SlideShare une entreprise Scribd logo
1  sur  68
Télécharger pour lire hors ligne
第1章

関数
1次関数 ・・・00
2次関数 ・・・00
三角関数 ・・・00

この章では、中学校、高校で学んだ変数や1次関数、三角関数~~
§1 1 次 関 数
1 1次関数とグラフ
【 1次関数 】
2 つの変数 x、y があり、x の値を決めると、それに対応して y の値がただ
一つ決まるとき、 y は x の関数であるといいます。
y が x の1次式で表せるとき、y は x の1次関数であるといい、一般式は、
y = ax + b (a ≠ 0) と表します。

【 1次関数とグラフ 】
y = ax + b (a ≠ 0) のグラフにおいて、a の値は 傾き(変化の増加量)、b

の値は 切片 といいます。
傾き a は、x の増加量に対する y の増加量の比で求めることができます。
a=

y の増加量
= 傾き
xの増加量

y = 2x + 1 のグラフを見てみましょう。(図1)
このグラフは a の値が正なので、右上がりのグラフになります。
傾きは、x の増加量が 1、y の増加量が 2 より、
2
a=
1
よって、傾きは 2 となります。
切片は、b の値より 1 であり、グラフで見ると y 軸との交点の 1 の所が 切
片となります。
図1

y = 2x + b のグラフ
2 グラフの交点の求め方
二つの関数のグラフの交点は、代入法や連立方程式で求めることができま
す。では、y = 2x + 4 …① と y = –x + 8 …② のグラフの交点を求めてみま
しょう。

【 代入法の場合 】
まず、②を①に代入します。
–x + 8 = 2x + 4
3x = 4
4
x=
3
4
を①に代入すると、
3
4
y = 2× + 4
3
20
y=
3
4 20
よって、求める交点は ( ,
) となります。
3 3
次に、この x =

【 連立方程式の場合 】
まず、①と② を 足し算します。(連立方程式を解く)
y = 2x + 4
2y = –2x + 16
x を消すため2倍する
+
3y = 20
20
y=
3
20
を ② に代入すると、
3
20
= –x + 8
3
4
x=
3
4 20
よって、求める交点は ( ,
) となります。
3 3
y=
図2 交点の求め方
例 題
(1) y = 3x – 2 の傾きと切片を求めよ。
(2) y = –2x + 4 の傾きと切片を求めよ。
(3) y = 3x – 2 と y = –2x + 4 の交点を求めよ。

解 答

(1) 一次関数は、y = ax + b で表され、傾きはa にあたる部分なので 3
切片は bにあたる部分なので – 2
(2) 一次関数は、y = ax + b で表され、 傾きはa にあたる部分なので – 2
切片は b にあたる部分なので 4
(3) 今回は、代入法で解いてみる。
y = 3x – 2 …① y = –2x + 4 …② とする。

①に②を代入すると、
–2x + 4 = 3x – 2
–5x = –6
6
x=
5
6
x = を①に代入すると、
5
6
y = 3× – 2
5
8
y=
5
6 8
よって、交点は、( , )となります。
5 5
【 練習問題 】
ろうそくに火をつけると、一定の割合で短くなる。
・ろうそくAは、長さが24cmあり、火をつけると1分間に1cmずつ
短くなっていった。
・ろうそくBは、火をつけると、2分後には19cm、6分後には17cm
と短くなっていった。
(1) 火をつけてからx分後の長さをycmとして、ろうそくA、Bのそれ
ぞれについて、yをxの式で表せ。
(2) 火をつけてからろうそくAとろうそくBの長さが同じになるのは何
分後か求めよ。
(3) ろうそくAとろうそくBが同時に燃え尽きるようにするには、ろう
そくBの長さを何cm短くすればよいか求めよ。
§2 2 次 関 数
1 2次関数とグラフ
【 2次関数 】
2つの変数の関係を2次式で表すことのできる関数を2次関数といいます。
2次関数には、基本形: y = ax2、一般形: y = ax2 + bx + c 、標準形:
y = a (x – p)2 + q の3つの形があります。通常、2次関数は一般形で表さ
れることが多く、グラフの軸や頂点を求めたいときなどに標準形へ変形しま
す。この変形のことを平方完成といいます。

【 2次関数とグラフ 】
では、2次関数の基本の形である y = ax2 のグラフを描いてみましょう。
y = ax2 のグラフは、y軸を軸、原点を頂点とする放物線になります。そし
て、a の値が正のときグラフは下に凸となり、負のときグラフは上に凸と
なります。(上下どちらに出っ張っているのか: 下に凸→

上に凸→

)

y = ax2 のグラフを x軸方向にp、y軸方向に q だけ平行移動したグラフの
方程式を考えてみましょう。この場合の平行移動は、y = ax2 の y に
y – q、x に x – p を代入すればよいので、整理すると 標準形の形である
y = a (x – p)2 + q になることが分かります。このグラフは、直線 x = p を
軸、点(p, q)を頂点とする放物線になります。
例 題
(1) 関数 y = x2 のグラフを x 軸方向に1、y 軸方向に – 2 だけ平行移動したグ
ラフの方程式を、y = ax2 + bx + c(一般形)、y = a (x – p)2 + q
(標準形)のそれぞれの形で求めよ。
(2) (1)で求めたグラフの方程式のグラフについて、頂点の座標と軸の方程式
を求め、グラフを描け。

解 答
(1)
x 軸方向に 1、y 軸方向に – 2 の平行移動であるから、y = x2 の x に
x – 1、y に y + 2 を代入します。
それぞれ代入すると、

y + 2 = (x – 1)2
y = (x – 1)2 – 2

… y = a (x - p)2 + q(標準形)

展開して、
y = (x2 – 2x + 1) – 2
y = x2 – 2x – 1

… y = ax2 + bx + c(一般形)

(2)
頂点の座標や軸の方程式を求めたいときは、y = a (x – p)2 + q の形を見
よう。(1)より、y = (x – 1)2 – 2 だから、
頂点: 点(1, –2)
軸の方程式: 直線 x = 1

また、グラフは右のようになります。

※ y 軸との交点は、x に 0 を代入して求める。
2 2次関数の最大・最小
2次関数の最大値、最小値を求めるときには、グラフを描いてみると分か
りやすくなります。では、y = x2 + x + 1 の最大値、最小値について考えてい
きましょう。

【 2次関数の最大・最小 】
y = x2 + x + 1 のグラフを描きます。そして、グラフを見てみます。そうす
1
3
ると、最小値は x = –
のとき – 、最大値はないと簡単に求めることがで
2
4
きます。

【 区間における最大・最小 】
では次に、x の変域(変数 x が取る値の範囲)に制限のある場合を考えてみ
ましょう。次の3つの変域での y = x2 + x + 1 の最大値、最小値を(グラフ
に変域を書きながら)求めていきます。
① –2 ≦ x ≦ –1
グラフに変域を書いてみると、最大値は x が –2 のとき、最小値
は x が –1 のときの y の値であることが分かると思います。
② –1 ≦ x ≦ 0

①と同様にグラフに変域を書き加えてみると、最大値は x が –1、0
のとき、最小値は、x が
のときの y の値であることが分かります。
③ 0≦x≦1
①と同様にグラフに変域を書き加えてみると、最大値は x が 1 の
とき、最小値は x が 0 のときの y の値であることが分かります。
あとはそれぞれ、 y = x2 + x + 1 に x の値を代入すれば、最大値、最小値
が求まります。
例 題
(1)

関数 y = – x2 + x + 1 の最大値、最小値があればそれを求めよ。また、そ

のときの x の値を求めよ。
(2)

次の変域における関数 y = – x2 + x + 1 の最大値、最小値を求めよ。また、

そのときの x の値を求めよ。
①–2≦x≦–1

②0≦x<1

解 答
(1)
まず、グラフを描いてみましょう。グラフを描くために、関数を平方完
成して頂点と軸の方程式を求めます。
y = – x2 + x + 1

= –(x2 – x) + 1
1
1
= – {(x – )2 – ( – )2 } + 1
2
2
1
1
= – (x – )2 + + 1
2
4
1
5
= – (x – )2 +
2
4
1 5
1
これより、グラフの頂点は、点( , ) 軸は、直線 x = だと分かりま
2 4
2
す。よって、グラフは右のようになります。
グラフより、
x=

1
5
のとき最小値
2
4

最大値はない

※ x2 の係数が負より、上に凸のグラフになること
に注意
(2)
①

–2≦x≦–1

グラフから、最大値は x の値が – 1 のとき、
最小値は x の値が – 2 のときの y の値です。
それぞれの x の値を代入すると、
f(–1) = –1

f(–2) = –5

よって、
x = – 1 のとき最大値 – 1

x = – 2 のとき最小値 – 5

②

0≦x<1
1
のとき、
2
最小値は x の値が 0 のときの y の値です。
グラフから、最大値は x の値が

それぞれの x の値を代入すると、
1
5
f( ) =
f(0) = 1
2
4
※ xの変域は 1 未満より
よって、
1 は含まない
x=

1
5
のとき最大値
2
4

x = 0 のとき最小値 1
§3 三 角 関 数
1 三平方の定理
直角に対する辺(斜辺)を c として、それ以外の辺を a, b とおくと、次
の様な公式が成り立ちます。
c2 = a2 + b

2

この公式を、三平方の定理 (または、ピタゴラスの定理) といいます。

この三平方の定理を使えば、直角三角形において二つの辺の長さが分かる
とき、もう一辺の長さを求めることができます。
たとえば、正方形の辺の長さが分かるとき、三平方の定理を使えば、対角
線の長さを求めることができます。
直角ではないもう一つの角度を θ (シータ) と表します。θは角度の決まっ
ていない角のことです。
2 正弦・余弦・正接
直角三角形の2辺の比の値のことをそれぞれ、正弦(サイン)、余弦(コサイ
ン)、正接(タンジェント)いいます。また、この3つを合わせて三角比といい
ます。

【 正弦 (sin) 】
サインは、直角三角形における直角に対する辺(斜辺)からθではない方の
角を挟んで直角の辺までの比です。
sinθ =

b
c

【 余弦 (cos) 】
コサインは、斜辺からθを挟んだ辺の比です。

cosθ =

a
c

【 正接 (tan) 】
タンジェントは、直角を挟む二つの辺の比です。
tanθ =

b
a
3 三角比
三角比とは直角三角形における、三辺の辺の長さの比のことです。

三角比でよく出てくる角度があります。その角度は、
0°,30°,45°,60°,90°です。このときの sin, cos, tan の値はよく出てきま
す。これは、次のページの表を参考にしてください。

1
たとえば、sin30°の時の三角比は、 となります。この値は、 sin60°の
2
1
ときと同じ になります。それは、
2
sinθ = cos (90 − θ)

が成り立つからです。
そのため、 sin45°とcos45°が同じ値になります。
tan90°がないのは、分母が 0 になってしまうため表すことができないか
らです。
三角関数の表
4

三角比の相互関係と単位円
直角三角形では、3辺の長さの関係として三平方の定理が成り立ちます。

sin、cos、tanではこのような関係が成り立ちます。
tan θ =

sin θ
cos θ

2
sin θ + cos2 θ = 1
2
1 + tan θ =

1
cos2 θ

これらを使ってほかの値を求めることができます。

また、三角比は半径1の単位円を使って説明することができます。
次のような半径1の単位円があります。まず、原点から30°の向きに直線
を円にぶつかるまで伸ばします。(赤い線)
そこからsin軸とcos軸に点線を伸ばします。
原点から伸ばしてあたったところまでの長さがsinとcosの値
半径1の単位円
例 題
(1) 直角三角形の斜辺でない、二つの辺の長さが 4 cmと 3 cmである時、斜
辺の長さを求めよ。

(2) sinθ =

2
のときの cosθ と tanθ を求めよ。
3

解 答
(1)

(2)

2
2
三平方の定理から、4 + 3 = c2 なので、
2
2
4 + 3 = c2
16 + 9 = c2
25 = c2
c=5

2
2
sin θ + cos2 θ =1 に、 sinθ = を代入する。
3
2
2
2 θ =1
( ) + cos
3
4
+ cos2 θ =1
9
4
cos2 θ = 1 −
9
5
cos2 θ =
9
5
cos θ =
3
sin θ
より求める。
cos θ
sin θ
2
5
tan θ =
にsinθ = と cos θ =
を代入する。
3
3
cos θ
2
5
tan θ = ÷
3
3
2
tan θ =
5

次にtan θ を、 tan θ =
【 練習問題 】
(1)直角三角形の斜辺でない、二つの辺の長さが12cmと5cmで
ある時、斜辺の長さを求めよ。
(2)tan θ =2の時、sin θとcos θを求めよ。
(3)高さ3000mの山があります。山の中心から5km離れた海抜
0mの地点から山の頂上までの直線距離は何kmでしょう?
第2章

場合の数
・ 確率
場合の数 ・・・00
順列・組み合わせ ・・・00
確率 ・・・00
期待値 ・・・00

この章では、~~
§1 場 合 の 数
1 場合の数の考え方
場合の数を数えるには、起こりうるすべての場合についてもれなく、そし
て重複することなく数えなければなりません。小、中学校でも習う基本的な
場合の数の数え方として次のようなものがあります。

【 辞書式配列法 】
名前は難しそうに聞こえるが、単純にアルファベット順などのように順番通
りに数えていく方法です。

【 樹形図 】
それぞれ場合を順番に枝分かれさせて数える方法です。

2 和の法則・積の法則
複数の事柄が起こるときの場合の数を考えていくときには、「和の法則」
「積の法則」という2つの法則が基本となります。どのようなときに、どち
らの法則を使えばいいのかを確認しましょう。

【 和の法則 】
2つの事柄 A、Bは 同時に起こらない とする。A, B それぞれの場合の数
をm、n 通りとすると、A または B の どちらか が起こる場合の数は
m + n 通りである。

【 積の法則 】
2つの事柄 A、B がある。A の場合の数は m 通りあり、そのそれぞれの場
合について、B の場合の数が n 通りあるとき、A と B が ともに 起こる場
合の数は m × n 通りである。
例 題
(1)

a,b,cの3文字から2文字選んで一列に並べる場合の数を求めよ。

(2) 大小二つのサイコロを振って出る目のペアが何通りあるかを求める。

解 答
(1) 和の法則
1文字目に何を選ぶかで場合分けをします。
・ 1文字目に a を選んだ場合、[ab、ac] → 2 通り
・ 1文字目に b を選んだ場合、[ba、bc] → 2 通り
・ 1文字目に c を選んだ場合、[ca、cb] → 2 通り
この3つの事柄は同時には起こらないので、
和の法則より、6 + 3 + 3 = 12 通りとなります。
(2) 積の法則
さいころの出目 (大、小) = (○、△) とします。
一般的にサイコロの目は6通りでます。だから○も△もそれぞれ 6 通りで
す。なので、○ = 1 のとき △ = 1 ~ 6・・・○ = 6 のとき △ = 1 ~ 6 と
いうように ○ の場合の一つ一つに対して △ は 6 通りあることになりま
す。
よって、6 × 6 = 36 通りになるのです。
なんとなく、6 × 6 で 36 とかサイコロ二つだから 6 × 2 で 12 とかでは
なくこの仕組みを理解しましょう。
【 練習問題 】
(1)a、a、b、b、cの5文字から4文字選んで並べる方法は何通りある
か。
(2)大小2個のサイコロを振る。目の和が7か9のどちらかになる場合は
何通りあるか。
(3)10円、100円、500円の硬貨がたくさんある。この3種類の硬貨を
使って1200円を支払う方法は何通りあるか。使わない硬貨があっても
良いとする。
§2 順 列 ・ 組 み 合 わ せ
1

順列

【 順列 】
異なる n 個のものから r 個取り出して 1 列に並べたものを、n 個から r 個
とる順列と言います。求め方は、
nPr

= n (n - 1)(n - 2)・・・(n – r + 1)

となります。
○例
3P2= 3・2 = 6
6P5 = 6・5・4・3・2 = 720

【 階乗 】
階乗とは n! と書き、

n! = nPn
ということです。
2 組み合わせ
【 組み合わせ 】
異なる n 個のものから r 個取り出して1組にしたものを、n 個から r 個と
る組み合わせといいます。求め方は、
nC r

=

npr
r!

となります。
また、nC0 = 1 と定めます。
(例)
7C3=

7P3 7・6・5
=
= 35
3! 3・2・1

【 組み合わせの関係式 】
n Cr = n C n - r

(例)
7C5 = 7C7 – 5 = 7C2

P
7・6・5・4・3
・7C5 = 7 5 =
= 21
5! 5・4・3・2・1
P
7・6
・7C2 = 7 2 =
= 21
2! 2・1
よって等しいことが分かります。
組み合わせの関係式
例 題
男子6人,女子4人の中から4人の委員を選出するとき,次のような方法は何通りあ
るか。
(1) 男子から3人,女子から1人選出する
(2) 男子、女子から少なくとも1人ずつ選出する

解 答
(1)

男子の選び方は、 6C3 = 20通り。
女子の選び方は、 4C3 = 4通り。
よって、
20 × 4 = 80通り

(2)
男子、女子から少なくとも一人選ぶということは、
(全部の選び方) - (男子だけ選ばれるとき + 女子だけ選ばれるとき)

を計算すればよい。
・全部の選び方は、 10C4 = 210通り
・男子だけ選ばれるときは、 6C4 = 15通り
・女子だけ選ばれるときは、 4C3 = 1通り
よって、
210 - (15 + 1) = 194通り
【 練習問題 】問題④
男5人女6人の中から6人選ぶとき次の選び方は何通りあるか。
(1)男3人、女3人を選ぶ選び方
(2)男女のペアを3組選ぶ選び方
§3 確 率
1 場合の数の考え方
【 事象 】
・試行・・・同じ条件のもとで繰り返すことができる実験や観測
・事象・・・試行の結果起こる事柄
・根元事象・・・それ以上分けることができない事象
・全事象・・・根元事象全体からなる事象
(例)
1枚の硬貨を投げるという試行において、根元事象は、「表が出る」と「裏
が出る」の 2 通り

【 確率の定義 】
根元事象がすべて同様に確からしい試行において、
全事象 U に属する根元事象の個数を n
事象 A に属する根元事象の個数を a とするとき、
事象 A の起こる確率 P は、 P =

(例)

a
で求めることができる
n

1 個のさいころを投げるとき
1
① 2 の目が出る確率は、
6
3 1
② 偶数の目が出る確率は、 =
6 2
例 題
1~7 から 3 つの異なる数を選び 3 ケタの数を作るとき次の確率を求めよ。
(1) 5 の倍数の確率
(2) 540 より大きくなる確率

解 答

(1)

まず 3 ケタの数の選び方は、
7P3 = 210通り
そして、5 の倍数は一の位が5 になればよいので、一の位は5の一通り。
十の位と百の位は、それぞれ6通り、5通り。
よって、
6×5×1 = 30 通り
したがって、

30 1
=
210 7

(2)

540 より大きくなるためには、百の位が 5 のときか 6 か 7 のときで場合
分けが必要になります。
(ⅰ) 百の位が5のとき
十の位は 4 か 6 か 7 の 3 通り、一の位は残った数の 5 通りなので
3 × 5 = 15 通り
(ⅱ) 百の位が 6 か 7 のとき
十の位と一の位は何でもよいのでそれぞれ 6 通りと 5 通りとなり、
2 × 6 × 5 = 60 通り
(ⅰ)、(ⅱ)より、

15+60 5
=
210
14
【 練習問題 】 問題④
男5人女6人の中から6人選ぶとき次の選び方は何通りあるか。
(1)男3人、女3人を選ぶ選び方
(2)男女のペアを3組選ぶ選び方
§4 期 待 値
1 期待値
ある変数 X のとりうる値のすべてが、
x1, x2, x3, x4 ・・・, xn
であり、その値をとる事象の確立 p をそれぞれ
p1、p2、p3 ・・・ pn ( p1 + p2 + p3 ・・・ + pn = 1 )
とすると、数量Xの期待値 E は、
E = x1・p1 + x2・p2 + x3・p3 + ・・・+ xn・pn
と計算できます。これは一回の試行でどれだけの結果が得られるかという値
です。
(例) 3枚の硬貨を同時に投げるとき、表の出る枚数 X の期待値 E
X = 0, 1, 2, 3 のとき確立 p は、
p1 = 1/8、p2 = 3/8、p3 = 3/8、p4 = 1/8
となり、求める期待値 E は
E = 0 × 1/8 + 1 × 3/8 + 2 × 3/8 + 3 × 1/8 = 12/8 = 3/2
となります。
(この値は、コインを 3 枚同時に投げたとき 3/2 枚は表が出るということで
す。)
例 題
1~6 でのカードが番号と同じ数だけ用意されている。
(例: 1 は 1 枚、2 は 2 枚・・・)
① 引いたカードの数 ×100 円もらえる。
② 引いたカードが偶数なら 700 円もらえる。
このとき、①と②ではどちらが得だろうか。
解 答
まず、①のときの期待値はもらえる金額を X、その確率を P とすると、

なので、①のときの期待値は、433 円となります。
次に②のときは
X
P

0
9
21

700
12
21

なので、②のときの期待値は、400 円となります。
よって 、① > ②より①の方が得であるといえます。

計
1
【 練習問題 】問題⑥
10本の中に3本当たりくじがある。3回引いて、当たりくじの数×100
円もらえる。ただしこのくじを引くためには100円払わなければなら
ない。このとき引くべきかひかざるべきか。(引いたくじは元に戻す
ものとする)
第3章

集合
集合と要素 ・・・00
和集合・共通集合 ・・・00
補集合 ・・・00

and・or ・・・00
ド・モルガンの法則 ・・・00

●この分野を学んでおくとお得な大学の科目
特に『数理リテラシー』という必修選択科目は、「数学がちょっと苦手な
んだよなぁ~」という人におススメの科目です。今のうちに集合を理解して
おけば、大活躍間違いなし!
他には、『プログラミング入門』、『プログラミング演習』といったプログ
ラミング系の科目では、この分野の知識を持っていると理解の手助けになる
かも。
●その他
就職活動では多くの企業で『SPI試験』という筆記試験を実施しています。
なんとこの筆記試験で志望者の約8割…… つまり8人中7人は落とされてしま
うとか!実は……SPI試験の中には集合に関連した問題が出題されているの
です。
§1 集合と要素
1 集合と要素
含まれるものの範囲がはっきりとしているものの集まりのことを集合とい
い、集合に属している1つ1つものを要素といいます。
例を出して考えてみましょう。専修大学には、経済学部、文学部、ネット
ワーク情報学部などいくつかの学部があります。この場合、学部が集合とな
ります。
Aさんは、その内のネットワーク情報学部に所属しています。Aさんは、
ネットワーク情報学部という集合を成している要素だと考えることができま
す。 (図1参照)
また、Aさんが、ネットワーク情報学部(集合)の要素であることを次の
ように表すことができます。
Aさん ∈ ネットワーク情報学部
(もしくは、ネットワーク情報学部 ∋ Aさん)
図1
例 題
ネットワーク情報学部が、専修大学という集合の要素だとすると
記号を使ってどのように表せるでしょうか。

解 答

ネットワーク情報学部 ∈ 専修大学 となります。
(専修大学 ∋ ネットワーク情報学部 でも正解です。)
§2 和集合と共通集合
1

和集合

ネットワーク情報学部という集合をA、大学生という集合をBとすると、
和集合は A∪B (A カップ Bと読む)と表し、「A 、Bの少なくとも一方に属し
ている要素全体の集合」のことをいいます。
(図1参照)

2

共通集合

和集合の次は、共通集合を考えてみましょう。
ネットワーク情報学部という集合をA、大学生という集合をBとすると、
共通集合はA∩B (A キャップ Bと読む)と表し、「Aと B のどちらにも属して
いる要素全体の集合」のことをいいます。
(図2参照)

和集合と混同しやすいので、以下のように覚えると理解しやすいでしょう。
・和集合は、範囲が広いので紙皿(∪)で受け止める。
・共通集合は、範囲が狭いので紙コップ(∩)で覆う。
和集合 A∪B
図1

図2

共通集合 A ∩ B
例 題
AとBという2つの集合があります。
AとBの和集合と共通集合を、記号を使って表しなさい。

解 答
前ページを参照してみましょう。
和集合は、A∪B
共通集合は A ∩ B
【 練習問題 】
1、りんごが20個、みかんが15個あります。
りんごをA、みかんをBとすると、AとBの和集合はどのように表せ
ますか? 記号を使って答えてください。
2、ネットワーク情報学部生の1年生が20人、2年生が15人います。
1年生をA、2年生をBとすると、AとBの共通集合はどのように表
せますか? 記号を使って答えてください。
§3 補集合
1

補集合
専修大学という全体集合Uがあるとします。(全体集合とは、もとになる

全体の集合をいいます。)
また、全体集合Uにネットワーク情報学部、法学部や文学部などの学部と
いう集合が属しているとします。このとき、ネットワーク情報学部をAとす
ると、法学部や文学部などの他学部は集合Aには属しません。
全体集合Uの要素であり、集合Aの要素ではないすべての要素の集合をAの
補集合といい、A と表します。
例 題
全体集合をUとして、その部分集合をAとする。
全体集合Uの要素であって、集合Aの要素でないすべての要素の集合のことをなん
というか。また、記号を使って表せ。
解 答
補集合といい、 A と表します。
【 練習問題 】
(1)全体集合をX、2つの部分集合をそれぞれA、Bとすると、
AとBそれぞれの補集合を記号で表してください。
(2)全体集合X = {y| 1≦y≦5}、部分集合A = {2 , 4}とします。
Aの補集合を、要素を挙げる形式で表してください。
(3)全体集合X = {y| 1≦y≦5}
部分集合B = {z | (z-5)(z-1)=0}とします。
Bの補集合を、要素を挙げる形式で表してください。
§4 a n d ・ o r
1 and,or
andと or の違いについて説明します。
andとは「かつ」ということで、orとは「または」のことです。
A と B という2つの集合があるとすると、
A and Bとは「A かつ B」、A or B とは「A または B」ということを示しま
す。

この2つは、前々回の内容の和集合・共通集合と一致します。
和集合は、「A 、Bの少なくとも一方に属している要素全体の集合」
共通集合は、「Aと B のどちらにも属している要素全体の集合」でしたね。
A and B(または)

A or B(かつ)
例 題
(1) A and B と、(2) A or B は、次のどの集合に一致するか。
・和集合 ・共通集合 ・補集合

解 答
(1)
A and Bは「AまたはB」なので、
「A 、Bの少なくとも一方に属している要素全体の集合」である和集合と一
致します。

(2)
A or Bは「AかつB」なので、
「 Aと B のどちらにも属している要素全体の集合」である共通集合と一致し
ます。
【 練習問題 】
部分集合A = {1, 3, 5}、部分集合B = {1, 2, 5}とします。
(1) A and Bを求めなさい。
(2) A or Bを求めなさい。

(3) Ā and B と Ā or B を求めなさい。
§5
1

ド・モルガンの法則

ド・モルガンの法則
集合AとBの和集合A∪Bと、共通集合A ∩ Bの補集合について、

次の「ド・モルガンの法則」が成り立ちます。

A∩B = A∪ B
A∪B = A∩ B

図で考えると分かりやすいかもしれません。
そこまで難しいものではないので、身構えないでくださいね。
A∩ B = A ∪ B

B

A

共通部分が、A ∪ B
(斜線部分)

A ∩ B(白い部分)の
補集合 A∩ B (斜線部分)
例 題
A∩B と A∪Bの補集合について、ド・モルガンの法則を書きなさい。

解答
ド・モルガンの法則とは次のようなものでした。
A ∩B = A∪ B
A ∪B = A∩ B
【 練習問題 】
全体集合X = { 1, 2, 3, 4, 5 }、部分集合 A = { 1, 3, 5 }、部分集合 B =
{ 1, 5 }とするとき、Ā ∪ B 、 Ā ∩ B、 Ā ∪ B 、Ā ∩ B を求めなさい。

Contenu connexe

Tendances

030 2変数の集計
030 2変数の集計030 2変数の集計
030 2変数の集計
t2tarumi
 
070 統計的推測 母集団と推定
070 統計的推測 母集団と推定070 統計的推測 母集団と推定
070 統計的推測 母集団と推定
t2tarumi
 
何もないところから数を作る
何もないところから数を作る何もないところから数を作る
何もないところから数を作る
Taketo Sano
 
公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理
公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理
公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理
Joe Suzuki
 

Tendances (20)

スプラトゥーン2 × 数学(訂正版)
スプラトゥーン2 × 数学(訂正版)スプラトゥーン2 × 数学(訂正版)
スプラトゥーン2 × 数学(訂正版)
 
030 2変数の集計
030 2変数の集計030 2変数の集計
030 2変数の集計
 
2014年度秋学期 応用数学(解析) 第4部・複素関数論ダイジェスト / 第12回 複素関数・正則関数 (2014. 12. 18)
2014年度秋学期 応用数学(解析) 第4部・複素関数論ダイジェスト / 第12回 複素関数・正則関数 (2014. 12. 18)2014年度秋学期 応用数学(解析) 第4部・複素関数論ダイジェスト / 第12回 複素関数・正則関数 (2014. 12. 18)
2014年度秋学期 応用数学(解析) 第4部・複素関数論ダイジェスト / 第12回 複素関数・正則関数 (2014. 12. 18)
 
2015年度秋学期 応用数学(解析) 第13回 孤立特異点と留数 (2015. 12. 17)
2015年度秋学期 応用数学(解析) 第13回 孤立特異点と留数 (2015. 12. 17)2015年度秋学期 応用数学(解析) 第13回 孤立特異点と留数 (2015. 12. 17)
2015年度秋学期 応用数学(解析) 第13回 孤立特異点と留数 (2015. 12. 17)
 
02 機械学習
02 機械学習02 機械学習
02 機械学習
 
Prml 4.1.1
Prml 4.1.1Prml 4.1.1
Prml 4.1.1
 
prml4.1.3-4.1.4
prml4.1.3-4.1.4prml4.1.3-4.1.4
prml4.1.3-4.1.4
 
第4回MachineLearningのための数学塾資料(浅川)
第4回MachineLearningのための数学塾資料(浅川)第4回MachineLearningのための数学塾資料(浅川)
第4回MachineLearningのための数学塾資料(浅川)
 
120426サブゼミ意思決定(3)-1
120426サブゼミ意思決定(3)-1120426サブゼミ意思決定(3)-1
120426サブゼミ意思決定(3)-1
 
C06
C06C06
C06
 
070 統計的推測 母集団と推定
070 統計的推測 母集団と推定070 統計的推測 母集団と推定
070 統計的推測 母集団と推定
 
2015年度秋学期 応用数学(解析) 第12回 複素関数・正則関数 (2015. 12. 10)
2015年度秋学期 応用数学(解析) 第12回 複素関数・正則関数 (2015. 12. 10)2015年度秋学期 応用数学(解析) 第12回 複素関数・正則関数 (2015. 12. 10)
2015年度秋学期 応用数学(解析) 第12回 複素関数・正則関数 (2015. 12. 10)
 
コンピュータービジョン最先端ガイド2 3.4ベクトルデータに対するカーネル法(SVM)
コンピュータービジョン最先端ガイド2 3.4ベクトルデータに対するカーネル法(SVM) コンピュータービジョン最先端ガイド2 3.4ベクトルデータに対するカーネル法(SVM)
コンピュータービジョン最先端ガイド2 3.4ベクトルデータに対するカーネル法(SVM)
 
ラビットチャレンジレポート 応用数学
ラビットチャレンジレポート 応用数学ラビットチャレンジレポート 応用数学
ラビットチャレンジレポート 応用数学
 
ラビットチャレンジレポート 機械学習
ラビットチャレンジレポート 機械学習ラビットチャレンジレポート 機械学習
ラビットチャレンジレポート 機械学習
 
円錐曲線の極座標表示
円錐曲線の極座標表示円錐曲線の極座標表示
円錐曲線の極座標表示
 
2016年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2016. 12. 1)
2016年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2016. 12. 1)2016年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2016. 12. 1)
2016年度秋学期 応用数学(解析) 第10回 生存時間分布と半減期 (2016. 12. 1)
 
何もないところから数を作る
何もないところから数を作る何もないところから数を作る
何もないところから数を作る
 
公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理
公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理
公開鍵暗号7: 楕円曲線の数理
 
データ解析2 線形代数の復習
データ解析2 線形代数の復習データ解析2 線形代数の復習
データ解析2 線形代数の復習
 

En vedette

En vedette (14)

物理、数学に興味を持ってもらうアプリ集案
物理、数学に興味を持ってもらうアプリ集案物理、数学に興味を持ってもらうアプリ集案
物理、数学に興味を持ってもらうアプリ集案
 
Trig unit01
Trig unit01Trig unit01
Trig unit01
 
速さと比
速さと比速さと比
速さと比
 
05 obra de_arte_ceramica
05 obra de_arte_ceramica05 obra de_arte_ceramica
05 obra de_arte_ceramica
 
人工知能のための哲学塾 第三夜「デカルトと機械論」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第三夜「デカルトと機械論」 資料 (全五夜+第零夜)人工知能のための哲学塾 第三夜「デカルトと機械論」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第三夜「デカルトと機械論」 資料 (全五夜+第零夜)
 
Particle physics and my study
Particle physics and my study Particle physics and my study
Particle physics and my study
 
Learn kwikphysics
Learn kwikphysicsLearn kwikphysics
Learn kwikphysics
 
K1
K1K1
K1
 
K2
K2K2
K2
 
Android上で動く力学シミュレーター
Android上で動く力学シミュレーターAndroid上で動く力学シミュレーター
Android上で動く力学シミュレーター
 
人工知能のための哲学塾 第一夜「フッサールの現象学」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第一夜「フッサールの現象学」 資料 (全五夜+第零夜)人工知能のための哲学塾 第一夜「フッサールの現象学」 資料 (全五夜+第零夜)
人工知能のための哲学塾 第一夜「フッサールの現象学」 資料 (全五夜+第零夜)
 
Akiyasu Tomoeda
Akiyasu TomoedaAkiyasu Tomoeda
Akiyasu Tomoeda
 
ゲームアプリの数学@GREE GameDevelopers' Meetup
ゲームアプリの数学@GREE GameDevelopers' Meetupゲームアプリの数学@GREE GameDevelopers' Meetup
ゲームアプリの数学@GREE GameDevelopers' Meetup
 
これだけは知っておけ!はじめてのAndroidアプリデザイン〜9-patch編 先生:秋葉 ちひろ
これだけは知っておけ!はじめてのAndroidアプリデザイン〜9-patch編 先生:秋葉 ちひろこれだけは知っておけ!はじめてのAndroidアプリデザイン〜9-patch編 先生:秋葉 ちひろ
これだけは知っておけ!はじめてのAndroidアプリデザイン〜9-patch編 先生:秋葉 ちひろ
 

Similaire à 数学教材(中間発表)

UTPC2012 - K
UTPC2012 - KUTPC2012 - K
UTPC2012 - K
omeometo
 
mathemaical_notation
mathemaical_notationmathemaical_notation
mathemaical_notation
Kenta Oono
 
生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333
生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333
生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333
Issei Kurahashi
 
One
OneOne
One
oupc
 
情報オリンピック夏合宿発表
情報オリンピック夏合宿発表情報オリンピック夏合宿発表
情報オリンピック夏合宿発表
Kazuma Mikami
 
Math tutorial public
Math tutorial publicMath tutorial public
Math tutorial public
Kenta Oono
 

Similaire à 数学教材(中間発表) (20)

C03
C03C03
C03
 
UTPC2012 - K
UTPC2012 - KUTPC2012 - K
UTPC2012 - K
 
東京都市大学 データ解析入門 6 回帰分析とモデル選択 1
東京都市大学 データ解析入門 6 回帰分析とモデル選択 1東京都市大学 データ解析入門 6 回帰分析とモデル選択 1
東京都市大学 データ解析入門 6 回帰分析とモデル選択 1
 
代数的実数とCADの実装紹介
代数的実数とCADの実装紹介代数的実数とCADの実装紹介
代数的実数とCADの実装紹介
 
高認数学 第1回 式の計算
高認数学 第1回 式の計算高認数学 第1回 式の計算
高認数学 第1回 式の計算
 
2014年度秋学期 応用数学(解析) 第2部・基本的な微分方程式 / 第5回 微分方程式とは,変数分離形 (2014. 10. 23)
2014年度秋学期 応用数学(解析) 第2部・基本的な微分方程式 / 第5回 微分方程式とは,変数分離形 (2014. 10. 23)2014年度秋学期 応用数学(解析) 第2部・基本的な微分方程式 / 第5回 微分方程式とは,変数分離形 (2014. 10. 23)
2014年度秋学期 応用数学(解析) 第2部・基本的な微分方程式 / 第5回 微分方程式とは,変数分離形 (2014. 10. 23)
 
mathemaical_notation
mathemaical_notationmathemaical_notation
mathemaical_notation
 
【第34回数学カフェの予習会#1】微分と代数学のつながり
【第34回数学カフェの予習会#1】微分と代数学のつながり【第34回数学カフェの予習会#1】微分と代数学のつながり
【第34回数学カフェの予習会#1】微分と代数学のつながり
 
代数トポロジー入門
代数トポロジー入門代数トポロジー入門
代数トポロジー入門
 
東京都市大学 データ解析入門 2 行列分解 1
東京都市大学 データ解析入門 2 行列分解 1東京都市大学 データ解析入門 2 行列分解 1
東京都市大学 データ解析入門 2 行列分解 1
 
双対性
双対性双対性
双対性
 
Pythonintro
PythonintroPythonintro
Pythonintro
 
これならわかる最適化数学8章_動的計画法
これならわかる最適化数学8章_動的計画法これならわかる最適化数学8章_動的計画法
これならわかる最適化数学8章_動的計画法
 
生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333
生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333
生物統計特論3資料 2006 ギブス MCMC isseing333
 
PRML セミナー
PRML セミナーPRML セミナー
PRML セミナー
 
One
OneOne
One
 
情報オリンピック夏合宿発表
情報オリンピック夏合宿発表情報オリンピック夏合宿発表
情報オリンピック夏合宿発表
 
さくっと線形代数
さくっと線形代数さくっと線形代数
さくっと線形代数
 
Math tutorial public
Math tutorial publicMath tutorial public
Math tutorial public
 
【解説】 一般逆行列
【解説】 一般逆行列【解説】 一般逆行列
【解説】 一般逆行列
 

数学教材(中間発表)