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まちなか発想ゲーム「メイキット」の紹介
- 3. 1.ゲーム概要 -ゲーム全体の説明-
3
項目 説明
ゲームタイトル まちなか発想ゲーム「メイキット」(カードゲーム)
ゲーム概要
「メイキット」は、まちの中にある「資源」や「魅力」を使って、 様々な要望が書かれた「まちの声」にこたえる
アイディアを発表するゲームです。各プレイヤーが発表されたアイディアを他プレイヤーが一斉に評価。 「い
いね」を挙げた人が多ければ「成功」、少なければ「失敗」。「やってみたくなった」アイディアをたくさん思いつ
いた人が勝ちです。
内容物
「まちの声」カード44枚(うちブランク12枚)/「まちの資源」カード58枚/「まちの魅力」カード41枚
(うちブランク29枚)/アイディア記録シート/ルールシート
プレイ時間/人数 時間:30分~ 人数:4~6人(対象年齢:10歳から)
新規性
まちなかでのフィールドワークを取り入れたカードゲームである点に新規性があります。ゲームで使用する「ま
ちの魅力」「まちの声」のブランクカードを用意しており、ゲームプレイヤーがフィールドワークで見つけた地域
の魅力や課題をカード化して遊ぶことができます。(フィールドワークなしでもプレイ可能です)
独自性
【独自性1】地域の魅力や課題への関心を高めるルール設計
ゲーム開催地の地域の魅力や課題をもとにしてゲームを行っているため、プレイヤーはゲームを通して地域
の魅力や課題への関心を高めることができます。
【独自性2】「メイキット」で生まれたアイディアを地方版総合戦略に位置づけて実施検討が可能
ゲームで用いる「まちの声」は地方版総合戦略で掲げられた目標に対応させて作成しており、「メイキット」
で生まれたアイディアは各地域の地方版総合戦略に位置づけて実施することができます。
有用性
現在作成済みのプロトタイプは全国の様々な場所で使われています。また、COVID-19を受けて有志の
方が無償でオンライン版メイキットを開発していただき、2020年からはオンラインでも開催されています。
想定しているターゲット層
・地方自治体の総合計画等の意見聴取のための活用(実績:奈良市第5次総合計画等)
・まちづくり関連の地域コミュニティの活用(実績:愛知県・岡崎市、香川県・琴平町他多数)
・学校教育等の教材としての利用(実績:兵庫県立村岡高校、神戸大学V.School等多数)
- 17. 17
3.ゲームの特徴 -有用性②-
有用性:地方自治体、地域コミュニティ、教育機関において活用されている
日時 場所 主催 概要
2019/10/11
2019/10/13
奈良県奈良市 奈良市
奈良市第5次総合計画の策定では、市民から総合計画に関する意見を広く求める
ためにメイキットが活用された。
2020/2/5 兵庫県神戸市
神戸大学
V.School
神戸大学の価値創造人材育成のための全学横断組織である「神戸大学
V.School」の第2回価値創造サロンで、メイキットを用いて地域課題を考えるワーク
ショップが開催された。
2020/5/3
オンライン
(Zoom)
Urbolabo
(関東地域)
まちづくりゲームを体験・普及をする団体主催でオンライン版メイキットが開催された。
関東以外にも山形県、新潟県、広島県、兵庫県など全国から20名程度が参加した。
2020/6/24
オンライン
(Zoom)
URA-CIMA
(浦安市)
浦安市のCivic Tech団体の活動として、浦安の地域の魅力や課題を知ることを目
的として、まちなか発想ゲーム「メイキット」のオンラインイベントが開催された。
2020/7/23
オンライン
(Zoom)
Urbolabo
(関東地域)
まちづくりゲームを体験・普及をする団体主催で、つくばの魅力や課題を知り、課題解
決案を発想することを目的として、まちなか発想ゲーム「メイキット」のオンラインイベント
が開催された。株式会社CALICO DESIGN共催。
2020/9/12 滋賀県野洲市 野洲市
10年後の野洲市を考えるワークショップにおいて、メイキットを用いて「野洲市の資源を
活用した課題解決」に関するアイディアを収集した。
2020/11/23
オンライン
(Zoom)
URA-CIMA
(浦安市)
浦安市のCivic Tech団体の活動として、浦安の地域の魅力や課題を知ることを目
的として、浦安版オンラインメイキットが開催された(2回目)。
現在作成済みのプロトタイプの活用実績をまとめました。これまで、地方自治体の職員研修や市民向けイベント、学
校機関の教育、地域コミュニティの活動として活用したいという参加者が多くおられました。しかし、プロトタイプで作成
したゲーム数も少なく、レンタル申請の声に応えられておらず、販売等もできていません。
2020年からはCOVID-19を受けて、有志の方が無償でオンラインでメイキットができるアプリを作成いただいたため、
2020年5月からはオンライン版メイキットを開催しています。
(2019年10月以降の開催実績の中から抜粋)
- 19. 4. 最後に ー本コンペを通して実現したいことー
19
企画・開発 製品化
流通チャネル
メイキット
プロトタイプ
制作済
※オンライン版の
プロトタイプ制作済
実店舗販売
・ボードゲームショップ
・ボードゲームカフェ
・玩具屋
・家電量販店 等
認知チャネル 販売チャネル
学校教育
地域コミュニティ
地域活性団体
地域資源の発掘
地域課題への
アプローチ
通信販売
・ECサイト
・販売代理店 等
生産先
の検討
HP/SNS
販売イベント
(ゲームマーケット等)
オンライン
アプリの
本格制作
ワークショップ
(リアル)
ワークショップ
(オンライン)
×
×
×
本コンペティションに関わる方々からのご助言や応援をいただき、本ゲームの流通チャネルを強化した
上で、ゲームの普及を通して地域課題に取り組む方々の一助となりたいと考えています。
実施済 今後、進めていきたいこと
アプリ販売
・スマホアプリ
・ブラウザ 等
※無償提供も検討
特に強化したい点
- 20. 4. 最後に -参考情報-
20メイキットHP: http://makeit-game.strikingly.com/
メイキットのルール・活用事例等の情報は下記のHPに掲載しています。
2019年より使用希望の方に無料で貸出しをしていましたが、制作したプロトタイプの数が少なく、
全国からのレンタル希望の声に応えられていません(現在は貸出し停止中)。
販売希望の問い合わせも複数ありますが、現状は本格的な製品化や一般販売まで至っていません。