【 路面電車は要らない! 未来志向の岡山市民の総意は推定 8割 !? 】
岡山市都市整備局 都市・交通部 交通政策課 公共交通係が令和元年9月9日(月)から令和元年10月7日(月)まで実施した、路面電車の将来のネットワークについてのパブリックコメント〔 http://www.city.okayama.jp/toshi/gairokoutsuu/gairokoutsuu_00278.html 〕。その結果の公表は、締切日から4ヶ月以上が過ぎた令和2年2月の下旬。路面電車ありきで延伸・環状化に躍起の、利用者の視点を持たない岡山市政の下、ご担当者みな様の艱難辛苦の推察は難くなく、労いの言葉を。大変おつかれ様でございました。さて、
2017年10月1日に投開票された岡山市長選挙の投票率は過去最低の28.35%で「現職市長の得票数 ÷ 有権者数」で割り出される信任率は、約2割。そんな首長が強権的に進める市政の一つが、路面電車の延伸および環状化。投票に行かない、岡山市政に無関心な有権者の問題はさておき、その無関心を突いて敢行されたパブコメながらも、なんと、路面電車の不要論またぞろ散見。数秒ザッと眺めて直観したのは、路面電車推進派は 2割程度で、延伸慎重派・市政懐疑派・MaaSやBRTなど未来志向派あわせて路面電車不要論の総和は 8割ではなかろうか…と。
※ 一般的に、国政や市政に関心が低い地域における公共事業に関するパブリックコメントは、ステークホルダーのなかでも利益を享受する団体による組織票ならぬ「大賛成・賛成・修正可」の組織的投稿(ラウド・マイノリティ効果)により大部分が占拠され易いのですが、今回のパブコメにみる「大賛成・賛成・修正可」意見は、半数を満たすか否かの低水準。スマートなサイレント・マジョリティの意見によって私は、岡山市が健全化する可能性と希望を感じ取り、感謝の念に堪えない今しがた。
いづれにしても岡山市の健やかな将来を願う市民にとって、このたびの「路面電車の将来のネットワークについてのパブリックコメント(ご意見募集)の結果」は重要な資料であるため、改変や削除を防ぐ目的において、ここに共有いたします。
大森雅夫岡山市長へ直接お手渡しした提言書 ) 2017年8月30日 岡山市役所において
・岡山市民が創る提言書〔 https://www.slideshare.net/SunVerdir/for-2017-78140286 〕
出典・掲載サイト ) http://www.sunverdir.com/Deep-Issue