のみぷろ #6

1. クラウドネイティブによる
低コスト開発
のみぷろ - まったり勉強会 #06

2. 西部ガス情報システム(株)
技術企画部 リーダー
上野 伸一
Ueno Shinichi
uenoshinichi@sgis.co.jp
のみぷろ - まったり勉強会
Organizer

3. アジェンダ
• クラウド – リフト＆シフト から サーバレスへ
• Azure Functions × Azure Storage

4. クラウド って(使い方によっては)お金かかりません？

5. 仮想マシン
↓
クラウド上に再現

9. APサーバー 4台
DBサーバー 1台
の本番環境で、、、 毎月 30万円・・・
開発環境、ステージング環境を用意すると
毎月 90万円超 ・・・
年 1000蔓延・・・・

13. クラウドネイティブ技術は、パブリッククラウド、プライベートクラウド、ハイブリッドクラウドなどの近代的でダイナミックな環境において、スケーラブルなアプ
リケーションを構築および実行するための能力を組織にもたらします。 このアプローチの代表例に、コンテナ、
サービスメッシュ、マイクロサービス、イ
ミュータブルインフラストラクチャ、および
宣言型APIがあります。
これらの手法により、回復性、管理力、および可観測性のある疎結合システムが実現します。 これらを堅牢な自動化と組み合わせることで、エンジニアはインパクト
のある変更を最小限の労力で頻繁かつ予測どおりに行うことができます。
Cloud Native Computing Foundationは、オープンソースでベンダー中立プロジェクトのエコシステムを育成・維持して、このパラダイムの採用を促進したいと考
えてます。 私たちは最先端のパターンを民主化し、これらのイノベーションを誰もが利用できるようにします。

18. Azure Functions × Azure Storage
Durable Functions × WindowsAzure.Storage.Table

22. https://orchestrationfunctons20200207040604.azurewebsites.net/api/AnonymousHello

23. Azure Function × Azure Storage
Function をデプロイするにも、ストレージは必要
その ストレージには NoSql型のデータベースや、ファイルやBlobを格納可能

24. 必要なNugetは この 5つくらい

25. ○ Microsoft.WindowsAzure.Storage
VS
× Microsoft.Azure.Cosmos.Table
FaaS は Microsoft.NET.Sdk.Functions というライブラリで構成されており内部的
には Microsoft.Azure.WebJobs.Host.Storage の中でWindowsAzure.Storage に
依存している。
“TableEntity” クラスは Microsoft.Azure.Cosmos.Table と
WindowsAzure.Storage に両方存在していて、両立はできない

26. 新規テーブル作成し、デー
タを登録するFunction
Table Storageは
PartitionKey
RowKey
二つの主キーが必要
PartitionKeyには文字通りパー
ティション化するようなものを設
定し、なければ適当でもOK

27. リクエストにJSON
JSONでレスポンスが帰ってくる
テスト実行

28. Account テーブルが生まれ、主キーや属性がセットされる
NoSqlなので、プロパティを追加すれば、勝手に列が増える（スキーマ定義不要）

29. {
"isSuccess": true,
"message": "作成しました",
"account": {
"accountID": "uen.agile@nifty.com",
"displayName": null,
"defaultPartitionKey": "Account",
"partitionKey": "Account",
"rowKey": "uen.agile@nifty.com",
"timestamp": "2020-02-07T08:17:20.6324103+00:00",
"eTag": "W/"datetime'2020-02-07T08%3A17%3A20.6324103Z'""
}
}

30. Microsoft Azure Storage でのコンカレンシー制御の管理
オプティミスティック（楽観ロック）
ペシミスティック（悲観ロック）
の両方をサポート
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/storage/common/storage-concurrency

31. Durable Functions
複数のFunctionsを操作し、
結果を取得することがで
きる
スケーラブルもベンダー
管理なので、自動でサー
バーインスタンスが増え、
分散しながら並列で処理
を行ってくれる
コレが実行するAPI
管理クラス
コレが、複数のFunctions
を実行する本体
非同期で、通常の
Functionsを呼び、最後に
並列完了を待つ

32. 凄いけど、お高いんでしょ？

33. 1億回のAPI呼び出し

34. 1万トランザクション×1万回
1億回のデータアクセス

35. ハッピー クラウド ネイティブ開発
技術力で、安く便利に

36. Durable Functions × WindowsAzure.Storage.Table
https://github.com/s-ueno/nomipro-6
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