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1  sur  99
DXを実践するための視点と戦略の組み立て方
デジタル・トランスフォーメーションの本質
と ビジネス戦略
2021年8月1日
ITのトレンド
作る技術 から 作らない技術 へ
 知識やスキル
 ビジネス・モデル
 カルチャーや働き方
組織力 から 自分力 へ
基礎知識
最新ITトレンドを理解するために知っておきたい
テクノロジーが奪っていくのは、労働ではなく定年かもしれない
4
http://ranq-media.com/articles/590
テクノロジーがもたらすのは人間のエンパワーメント
テクノロジーに置き換えらられることは、徹底してテクノロジーに任せ
人間にしかできないことに、人間の役割をシフトさせること
テクノロジーが人間をエンパワーする事例
丸1日掛けて水くみをしなくてはならない
井戸ができて水くみが不要になった
水くみの時間が学校の時間に置き換えられる
教育水準の向上
社会経済の発展
貧困からの解放
社会の平和と安定
近くに水がなく
生活ができない
超高齢化社会を人工知能やロボットで対応
人工知能やロボットを積極的に駆使し、労働生産性やQOL(Quality of Life)の向上が急務
DXを理解するために、
これだけは知っておきたい基礎知識
UI/UXとは何か
UI
人とデジタルをつなぐ窓口
User Interface
 直ぐに分かる
 使い易い
 迷わない など
UX
人とデジタルがつながることで得られる体験
User Experience
 とても便利
 もっと使いたい
 感動した など
UI UX
UI/UXとは何か
UI
人とデジタルをつなぐ窓口
User Interface
 直ぐに分かる
 使い易い
 迷わない など
UX
人とデジタルがつながることで得られる体験
User Experience
 とても便利
 もっと使いたい
 感動した など
次へ 戻る 戻る 次へ
×良くないUI 〇良いUI
×良くないUI
ケチャップだとは
すぐに分からない。
×良くないUX
口を汚しやすく、少なく
なると使いにくい。
〇良いUI
ケチャップだとすぐ
分かる。
×良くないUX
口を汚しやすく、少なく
なると使いにくい。
〇良いUI
ケチャップだとすぐ
分かる。
〇良いUX
口を汚さず、最後まで
使い切ることができる。
データとUXとサービス
データ
 とても便利
 もっと使いたい
 感動した など
UX
体験価値
 ファンを増やす
 信頼を高める
 リピートさせる
ビジネス機会の創出
高速に改善と
アップデートを繰り返し
体験価値を維持する
サービス
属性データ
体験データ
生活データ
モノのビジネスとコトのビジネス
ハード
ウェア
中核的価値
是非とも
手に入れたい価値
ソフト
ウェア
サービス
附帯的価値
中核的価値を高める価値
体験価値
(UX)
を実装する
サービス ハードウェア
モノのビジネス コトのビジネス
魅力的なモノを作り
修理やサポートなどの
サービスで
ハードウェアの
機能や性能を維持する
魅力的なUXを実装し
乗り物や道具などの
ハードウェアで
サービスの
利用を実現する
データで利用状況の
フィードバックを得て
高速に改善を繰り返す
プラットフォーマーと言われる企業の略称
GAFA
Google,Amazon,Facebook,Apple
FANGAM
Facebook,Amazon,Netflix, Google,Apple,Microsoft
GAFAM
Google,Amazon,Facebook,Apple,Microsoft
BAT
Baidu,Alibaba,Tencent
BATH
Baidu,Alibaba,Tencent,Huawei
米国系企業
中国系企業
FAANG
Facebook,Amazon,Apple, Netflix,Google
デジタル技術を駆使し、ビジネスでの圧倒的な支配力を持つ企業を、下記のように
まとめて呼ぶことがあります。
クラウド・サービスなどで使われる料金制度
サブスクリプション/サブスク
従量課金
月額定額制の料金制度
*もともとは、雑誌や新聞などの定期購読を意味することば
使った量(使用量)に応じて支払う料金制度
*電気料金や水道料金などのような支払い方
デジタルとは何か
デジタル化とは何か
アナログ Analog
連続量(区切りなく続く値を持つ量)
現実世界
私たちが生きている世界 身体を介して体験し、実感できる
IT Information Technology:情報技術
コンピューターやネットワークを実現し
それを活用するための技術
Physical World
デジタル Digital
離散量(とびとびの値しかない量 )
サイバー空間
コンピューターとネットワーク
で作られた世界 コンピューターやネットワークで扱える
Cyber Space
デジタル化
センサー・web・モバイル
などを介し
アナログをデジタルに
変換すること
デジタル化でできることと目指すこと
人間のやっていたことを、コンピュータでできるようにすること
 これまで1週間かかっていた申し込み手続きを5分で終わらせる
 顧客の行動(いま、どこで、何をしているのか)が分かる
 他のデジタル・サービスと一瞬にして連係できる
 膨大なデータの中にビジネスに役立つ規則や関係を見つけることができる
 業務の進捗、人の動き、ビジネスの状態が、リアルタイムに見える化される
デジタル化で できる こと
デジタル Digital
離散量(とびとびの値しかない量 )
サイバー空間
デジタル化で 目指す こと
顧客満足の向上
業績の改善
社員の幸福
アナログ Analog
連続量(区切りなく続く値を持つ量)
現実世界だけでは解決できない課題をデジタルを使って解決すること
現実世界
目的
自分は何をしたいのか?
手段
うまい、やすい、はやい
デジタル化とはレイヤ構造化と抽象化/デジタル化以前
アナログ 変化が早く先を見通すことができない
お客様との
関係
社員との
関係
個別の業務担当者や業務毎の縦割り組織
個別最適化された仕組みが固定化、柔軟性や即応性に欠ける
個別業務事の担当者
や縦割りの組織
 業務ごとのコミュニケーションに手間と時間
 確立された仕組みの変更が困難
 業務内容や手順の新しい組合せを試しにくく
変化への即応性に欠く
具
体
的
デジタル化とはレイヤ構造化と抽象化/デジタル化以降
デジタル
アナログ
デジタル化
デジタル化されたビジネス・モデルやビジネス ・プロセス
センサー・web・モバイルなどを介しアナログをデジタルに変換
個別業務アプリ
データベース
ERP
ソフトウェアにより
抽象化されたデータや機能要素を柔軟
に組み替えることや新規の要素を追加
して、新し業務プロセスや変更に即応
データ
ソフト
ウェア
抽
象
的
具
体
的
レイヤ構造化と抽象化により
柔軟性や即応性を獲得
変化が早く先を見通すことができない
お客様との
関係
社員との
関係
共通データ活用基盤
共通業務基盤
デジタル化とはレイヤ構造化と抽象化/社会構造の変化
デジタル
アナログ
デジタル化
デジタル化されたビジネス・モデルやビジネスプロセス
センサー・web・モバイルなどを介しアナログをデジタルに変換
個別業務アプリ
データベース データ
ソフト
ウェア
抽
象
的
具
体
的
変化が早く先を見通すことができない
お客様との
関係
社員との
関係
プラットフォーム
既存の業種や業界を越えた
競争や連携を生み出し
社会構造や競争原理
を変化させる
プラットフォーマーは
レイヤ構造化と抽象化を
業界や業種を越えて提供
共通データ活用基盤
共通業務基盤
レイヤ構造化と抽象化とは何か
抽
象
的
具
体
的
カレー料理でしか使えない
様々な料理に使える
OS
コンピューター
Windows
Linux
MacOSなど
プロセッサー
ストレージ
ネットワークなど
アプリケーション
0/1
ミドルウェア
データベース
認証基盤
通信制御など
コンテナやマイクロサービスなど
デジタル化とデジタル技術の役割
複雑な業務プロセス
抽象化された要素へ分解
 コンテナ
 マイクロサービス
 サーバーレス など
レイヤ/要素の組み替えや新たな組合せが容易
 アジャイル開発
 DevOps
 クラウド など
デジタル化
レイヤ構造化
レイヤ/要素の組み替え
や新たな組合せを短期間
で実施して変化へ即応
 プラットフォーム
 疎結合/データハブ
 API連係など
単純化
抽
象
的
具
体
的
クラウド・サービス
DXとデジタルとアーキテクチャーの関係
抽
象
的
具
体
的
業務プロセス
標準化
レイヤ構造化
アルゴリズム化
ソフトウェア化
デ
ジ
タ
ル
ア
ナ
ロ
グ
業
務
プ
ロ
セ
ス
の
改
善
や
再
構
築
俊
敏
・
迅
速
に
実
施
で
き
る
の
で
変
化
へ
の
即
応
力
を
担
保
で
き
る
ア
ー
キ
テ
ク
チ
ャ
データ化
データ A データ B
価値創出
データから価値を
生みだす基本構造
を定義したもの
経営者の役割は
アーキテクチャを
改善し最適を維持
デジタルとフィジカル
スピード
複 製
組合せ・変更
遅い
劣化する
困難
早い
劣化しない
容易
フィジカル
Physical
デジタル
Digital
IoT
IoT
状況を即座に
把握し即応できる
エコシステムが
容易に形成
規模の拡大が
容易で早い
デジタルによってもたらされる
ビジネス価値
イノベーション
を加速する!
「イノベーション」と「インベンション」の違い
イノベーション
Innovation
これまでにはなかった
新しい組合せを見つけ
新たな価値を産み出すこと
インベンション
Invention(発明)
これまでにはなかった
新しい「もの/こと」を創り
新たな価値を産み出すこと
高速な試行錯誤
高速なフィードバック
高速なアップデート
知識の蓄積
試行錯誤の繰り返し
ひらめき・洞察
2つのデジタル化:デジタイゼーションとデジタライゼーション
デジタイゼーション
Digitization
 アナログ放送→デジタル放送
 紙の書籍→電子書籍
 人手によるコピペ→RPA
効率化
ビジネス・プロセス
改善・改良・修正
コストや納期の削減・効率化
ビジネス・モデル
デジタライゼーション
Digitalization
 自動車販売→カーシェア/サブスク
 ビデオレンタル→ストリーミング
 電話や郵便→SNS・チャット
変革
事業構造の転換
新しい価値の創出
既存の改善
企業活動の効率向上と持続的な成長
既存の破壊
新たな顧客価値や破壊的競争力を創出
デジタル化と変革
変革前
写真屋
変革後
プロセスをそのままに効率化するのではなく
プロセス を再定義して新しい価値やビジネス・モデルを創出する
変革を伴うデジタル化
デジタライゼーション
デジタイゼーション
デジタル化によって生みだされる2つのビジネス領域
デジタル化できることは
全てデジタル化される
デジタルの渦
Digital Vortex
デジタル化できないことの
価値が高まる
デジタル化
領域の拡大
体験/感性
価値の提供
UXUser eXperience
デジタル・トランスフォーメーション
迫られる常識の大転換
DXが注目される背景
競争環境の変化
30
業界という枠組み
は存在する
一旦確立された
競争優位は継続する
破壊
業界の枠組みの中で起こる変化に適切に対処できれば
事業は維持され成長できる
加速するビジネス環境の変化、予期せぬ異業種からの参入
ひとつの優位性を維持できる期間は極めて短くなっている
ハイパーコンペティション
市場の変化に合わせて、戦略を動かし続けるしかない
異業種からの破壊者の参入が既存の業界を破壊する
UBER
airbnb
NETFLIX
Spotify
PayPal
タクシー・レンタカー業界
レンタル・ビデオ業界
ホテル・旅館業界
レコード・CD業界
銀行業界(決済・為替)
VUCAへ対処するには圧倒的スピードを獲得するしかない
社会環境が複雑性を増し
将来の予測が困難な状況
現状の理解
結
果
の
予
測
困
難
困難
テクノロジーの進化や社会常識の変化など、価値観や
社会の仕組みなどが猛烈なスピードで変化し、先の見
通しを立てることが困難。変化の度合いや割合も大き
く、変動性を予想するのは難しくなっている
Uncertainty(不確実性)
Volatility(変動性)
イギリスのEU離脱、米中貿易戦、民族間紛争など、現
代を取り巻く情勢は、予断を許さなない状況であって、
さまざまなリスクに対応しなければならない状況に置
かれている。
Complexity(複雑性)
一つの企業、一つの国で解決できる問題が極端に少
なくなった。地球規模でパラメータが複雑に絡み
合っているため、問題解決は単純ではなく、より一
層困難なものになりつつある。
変動性、不確実性、複雑性がり、因果関係が不明、
かつ前例のない出来事が増え、過去の実績や成功例
に基づいた方法が通用しない時代となりつつある。
Ambiguity(曖昧性)
VUCA(ブーカ): 2016年のダボス会議(世界経済フォーラム)で使われ、注目されるようになった。昨
今は、ビジネスシーンでも一般的に使用されており、コロナ禍によって我々は身をもって体験している。働き
方や組織のあり方、経営などの方針に関わる考え方の前提にもなっている。
予測不可能な変化に
俊敏に対処できる
圧倒的スピードの獲得
社会環境が複雑性を増し
将来の予測が困難な状況
予測不可能な変化に
俊敏に対処できる
圧倒的スピードの獲得
DXとは圧倒的なスピードを手に入れること
圧倒的なスピード
VUCA(ブーカ): 2016年のダボス会議(世界経済フォーラム)で使われ、注目されるようになった。昨
今は、ビジネスシーンでも一般的に使用されており、コロナ禍によって我々は身をもって体験している。働き
方や組織のあり方、経営などの方針に関わる考え方の前提にもなっている。
DXの目的は圧倒的なビジネス・スピードを手に入れること
業務プロセスの改善
を繰り返す
新規事業の立ち上げ
を繰り返す
時間感覚の変化がビジネスを変えようとしている
 3年間の中長期計画
 1年に一度の年度計画
 半年に一度の設備投資
 月例の定例役員会
 週次の部門会議
ビジネス・モデル お客様との関係 働き方 情報システム
階層化された
ビジネス・プロセス
機能分化した組織
段階的意志決定
社会環境の変化が緩やかで中長期的な予測が可能
 戦略を動かし続ける
 現場に権限委譲する
 現場での判断を重視
 結果を迅速に事後報告
 対話の頻度を増やす
圧倒的な
ビジネス・スピードで
変化に俊敏に対応する
社会環境が複雑性を増し将来の予測が困難な状況
デジタル化された
ビジネス・プロセス
自律したチーム
大幅な権限委譲
VUCA
中長期的な計画を元に
PDCAを回し
確実に目標を達成する
時間感覚の変化がビジネスを変えようとしている
ビジネス・モデル お客様との関係 働き方 情報システム
社会環境の変化が緩やかで中長期的な予測が可能 社会環境が複雑性を増し将来の予測が困難な状況
DXの定義
デジタル・トランスフォーメーションの定義
デジタル・トランスフォーメーションとは、デジタル技術(IT)の浸透が、
人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること
The digital transformation can be understood as the changes that the digital technology causes or influences in all
aspects of human life (原論文)
 デジタルトランスフォーメーションにより、情報技術と現実が徐々に融合して
結びついていく変化が起こる。
 デジタルオブジェクトが物理的現実の基本的な素材になる。例えば、設計され
たオブジェクトが、人間が自分の環境や行動の変化についてネットワークを介
して知らせる能力を持つ。
 固有の課題として、今日の情報システム研究者が、より本質的な情報技術研究
のためのアプローチ、方法、技術を開発する必要がある。
スウェーデン・ウメオ大学 Umeo University
エリック・ストルターマン教授 prof. Eric Stolterman
2004
デジタル・ビジネス・トランスフォーメーションの定義
IDC/2016
企業が外部エコシステム(顧客、市場)の破壊的な変化に対応しつつ、内部エコシステム
(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビ
リティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサー
ビス、新しいビジネス・モデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンス
の変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること。
ガートナー/2014
企業内のIT利用は三段階ある。
1.業務プロセスの変革
2.ビジネスと企業、人を結び付けて統合する
3.人とモノと企業もしくはビジネスの結び付きが相互作用をもたらす
この第3段階の状態をデジタル・ビジネスと呼び、「仮想世界と物理的世界が融合され、モ
ノのインターネット(IoT)を通じてプロセスや業界の動きを変革する新しいビジネス・デザ
インのこと。
IMD/2019
デジタル技術とデジタル・ビジネスモデルを用いて組織を変化させ、業績を改善すること
1.企業業績を改善することが目的であること
2.デジタルを土台にした変革であることであり、一つ以上のデジタル技術が大きな影響を
及ぼしていること
3.プロセスや人、戦略など、組織の変化を伴うものであること
デジタル・トランスフォーメーション 2つの解釈
社会や経済の視点/社会現象
 2004年、エリック・ストルターマン(ウメオ大学)の定義「ITの浸透により、人々の生活が根底
から変化し、よりよくなっていく」に沿った概念
 デジタル・テクノロジーの発展によって社会や経営の仕組み、人々の価値観やライフ・スタイルが
大きく変化し、社会システムの改善や生活の質の向上がすすむという社会現象を意味する
経営や事業の視点/企業文化や体質の変革
 2010年以降、ガートナーやマイケル・ウェイド(IMD教授)らによって提唱された概念
 デジタル・テクノロジーの進展により産業構造や競争原理が変化し、これに対処できなけれ
ば、事業継続や企業存続が難しくなるとの警鈴を含む
 デジタル・テクノロジーの進展を前提に、競争環境 、ビジネス・モデル、組織や体制の再定
義を行い、企業の文化や体質を変革することを意味する
デジタル・ビジネス・トランスフォーメーション
“デジタルを使うこと”ではなく “ビジネスを変革すること” が目的
デジタル技術とデジタル・ビジネス・モデルを用いて、組織を変化させ、業績を改善すること
1. 企業業績を改善することが目的。
2. デジタルを土台にした変革であること。組織を絶えず変化しているが1つ以上のデジタル技術が大きな影響を及ぼしているものでなければ、デ
ジタル・ビジネス・トランスフォーメーションには分類されない。
3. プロセスや人、戦略など、組織の変化を伴うものであること。
“ デジタル・ビジネス・トランスフォーメーションには、テクノロジーよりもはるかに多くのものが関与する ”
「DX実行戦略(マイケル・ウェイドら)」 p.27
DXについての3つの解釈
デジタル技術を使って、業務の効率化や利便性を向上させること
RPA、オンライン会議、オンライン経費精算、ECサービス、ビジネスチャット、電子決済など
新しいデジタル技術を使って、新規事業で業績に貢献すること
スマートフォンやウェアラブルなどの行動データの活用、AIを利用した生産工程の自律化など
デジタル技術を前提に、企業の文化や風土を変革し、業績に貢献すること
ビジネス・プロセスのデジタル化と現場の見える化、現場への大幅な権限委譲、心理的安全性など
デジタル・トランスフォーメーション
日常的に繰り返すことができる
企業活動の土台
デジタル技術の活用
リアルが最も貴い
 デジタルはビジネスの手段である
 価値の源泉はリアルにある、デジタルはリ
アルの付加価値に過ぎない
 リアルとデジタルは別の仕組み、デジタル
はリアルを補間するもの
DXの常識とDXの実現
デジタルが前提
 デジタルはビジネスの基盤である
 デジタルとリアルが一体となって価値を創
出する
 デジタルとリアルを分けることなく、デジ
タルが統合する1つの仕組みとして捉える
「DXの実現」とは
「デジタルが前提」を当然のことと考え、実践する
企業の文化や風土を実現すること
DXは 既存の常識の転換が前提
デジタルにできることは徹底してデジタルに任せ
人間にしかできないことに人間の役割をシフト
新しい常識
新しい価値
の創出を実現
UX
ユーザーの
体験価値を
高める
CXとEXを向上させるためのDX
お客様
従業員
お客様や市場を理解
従業員や業績を理解
高速×改善
=最適
顧客満足の向上
従業員満足の向上
業務プロセスのデジタル化
デジタル・ビジネス・モデル
デジタルを前提に
ビジネス・モデルを再定義
デジタルを前提に
働き方や雇用を再定義
お客様や市場を理解
従業員や業績を理解
データ
CXとEXを向上させるためのDX
データ
CX : Customer Experience
お客様の事業の成果に貢献し
お客様の社員の幸せを支える
EX : Employee Experience
従業員のやり甲斐を与え
自己の成長の喜びを感じさせる
 競争原理
 収益構造
 業務手順
 組織・体制
 意志決定方法
など
DX
デジタルを前提に
ビジネス・モデルや
ビジネス・プロセス
を再定義する
デジタル
技術
 クラウド
 AI
 IoT など 変化に俊敏に対応できる
企業の文化や
風土への変革
UX
ユーザーの
体験価値を
高める
業務プロセスのデジタル化
デジタル・ビジネス・モデル
DXを支える
テクノロジー・トライアングル
インターネットに接続されるデバイス数の推移
億人
億台
台/人
2003年 2010年 2015年 2020年
世界人口
インターネット
接続デバイス数
一人当りの
デバイス数
63 68 72 76
5 125 250 500
0.08 1.84 3.47 6.50
「データの時代」とはどういうことか
加速度計センサー ジャイロセンサー
磁気センサー GPSセンサー
生体(指紋/顔)認証センサー
近接センサー
赤外線センサー
Soli(レーダー)センサー
LiDAR(レーザー・レーダー)センサー
CMOS(カメラ)センサー
ソーシャル・メディア
オンライン・ショッピング
オンライン英会話 など
現実世界のデジタルコピー
デジタル・ツイン
ビッグデータ
膨大・多様・加速度的増大
現実世界のものごとやできごとは
意図する/しないに関わらず
デジタル・データに置き換えられ
ネットに送り出される時代になった
サイバーフィジカルシステムとDX
データ収集
モニタリング
データ解析
原因解明・発見/洞察
計画の最適化
データ活用
業務処理・情報提供
機器制御
ヒト・モノ
クラウド・コンピューティング
日常生活・社会活動 環境変化・産業活動
現実世界/Physical World
サイバー世界/Cyber World
Cyber Physical System/現実世界とサイバー世界が緊密に結合されたシステム
高速
×
最適
デジタル
トランスフォーメーション
最適解
機器制御
指示命令
アドバイス
ものごと・できごと
データ
ものごと・できごと
データ
DXを支えるテクノロジー・トライアングル
現実世界/Physical World
Cyber Physical System/現実世界とサイバー世界が緊密に結合されたシステム
サイバー世界/Cyber World
予 測
最適解
ビジネス
の最適化
データ解析 データ活用
AI・機械学習 クラウド
機械学習・深層学習
AIチップなど
サーバーレス・コンテナ
SaaS・PaaSなど
データ収集
デジタル
ツイン
IoT
センサー・モバイル
自律制御など 現実世界の
デジタルコピー
5G
第5世代通信システム
デジタル化の進化
アナログ
現実世界
現実世界の課題を
現実世界のアナロ
グな手段で解決
デジタル
サイバー空間
人間とITが一体となって課題を解決する
現実世界の課題をITを駆使して作られたサイバー空間で解決し、現実世界でそれを利用する
デジタル・ツイン
を使って課題解決
IT
人間がITの支援を使って課題を解決する
現実世界の課題を人間が解決するときに、ITを使って、
効率化や省力化を実現する
効率化
省力化
DXと2つの未来に対応する方法
ものごとやできごとの
デジタル・データ化
IoT、モバイル、Webなど
知的力仕事からの解放
イノベーションの創出
推測・最適解
日々のオペレーショナルな
業務の自動化
新たな気付きを得て
誰もやらないことを考える
インサイト/示唆・洞察
新しいテーマ
の付与・設定
感性と暗黙知
創造的組合せ
高速に回す
アナログな現実世界
人間にしかできないことへの
意識と時間の傾注
統計的に
予測できる未来
統計的に
予測できない未来
デジタル×データ×AI が支える存続と成長のプロセス
データ
AI
デジタル
戦略を俊敏に変化させ続ける
戦術の最適化を維持し続ける
事業の存続と企業の成長
業務の自動化
示唆と洞察の提供
金鉱石を採掘
金鉱石
金の延べ棒
迅速な事実の把握
的確な未来の予測
変化に俊敏に対応するための
圧倒的なスピードの獲得
DXの構造
パーパス
存在意義
あるべき姿
社会に必要とされる価値を提供するために
事業を成長させ、企業を存続させること
課 題
不確実性の高まる世の中で、
不測の事態が起き続けていること
解決策 圧倒的スピードを獲得し、変化に俊敏に対応して
常に市場との最適な関係を維持し続けること
手 段
デジタルを前提とした企業へ変革すること
デジタライゼーション/変革
デジタルを前提にしたビジネスモデル
の実現や人間にしかできない想像力を
駆使してイノベーションを創発する
企業の文化や風土をデジタルに最適化する
デジタイゼーション/効率化
デジタルにできることは徹底してデジ
タルに任せ、(知的)力仕事から人間
を解放する
デジタル技術を駆使する
経営を最適化
経営判断の迅速化
収益構造の転換
業績評価基準の変更
ジョブ型雇用制度の移行 など
組織・体制を最適化
現場への大幅な権限委譲
自律したチームの育成
自由度の高い働き方の実現
人材育成への投資拡大 など
迅速かつ連続的な
新規事業の立ち上げ
継続的な
イノベーション創出
ビジネス・プロセス
の改善サイクルを
加速し最適を維持
UXの高速改善で
サービスの魅力維持
顧客の期待を先取り
するサービスの提供
顧客からの圧倒的な
エンゲージメント
もたらされる成果
圧倒的なスピードで対処
DXのメカニズム
53
変化が早く、予測困難な社会
データから
変化を直ちに読みとる
これからの変化を予測
業務プロセスや業務機能を
レイヤ(階層)構造化し
各要素の抽象度を高める
業務プロセスやビジネス・モデルをデジタル化する
抽象化された要素を
ソフトウエアによって高速かつ柔軟に組み替え
変化への即応とイノベーションを生みだす
デジタル
既存事業
レイヤ構造化と抽象化により
圧倒的なスピードの獲得
機械にできることは徹底して機械に任せて
人間をエンパワーメント
モノからサービスへの変化に合わせて
ビジネス・モデルの転換
変化に
俊敏に対応
できる企業
デジタル・トランスフォーメーション
パーパスを貫き
事業を存続・成長
させるため
再定義
DXの公式
DXを支える
テクノロジー・トライアングル
インターネットに接続されるデバイス数の推移
億人
億台
台/人
2003年 2010年 2015年 2020年
世界人口
インターネット
接続デバイス数
一人当りの
デバイス数
63 68 72 76
5 125 250 500
0.08 1.84 3.47 6.50
「データの時代」とはどういうことか
加速度計センサー ジャイロセンサー
磁気センサー GPSセンサー
生体(指紋/顔)認証センサー
近接センサー
赤外線センサー
Soli(レーダー)センサー
LiDAR(レーザー・レーダー)センサー
CMOS(カメラ)センサー
ソーシャル・メディア
オンライン・ショッピング
オンライン英会話 など
現実世界のデジタルコピー
デジタル・ツイン
ビッグデータ
膨大・多様・加速度的増大
現実世界のものごとやできごとは
意図する/しないに関わらず
デジタル・データに置き換えられ
ネットに送り出される時代になった
サイバーフィジカルシステムとDX
データ収集
モニタリング
データ解析
原因解明・発見/洞察
計画の最適化
データ活用
業務処理・情報提供
機器制御
ヒト・モノ
クラウド・コンピューティング
日常生活・社会活動 環境変化・産業活動
現実世界/Physical World
サイバー世界/Cyber World
Cyber Physical System/現実世界とサイバー世界が緊密に結合されたシステム
高速
×
最適
デジタル
トランスフォーメーション
最適解
機器制御
指示命令
アドバイス
ものごと・できごと
データ
ものごと・できごと
データ
DXを支えるテクノロジー・トライアングル
現実世界/Physical World
Cyber Physical System/現実世界とサイバー世界が緊密に結合されたシステム
サイバー世界/Cyber World
予 測
最適解
ビジネス
の最適化
データ解析 データ活用
AI・機械学習 クラウド
機械学習・深層学習
AIチップなど
サーバーレス・コンテナ
SaaS・PaaSなど
データ収集
デジタル
ツイン
IoT
センサー・モバイル
自律制御など 現実世界の
デジタルコピー
5G
第5世代通信システム
DXとテクノロジー・トライアングルの関係
データ解析 データ活用
AI・機械学習 クラウド
機械学習・深層学習
AIチップなど
サーバーレス・コンテナ
SaaS・PaaSなど
データ収集
IoT
センサー・モバイル
自律制御など
5G
第5世代通信システム
DX : Digital Transformation
デジタルを使いこなし
その価値を最大限に活かせる
企業の文化や風土への変革
 ビジネス・プロセスのデジタル化に
よる現場の見える化
 徹底した情報の公開による相互信頼
の醸成
 相互信頼を前提とした現場への大幅
な権限委譲
 心理的安全性の担保
 意志決定プロセスの簡素化と高速化
テクノロジー・トライアングルとその役割
AI クラウド
IoT
5G
データからの
予測・推測と
最適解の導出
データの
蓄積と処理の
リソース提供
データの収集
と自律制御
データの伝達と
サービス間連係
データ
可視化
DXとERP
統合データ
営業・販売
倉庫・物流
経理・財務
調達・管理
経営
可視化・分析・計画
アプリケーション
アナリティクス
営業・販売
アプリケーション
倉庫・物流
アプリケーション
経理・財務
アプリケーション
調達・管理
アプリケーション
ERPシステム
倉庫・物流 調達・管理
生産・製造
アプリケーション
人事・給与
アプリケーション
ERPシステムのもたらす価値
1. 効率的義務運営
2. リアルタイム経営
3. 内部統制
ERPパッケージ利用のメリット
1. ベストプラクティスの活用
2. 法律・制度変更への迅速な対応
3. 構築に関わる期間とコストの削減
企業活動の
デジタル・ツイン
DXのゴール
DXとPurpose
 企業は、利益のためだけに存在してるので
はない。
 企業の最大の目的は、永続的に成長し続け
る過程で社会的責任を果たすことだ。
 利益は、企業や事業の目的ではなく、条件
である。
purpose beyond profit
企業の存在意義は利益を超える
2018年・IIRC(国際統合報告委員会)レポート「purpose beyond profit」
利益は、企業が自らの存在意義を追求した結果としてもたらされる
その存在意義を貫くために、企業は存続し成長しなくてはならない
IIRC(International Integrated Reporting Council/国際統合報告評議会)
企業などの価値を長期的に高め、持続的投資を可能にする新たな会計(情報開示)基準の確立に取り組む非営利国際団体で、業績などの財務情報だけでなく、社会貢献
や環境対策などの非財務情報をも一つにまとめた統合報告(integrated reporting)という情報開示のルールづくりやその普及に取り組んでいる。
Purpose:不確実な社会でもぶれることのない価値の根源
Purpose/企業の存在意義
不確実性の高まる社会にあっても
ぶれることのない自分たちの価値
People・Organization/人と組織
人の考え方や組織の振る舞いを
変化に合わせてダイナミックに対応
Product/提供する商品やサービス
データやテクノロジーの変化・発展
に応じて高速に改善・対応
WHY
HOW
WHAT
DXを実践するための
内製化と共創
作らない技術を前提としたシステム
自動車の
配車サービス
クルマと人
マッチング
地図情報 代金決済
セキュリティ
ID認証 損害保険
マイクロサービス、REST/AP|I
クラウド・サービス
アジャイル開発
DevOps
圧倒的なスピード、できるだけ作らない
小さな粒度での組合せ、変更への即応性、バグフリーなど
継続的なリリース
と安定稼働の両立
マイクロサービス
コンテナ など
抽象度を上げ、再利用性を高める
ITの変化とビジネス対応
クラウド・コンピューティング
コモン
アプリケーション
オフィス、電子メール、経費精算など
ストラテジック
アプリケーション
独自性の高いアプリケーション
*作らなければ手に入らない
できるだけ作らずいち早くサービスを提供する
コア・アプリケーション
ERP、SCMなど
プラットフォーム
データベース、認証基盤、オペレーティング・システムなど
インフラストラクチャー
サーバー、ストレージ、データセンターなどのハードウェアや設備など
作る技術力
作らない技術力
技術力の転換
69
10年前
高度な専門スキルを持つ人材が相
当人数必要だった
自動化の範囲が限定的で人手に頼
る範囲が広く人数が必要であり、
経験に頼った属人的スキルが価値
とされた
フレームワークやパッケージは
あったが、「個別・独自」の要求
は根強く、人手によるコーディン
グに頼る範囲が広く、人手が必要
とされた
中長期的に絶対的な品質
と安定
大手SI事業者でなければ必要な
スキルを持つ人材を集めること
ができなかった
高度な専門スキルは求められるが
人数は少なくても対処できる
自動化あるいはクラウド・サービ
スへの代替がすすみ、必要な人数
は少なく、属人的スキルは排除さ
れる
ITの適用範囲が拡大し、技術の高
度化と多様化が進み、できるだけ
作らないで、ユーザーが求めるIT
サービスを提供できることが求め
られる
短期間での立ち上げと
変更への俊敏性
小規模なIT事業者や内製化といっ
た少ない人数でも技術力があれば
対処できる
作る技術力の時代 作らない技術力の時代
現 在
構築
運用
開発
人材
組織的人材動員力 個人的技術力と人間力
求められる戦略の転換
作らない技術力を使って
作る技術力を前提としたビジネス・モデルを改善する
作る技術力で稼げるうちに
作らない技術力を前提としたビジネス・モデルに転換する
選択1
共創パートナー戦略
選択3
ビジネス・ソリューション戦略
選択2
プラットフォーム戦略
SI事業者の3つの戦略オプション
選択1 共創パートナー戦略
顧客の事業開発やそのための内製チー
ムの一員として、顧客と共通の事業目
的/ビジョンを共有し、高い技術力を
提供で、この取り組みを支援する。
ユーザー企業の事業部門(内製チーム)
モダンITのスキルやシステム・アーキテクト力、IT
と事業をつなげるビジネス・デザイン力、先端技術
の知識など、高度な専門性を持つ人材
人材の確保、ビジネスのスケール
既存業務と異なる業績評価基準を持つ別会社の設立、
短期的なスケールは難しいが、中長期的に人材を育
成し、対応能力を高める
選択3 ビジネス・ソリューション戦略
自らのITスキルを活かして、自らが事
業主体としてビジネス・サービスを提
供する。
⇒ IT企業からデジタル企業への転換
エンド・ユーザー(B2CとB2B)
対象業務に精通、あるいは想い入れの強い人材、IT
についての知識は前提ではあるが、事業開発やマー
ケティングについての常識を持つ
ビジネス・ノウハウ、初期投資リスク
システムの開発や運用だけではなく、業務プロセス
も含めた組織・体制を構築し、独立した事業採算の
実現を目指す
顧客:
人材:
課題:
対策:
顧客:
人材:
課題:
対策:
選択2 プラットフォーム戦略
顧客のビジネス・モデルやビジネス・
プロセスの変革を支援/加速するため
の機能やプロセスをAPIサービスとし
て提供する。
ユーザー企業の事業部門(内製チーム)
対象業務に精通、必要な機能や業務プロセスについ
ての知識、幅広い人脈を持つ人材。当然、役割分担
は可能
ビジネス・ノウハウ、初期投資リスク
1からプラットフォームを作る選択もあるが、既存
のプラットフォームを活かし、独自性の高い付加価
値をアドオン提供する方法は現実的。
顧客:
人材:
課題:
対策:
共創パートナー戦略:ITの役割の変化
支援
人間主体でビジネスを動かしITが支援する
生産性向上・コスト削減・期間短縮
ITは合理化の手段、コスト削減で評価
目的と達成基準を明示すれば
専門家に任せることができる
Before DX
人間とITが一体となってビジネスを動かす
即応力・破壊的競争力・新たな価値の創出
ITは競争力の源泉、投資対効果で評価
新規性とスピード
事業部門が責任をもって主導し
内製化 と 共創 で対処する
After DX
省力化とコスト削減
事業を支えるIT 事業を変革するIT
達成基準と手段を予め決定できる 達成基準と手段を予め決定できない
共創パートナー戦略: After DXは受託開発は無理
人間とITが一体となってビジネスを動かす
即応力・破壊的競争力・新たな価値の創出
After DX
事業を変革するIT
達成基準と手段を予め決定できない
高速な試行錯誤と改善を繰り返し
最適解を探索しなければならない
要求を”あいまいさなく”定義することが難しい 試行錯誤が不可避
要件全体を定義することが困難なのに、定義したこととして発注しなければならない
手続きの効率化のため発注単位を大きくまとめる 変化に即応できない
実際に動く成果物を確認するまでに、かなりの時間がかかる(開発作業中は変更できない)
作業量(工数)の見積を作る そもそも工数が見積もれない
作業量の見積が困難であるにもかかわらず、人月単価×期間(月数)による見積を作る
要求する人とシステムを作る人は遠く離れている 現場感覚がない
一連の作業は分業化、伝言ゲームで現場の現実を理解できず、臨機応変な対応もできない
共創パートナー戦略: 受託開発の末路
人間とITが一体となってビジネスを動かす
即応力・破壊的競争力・新たな価値の創出
After DX
事業を変革するIT
達成基準と手段を予め決定できない
高速な試行錯誤と改善を繰り返し
最適解を探索しなければならない
ユーザーが
説明した要求
システム設計者
の理解
エンジニアが
作ったプログラム
ユーザーが本当に
必要だったもの
ユーザーへの
請求金額
共創パートナー戦略:内製化×共創の必要性
人間とITが一体となってビジネスを動かす
即応力・破壊的競争力・新たな価値の創出
After DX
事業を変革するIT
達成基準と手段を予め決定できない
高速な試行錯誤と改善を繰り返し
チーム一丸となり正解を探索する
 相互信頼に裏打ちされたオープンなコミュニケーション
 ビジョンや課題、ノウハウや知識の完全な共有
 自律したチームによる継続的な改善
内製化 共創
insourcing co-creation
 責任の所在を明確にする
 開発や改善のスピードを担保する
 実践的な知識やノウハウを持つ
 圧倒的な技術力を手に入れる
 異なる価値観や視点を手に入れる
 ノウハウやスキルの不足を補う
内製化の事例:アフラックの「ウェブ面談」
対面なしで生保契約、アフラックが先陣 半年で開発
アフラック生命保険は保険の提案から説明、契約
までネットで完結できるシステムを稼働させ、10
月末から全国展開する。開発は、わずか半年。
2020年9月30日
ビデオ会議を通じて年齢や病歴などに合わせて商品をカスタマイ
ズし、最後は顧客がスマホ画面を指でなぞって署名する。営業担
当者と直接対面せずに保険契約を完了させられる。10月末からは
全国の代理店でも運用を始める。がん保険や終身保険、就業不能
保険など、代理店が手掛ける商品群を全てオンラインで提供。
狙い 1 :データ活用の推進
保険の内容は加入者によって千差万別で、様々な特約も商品の複
雑さに拍車をかける。ウェブ面談を通じて定量データを収集して
解析すれば、顧客ニーズに即した商品開発や提案が可能になる。
データ収集範囲が広がれば、保険に加えて遺伝子検査や人間ドッ
クなど、予防分野への本格進出にも道が開ける。
狙い 2:営業手法の刷新
代理店に属する「募集人」が戸別訪問などで保険内容を説明し、
契約するのが一般的だった。人手不足も広がり、デジタル化で手
間を減らしながら成約率の向上も狙う。
共創パートナー戦略:クレディセゾン「お月玉」
開発費用:6人×3ヶ月=人件費 約1000万円
スピード:アップデート 10分〜
事業成果:利用者数・利用金額ともに劇的増加
 1億円以上?
 最低でも数日
 コミットなし
共創パートナー戦略:株式会社フジテレビジョン
数万人が同時に視聴できる配信環境を 3 週間ほどで構築
AWS Elemental MediaStore と Amazon CloudFront は、CMAF-ULL の超低遅延配信に必要な技術と
大規模配信に対応し、それをマネージドサービスとしてすぐに利用できる環境や、配信規模に応じたス
ケーリング、障害発生時の切り替え対応などの煩雑な運用業務からの解放してくれた。
https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/fuji-tv/?fbclid=IwAR3bdoRp-sdBrOe_1I6JcALo5vHFzzO-tBTQ1wL4us1FLhcOIpzXax7bY3o
共創パートナー戦略: Microsoftの内製化支援
世界的には、開発と運用を一体化するDevOps(デブ
オプス)や、サーバーレスやコンテナなどのクラウド
ネーティブ技術を使ったシステム構築が伸びている。
一方で、日本は世界各国に比べてIT(情報技術)技術
者がユーザー企業側よりもITベンダーに集中しており、
システム構築を外部委託に依存する文化がある。
企業がDXを効果的に進めるには、システム構築に加
えて業務の変革や従業員の教育を並行して進め、その
過程で出てきた課題をシステムにフィードバックする
サイクルを回す必要がある。
委託先任せではこうしたサイクルをスムーズに回せな
いため、ユーザー企業が主体となってシステムを内製
化する必要性が高まる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK035X80T00C21A2000000/
共創パートナー戦略:AWSのクラウド移行支援策
ユーザーをターゲットに、自社クラウドへの移行支援サービス「ITトランス
フォーメーションパッケージ」を提供。
日本独自のAWSへの移行支援策で、「どういう順番でクラウドにマイグレーショ
ンすればよいか悩んでいるユーザーに向けた包括的なプログラム。
共創パートナー戦略:受発注型取引と共創型取引
受発注型取引
どうなれば成功なのかを予め決められる
 既存の業務プロセスの改善
 既存システムの改修や機能の追加
 既存業務の効率化や利便性の向上のための社内
ユーザーを対象としたシステム など
主従関係
ルールや手順に従う
効率を追求する
失敗は許さない
横並び・同質性を求める
リーダーの指示に従う
 言われたとおりやりました
 言われなかったのでやりませんでした
 仕様書通りに作りました など
管理者が進捗や成果を管理する
ローコード開発、自動化やクラウド化で
誰もができるようになろうとしている
共創型取引
どうなれば成功なのかを予め決められない
 新しいビジネス・モデルの立ち上げ
 新しい業務プロセスのための新規システム
 新規顧客の獲得や売上/利益の拡大のための社
外ユーザーを対象としたシステム など
チーム関係
ビジョンの達成を目指す
事業の成果を追求する
トライ&エラーを評価する
多様性を認め・補完しあう
対話や議論をして答えを探す
 こうした方がいいと思います
 事業の成果に貢献するには、こちらですよ
 状況が変わったのでこちらにしましょう など
権限を委譲し自分たちで進捗や成果を管理する
専門家としての経験の蓄積と
最新トレンドへの体験的理解がなければできない
プラットフォーム戦略:エコシステムとは何か
82
共通・共用
秩序やメカニズム
時間:長期間
形成:自律的・自然発生的
参加者:相互依存的(生存)
主導者:なし
自然界におけるエコシステム
共通・共用
秩序やメカニズム
時間:短期間
形成:意図的(企業が主導)
参加者:共栄共存的(収益の拡大)
主導者:排他的利益
ビジネスにおけるエコシステム
自律的・自然発生的 意図的(企業が主導)
プラットフォーム戦略:成功させる3つの要件
ビジネス価値の明確化:
 テクノロジーではなく、Purpose
 魅力的なVisionによる求心力
エコシステムの構築:
 調整力より、リーダーシップ
 囲い込みからオープン・イノベーション
圧倒的ビジネス・スピード:
 外注ではなく内製
 アジャイル開発×DevOps×クラウド
Purpose
Vision
Speed
プラットフォーム・ビジネス
ビジネス・モデル × ビジネス・プロセス × 事業戦略
ビジネス・ソリューション戦略:IT企業とデジタル企業
84
デジタル企業
IT企業
ITリソースを提供する
ITを前提に事業の成果に貢献する
SI事業者やITベンダーなど
共創事業
プラットフォーム
事業
個人力
組織力
ノウハウやスキル、人のつながりなど
規模や人数・バックアップ能力など
実
装
力
・
実
践
力
マ
ネ
ー
ジ
メ
ン
ト
力
コロナ禍後を見据えた3つの変革施策
既存事業 戦略事業
従業員
働き方
高収益化
 標準化・効率化のためのプロセス・リ・デザイン
 モダナイゼーション・クラウド化・自動化
 データ・ドリブン・マネージメント
 試行錯誤・非連続な探索
 投資・M&A
 既存事業からの分離(組織・評価・場所など)
成長基盤の確立
自律と自発の醸成
 HRTと心理的安全性
 ジョブ型雇用
 現場への権限委譲
変革
謙虚(Humility)
世界の中心は君ではない。君は全知全能ではないし、
絶対に正しいわけでもない。常に自分を改善しよう。
尊敬(Respect)
一緒に働く人のことを心から思いやろう。相手を一人
の人間として扱い、その能力や功績を高く評価しよう。
信頼(Trust)
自分以外の人は有能であり、正しいことをすると信じ
よう。そうすれば仕事を自分以外の誰かに任せること
ができる(ただし無能な人には任せるのは難しい)。
HRT
謙虚(Humility)、尊敬(Respect)、
信頼(Trust)のそれぞれの頭文字三文
字をとった言葉。読み方は「ハート
(heart)」。
企業文化=行動習慣と思考パターンを転換せよ!
ベンダー企業の目指すべき方向性
(1) ユーザー企業の変革を共に推進するパートナー
 新たなビジネスモデルを顧客と共に創出する
 DX の実践により得られた企業変革に必要な知見や技術を広く共有する
 レガシー刷新を含め、DX に向けた変革を支援する
(2) DX に必要な技術・ノウハウの提供主体
 最先端のデジタル技術等を習得し、特定ドメインに深い経験・ノウハウ・技術を有
する専門技術者を供給する
 専門家として、技術、外部リソースの組合せの提案を行い、デジタル化の方向性を
デザインする
(3) 協調領域における共通プラットフォーム提供主体
 中小企業を含めた業界ごとの協調領域を担う共通プラットフォームをサービスとし
て提供する
 高度なソフトウェア開発(システムの構築技術・構築プロセス・体制)を核にした
サービス化とエコシステムの形成を行う
(4) 新ビジネス・サービスの提供主体
 ベンダー企業という枠を超え、デジタル技術を活用して新ビジネス・サービスの提
供を通して社会への新たな価値提供を行う
DXレポート2 / p.16
事業戦略を考える
自分たちの事業モデルを
破壊するものは何か?
自分たちの事業モデルを
どのように変革すればいいのか?
事業戦略
DX、共創、クラウドネイティブなど
自分たちの未来は
どうあるべきか?
DXの実践
DXという魔法の杖はない
社会の空気に迫られた
漠然とした不安
情報のつまみ食いによる
浅い考察
上からの何とかしろよの
追い詰められた感
はやり言葉
で拙速に解決しようとする
自分たちは、何を解決したいのか、何をしたいのか?
それらをはっきりとさせることが、全てに優先する。
 DXが流行だから乗り遅れてはいけないと焦る事業会社
 このブームに乗じてビジネスのチャンスを拡大しようとするITベンダー
 そんな世の中の流れに乗じて視聴率や購読者を増やそうとするメディア
DXの本質から離れ
ムダにヒートアップ
させている
AI
5G
DX サブスク
IoT プラットフォーム
サービス化
 AIで何ができるでしょうか?
 5Gはどんな分野で使われるようになるのでしょうか?
 DXに取り組むには、何から始めればいいのでしょうか?
予め用意された正解はない
自分が何をしたいかによって
答えは変わってしまう
テクノロジーを実装する3つのステップ
解決すべき課題をあきらかにする
 放置できない脅威
 これさえ解決できれば突破できること
 是非とも実現したいこと など
課題を解決するための戦略を描く
 課題の原因と解決方法についての仮説
 解決方法に至る総合的な物語
 事業への影響や効果 など
戦略を実践するための手段を組む
 ビジネス・モデルとビジネス・プロセス
 組織や体制、業績評価基準や報酬制度
 技術やITサービス、製品や店舗 など
デジタルが前提を知るため
 人々の振る舞いや価値観の変化
 社会が要求する時間感覚の変化
 技術の進化による最適解の変化
 課題の存在に気付く感性
 戦略を描く視点の多様化
 最適な手段を選ぶ目利力
事業の成果に貢献
DXの実践とは、デジタルが前提の社会に、企業が適応できる能力を獲得すること。
Purpose/存在意義を貫くため
なぜDXやトレンドを知る必要があるのか
テクノロジーを受け入れる前提条件 (1)
92
1900 1913
米・ニューヨーク 五番街
なぜ、短期間のうちに、これほど劇的に変わってしまったのでしょうか?
製品:新しい技術を使い馬車をしのぐ利便性とコスト・パフォーマンスが実現できたから
インフラ:既に馬車のための道路が整備されていて、そのまま自動車の通行に使えたから
テクノロジーを受け入れる前提条件 (2)
93
なぜ、両者にこれほど大きな差が生まれてしまったのか?
Google Glass Apple Watch
一般消費者向けの販売中止 世界で一番売れている時計
製品:両製品共に新しい技術を使い、これまでには無い機能や利便性を実現した
Google Glass:あきらかに不自然(統制環境/工事現場や整備工場などならおかしくない)
Apple Watch:違和感なく自然。腕時計の習慣は元々あって、時計が変わっただけ
ビジネスを生みだすための着眼点
このテクノロジーを使って、
何かできないだろうか?
 社会課題を解決すること
 新規事業を実現すること
 業務を効率化すること など
この課題を解決するために
どのテクノロジーが使えるだろうか?
 解決すべき社会課題は何か?
 実現すべき新規事業は何か?
 効率化すべき業務は何か? など
手段から考える
思考法
課題から考える
思考法
「課題」とは何か
調査をして課題を見つける
調査で見つけられるのは問題 =経営や事業にネガティブな影響を与える事実
是非とも実現したいあるべき姿と現実とのギャップ
思いこみ、情熱、決意
問題×意欲 =絶対に解決する!という意志
デジタル戦略の3つの公理
課題から考えなければ、事業の成果には結びつかない。
公理1
既存の常識を先行して変革しなければ、新しいことは受け入れられない。
公理2 自律したチームを単位とした組織でなければ、デジタル戦略は機能しない。
公理3
手段やツール、あるいは「いまできること」から考えてしまうと、解決策の選択肢は制約され、
成果もまた限定的、あるいは、成果に結びつかない。
デジタルの本質であるレイヤ構造化と抽象化は、新たな組合せを容易にすることであり、それ
に対応する組織もまた、同様の構造を持たなければ、対処できない。
既存の制度や暗黙の了解、習慣や思いこみを改めることを先行する、あるいは、並行して行わ
なければ、デジタル戦略を社会や社内に受け入れてもらえない。
デジタル・リテラシーの3段階
97
レベル 3
レベル 2
レベル 1 デジタルの役割や価値を理解し
ている
専 門
実 践
基 礎
自分でシステムを作れるスキル
を持っている
ITの専門的なスキルを持ち、設
計や開発、運用などができる
DX人材
デジタル・リテラシー
 経営や事業の現状を俯瞰、整理して、
課題と原因を定義できる。
 経営者や事業部門が示した事業課題
を考察し、課題の精緻化や明確化を
支援できる。
 デジタル技術やデジダル・ビジネ
ス・モデルについての広範な知見を
有している。
 デジタルについての知見を生かして、
事業課題を解決する戦略を描ける。
 描いた戦略の実践を主導、または事
業責任者の伴走者として支援できる。
ビジネス
レベル3 専 門
レベル2 実 践
レベル1 基 礎
デザイン データ
課題の発見と定義
戦略策定
コミュニケーション
プレゼンテーション
リーダーシップ
など
データ戦略
データモデル
データ分析
など
デザイン思考
ビジネス設計
UX設計
など
ネットコマース株式会社
180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町3-14-7
プルトムハイツ301
http://www.netcommerce.co.jp/

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Masanori Saito
 

Tendances (20)

LiBRA 04.2021 / AI
LiBRA 04.2021 / AILiBRA 04.2021 / AI
LiBRA 04.2021 / AI
 
LiBRA 09.2021 / DX
LiBRA 09.2021 / DXLiBRA 09.2021 / DX
LiBRA 09.2021 / DX
 
LiBRA 06.2021 / AI
LiBRA 06.2021 / AILiBRA 06.2021 / AI
LiBRA 06.2021 / AI
 
LiBRA 09.2021 / AI
LiBRA 09.2021 / AILiBRA 09.2021 / AI
LiBRA 09.2021 / AI
 
LiBRA 04.2021 / Sum_1/2
LiBRA 04.2021 / Sum_1/2LiBRA 04.2021 / Sum_1/2
LiBRA 04.2021 / Sum_1/2
 
LiBRA 02.2020 / 講演資料・DXの本質とプラットフォーム戦略
LiBRA 02.2020 / 講演資料・DXの本質とプラットフォーム戦略LiBRA 02.2020 / 講演資料・DXの本質とプラットフォーム戦略
LiBRA 02.2020 / 講演資料・DXの本質とプラットフォーム戦略
 
LiBRA 10.2021 / DX
LiBRA 10.2021 / DXLiBRA 10.2021 / DX
LiBRA 10.2021 / DX
 
LiBRA 07.2021 / AI
LiBRA 07.2021 / AILiBRA 07.2021 / AI
LiBRA 07.2021 / AI
 
LiBRA 10.2021 / DX以外
LiBRA 10.2021 / DX以外LiBRA 10.2021 / DX以外
LiBRA 10.2021 / DX以外
 
LiBRA 10.2021 / IoT
LiBRA 10.2021 / IoTLiBRA 10.2021 / IoT
LiBRA 10.2021 / IoT
 
LiBRA 10.2021 / AI
LiBRA 10.2021 / AILiBRA 10.2021 / AI
LiBRA 10.2021 / AI
 
LiBRA 08.2021 / クラウド
LiBRA 08.2021 / クラウドLiBRA 08.2021 / クラウド
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