Contenu connexe Similaire à How to multiple on-premise AD migrate to single AAD (20) How to multiple on-premise AD migrate to single AAD4. AADC CSとは
Azure AD Connect Cloud Sync という長い名前の
クラウドサービス
Azure AD Connectのサブセットとしての機能
信頼関係のないオンプレActive Directory統合が目的
エージェントで動作するため、サーバーの負担が軽い
パススルー認証は不可
同期に関しての「高度な」属性カスタマイズは不可
パスワード以外のWrite Back同期は不可
デバイス登録は不可なので、ハイブリッドAzure AD参加は
できない
Azure AD Connect クラウド同期とは - Microsoft Entra | Microsoft Learn
5. 参考:AADCとは
Azure AD Connect という長くない名前の
サーバーアプリケーション
Active DirectoryからAzure ADへのプロビジョニング機
能
Active Directoryユーザー・グループ情報をAzure ADに同期
Azure ADに同期する内容(属性)をカスタマイズ
オンプレActive Directoryとのシングルサインオン
Azure AD側からオンプレへの同期(Write Back)
Azure ADへのデバイス登録
6. AADC CSでのドメイン統合
ユーザープリンシパル名での統合
統合したいドメインすべてのuserPrincipalNameを統合先ド
メインに変更。
userPrincipalName統合の際に「Windows信頼」は不要。
移行前から移行後の属性変換
メールアドレス(mail)は必須。AADC CSの属性マッピング
で設定が可能。
シームレスシングルサインオン
既定では無効になっており、AADCのコンポーネントを
使って有効化する。クラウド同期でシングル サインオンを
使用する方法 - Microsoft Entra | Microsoft Learnを参考のこ
と。
10. AADC CSでのドメイン統合(3)
AADC CSクラウドサービスの構成(cont.)
スコープフィルターの設定
[mail]属性マッピングの設定
IIF(IsPresent([mail]), Replace([mail], Mid([mail], InStr([mail], "@"), 1024), , ,
Mid([userPrincipalName], InStr([userPrincipalName], "@"), 1024), , ), Error("Empty"))
14. まとめ
AADC CSを使えば、クラウド主体の統合環境ならば、
複数Active Directoryドメイン環境を簡単にまとめる
ことができる。
移行の際の属性マッピングには注意する。Microsoft
365などでは"proxyAddresses" "usagelocation"など、
注意しなければならない属性が、ほかにも存在する。
複数ドメイン環境では、ユーザー名が同一などの理
由で同期に失敗するケースがあり、検出やリカバー
対策を考える必要がある。
15. 参考情報
Azure AD Connect クラウド同期とは - Microsoft
Entra | Microsoft Learn
Azure AD Connect クラウド同期の式と関数のリファ
レンス - Microsoft Entra | Microsoft Learn
Azure AD での proxyAddresses 属性の設定方法 -
Active Directory | Microsoft Learn
Azure AD Connect Health - 重複する属性の同期エ
ラーの診断 - Microsoft Entra | Microsoft Learn