ヤフーにおけるTableau Blue Printの実践

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2019年8⽉27⽇
前側将
ヤフーにおける
Tableau Blue Printの実践

#Tableau データサイエンス勉強会
⾃⼰紹介
2
前側将（まえかわしょう）
BIコンサルタント、ポイントカード会社の
BIチームリーダーを経て、現在はヤフーにて
データ分析環境の構築と⽂化づくりを担当。
twitter︓@willanalysts
note : willanalysts

今⽇お伝えしたいこと
3
みんなで Blue Print を実践しよう

⽬次
4
ヤフーのTableau推進体制
なぜコミュニティが必要なのか
Blue Printの実践

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1．ヤフーのTableau推進体制

２．ヤフーにおけるTableauの活⽤状況
6
Viewer ︓約3000⼈(アクティブ/⽉)
Creater ︓約500⼈
サイト数 ︓約60サイト
推進チーム ︓ 5⼈

Tableau推進施策
7
テクノロジー
教育
コンサル
コミュニティ

Tableau Blue print
8
引⽤︓クラスメソッドブログ ©2019 Tableau.inc
https://dev.classmethod.jp/business/business-analytics/tableau-blueprint-your-guide-to-building-a-data-culture/
Tableauによる“データ⽂化”を構築するためのガイドライン
・敏捷性
安全且つ安定した環境でありつつ、ビジネスニーズ
の変化に応じて成⻑・発展していけること
・専⾨性
データを⾒て理解し、
⽇々の意思決定に適⽤していくこと
・コミュニティ
学習を推進し、データに関するインスピレーション
とモチベーションをサポートすること

2．なぜコミュニティが必要なのか

Viewerの推移
10
導入拡散高度化
+3,000
コアサーバー導入
定期ハンズオン
セミナー開始
全社指標提供開
始
ライセンス契約
変更
2015/07 2016/07 2017/07 2018/07

活⽤ユーザーを伸ばすために
11
TableauVIZの質の向上
サスティナブルな運⽤
「データの可視化」の啓蒙
Tableau推進者を各サイトに創出する必要がある

社内コミュニティ施策を実施する理由
12
The State of Community Management 2019
運営者の⽬的参加メンバーの⽬的
1.⽂化と組織の改⾰(61%) 1.仲間とネットワーク(77%)
2.品質向上(50%) 2.新しいアイデア(76%)
3.イノベーション(47%) 3.より早い回答(74%)
知識は集団や環境に宿る

3．Blue Printの実践

コミュニティ施策の実践
14
社内ユーザー会
Tableau Doctor
ユーザーグループ
IronVIZ
Tableau ランチ
Tableau Day

コミュニティ施策の実践
15
社内ユーザー会
Tableau Doctor
ユーザーグループ
IronVIZ
Tableau ランチ
Tableau Day

社内ユーザー会︓概要
16
社内の多くのユーザーが求めているコンテンツを提供するイベント
⽬的︓
各部署内の情報だけやりくりするのではなく、別部署ないしは社外の有益な情
報を提供することでモチベーションの維持とインスピレーションを与えること
が狙い
内容︓
現在は事例共有会のみ実施

社内ユーザー会︓進め⽅
17
狙いを持って・データドリブンに実⾏すること
1回⽬︓ユーザーニーズを探る
アンケートや当⽇の反応で潜在ニーズを探るため、あえて多様な事例を提供。
「推進・デザイン・サービス分析・導⼊」の4事例
2回⽬︓⺟数の多いところを攻める
Tableauを活⽤したくても活⽤できない⽅の多い営業・マーケ向けの社外事例
共有会を実施予定。9/12

社内ユーザー会︓総括
18
ビジュアライズや個⼈のスキルアップに興味があるユーザーが多数
1回⽬︓ユーザーニーズを探る
次の施策
・IronVIZ
・VIZテンプレートの提供準備
・教育のビジュアライズコース

IronVIZ︓概要
19
世界中で⾏われいるTableauのビジュアライズを競うコンテスト
⽬的︓
各部署でTableauの推進者を創出するための施策
・ビジュアライズ能⼒はサイト推進者として必須能⼒
・品質の⾼いVIZが社内標準になるような⽂化を作る

フェーズ1.⾃チームで実施する
20
参加者︓推進チーム
・お⼿本を⾒せること、楽しむことを⽰す
・品質の⾼いVIZや使える⼩技を披露
・やり⽅を全部パッケージ化して公開する
・⾃分も参加したくなる
観戦者︓Leaders

フェーズ2.Leadesメンバーが参加する
21
・少しずつLeadersのメンバーが参加者となる
最終的には推進チームは参加しなくなる
・推進チームは運営に回る
・Createrライセンスが欲しくなる
参加者︓Leaders
観戦者︓全Tableauユーザ

フェーズ3.Leadesメンバーだけで運営する
22
・Leadersのメンバーが運営と参加をする
・⼀般のCreaterユーザーも参加する
・推進チームは全国拠点への展開を進める
・⾃部署全体でTableauを使いたくなる
参加者︓Leaders中⼼
観戦者︓全Tableauユーザ

フェーズ4.IronVIZを社内の⼀⼤イベントに
23
・ヤフーのデータ可視化品質が向上
・部署ごとにIron VIZを実施
・⾮Tableauユーザーの興味を惹く
社内全国⼤会

まとめ

まとめ
25
みんなで Blue Print を実践しよう

リンク
26
twitter︓
https://twitter.com/willanalysts
note :
https://note.mu/willanalysts

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