【Management 3.0 Japan Conference】SDGs達成のためのアジャイルなマインドとIKIGAI

Management 3.0
Japan Conference
SDGs達成のためのアジャイルなマインドと
IKIGAI
2020年9月12日
稲葉涼太

All rights reserved, Copyright © 2020 Flexas Z Inc. 1
イントロダクション

アジェンダ
2All rights reserved, Copyright © 2020 Flexas Z Inc.
①自己紹介
②SDGsについて
③SDGsのためのアジャイルマインドとmanagement3.0
④SDGs実現のためのパラレルキャリアとIKIGAI
すみません！ライトニングにいきます

All rights reserved, Copyright © 2020 Flexas Z Inc.
自己紹介①本業
3
「人」と「ソーシャル」をテーマにパラレルキャリアの実践中
稲葉涼太
 株式会社Flexas Zゼネラルマネージャー
• 大手IT企業から大手コンサルティングファームを経て、
ベンチャー人事・ITコンサルティングファームの設立メンバー
• 専門は人事業務と人事システムのコンサルティング
および、プロジェクトマネジメントコンサルティング
• 主な資格
PMI認定PMP(Project Management Professional)
IIBA認定CBAP(Certified Business Analysis Professional)
ITコーディネータ
Scrum Alliance認定スクラムマスター/プロダクトオーナー
キャリアコンサルタント(国家資格) /産業カウンセラー
2030SDGs認定ファシリテータ
准認定ファンドレイザー
Management3.0ライセンスファシリテータ

自己紹介②パラレルキャリア
4
「人」と「ソーシャル」をテーマにパラレルキャリアの実践中
稲葉涼太
• PMI日本支部ソーシャルPM研究会副代表
• PMI日本支部 SDGsスタートアップ研究分科会リーダ
• 国士館大学経営学部非常勤講師
• キャリアコンサルタント
• 2030SDGsワークショップファシリテータ
• 東北プロボノプロジェクト担当PM
• SDGsオンラインフェスタ2020実行委員
…etc

ソーシャル活動の楽しさ
5
各地でのソーシャル活動(複業)
企業・行政・地域・学校相手のSDGsワークショップ講師多数
SDGs事業支援などの講演多数
EdCamp
実行委員
経産省東北プロボノ
プロジェクトマネージャ

SDGsについて
SDGsについて

SDGsについて
7
What Is SDGs?
SDGsってなに？

SDGsについて
8
SDGs（エスディージーズ）
S
D
Gs
ｰ持続可能な
ｰ開発
ｰ目標
 2015年9月の国連サミットで加盟国193ヵ国満場一致で採択されました
Development
Sustainable
Goals
ず～っと「続ける」べき
人類「発展」のための
「目標」

SDGsについて
9
 国連加盟193か国が2016年～2030年の15年間で達成する行動計画です
 2030年に向けた17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169の
ターゲット、そして232の指標で構成されています
 「絵にかいた餅」にならないよう、ゴールを起点に「今なにをすべきか？」という
指標が示されています →
バックキャスティング

SDGsについて
10
細
分
化
さ
れ
た
指
標
169のターゲット（達成基準）
232の指標
17の大きな目標

SDGsについて
11
【参考】バックキャスティングとフォアキャスティング
 デザイン思考の考え方の一つ
 現状の延長線上で未来を予測するのが「フォアキャスティング」
 現状に捕らわれず『在りたい未来』から未来を描くのが「バックキャスティング」
現状
未来
• 未来指向で考える
• 極端な未来が来るものと仮定し、その時の姿を考える
• できない理由ではなくできたときのことを考える
フォアキャスティング
• 確率の高い未来を考える
• 予測の確からしさを求め、現状の「変わらない理由」を
制約事項と考える

SDGsについて
12
1．貧困をなくそう
あらゆる場所で、あらゆる形態の
貧困に終止符を打つ
2．飢餓をゼロに
飢餓に終止符を打ち、食料の安
定確保と栄養状態の改善を達
成するとともに、持続可能な農業
を推進する
3．すべての人に健康と
福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康
的な生活を確保し、福祉を推進
する
4．質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的(※)かつ公
平で質の高い教育を提供し、生
涯学習の機会を促進する
5．ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの平等を達成し、すべての
女性と女児のエンパワーメントを図る
6．安全な水とトイレを世界中に
すべての人に水と衛生へのアクセスと持
続可能な管理を確保する

SDGsについて
13
7．エネルギーをみんなに
そしてクリーンに
すべての人々に手ごろで信頼でき、
持続可能かつ近代的なエネル
ギーへのアクセスを確保する
8．働きがいも経済成長も
すべての人のための持続的、包摂
的かつ持続可能な経済成長、生
産的な完全雇用およびディーセン
ト・ワーク（働きがいのある人間ら
しい仕事）を推進する
9．産業と技術革新の基盤
をつくろう
強靭なインフラを整備し、包摂的
で持続可能な産業化を推進する
とともに、技術革新の拡大を図る
10．人や国の不平等をなくそう
国内および国家間の格差を是正する
11．住み続けられるまちづくりを
都市と人間の居住地を包摂的、安全、
強靭かつ持続可能にする
12．つくる責任つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確
保する

SDGsについて
14
13．気候変動に具体的な
対策を
気候変動とその影響に立ち向かう
ため、緊急対策を取る
14．海の豊かさを守ろう
海洋と海洋資源を持続可能な
開発に向けて保全し、持続可能
な形で利用する
15．陸の豊かさも守ろう
陸上生態系の保護、回復および持
続可能な利用の推進、森林の持続
可能な管理、砂漠化への対処、土
地劣化の阻止および逆転、ならびに
生物多様性損失の阻止を図る
16．平和と公正をすべての人に
持続可能な開発に向けて平和で包摂
的な社会を推進し、すべての人に司法
へのアクセスを提供するとともに、あらゆ
るレベルにおいて効果的で責任ある包
摂的な制度を構築する
17．パートナーシップで目標を
達成しよう
持続可能な開発に向けて実施手段を
強化し、グローバル・パートナーシップを
活性化する

SDGsについて
15
SDGsの捉え方
～誰一人取り残さない世界～
先進国だけ、途上国だけの問題ではない

SDGsについて
16
日本のSDGs達成ランキング世界17位
★個別の課題
 No.5 『ジェンダー平等を実現しよう』⇒ジェンダーギャップ指数153か国中121位
 No.13 『気候変動に具体的な対策を』
 No.14 『海の豊かさを守ろう』
 No.15 『陸の豊かさも守ろう』
 No.17 『パートナーシップで目標を達成しよう』

SDGsについて
17
Why SDGs?
なぜSDGs?

SDGsについて
18
一言で言うと
『地球ヤバイ』

SDGsについて
19
ある日突然「地球滅亡」はしないかもしれないが…
3762
DRAGON BALL
©集英社/鳥山明L
宇宙©東北新社

SDGsについて
20
地球1.7個分の消費
←ちなみに日本の生活を
世界がすると地球2.8個分

SDGsについて
21
Sustainability
(持続性)とは
持続性が阻害されたときに
その重要性に気づく

SDGsについて
22
Withコロナは
多くの持続性の困難さを顕在化
画像：https://www.cnn.co.jp/world/35147828.html

SDGsについて
23
今と同じやり方では
経済・社会・環境が調和した
持続的な在り方が維持できない
だからこそ
小手先のカイゼンではなく
持続させるための在り姿への
変革(Transform)が必要
画像：https://sustainabledevelopment.un.org/

SDGsについて
24
参照：SDGs “wedding cake” illustration presented by Johan Rockström and Pavan Sukhdev
17の目標は相互に結びついて連動する
環境
社会
経済
経済・環境・社会の全体性と調和が大事

SDGsについて
25
Withコロナによる大きな世界の変化は
環境問題の大きな改善効果の側面もある
出展：https://weathernews.jp/s/topics/202004/210055/

SDGsについて
26
しかし、世界の大きな変化は
多くの経済・社会的課題をより一層顕在化させた
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200508/k10
012423051000.html
失業・経済活動の停滞と格差医療キャパシティの限界
https://toyokeizai.net/articles/-/342168
教育の停滞と格差
例
https://toyokeizai.net/articles/-/334055

SDGsについて
27
• 世界は繋がっている
• 『経済』『社会』『環境』の全体性と整合性を保ち
誰一人取り残されない持続的な成長をする世界の実現

SDGsについて
28
SDGsとビジネスについて
その会社は取り残されていないか？

SDGsについて
29
ビジネスシーンもSDGsを重視
東証一部上場企業を中心に構成され、1400社以上が加盟している経団連が、
2017年11月8日に7年ぶりに、 SDGs達成を前面に企業行動憲章を改定しました。

SDGsについて
30
機関投資家もESG投資とSDGsを重視
GPIF
（年金積立金管理運用独立行政法人）
日本において厚生年金と国民年金の年金積立金を管理
・運用する機関
運用資産額は150兆円で世界最大の投資規模。
PRI（責任投資原則：Principles for Responsible
Investment）
国連が定めた原則で、解決すべき課題をEnvironment（環
境）、Social（社会）、Governance（ガバナンス）の３つ
の分野（総称してESGと呼ぶ）に整理し、ESGに配慮した責
任投資を行うことを宣言したもの
2015/9/28
署名
投資家のESG投資やSDGsに対する関心は益々高まっている
 GPIF（年金積立金管理運用独立行政法人）は、2015年9月28日に、PRI（国連が定めた責任投資原
則）に署名し、投資家の視点からもESGに配慮した企業への投資がさらに高まっている。
 ESG投資に代表されるように、環境・社会へのプラス／マイナスの影響に対する企業の責任が問われ、同時に社
会・環境問題解決に対する企業への期待も大きくなっている。
Environment、Social、Governance

SDGsについて
31
SDGsはスローガンや無償ボランティア
だけではなく『ビジネス』としても重要キーワード
まだこのイメージに限定される？？

SDGsについて
32
SDGsをビジネスとして実現する
キーワードが『CSV』
カンマ区切り
(Comma-Separated Values)
…ではなく

SDGsについて
33
Creating Shared Value
(共有価値創造)

SDGsについて
34
 ポーターとクラマー(2011)は、21世紀の資本主義において、持続可能な成長の
ためには、経済価値と社会価値を同時に創出する、CSV（共有価値の創造）
の考え方の重要性を強調している。
 「社会価値と経済価値の双方を
追求することこそ、次世代の
資本主義の目指すべき姿」
 「社会課題の解決が次のビジネス要素」
 ＣＳＶはこれからの
競争に勝ち抜くために不可欠なモデル
Michael E. Porter Mark R. Kramer

SDGsについて
35
比較項目 CSR CSV
求める価値善行経済的便益と社会的便益
活動のきっかけ
シチズンシップ
フィランソロピー
(ボランティア)
持続可能性
企業と地域社会が
共同で価値を創出
利益との関係最大化とは別物最大化に不可欠
CSRとCSVの違い
ビジネスで社会課題を解決
• 企業には、CSR(企業の社会的責任)だけでなく
CSV(共有価値創造)が期待される

SDGsについて
36
CSVの要諦：経済価値・社会価値の両方の向上
 経済価値と社会価値を同時に追求して実現すること。
 経済価値と社会価値がバランスしながらスパイラルアップ
社会価値経済価値

SDGsについて
37
自社よし
(会社利益)
顧客よし
（ビジネス機会）
社会よし
（社会課題解決）
共有
価値
＜SDGsの三方よし＞
• 社会課題を事業として解決して対価を得る
• 事業としてSDGs達成で稼ぐ
• 社会価値と経済価値の両立

SDGsについて
38
 世の中のSDGs認知度はまだ30%程度

SDGsについて
39
 しかし上場企業ではもう常識
https://hedge.guide/news/sdgs-gpif-201905.html

SDGsについて
40
 世界規模ではSDGSビジネスの
市場総額は3500兆円ともいわれる

SDGsについて
41
 ミレニアル世代（1980年代～2000年代初頭に生まれた世代）は相対的
に、社会貢献の意識が高く、仕事選びでは、社会の役に立つという点を重視
すると言われている
 存在意義(Purpose)がない企業は、時間の経過とともに淘汰されていく

SDGsについて
42
How To Achieve
SDGs
SDGsをどう実現するか

SDGsについて
43
SDGsバッジをつければ
SDGs…ではない
No More
SDGs ウォッシュ

SDGsについて
44
SDGs17ゴールへの
共感と理解
 企業・行政・NPO・教育機関が連携し
SDGsを達成するための事業を実行・推進することが大事
だが・・・
事業推進
実際の事業
立ち上げ・
推進が進まない

SDGsについて
45
Why SDGs?も
What Is SDGs?も
多くの人が語る時代
私は
How To Achieve SDGsを
提唱したい

SDGs達成のために必要なアジャイルマインドと
Management3.0
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SDGs達成のために
必要な
アジャイルマインドと
Management3.0

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ソーシャルプロジェクトマネジメントや
SDGs普及促進をしてきた経験

Management3.0
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SDGs事業のようなソーシャル事業の場合
以下の点が特に難点です
 問題は見えていても解決する課題が分からない
 課題を解決するソリューション・サービスがわからない
 誰に対してソリューション・サービスを提供すべきかわからない
「答」や要件が初めから明確ではないため
長期計画遵守型の事業モデルでは推進が困難

Management3.0
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ニーズ把握とゴール設定が困難
ステークホルダーが様々である
プロジェクトの成果が見えにくい
思い通りに進まない
優先順位がつけられない
持続可能性に問題がある
ソーシャル・プロジェクトの課題解決策
デザイン思考
アジャイルマネジメント
ステークホルダーマネジメント
ベネフィットマネジメント
ポートフォリオマネジメント
ビジネスモデルデザイン
 ソーシャルプロヘクトの課題と解決策

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アイデア/仮説のフィット課題/解決のフィット製品/市場のフィット
探索
フェーズ1 フェーズ2 フェーズ3
リーンキャンバス
 企業・行政・教育機関・NPOなど、ソーシャルな世界で
リーンスタートアップをベースにしたSDGsの対話
出所：RUNNING LEAN アッシュ・マウリャ著(2012:オライリージャパン)P3-13を基に加筆

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SDGsに必要なアジャイルマインド
経営学の大家ピーター・ドラッカー曰く
『マネジメントは物事を正しく行う事で、
リーダーシップとは正しい事をすることである』
 『正しいこと』とは何か？
 目的・方向性。やろうとすることは正しく価値を実現できるか？
 『正しく行う』とは何か？
 やりかた。そのやり方は目的に対して効率的で効果的か
ビジネスを行う上ではどちらも大事
Do the Right Things Right！
「正しいことを正しく行う」

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『正しいこと』も『正しいやり方』も最初からは分からない
ソーシャル・
デザイン思考
ソーシャル・
アジャイル
『正しいこと』
の探索
『正しいやり方』
の探索
デザイン思考で作成したアイデアをアジャイルマインドで仮説検証する。
失敗から素早く(アジャイルに)学びを得て、経験知を獲得する
成果物

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失敗から素早く学ぶには
失敗を悪としないマインドが大事

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・
プロジェクト・アリストテレス
『効果的なチームを可能とする条件は何か』
という問いに対する答えを見つけ出すことを目的としたGoogleのプロジェクト
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/understanding-
team-effectiveness/steps/introduction/
成功するチームの構築に最も重要なものは
『心理的安全性』であると発表

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心理的安全がないとどうなるか？
邪魔をする人だと思われる不安をつくる
無知だと思われる不安をつくる
無能だと思われる不安をつくる
ネガティブだと思われる不安をつくる
意見や質問や提案や報告
をしづらい雰囲気
スペースシャトルコロンビア号空中分解事故(2003年)
• 打ち上げ時に断熱材が左翼に直撃
• エンジニアはそれに気づいていた
• 会議で口に出すも取り扱ってもらえず、最終的に口をつぐみ、誰も上申せず
 もし上申されたら事故を防ぐ方法はあった
 しかし、当時のNASAの官僚的体質では、地位の低いエンジニアが上層部に意見
すると自分のキャリアに影響すると恐れた
※参照：『チームが機能するとはどういうことか』（エイミー・Ｃ・エドモンドソン）英治出版

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心理的安全の誤解
• 単に仲良くなるような居心地の良い状況ではない
• プレッシャーや問題がないことでもない
• 意見が一致しないといけないものでもない
心理的安全性を作るには
• 心理的安全性は反対意見が期待されたり歓迎される状態
• 反対意見に寛容だから生産的な話し合いと問題の早期解決が可能
• 心理的安全があるから厳しいフィードバックや、真実を避けない難しい
話し合いが可能
優しいぬるま湯ではない
人々が互いに信頼しあい尊敬しあうことで作られる

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※参考：チームが機能するとはどういうことか（エイミー・Ｃ・エドモンドソン）英治出版
 心理的安全性の高さと責任感の高さが学習するチームを作る
快適学習
無関心不安
低い高い
低い
高い
責任
心
理
的
安
全
性

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 いきなり「学習するチーム」は作れない
 だから大事なファシリテーションやチームビルディングの力
 心理的安全性を高めるためのゲーミフィケーションやプラクティス
 Moving Motivatorsや2030SDGsなど

SDGs実現のための
パラレルキャリアと
IKIGAI
SDGs実現のためのパラレルキャリアとIKIGAI

キャリアとは何でしょう？
 国家公務員の上級職？
 バリバリ働くエリートビジネスパーソンの働き方？
 ドンドン出世する人の歩む道？

キャリアとは
もっと広い意味があります

『キャリア』は人生の中で積み重ねるすべての経験そのもの
 キャリアの語源はラテン語のCarraria（轍）

 キャリアとは自分の『IKIGAI』を見つけること
天職
世間が
求めること
使命
情熱
好きなこと
得意なこと
専門性
稼ぎ方

 個人が積み上げ描くキャリアは虹のように豊かな色合い
 彩のバランスをどのように配色するかは自由
『生涯の虹』(Life Career Rainbow)モデル
(D.H. Super『生涯と理論』より)

個人のキャリアの8割は予想しない偶発的
なことによって決定される
~J.D. Krumboltz(元スタンフォード大学教授)
『計画された偶発性』
(Planned Happenstance Theory)

偶発性の試行回数を
増やすほど
IKIGAIに巡り合える
可能性は増える

そこで
パラレルキャリア

経営学の大家ピーター・ドラッカー曰く
『パラレルキャリアとは第二の仕事、すなわち
もう一つの世界を持つことである』

パラレルキャリアは
「ふくぎょう」とよく言われます

「副業」と
「複業」は
別物だと考えられます

 「副業」のイメージあるある
本業
副業①
副業②
 本業・副業に関連性が無く時間の分散
eg:「働き方改革で残業代が減ったから副収入得ようかな♪」
http://www.cofude.com/column/675/

 「複業」のイメージ
複業
複業
複業
 複数の組織に属し全体で一つの「本業」
 それぞれの組織で行う「複業」で得た経験や知見、スキル、ノウハウ、人脈
がそれぞれの組織活動に還元され、その循環で本業が成長する
本業

自社よし
(会社利益)
顧客よし
（ビジネス機会）
社会よし
SDGs
本人よし
（自己実現）
会社よし
(会社利益)
社会よし
共有
価値
＜SDGsの三方よし＞＜パラレルキャリアの三方よし＞
パラレルキャリアがソーシャルの課題を解決し、
SDGs実現に資する可能性を持ちます

活用の場
学びの場
情報交換の場
実践の場
実践事例活動の場学びを
深める
楽しい
踏み出
せる地域活性化
復興支援
文化振興
本業へ応用
地域福祉
復興支援
文化振興
本業へ応用
地域福祉
パラレルキャリアの選択肢の一つとして
SDGs実現を目指す「ソーシャルPM活動」もあります

みなさんのアジャイルの知識とスキル、Management3.0の
マインドはSDGs達成を目指す多くの人を助けます
SDGsが皆さんのIKIGAIにつながる可能性があります

【最後に宣伝】
毎回500人以上に参加いただくRemo＆ZOOMのイベント
一緒にイベントを『創る』仲間を大募集！

ご清聴ありがとうございました
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Notes de l'éditeur