2012年3月20日 「鳥取力創造まつり２０１２（於：とりぎん文化会館）」 分科会3 『自治会活動 ～地域の絆は安心・安全のまちづくりから～』

1. 米子市初の
認知症徘徊見守り
認知症徘徊見守り模擬訓練
和田町の取り組みについて
和田地区自治連合会会長
田邉 忠雄

2. 和田町の紹介
高齢化の状況
和田町（平成23年12月1日)
人口：2,764人
世帯：1,108世帯
65歳以上人口：856人
高齢化率：30.97％ ％
(米子市内 地区中、1位)
米子市内27地区中
米子市内 地区中、 位

3. 和田町の紹介
白砂青松
自然 とんどさん
マツ守
マツ守り隊 和田でワタづくりプロジェクト
和田でワタづくりプロジェクト
づくり

4. 認知症の現状
「認知症」は誰にもおこる脳の病気
65才以上 ・・・ 10人に1人
85才以上 ・・・ 4人に１人 推定210万人
（2040年には400万人に）
本人： 認知症を予防するとともに、
家族： 認知症に対する偏見をなくし、
地域全体：認知症を理解し、協力していくことが重要

5. 認知症徘徊見守り模擬訓練
• 県内では琴浦町に続いて2番目、西部地
区と米子市では初めての訓練
• 選ばれた理由
– 高齢化率の高さ
– 地域活動の活発さ
米子市初

6. 認知症による症状
• 認知症の症状 「見当識障害」
– 正しい場所の認知や判断ができなくなり、
歩き続ける
– 認知症が進んでくると、徘徊が頻繁に現れる
• 防災無線放送「行方不明者」 放送件数
– 年に10件程度であるが、家族が放送を希望し
ない場合もあり、実際の徘徊件数は多い

7. 訓練の方法
• 模擬徘徊者を町全体で探す
• 地域の見守り
• 認知症患者に対する接し方を学ぶ

8. 訓練参加者（団体）
・和田地区自治連合会長（実行委員長）
和田地区自治連合会長（実行委員長）
・社会福祉協議会長 実行委員会（
実行委員会（計５回）
・和田公民館長
・各地区自治会長
・民生児童委員協議会会長
・在宅福祉員会長
・保健推進員会長
・食生活改善推進員会長
・老人クラブ連合会長
老人クラブ連合会長
クラブ
・米子市弓浜地域包括支援センター
米子市弓浜地域包括支援センター
・社会福祉法人真誠会（小規模多機能センターふる里）
社会福祉法人真誠会（小規模多機能センターふる里
センターふる
・米子市役所（防災安全課・長寿社会課）
米子市役所（防災安全課・長寿社会課）

9. 実行委員会での検討内容
• 捜索の方法と範囲
• 模擬徘徊者の人数と選定
• 訓練の周知 演芸大会での広報活動
演芸大会での広報活動
での
徘徊者は
徘徊者は 4人（地域から3人、市役所から1人）
地域から
から3 から1
市役所から

10. 会場の様子
• YMCA米子医療福祉専門学校の学生さん
• オレンジサポーター
• 米子市弓浜包括支援センター
• NPO法人がいなネット
• 仮設市役所・警察署

11. 訓練の様子
• 発表当日のビデオは YouTubeで公開
http://youtu.be/EHoxyBpUJ3E

12. 同時開催イベントの様子
• 子ども達の学習コーナー
• 紙しばい「くしゃくしゃ笑顔と や・さ・し顔」

13. 閉会式

14. 終わりに
• 会議では、様々な疑問・不安が出ました
– 和田に合ったやり方で、一つ一つ問題を解決しま
した。 その方法とは・・・
• ５つのブロックに分けて捜索を行いました
• 全員参加のために、イベントを盛り込みました
• 仮設対策本部を設置することで、組織的な動
きができました
今後の防災・防犯組織に発展させていきたい
させていきたいと
今後の防災・防犯組織に発展させていきたいと
思います

15. 謝辞
• ご清聴ありがとうございました
• ご協力いただいた皆様に感謝します
– 米子市役所長寿社会課（写真提供）
– NPO法人がいなネット（ビデオ映像提供）