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20120423伊勢神宮 佐藤ゼミ
- 7. 是神風伊勢國 則常世之浪重浪歸國也 傍國可怜國也 欲居是國
(この神風(かむかぜ)の伊勢の国は常世の浪の重浪(しきな
み)帰(よ)する国なり。傍国(かたくに)の可怜(うまし)
国なり。この国に居(を)らむと欲(おも)ふ)
— 垂仁天皇25年3月丙申(10日)条
意味は、
伊勢は常世の国からの波が何重も寄り来る国であり、辺境では
あるが美しい国なのでこの国に鎮座しよう、ということである。
- 14. 伊勢神宮を巡る時代の捉え方
①古代 皇祖神として神聖化
②中世 神道/仏教における神道側の最高位
外宮の地位向上
③戦乱期 戦乱による荒廃と御師の布教
④近世 夢のお伊勢参り
⑤現代 人口流出による過疎化
- 16. ②外宮の地位向上 (1300年頃)
• 外宮の 宜度会家行が、伊勢神道(度会神道)を興す。
• 伊勢神道とは・・・外宮の祭神が内宮よりも神格が上で
あると主張するもので、山田の地位向上に大いに効果を
発揮した。
神仏習合と外宮の地位向上の関連性...?
- 17. ③戦乱による荒廃と御師の布教 (1500年頃)
• 室町∼戦国時代にかけて戦乱により荒廃し、神宮も資金
難に陥る
資金集めの必要性
• 御師とは
特定の寺社に所属して、その社寺へ参詣者を案内し、参拝・
宿泊などの世話をする者。日本各地に布教も行う。
- 22. 伊勢神宮を巡る時代の捉え方
①古代 皇祖神として神聖化
②中世 神道/仏教における神道側の最高位
外宮の地位向上
③戦乱期 戦乱による荒廃と御師の布教
④近世 夢のお伊勢参り
⑤近代 国家神道の強化
そして現代