきそうなビジネスが構築できた