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名古屋工業大学 産学官金連携機構
加藤雄一郎
2017年11月14日
ビジョンがもたらす事業の持続的発展
事業ドメイン・ブランディング
クオリティ・フォーラム2017
2. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 2
本セッションにご参加いただいたみなさま
このたびは数あるセッションの中から本企画セッション「理念・ウェイの浸透と展開」を
選択いただきまして誠にありがとうございました。張り切って臨みはいたしましたが、空
回りを修正できず、時間管理がままならず誠に申し訳ございませんでした。深くお詫
び申し上げます。
講演の最後で申し上げましたとおり、私の願いは、強い産業が創成されることでござ
います。これからも、すこしでもみなさまのお役に立てますよう頑張ります。
本セッションの内容について、何かお気づきの点や質問がございましたら、喜んで
対応いたします。お気軽に下記にご連絡いただきたく存じます。今後ともどうかよろし
くお願い申し上げます。
名古屋工業大学
産学官金連携機構
加藤雄一郎
kato.yuichiro@nitech.ac.jp
2017年11月14日
3. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
講師略歴
<学歴>
東京工業大学大学院 社会理工学研究科
価値システム専攻 博士課程修了. 博士(学術)
2003 / 04 -- 広告会社 アクティベーションデザイン推進局 客員研究員
2007 / 04 -- 建機メーカー BMアドバイザー、およびミドルマネジメント研修講師
2017 / 01 -- 産業機器メーカー 事業価値創造プロジェクト アドバイザー
2015 / 04 – 2016 / 09 自動車部品メーカー 価値創造プロジェクト アドバイザー
2011 / 08 -- 2013 / 10 電子機器メーカー BM(ブランドマネジメント)プロジェクト アドバイザー
2009 / 12 -- 2011 / 10 自動車メーカー インターナル・ブランディング アドバイザー
2009 / 08 – 2010 / 04 自動車部品メーカー インターナル・ブランディング アドバイザー
2009 / 04 – 2010 / 03 コンタクトレンズメーカー インターナル・ブランディング アドバイザー
2008 / 07 -- 2009 / 06 化学メーカー 人財育成プログラム 「創塾」 塾長
2006 / 10 -- 2007 / 03 食品メーカー ブランドコンセプト立案アドバイザー
2005 / 10 -- 2007 / 03 トイレタリ・メーカー 新任マネジャー研修講師、および調査手法開発アドバイザー
2004 / 10 -- 2006 / 03 総合商社 プロジェクト担当顧問
2003 / 08 -- 2005 / 03 中小企業庁 繊維産業再生プロジェクト ディレクター
<職歴>
1992 - 93 食品会社 食品工場 製造技術課
1995 - 03 広告会社 マーケティング局
2003 - 15 名古屋工業大学大学院 産業戦略工学専攻 准教授
2015 - デミング賞審査委員
<企業からの委託実績>
加藤 雄一郎
3
名古屋工業大学 産学官金連携機構 特任教授
5. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
当事業は顧客の何の実現にコミットしているか?
5
(質問)
昨今、「モノづくりからコトづくりへ」など、事業が顧客に
もたらすコトの重要性が説かれています。御社の事業
は顧客の何の実現をサポートしているといえますか?
複数の事業を展開されている場合は、どれか一つに
焦点を当てて、ご回答ください。
顧客の の実現のサポート
8. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 8
鉄道が衰退したのは、旅客と貨物輸送の需要が減ったためではない。
それらの需要は依然として増え続けている。
鉄道以外の手段(自動車、トラック、航空機、さらには電話)が登場した。
鉄道は危機に見舞われた。
鉄道会社は、自社の事業を、
鉄道事業と考えるのではなく、輸送事業と考えるべきであった。
事業定義をなぜ誤ったのか。
輸送を目的と考えず、鉄道を目的と考えたからである。
顧客中心ではなく、製品中心に考えてしまったのだ。
10. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 10
製品単品勝負のビジネスからの脱却
2.価値創造アプローチをシフトすることの重要性
「単品売り切り型」の事業モデルから
持続的収益をもたらす「ソリューション提供型」へ
1.既存顧客を維持・強化することの重要性
・ 各社の技術力向上による均質化
・ プロダクトライフサイクルの短縮化
・ モジュール化による参入障壁の低下
・ コモディティ化の進展
なぜ、事業ドメイン再定義か?
12. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 12
頭皮エステ
ヘアドライヤ ナイトスチーマ
目もとエステ
温感エステローラー
レッグリフレ
光エステ
忙しい人を美しい人へ
(時間を有効に使って美容ケアする)
14. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
これからの時代に相応しい「差別化の対象」
14
これまで
既存価値次元上で
競合他社の上を行く差別化
製品仕様の差別化
これから
既存の価値次元を
新価値次元に刷新する差別化
価値次元の差別化
差別化の対象は
「事業全体がもたらす価値次元レベル」に置くべき
製品レベルの 事業レベルの
16. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
マーケティングパラダイムの変遷
16
“関係性”
Selling : できたものを 売る 戦略
マーケティングの強調点が
Marketing : ニーズに合ったものを 売る 戦略
Branding : 売れ続ける ための戦略
One to One Marketing
Relationship Marketing
「売れる」 「売れ続ける」
≒ プロダクト・アウト
≒ マーケット・イン
“取引” から へ移行
市場
シェア
顧客
シェア
≪達成指標≫
【マーケティングパラダイムの変遷】
「顧客シェア」という達成尺度の登場
17. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
顧客シェアとは
17
ある顧客が購入した特定の商品の購入金額に対する
自社商品の割合を言います。別名 「ウォレット・シェア」
<例>
ある人が1年間にコーラを1万分飲み、
そのすべてがコカ・コーラだった場合、コカ・コーラは顧客シェア100%。
コカ・コーラに6,000円分を支払い、ペプシコーラに4,000円分を使っていれば、
顧客シェアはコカ・コーラ60%、ペプシコーラ40%である。
年間のコーラ購入金額
年間のコカ・コーラ購入金額
コカ・コーラの顧客シェア =
18. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
「市場シェア」 と 「顧客シェア」
18
成長市場 成熟市場
ナンバーワン オンリーワン
市場占有率 財布占有率
市場全体に占める割合 個々の顧客に占める割合
全市場の10%のユーザーから、
生涯にわたって100%のシェアを獲得する
という考え方
全市場のうち
10%のユーザーを獲得するという考え方
市場シェア 顧客シェア
着目点
考え方
市場
の特性
と狙い
19. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
顧客シェアあれこれ
19
年間のコーラ購入金額
年間の炭酸飲料購入金額
年間の清涼飲料購入金額
年間のコーラ購入金額
年間の炭酸飲料購入金額
年間の清涼飲料購入金額
年間のコカ・コーラ購入金額
年間のコカ・コーラ購入金額
年間のコカ・コーラ購入金額
顧客シェア1:
顧客シェア2:
顧客シェア3:
>>
分母の設定で数値は大きく異なる
ロ
イ
ヤ
ル
テ
ィ
(
存
在
感
)
の
大
き
さ
を
表
す
指
標
と
し
て
の
適
切
さ
20. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
顧客シェアあれこれ
20
年間のチョコスナック購入金額
年間のポッキー購入金額
年間のチョコレート購入金額
年間のポッキー購入金額
年間の菓子購入金額
年間のポッキー購入金額
顧客シェア1:
顧客シェア2:
顧客シェア3:
>>
分母の設定で数値は大きく異なる
ロ
イ
ヤ
ル
テ
ィ
(
存
在
感
)
の
大
き
さ
を
表
す
指
標
と
し
て
の
適
切
さ
21. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
顧客志向を徹底する着眼点
21
分母を大きく捉え
脱・単品販売/ソリューションビジネス
「自分たちは何を売る企業なのか?」 という問いの答え
●●に関する生涯支出総額
自社が受け取る対価の合計
顧客に提供するハード・ソフトを揃える=
≒1
それでもなお分数が“1”に近づくように
分子を適切に定める
≒1
自社が受け取る対価の合計自社が受け取る対価の合計
●●に関する生涯支出総額●●に関する生涯支出総額
分母を大きく捉え
それでもなお分数が“1”に近づくように
分子を適切に定める
22. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
コマツにおける顧客シェア志向
22
生涯の建機購入金額
生涯のコマツ製建機購入金額
生涯の建機保有金額
生涯のコマツ製建機及び部品購入金額
生涯の現場オペレーションコスト
生涯のコマツ製ハード・ソフト購入金額
顧客シェア1:
顧客シェア2:
顧客シェア3:
分母設定に応じて提供すべき財は進化する
ロ
イ
ヤ
ル
テ
ィ
(
存
在
感
)
の
大
き
さ
を
表
す
指
標
と
し
て
の
適
切
さ
23. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 23
【旧・価値次元】 【新・価値次元】 【新・価値次元】
【売りもの】 【売りもの】 【売りもの】
製品性能の向上 稼働率の向上 施工生産性の向上
建機
部品供給・メンテナンス
建機
部品供給・メンテナンス
建機
施工管理システム
【ダントツ製品】
製品本体の高品質化
【ダントツサービス】
製品稼働のサポート
【ダントツソリューション】
顧客の事業活動のサポート
売上高営業利益率推移: 12.9% (2011)→ 11.2% (2012)→ 12.3% (2013)
コマツにおける価値次元転換の推移
24. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 24
これまで
既存価値次元上で
競合他社の上を行く差別化
製品仕様の差別化
これから
既存の価値次元を
新価値次元に刷新する差別化
価値次元の差別化
差別化の対象は
事業全体がもたらす
価値次元レベルに置くべき
製品レベルの 事業レベルの
これからの時代に相応しい「差別化の対象」
25. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
「何屋規定」としての事業ドメイン再定義
25
顧客シェアを突き詰めて考えると
それは
「あなたは何屋ですか?」
という問いの答えになる
みなさんの事業は
顧客から見て何屋ですか?
26. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
事業ドメイン再定義の着眼点
26
「顧客シェアの分母」で定めよ
事業を「製品」で定義してはならない
28. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
ロイヤルティ形成のメカニズム
28
現在に対する
満足
将来に対する
期待
ロイヤルティ
(ブランドに対する良好な行動意向)
・ 事業が目指すビジョン、および
固有の価値基準に対する共感
・ ビジョンの実現に向けた
当該事業の強みの理解
・ 製品・サービスの個々の機能や特性
に対する個別項目評価
・ 製品・サービスに対する
全体的な満足度
ブランドが目指す姿に対する“期待”と 製品に対する“満足”が
継続意向 推奨意向 交流意向協力意向
高い“行動意向”として結実する
加藤・松村(2017)
29. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
平易な言い方をしますと・・・
29
現在に対する
満足
将来に対する
期待
そのビジョン、いいね!
その能力をもってすれば
いい仕事をしてくれそうだ
なるほどね。この製品は
ビジョンを具現化したものとして
使用満足度が高いよ!
これからもよろしく頼む!
末永く付き合おう!ロイヤルティ
(ブランドに対する良好な行動意向)
ブランドが目指す姿に対する“期待”と 製品に対する“満足”が
高い“行動意向”として結実する
30. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
Apple
既存ユーザー
1283サンプル
既存ユーザー
1617サンプル
検証
30
パナソニック・ビューティ
31. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
今後の使用意向
高い
今後の使用意向
低い
事業に対する
ロイヤルティ
将来に対する
期待
現状に対する
満足
<Y>
<X1> <X2>
0.48 0.41
0.70
N=874
事業に対する
ロイヤルティ
将来に対する
期待
現状に対する
満足
<Y>
<X1> <X2>
0.86 -0.05
0.86
N=363
事業に対する
ロイヤルティ
将来に対する
期待
現状に対する
満足
<Y>
<X1> <X2>
0.41 0.37
0.83
N=322
事業に対する
ロイヤルティ
将来に対する
期待
現状に対する
満足
<Y>
<X1> <X2>
0.92 -0.11
0.83
N=283
Apple パナソニック・ビューティ
期待と満足の両立が高いロイヤルティをもたらす
31
32. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
行動意向
現在に対する
満足
将来に対する
期待
ロイヤルティィ向上のメカニズム
32
CS偏重のロイヤルティ向上は限界。
「期待」と「満足」の両立がロイヤルティ獲得の鍵。
注目!
33. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
【再掲】 事業ドメインの価値定義
33
(質問)
御社の事業は
顧客の何の実現をサポートしているといえますか?
顧客の の実現のサポート
34. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 34
【3】
ブランディングすべき
新たなレイヤ
顧客ロイヤルティを貯めるべきレイヤを新設することの重要性
35. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
コーポレートブランド vs プロダクトブランド
35
コーポレート
プロダクト
顧客ロイヤルティをどのレイヤに蓄積すべきか
36. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
ブランドロイヤルティをストックすべき新レイヤ
36
コーポレート
プロダクト
ドメイン
顧客ロイヤルティの効果・効率的な蓄積をもたらす新レイヤ
37. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 37
頭皮エステ
ヘアドライヤ ナイトスチーマ
目もとエステ
温感エステローラー
レッグリフレ
光エステ
忙しい人を美しい人へ
(時間を有効に使って美容ケアする)
パナソニックの挑戦
38. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 38
これまで
既存価値次元上で
競合他社の上を行く差別化
製品仕様の差別化
これから
既存の価値次元を
新価値次元に刷新する差別化
価値次元の差別化
事業ドメイン・レベルのブランディングは
脱・単品販売ビジネスがもたらし
価値次元レベルの差別化を実現する
製品レベルの 事業レベルの
事業ドメインレベルのブランディングがもたらす効果
40. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 40
「三人のレンガ積み」
建築現場で三人の男がレンガを積んでいた。
男たちに「何をしているのか?」と尋ねた。
時は、中世ヨーロッパ。
41. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 41
第一の男
レンガ積み数
○個/日
レンガ積み完了
○月○日
目的なし
生活費を稼ぐこと
長きにわたる
人々の心の拠り所
を確立すること
「レンガを
積んでいる」
「食うために
働いている」
「後世に残る
町の大聖堂を
造っている」
第二の男
第三の男
「何をしているのか?」
に対する各人の回答 目標 目的
目標は同じ
しかし、目的が異なる。
3人の質的な違い
目標は同じ。
44. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 44
意味の重要性
< JR東日本テクノハートTESSEI >
新幹線の車両清掃
目標:
意味:
彼らは「7分」でやる意味をわかっている。
自分達の7分が新幹線の運行ダイヤを
決めているという自覚がある。
7分以内に清掃完了
定時運行の厳守。これこそが、
お客様の大切な旅程を予定どおりに
遂行いただく上で不可欠。
46. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
いまやっていること
目標
いまやっていること
目標
目的
目標達成が最終ゴール。
最大の関心事は、
目標が達成されたか否か。
目標達成は
目的を実現するための手段・プロセス
にすぎない
働き様A 働き様B
あなたはどちらの働き様を選ぶか?
47. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 47
目標
いまやっていること
最上位に目標しかない場合、
目標達成が最終ゴールになってしまう。
目標が達成されたら、そこで終わってしまう
もし目標が達成されなかった場合、路頭に迷ってしまう
50. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 50
キャリア形成において、
最大の防御(=疲弊から身を守ること)、かつ
最大の攻撃(=意気盛んに働くこと)は・・・
「目的」を持つこと。
目標疲れ
【現代社会の大問題】
51. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 51
モチベーション3.0
モチベーション2.0
モチベーション1.0
生存
損得
意義
生きるための働く
儲かるから働く
存在意義のために働く
働くことの意義・意味が何よりも大事な時代が到来した
モチベーション1.0時代:
人類最初のOSである。仕事の目的は「生きること」
モチベーション2.0時代:
信賞必罰に基づく、与えられた動機付けによるOSである。
仕事の目的は「報酬を得ること」、「罰を避けること」
モチベーション3.0時代:
自分の内側から湧き出るやる気
(=内発的モチベーション)に基づくOSである。
仕事の目的は「自分が最高に輝いている姿を得ること」
「なぜ働くのか」の変遷
52. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
あなたは、
何のために働くのか?
52
ブランドのために。
我々が目指す究極的な目的を実現するために
54. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
ワークセッション参加者の感想
54
大きなビジョンを持つこと。それに向かって努力する姿勢が
個人を成長させる、組織を成長させる、周囲を成長させる。
その姿は「泥臭い、こっ恥ずかしい」のではなく
「美しい」はずだという希望が持てた。
ブランドを語るときの言葉の一語一語を
大切にしなければならないという意識が生まれた
55. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 55
モチベーションと達成感
効力感!
目的が一致
帰属集団と自分自身のベクトルが合致した時に最大
<モチベーション>
帰属集団に対する「自己効力感」によってもたらされる
<達成感>
欧
56. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
ビジョン中心経営: これからの時代の経営のかたち
56
従業員の
自信と誇り
顧客の感動
そして期待そして期待
この事業が目指す
ビジョンの実現に
貢献したい
この事業が目指す
ビジョンの実現に
自分も関わりたい
ビジョンを更に高度実現する
新製品・サービス誕生への期待
ビジョンを実現する道具
としての製品・サービスの提供信頼
期待
ビジョンを中核に据えた
「信頼」と「期待」の好循環経営
ビジョン
(顧客と共創するテーマ)
58. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
企業経営における“質”の階層構造
58
製品の質
業務プロセスの質
企業の質
製品の質は、業務プロセスの質に依存する
業務プロセスの質は、企業の質に依存する
企業自らが掲げる“ありたい姿”
質構造を支える土台は、企業自らが掲げる“ありたい姿”
59. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 59
『事業が目指す姿』を
組織内部に浸透させる取組み
組織内部に着目したブランドマネジメント
新しいブランドマネジメントの登場
=
ブランドマネジメントのなかでも、
組織内部に着目したブランドマネジメントを
「インターナル・ブランディング」といいます
60. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
企業経営における“質”の階層構造
60
製品の質
業務プロセスの質
企業の質
企業自らが掲げる“ありたい姿”
インターナル・ブランディングは
良きものづくりに有用な取組み
=
インターナル・ブランディング
61. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
“make our own will”
自らの意思で描く取組み
事業が生きる道を
自らの意思
インターナル・ブランディングとは
61
63. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
1.事業ドメインの価値定義
63
みらいの
【事業ドメインの価値定義】
顧客 企業
【Q】
どのような価値の実現を目指して
顧客から持続的に対価を得るか?
64. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN 64
みらいの
【事業ドメインの価値定義】
【Q】
価値を実現する過程は
顧客が何をできるようになっていくプロセスとして描かれるか?
<第1期 達成事項> <第2期 達成事項> <第3期 達成事項>
2.顧客成長プロセスの策定
65. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
3.成長プロセスを支える実現手段づくり
65
ハード・ソフトを束ねた事業ドメインの創造
実現手段としての
ハード/ソフト
実現手段としての
ハード/ソフト
実現手段としての
ハード/ソフト
実現手段としての
ハード/ソフト
実現手段としての
ハード/ソフト
実現手段としての
ハード/ソフト
実現手段としての
ハード/ソフト
66. Nagoya Institute of Technology, BRAND DESIGN
教育・研修に関するお問合せ
66
1) 1 day セッション : 事業構想の全体像体験
2) 3 months セッション : 人財育成を兼ねた事業構想推進
3) 1 year コース : 事業部門トップのオーナーシップによる事業開発
1) 事業構想セミナー : 事業構想の全体像体験を目的とした集合研修
【企業向け教育・研修】
【集合研修】
問合せ先
一般財団法人 日本科学技術連盟
セミナー担当: 品質経営研修センター 安隨正巳
電話 : 03-5378-1213 メール : m-anzui@juse.or.jp
2018年1月22日
開催決定!