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⾏動活性化療法の理論と実際
ーうつ病に対する歴史ある最新の⼼理療法ー
中京⼤学⼼理学部
⾸藤祐介
(現所属:広島国際⼤学)
• ⾏動活性化療法の紹介
• エビデンスの紹介
• ⾏動活性化療法の理論
• ⾏動活性化療法の技法
• 事例の紹介
発表内容
⾏動活性化療法の紹介
うつ病の⼼理療法
⾏動療法誕⽣の初期からある伝統的技法
新世代の認知⾏動療法
“健康的な活動(価値や⽬標に沿った活動)”を活性化
することを⽬的とする
エビデンスから特徴をみる
⾏動活性化療法の特徴
• 重いうつ病に効果的
• 効果が出やすい
• うつ病に有効
⾏動活性化療法の効果
効果量(Cohenʼsd)
0
0.2
0.4
0.6
0.8
1
認
知
⾏
動
療
法
セ
ル
フ
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
問
題
解
決
療
法
対
⼈
関
係
療
法
⽀
持
的
療
法
短
期
⼒
動
的
精
神
療
法
⾏
動
活
性
化
療
法
d=0.8
効果⼤
d=0.5
効果中
d=0.2
効果⼩
⾏動活性化療法の効果
(統制群との⽐較)
(Cuijpers et al.(2011)をグラフ化)
⾏動活性化療法の効果
重症者(HRSD ≧ 20)
に対する効果BDIScores
5
12
19
26
33
40
開始時 8週後 16週後
認知療法
⾏動活性化
薬物療法
(Dimidjian et al., 2006)
⾏動活性化療法の効果
重症者における反応率
治療反応率(BDIによる)
0
20
40
60
80
100
薬物療法 認知療法 ⾏動活性化
寛解
反応
42% 40% 52%
49%
76%
48%
(Dimidjian et al., 2006)
⾏動活性化療法の理論
⾏動の基礎
⾏動の形
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• 涙を流して
• ⼿を当てながら
形態
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機能
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⾏動の基礎
❖ Aさんはカッターナイフで腕を傷つけました
❖ Bさんはカッターナイフで腕を傷つけました
• ⼤学受験のことをぐるぐると考えて落ち込んでいます
• カッターナイフで腕を傷つけました
• ⾎を⾒ているうちに考えが⽌まり気持ちがすっきりしました
• Bさんの両親は不仲で,今⽇も激しい夫婦喧嘩をし
ています
• カッターナイフで腕を傷つけました
• 「なにやってるの!」「やめなさい!」と両親は夫婦喧
嘩を中断して,Bさんの⼿当てをし始めます
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落ち込みなし
⾏動の後(結果)
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・Bさん
腕を切る
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両親の夫婦喧嘩
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⾏動した結果,
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⾏動が続かない
⾏動しないようになる
⾏動が続かない
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化
弱
化
消
去
⾏動した
つごうの良い
結果
なんの結果も
⽣じない
つごうの悪い
結果
うつ病の⾏動理論
• うつ病の⾏動理論
健康的な⾏動に“つごうの悪い結果”
“結果が⽣じない”
抑うつ的な⾏動に“つごうの良い結果”
が与えられる環境がうつ病を引き起こす
うつ病の⾏動理論
健康な⼈が⾏う普通の⾏動
・仕事に⾏く,学校に⾏く,仕事の相談をする,
⻭を磨く,顔を洗う,TVをみる,会話をする
健康的な⾏動
etc.
うつ病では,
健康的な⾏動
を⾏えなくなる
うつ病の⾏動理論
健康的な⾏動の減少を引き起こす環境
健康的⾏動が消去・弱化される環境では
 ・その⾏動を⾏わなくなる
 ・憂うつな気分が⽣じる
⾏動の基礎から考えると,
健康的な⾏動をしても良い結果が⽣じない(消去)
健康的な⾏動をすると悪い結果が⽣じる(弱化)
環境でうつ病になる
うつ病の⾏動理論
健康的な⾏動の減少を引き起こす環境
⾏動をしても良い結果が⽣じない(消去)
⾏動をすると悪い結果が⽣じる(弱化)
・仕事をしてもしても終わらない
・家事を頑張っても誰からも評価されない
・どのように良い仕事をしても叱責される
・学校に⾏くといじめられる
うつ病の⾏動理論
うつ病の⼈が⾏う典型的な⾏動
・部屋に引きこもる,⼈を避ける,否定的な発
⾔を繰り返す,ぼんやりと時間を過ごす,⾃
殺について考える
抑うつ的な⾏動
etc.
うつ病では,
抑うつ的な⾏動
を⾏うようになってしまう
うつ病の⾏動理論
抑うつ的な⾏動の増加を引き起こす環境
行動の基礎から考えると,
抑うつ的な⾏動をすることで
嫌悪事態を避けることができる(強化)
抑うつ的⾏動/回避が過剰に優位になると
 ・健康的な⾏動のレパートリーが縮⼩
 ・価値や⽬標に沿った⾏動の消失
→抑うつ的な⾏動には「回避」の意味がある場合がある
環境でうつ病になる
うつ病の⾏動理論
抑うつ的な⾏動(回避)の増加
⾏動をすることで
   嫌悪事態を避けることができる(強化)
・叱責を避けるために上司を避ける
・家事をする代わりにぼんやりTVを⾒続ける
回避それ⾃体は
⽣きるために必要なプロセスだが・・・
うつ病の⾏動理論
抑うつ的な⾏動(回避)の増加
回避⾏動の問題
1)コントロール不能になる
2)回避⾏動の範囲が拡⼤する
・⾏かなければならないとわかっていても職場に⾏けない
・しなければならないとわかっていても家事ができない
・上司を避ける→同僚を避ける→職場を避ける→
  職場近くを避ける→外出を避ける→家族を避ける・・・
▶健康的な⾏動を⾏う余地がなくなる
うつ病の⾏動理論
では,⾏動活性化療法では何を⽬指すのか?
• 様々な援助によって
健康的な⾏動を増やし
抑うつ的な⾏動(回避)を減らす
健康的な⾏動が増えると
 ・抑うつ気分が⽣じない(達成感等)
 ・価値や⽬標に沿った⾏動が維持される
⾏動活性化療法の技法
⾏動活性化療法の技法
うつ病や治療に関する説明(⼼理教育)
活動記録票(アセスメント)
導⼊までのテクニック
“よい”活動を増やす
テクニック
⽬標設定
活動スケジュール
スキルトレーニング
など
“まずい”活動を減らす
テクニック
TRACモデルの使⽤
TRAPモデルの使⽤
反すうへの対処
環境調整
など
気分と活動の関係
⼼理教育
気分 活動
(inside-out)
(outside-in)
内から外の活動
外から内の活動
⼼理教育
内から外の活動 外から内の活動
気分に従った⾏動 気分を変える活動
・おち込んだので引きこもる
・イライラするので物に当たる
・不安なのであれこれ考える
・散歩に⾏ったらすっきりした
・深呼吸したら落ち着いた
・実際やってみたらホッとした
その気分が維持される 気分が変わる
減らすべきターゲット 増やすべきターゲット
inside-out outside-in
アセスメント
活動記録票によるアセスメント
⽉ ⽕ ⽔ ⽊ ⾦
6:00- 起床 (70)
7:00- 起床 (90) 朝⾷ (60) 起床 (60)
8:00- 朝⾷ (80) 起床 (80) ⼊浴(40) 起床 (80) 朝⾷ (50)
9:00- 横になる(90) 横になる (90) 外出準備 (40) 横になる (90) 散歩 (50)
10:00- 横になる(90) 横になる (90) 移動 (40) 横になる (90) 掃除 (50)
11:00- 散歩 (50) 横になる (90) 友⼈と⾷事(30) TV (80) 買い物 (40)
12:00- 昼⾷ (40) 昼⾷ (50) 友⼈と⾷事(20) 昼⾷ (70) 料理 (30)
13:00- TV (40) TV (40) 友⼈と⾷事(30) TV (60) 洗濯 (30)
活動内容(抑うつ気分)
0 -抑うつ気分なし
100-最も落ち込んでいる
健康な活動を増やす
「⽬標・価値」とそれに沿った活動
⻑期的な⽬標
復職する
家族を旅⾏に
連れていく
中期的な⽬標
図書館で1⽇過ごす
1時間のウォーキング
家族と会話をする 今できる活動
毎⽇10分の散歩
毎⽇8ページの読書
家族に「おはよう」
と毎⽇⾔う
とても
できる気がしない
これなら
できる気がする!
健康な活動を増やす
活動を構造化しスケジュール化する
⽇付 7時
起床
23時
就寝
3⾷
⾷べる
散歩
10分
読書
8P
妻に
挨拶
⽇記 気分
3/1 ◯ ◯ ◯ × × × 横になってばかりの1⽇ 80
3/2 ◯ ◯ ◯ ◯ × ◯ 特になし 60
3/3 ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ マイペースに活動できた 50
3/4 ◯ × ◯ ◯ × ◯ 友⼈と⼣⾷を⾷べた 80
3/5 × ◯ × × × ◯ 昨⽇の疲れか,朝起きられなかった 90
3/6 ◯ ◯ ◯ ◯ × ◯ 気分は良くないが散歩は⾏った。 70
0 -抑うつ気分なし
100-最も落ち込んでいる
活動スケジュール
抑うつ的⾏動/回避を減らす
1.“まずい⾏動”をしていることに気がつく
2.“まずい⾏動”のきっかけや結果に気がつく
3.“まずい⾏動”に代わる活動を試す
4.新しい活動が良い結果であれば,それを続ける
抑うつ的⾏動を健康的な⾏動に変える
抑うつ的⾏動/回避を減らす
TRAPに気がつくプロセス
Trigger
(きっかけ)
朝起きた時に
憂うつな気分
Response
(反応)
Consequence
(結果)
仕事を無断⽋勤
きっかけ 反応 回避パターン 結果
同僚にミスを指摘
された
恥ずかしい
「なんてダメ⼈間だ」
くよくよと考える
同僚を避ける
仕事に⾏きづらく
⽋勤してしまう
Avoidance Pattern
(回避パターン)
⼆度寝する
抑うつ的⾏動/回避を減らす
TRACに戻るプロセス
Trigger
(きっかけ)
朝起きた時に
憂うつな気分
Response
(反応)
Consequence
(結果)
気分がすっきり
仕事に⾏ける
きっかけ 反応 代わりの対処 結果
同僚にミスを指摘
された
恥ずかしい
「なんてダメ⼈間だ」
家族に愚痴を
聞いてもらう
気分がラクになる
Alternative-Coping
(代わりの対処)
シャワーを浴びる
実践報告
⾏動活性化療法を⽤いた事例
実践から得られた知⾒
• ⽐較的早く効果が⽣じ始める
• 活動レパートリーの広がりとともに抑うつが改善
• 治療効果が⻑期間維持される
• 復職⽀援にも有効
• 今後の課題
「いつ」導⼊するのか?
他の精神疾患に伴う抑うつにも有効か?
実施の際のポイント
⾏動活性化療法のポイント
• 導⼊のタイミング
• 説明だけで終わらない
• スモールステップを意識する
• ⾏動を計画する
• 気分以外の結果に⽬を向ける
⾏動活性化療法のポイント
導⼊のタイミング
時期 ポイント
導⼊前
消耗・疲労がひどい場合は服薬や休養を優先する
休養も計画的に取ると良い
初期
基本的な⽣活習慣を再確⽴する
単純な健康的⾏動を増やす
中期
その⼈の⽬標や価値を明らかにする
⽬標や価値に関係する活動を増やす
後期
その⼈の問題を明らかにする
問題に関連する回避⾏動への対策を練る
⾏動活性化療法のポイント
導⼊のタイミング 
ー休養のための指針例ー
・スケジュールを調整し、1週間予定を⼊れないようにする
・家族や同居⼈に休養を取ることを伝え、協⼒をお願いする
・休養を取る部屋を決めTVやPC、本や雑誌等の不要な物を移動する
・ベッド/布団に⼊り、原則はその中で過ごす
・部屋の外に出るのは⾷事、トイレ、⼊浴等最低限の活動のみ
・TV、PC、ラジオ、ゲーム、携帯電話、⾳楽、本、雑誌等は禁⽌
・バランスのよい⾷事を取り、服薬は指⽰を守る
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