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2018年5月25日
先端IT活用推進コンソーシアム
コンテキスト・コンピューティング研究部会
道村 唯夫
空気を読むための
コンテキスト・コンピューティング
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内容
• コンテキスト・コンピューティング
• 空気を読む家
–「空気を読む」とは
–探し物が見つかる
出かける時には忘れ物を教えてくれる
リビング
• まとめ
2
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コンテキスト・コンピューティング
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現在の課題
44
検索エンジンなど
機械だけの処理
SNSなど
人だけの処理
情報爆発
大量な処理
身近な情報
意味処理に限界
処理が重い
断片的
偏向
「情報取得」から「情報活用」へ
認知限界
「消極的自由の肥大が
積極的自由を奪う」
フレーム問題
記号接地問題
フレーム
タコつぼ化
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現在の課題
• 多種多様で散在した情報(コンテンツ)を
いかに効率的に処理し、意味を抽出するか?
5
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
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現在の課題
• 多種多様で散在した情報(コンテンツ)を
いかに効率的に処理し、意味を抽出するか?
6
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
依存
依存
証拠
評価
反論
原因コンテン
ツ
コンテン
ツ対案
結果
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コンテキスト・コンピューティング
• コンテンツの内容ではなく、関係性(コンテキ
スト)に注目する
– 依存関係を処理することにより、内容評価と同等の
結果が得られるのではないか(仮説)
7
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
コンテン
ツ
依存
依存
証拠
評価
反論
原因コンテン
ツ
コンテン
ツ対案
結果
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コンテキスト・コンピューティング
8
「形式論理展開」は
計算機が得意
積極的自由の確保
• Context Computing
– 人だけでもなく、機械だけでもない
「人と機械の協働」による解決を目指す
8
コンテン
ツ
関係
人が関係性を定義
機械(計算機)が
内容を蓄積し、
関係性を計算(集約)
コンテン
ツ
「意味付け」は
人間が得意
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コンテキスト・コンピューティング
• 社会知としての構造化コンテンツデータベー
スを、人と機械の協働(適切な役割分担)に
よって構築・活用して、「正解」や「総意」が
ない課題に対する、「適正解」や「妥協点」
を探求するための情報基盤
– 集合知などとの接点を持った知性の次元拡張
– 意味構造化の普及による自律分散協調社会
• 構造化されたコンテンツを蓄積し、継続的にコミュニ
ティ全体で共有、共同編集することで、社会との相互作
用による価値共創が生まれ、社会全体が知性を持つ
「社会知」
• 人間(閉鎖系)同士の対話の記憶の蓄積によって主観的な
知が発生させた、上位の社会的な階層における意味構造
9
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空気を読む家
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空気を読む家のリビング
探し物が見つかる
出かける時には忘れ物を教えてくれる
『空気を読む家』のリビング
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空気を読む家
• 「空気を読む」とは
– 気が利いた
– 安心できる
– 信頼できる
– 期待できる
– 知的な
– 有用・有益な
→ 意味のある
→ 意思決定・行動に影響する
12
コンテキスト
コンピューティング
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【空気を読む家のリビング】のマンガ
13
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「忘れ物」の分析
• 分類
14
家の中 外出時 外出先・外出中
日常的
めがね、リモコン、
鍵、薬、…
消耗品関連、…
財布、定期券、社員証、
学生証、車の鍵、かば
ん、スマートフォン、筆
記用具、PC、エコバッ
グ、ハンカチ、書籍、…
←家から持って来た
もの
非日常的 爪切り、認印、…
洗面用具、認印、チ
ケット、クーポン、…
←家から持って来た
もの、購入品、お土
産、記念品、…
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「忘れ物」の分析
• 分類
15
家の中 外出時 外出先・外出中
日常的
めがね、リモコン、
鍵、薬、…
消耗品関連、…
財布、定期券、社員証、
学生証、車の鍵、かば
ん、スマートフォン、筆
記用具、PC、エコバッ
グ、ハンカチ、書籍、…
←家から持って来た
もの
非日常的 爪切り、認印、…
洗面用具、認印、チ
ケット、クーポン、…
←家から持って来た
もの、購入品、お土
産、記念品、…
• 人と機械の協働による爪切りの発見
• 機械: 状態履歴の蓄積と検索
• 人間: 具体的な爪切りの行方
• 対象が限定的で、フレームが明確
→ 不確実性・定式化可能性
• 物の個別管理の可能性
• 推論(関係者・有識者)の根拠の提示
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オブジェクト探査
• 探し物の行方
16
①状態を蓄積
②変化を通知
RDFストア
「空間OS」
④行方を問合せ
⑤検索・分析
⑥応答
③人を撮影
画像を蓄積
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データ構造
• RDFストア「空間OS」(Cyber Physical LOD)
– 時系列データの蓄積 & 周辺機器制御
17
トレイ
状態
時系列データ
画像 p0
時刻 t0
時刻 t3
時刻 t1
時刻 t2
時刻 t4
場所 l0 住人 r0
リカ
名前
画像 p3
場所 l1
住人 r1
翔
名前
住人 r2
凛
名前
方向 in
方向 out
画像 p4
画像 p1
画像 p2
• トレイ状態変化
• 持ち出し人画像→特定
• 人の行動追跡
• 時間経過
• 行き先
• 人との接触
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トゥールミン・モデル
• 指摘に至る論理構造と確信度の提示
18
根拠 (Data)
限定語 (Qualifier)
主張 (Claim)
論拠 (Warrant)
裏づけ (Backing)
反証 (Rebuttal)
きっと
リカさんが爪切りを
持ち出した
一度も爪切りは戻ってきて
いない
リカさんは子供部屋に移動
爪切りを持って移動
した子供部屋で、翔
君や凛ちゃんに、爪
切りをを渡していな
ければ
リカさんが爪切りの
行方を知っている
空間OS内のレターボックス
の状態履歴
リカさんの家の中での画像
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トゥールミン・モデル
• トゥールミンの議論モデル
19
根拠 (Data)
限定語 (Qualifier)
主張 (Claim)
論拠 (Warrant)
裏づけ (Backing)
反証 (Rebuttal)
根拠・論拠の確か
さの程度を示す
主張と対になって
示される理由
主張より相手に受
け入れられやすい
隠れた根拠、もし
くは、暗黙の仮定
論拠の効力に関
する保留条件
言いたいこと
議論の結論
論拠の信憑性を
示す裏づけ
合意された真実
常識、もしく
は理由、仮説
論拠の成立
可能性
例外、もしくは但
し書き、保留条件
確信度、確率
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トゥールミン・モデル
• 複雑で蓋然性の高い実世界における
論理の構造
– 社会学的科学哲学
• 社会的な知識の基盤に焦点
• 知識の根拠を示す
– 三段論法は形式論理学的には正しいが、
実世界を充分に表現できない
– 論理構造に蓋然性を持ち込む
– 生命体が生きるための実践活動と切り
離せないものが「知」である
• 社会では、対話と観察を通じて社会として
の「知」を構築する
• 個人と社会の「知」が階層的に連動する
20
「議論のレッスン」
福澤 一吉著、
ISBN-13: 978-4140880258
「議論の技法」
スティーヴン・トゥールミン著、
ISBN-13: 978-4489020940
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「忘れ物」の分析
• 分類
21
家の中 外出時 外出先・外出中
日常的
めがね、リモコン、
鍵、薬、…
消耗品関連、…
財布、定期券、社員証、
学生証、車の鍵、かば
ん、スマートフォン、筆
記用具、PC、エコバッ
グ、ハンカチ、書籍、…
←家から持って来た
もの
非日常的 爪切り、認印、…
洗面用具、認印、チ
ケット、クーポン、…
←家から持って来た
もの、購入品、お土
産、記念品、…
• 日常的な目的で、繰り返し実施される
行為に付随する
• 個人の状況・環境に応じて異なる固定
的なセット
• 「いつもの行動」がとれれば、忘れるこ
とはないハズである
• 忘れる原因(仮説)
• 慌てていた
• 鞄や服装を変えた
• 集中力を欠いていた
→ 人間の行動パターンに対して、「忘れ
た」などの結果ラベルを付与することで、
定式化できるのではないか
→ アルゴリズム、相関/ルールマイニング
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「忘れ物」の対策
• 日常的な外出時の忘れ物対策
– 仮説検証(統計的)アプローチ
• システムが、蓄積された観察データを整理し、統計的
処理によりルールを抽出(仮説立案)
• 人間が、抽出されたルールを検証し、意味を付与
• システムは、観察データが忘れ物の発生パターンに
マッチしたら、警告をあげる
例) 通学時の忘れ物
• 平日の7時半頃に、交感神経優位
の状態で、玄関への侵入速度が
1.6m/secを超えていると、
忘れ物の発生の警告をあげる
• 慌てている時、集中力が散漫な時、
別のことを考えている時に
忘れ物をすることが多い
→ 観察データと試行回数を増やすことで、
意外なルールが抽出される可能性あり
→ 生活のリズムから、可能性を算出できるか?
22
侵入速度
自
律
神
経
忘れ物なし
忘れ物あり
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「忘れ物」の対策
• 日常的な外出時の忘れ物対策・モデル
23
観察された行動履歴
人間による
アノテーション
予測・推量
解釈・意味づけ
アドバイス・警告
推薦
空間OS
リポジトリ
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トゥールミン・モデル
• 主張に至る論理構造と確信度の提示
24
根拠 (Data)
限定語 (Qualifier)
主張 (Claim)
論拠 (Warrant)
裏づけ (Backing)
反証 (Rebuttal)
おそらく
翔君が外出する
急いで玄関に向かった
直前までゲームに夢中だった
学校に行く服装、曜日である
学校が休みでなけ
れば
今日は遠足や修学
旅行でなければ
忘れ物をしている
この条件が重なった時に忘れ
物をした確率は85%
平日の八時に鞄を持って外出
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「忘れ物」の分析
• 分類
25
家の中 外出時 外出先・外出中
日常的
めがね、リモコン、
鍵、薬、…
消耗品関連、…
財布、定期券、社員証、
学生証、車の鍵、かば
ん、スマートフォン、筆
記用具、PC、エコバッ
グ、ハンカチ、書籍、…
←家から持って来た
もの
非日常的 爪切り、認印、…
洗面用具、認印、チ
ケット、クーポン、…
←家から持って来た
もの、購入品、お土
産、記念品、…
• 非日常的な目的で、単発的な行為
に付随する
• 目的に応じて異なるが、目的ごとに
共通の固定的なセット
• 複数人の経験や知識からのアドバ
イスが気づきを与える
• 忘れる原因(仮説)
• 目的を失念した
• 目的と持ち物の関係を失念
• ….
→ 非日常的で稀な活動であり、個人
の行動や履歴からは推測は困難
→ 協調フィルタリングなどにより、人間
の英知(経験・知識)を活用する
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「忘れ物」の対策
• 非日常的な外出時の忘れ物対策
– 似た人アプローチ
• システムが、プロフィールと予定(目的)から似た人を
フィルタリングし、その行動を確認
– もしくは、システムが、過去の同一イベントでの自身・似
た人の経験から、その行動を振り返り
• 人間が、経験に対して、因果関係をアノテーションし
ておく
• システムが、特徴的な行動(アノテーション)をピック
アップし、利用者に警告
• 人間は、警告からインスパイアされて、忘れ物を防止
例) 年次総会議事録への捺印
• 年次総会後の運営委員会に出席する理事兼任の運営委
員は、総会議事録の内容を確認して承認の捺印を行う
• 一年に一度で忘れがち
• 捺印のための認印の準備が必要なことを警告
26
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「忘れ物」の対策
• 非日常的な外出時の忘れ物対策・モデル
27
観察された誰かの行動履歴
協調フィルタリング
解釈・意味づけ
気づき
空間OS
リポジトリ
人間による
アノテーション
現在の利用者のプロファイル群
空間OS
リポジトリ
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処理のモデル
• 未定式的な課題を人と機械の協働で解決する
28
観察
主観
予測・推量
分析
常識
議論・対話
意味解釈
制御 推薦
蓄積
行動
人の活動
機械の動作
専門家を含む
多様な人々の
参加→英知
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空間OSとの関係
• コンテキストコンピューティングの位置付け
29
空間
HTTP
人間APIなどのサブシステム
CPLOD
(Cyber Physical Linked Open Data)
空間OS型
アプリケーション
アダプタ HTTP アダプタ
デバイスドライバ的
アプリケーション
一般アプリケーション
これまでにない
ソフトウエア
↓
作り方が自明でない
既存の
ソフトウエア+α
スマホ・ロボット掃除機… IoT・画像認識AI…
ルールエンジン
コンテキストコンピューティング
意思決定AI?
状況認識AI ?
対話AI?
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まとめ
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まとめ
• コンテキスト・コンピューティング
– 社会知としての構造化コンテンツデータベースを人と機械の協働
(適切な役割分担)によって構築・活用して、「正解」や「総意」
がない課題に対する、「適正解」や「妥協点」を探求するための
情報基盤
• 課題
– 多種多様で散在した情報から、認知バイアスを越えて、集約され
た意味のある情報を構築するには?
• 対策の方向性
– 提案する情報の論理構造をトゥールミン・モデルで提示する
– 提示された情報で個人の説得される度合いは信頼性に比例する
• 想定活用事例
– 各種のセンサー情報を投稿とみなし、様々な解析・分析手法を活
用して、情報推薦を行う際に、その結論に至る論理構造を示す
– 従来手法との組み合わせによって、未定式の課題に対しても、同
型の処理モデルで、効率的に意味のある信頼性の高い情報を構築
し提示することができる
31
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今後の活動
• 先行/関連研究のスタディ
– ヒューマン・コンピュテーション
– 異種混合機械学習
– 信頼、共感、確信の推定
– Human Powered Machine Learning
– 意思決定論、社会選択論、情報社会学、など
• 情報の信頼性に関する整理
• 人間の投稿へ適用
• ユーザ体験としての論理構造の提示技術
• 検証・実証方法の検討と検証・実証
– 利活用シーンの探索
32
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AITCオープンラボ 2018年5月度(5)

  • 1. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 2018年5月25日 先端IT活用推進コンソーシアム コンテキスト・コンピューティング研究部会 道村 唯夫 空気を読むための コンテキスト・コンピューティング
  • 2. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 内容 • コンテキスト・コンピューティング • 空気を読む家 –「空気を読む」とは –探し物が見つかる 出かける時には忘れ物を教えてくれる リビング • まとめ 2
  • 3. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. コンテキスト・コンピューティング
  • 4. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 現在の課題 44 検索エンジンなど 機械だけの処理 SNSなど 人だけの処理 情報爆発 大量な処理 身近な情報 意味処理に限界 処理が重い 断片的 偏向 「情報取得」から「情報活用」へ 認知限界 「消極的自由の肥大が 積極的自由を奪う」 フレーム問題 記号接地問題 フレーム タコつぼ化
  • 5. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 現在の課題 • 多種多様で散在した情報(コンテンツ)を いかに効率的に処理し、意味を抽出するか? 5 コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ
  • 6. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 現在の課題 • 多種多様で散在した情報(コンテンツ)を いかに効率的に処理し、意味を抽出するか? 6 コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ 依存 依存 証拠 評価 反論 原因コンテン ツ コンテン ツ対案 結果
  • 7. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. コンテキスト・コンピューティング • コンテンツの内容ではなく、関係性(コンテキ スト)に注目する – 依存関係を処理することにより、内容評価と同等の 結果が得られるのではないか(仮説) 7 コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ コンテン ツ 依存 依存 証拠 評価 反論 原因コンテン ツ コンテン ツ対案 結果
  • 8. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. コンテキスト・コンピューティング 8 「形式論理展開」は 計算機が得意 積極的自由の確保 • Context Computing – 人だけでもなく、機械だけでもない 「人と機械の協働」による解決を目指す 8 コンテン ツ 関係 人が関係性を定義 機械(計算機)が 内容を蓄積し、 関係性を計算(集約) コンテン ツ 「意味付け」は 人間が得意
  • 9. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. コンテキスト・コンピューティング • 社会知としての構造化コンテンツデータベー スを、人と機械の協働(適切な役割分担)に よって構築・活用して、「正解」や「総意」が ない課題に対する、「適正解」や「妥協点」 を探求するための情報基盤 – 集合知などとの接点を持った知性の次元拡張 – 意味構造化の普及による自律分散協調社会 • 構造化されたコンテンツを蓄積し、継続的にコミュニ ティ全体で共有、共同編集することで、社会との相互作 用による価値共創が生まれ、社会全体が知性を持つ 「社会知」 • 人間(閉鎖系)同士の対話の記憶の蓄積によって主観的な 知が発生させた、上位の社会的な階層における意味構造 9
  • 10. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空気を読む家
  • 11. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空気を読む家のリビング 探し物が見つかる 出かける時には忘れ物を教えてくれる 『空気を読む家』のリビング
  • 12. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空気を読む家 • 「空気を読む」とは – 気が利いた – 安心できる – 信頼できる – 期待できる – 知的な – 有用・有益な → 意味のある → 意思決定・行動に影響する 12 コンテキスト コンピューティング
  • 13. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 【空気を読む家のリビング】のマンガ 13
  • 14. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の分析 • 分類 14 家の中 外出時 外出先・外出中 日常的 めがね、リモコン、 鍵、薬、… 消耗品関連、… 財布、定期券、社員証、 学生証、車の鍵、かば ん、スマートフォン、筆 記用具、PC、エコバッ グ、ハンカチ、書籍、… ←家から持って来た もの 非日常的 爪切り、認印、… 洗面用具、認印、チ ケット、クーポン、… ←家から持って来た もの、購入品、お土 産、記念品、…
  • 15. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の分析 • 分類 15 家の中 外出時 外出先・外出中 日常的 めがね、リモコン、 鍵、薬、… 消耗品関連、… 財布、定期券、社員証、 学生証、車の鍵、かば ん、スマートフォン、筆 記用具、PC、エコバッ グ、ハンカチ、書籍、… ←家から持って来た もの 非日常的 爪切り、認印、… 洗面用具、認印、チ ケット、クーポン、… ←家から持って来た もの、購入品、お土 産、記念品、… • 人と機械の協働による爪切りの発見 • 機械: 状態履歴の蓄積と検索 • 人間: 具体的な爪切りの行方 • 対象が限定的で、フレームが明確 → 不確実性・定式化可能性 • 物の個別管理の可能性 • 推論(関係者・有識者)の根拠の提示
  • 16. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. オブジェクト探査 • 探し物の行方 16 ①状態を蓄積 ②変化を通知 RDFストア 「空間OS」 ④行方を問合せ ⑤検索・分析 ⑥応答 ③人を撮影 画像を蓄積
  • 17. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. データ構造 • RDFストア「空間OS」(Cyber Physical LOD) – 時系列データの蓄積 & 周辺機器制御 17 トレイ 状態 時系列データ 画像 p0 時刻 t0 時刻 t3 時刻 t1 時刻 t2 時刻 t4 場所 l0 住人 r0 リカ 名前 画像 p3 場所 l1 住人 r1 翔 名前 住人 r2 凛 名前 方向 in 方向 out 画像 p4 画像 p1 画像 p2 • トレイ状態変化 • 持ち出し人画像→特定 • 人の行動追跡 • 時間経過 • 行き先 • 人との接触
  • 18. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. トゥールミン・モデル • 指摘に至る論理構造と確信度の提示 18 根拠 (Data) 限定語 (Qualifier) 主張 (Claim) 論拠 (Warrant) 裏づけ (Backing) 反証 (Rebuttal) きっと リカさんが爪切りを 持ち出した 一度も爪切りは戻ってきて いない リカさんは子供部屋に移動 爪切りを持って移動 した子供部屋で、翔 君や凛ちゃんに、爪 切りをを渡していな ければ リカさんが爪切りの 行方を知っている 空間OS内のレターボックス の状態履歴 リカさんの家の中での画像
  • 19. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. トゥールミン・モデル • トゥールミンの議論モデル 19 根拠 (Data) 限定語 (Qualifier) 主張 (Claim) 論拠 (Warrant) 裏づけ (Backing) 反証 (Rebuttal) 根拠・論拠の確か さの程度を示す 主張と対になって 示される理由 主張より相手に受 け入れられやすい 隠れた根拠、もし くは、暗黙の仮定 論拠の効力に関 する保留条件 言いたいこと 議論の結論 論拠の信憑性を 示す裏づけ 合意された真実 常識、もしく は理由、仮説 論拠の成立 可能性 例外、もしくは但 し書き、保留条件 確信度、確率
  • 20. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. トゥールミン・モデル • 複雑で蓋然性の高い実世界における 論理の構造 – 社会学的科学哲学 • 社会的な知識の基盤に焦点 • 知識の根拠を示す – 三段論法は形式論理学的には正しいが、 実世界を充分に表現できない – 論理構造に蓋然性を持ち込む – 生命体が生きるための実践活動と切り 離せないものが「知」である • 社会では、対話と観察を通じて社会として の「知」を構築する • 個人と社会の「知」が階層的に連動する 20 「議論のレッスン」 福澤 一吉著、 ISBN-13: 978-4140880258 「議論の技法」 スティーヴン・トゥールミン著、 ISBN-13: 978-4489020940
  • 21. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の分析 • 分類 21 家の中 外出時 外出先・外出中 日常的 めがね、リモコン、 鍵、薬、… 消耗品関連、… 財布、定期券、社員証、 学生証、車の鍵、かば ん、スマートフォン、筆 記用具、PC、エコバッ グ、ハンカチ、書籍、… ←家から持って来た もの 非日常的 爪切り、認印、… 洗面用具、認印、チ ケット、クーポン、… ←家から持って来た もの、購入品、お土 産、記念品、… • 日常的な目的で、繰り返し実施される 行為に付随する • 個人の状況・環境に応じて異なる固定 的なセット • 「いつもの行動」がとれれば、忘れるこ とはないハズである • 忘れる原因(仮説) • 慌てていた • 鞄や服装を変えた • 集中力を欠いていた → 人間の行動パターンに対して、「忘れ た」などの結果ラベルを付与することで、 定式化できるのではないか → アルゴリズム、相関/ルールマイニング
  • 22. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の対策 • 日常的な外出時の忘れ物対策 – 仮説検証(統計的)アプローチ • システムが、蓄積された観察データを整理し、統計的 処理によりルールを抽出(仮説立案) • 人間が、抽出されたルールを検証し、意味を付与 • システムは、観察データが忘れ物の発生パターンに マッチしたら、警告をあげる 例) 通学時の忘れ物 • 平日の7時半頃に、交感神経優位 の状態で、玄関への侵入速度が 1.6m/secを超えていると、 忘れ物の発生の警告をあげる • 慌てている時、集中力が散漫な時、 別のことを考えている時に 忘れ物をすることが多い → 観察データと試行回数を増やすことで、 意外なルールが抽出される可能性あり → 生活のリズムから、可能性を算出できるか? 22 侵入速度 自 律 神 経 忘れ物なし 忘れ物あり
  • 23. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の対策 • 日常的な外出時の忘れ物対策・モデル 23 観察された行動履歴 人間による アノテーション 予測・推量 解釈・意味づけ アドバイス・警告 推薦 空間OS リポジトリ
  • 24. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. トゥールミン・モデル • 主張に至る論理構造と確信度の提示 24 根拠 (Data) 限定語 (Qualifier) 主張 (Claim) 論拠 (Warrant) 裏づけ (Backing) 反証 (Rebuttal) おそらく 翔君が外出する 急いで玄関に向かった 直前までゲームに夢中だった 学校に行く服装、曜日である 学校が休みでなけ れば 今日は遠足や修学 旅行でなければ 忘れ物をしている この条件が重なった時に忘れ 物をした確率は85% 平日の八時に鞄を持って外出
  • 25. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の分析 • 分類 25 家の中 外出時 外出先・外出中 日常的 めがね、リモコン、 鍵、薬、… 消耗品関連、… 財布、定期券、社員証、 学生証、車の鍵、かば ん、スマートフォン、筆 記用具、PC、エコバッ グ、ハンカチ、書籍、… ←家から持って来た もの 非日常的 爪切り、認印、… 洗面用具、認印、チ ケット、クーポン、… ←家から持って来た もの、購入品、お土 産、記念品、… • 非日常的な目的で、単発的な行為 に付随する • 目的に応じて異なるが、目的ごとに 共通の固定的なセット • 複数人の経験や知識からのアドバ イスが気づきを与える • 忘れる原因(仮説) • 目的を失念した • 目的と持ち物の関係を失念 • …. → 非日常的で稀な活動であり、個人 の行動や履歴からは推測は困難 → 協調フィルタリングなどにより、人間 の英知(経験・知識)を活用する
  • 26. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の対策 • 非日常的な外出時の忘れ物対策 – 似た人アプローチ • システムが、プロフィールと予定(目的)から似た人を フィルタリングし、その行動を確認 – もしくは、システムが、過去の同一イベントでの自身・似 た人の経験から、その行動を振り返り • 人間が、経験に対して、因果関係をアノテーションし ておく • システムが、特徴的な行動(アノテーション)をピック アップし、利用者に警告 • 人間は、警告からインスパイアされて、忘れ物を防止 例) 年次総会議事録への捺印 • 年次総会後の運営委員会に出席する理事兼任の運営委 員は、総会議事録の内容を確認して承認の捺印を行う • 一年に一度で忘れがち • 捺印のための認印の準備が必要なことを警告 26
  • 27. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 「忘れ物」の対策 • 非日常的な外出時の忘れ物対策・モデル 27 観察された誰かの行動履歴 協調フィルタリング 解釈・意味づけ 気づき 空間OS リポジトリ 人間による アノテーション 現在の利用者のプロファイル群 空間OS リポジトリ
  • 28. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 処理のモデル • 未定式的な課題を人と機械の協働で解決する 28 観察 主観 予測・推量 分析 常識 議論・対話 意味解釈 制御 推薦 蓄積 行動 人の活動 機械の動作 専門家を含む 多様な人々の 参加→英知
  • 29. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 空間OSとの関係 • コンテキストコンピューティングの位置付け 29 空間 HTTP 人間APIなどのサブシステム CPLOD (Cyber Physical Linked Open Data) 空間OS型 アプリケーション アダプタ HTTP アダプタ デバイスドライバ的 アプリケーション 一般アプリケーション これまでにない ソフトウエア ↓ 作り方が自明でない 既存の ソフトウエア+α スマホ・ロボット掃除機… IoT・画像認識AI… ルールエンジン コンテキストコンピューティング 意思決定AI? 状況認識AI ? 対話AI?
  • 30. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. まとめ
  • 31. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. まとめ • コンテキスト・コンピューティング – 社会知としての構造化コンテンツデータベースを人と機械の協働 (適切な役割分担)によって構築・活用して、「正解」や「総意」 がない課題に対する、「適正解」や「妥協点」を探求するための 情報基盤 • 課題 – 多種多様で散在した情報から、認知バイアスを越えて、集約され た意味のある情報を構築するには? • 対策の方向性 – 提案する情報の論理構造をトゥールミン・モデルで提示する – 提示された情報で個人の説得される度合いは信頼性に比例する • 想定活用事例 – 各種のセンサー情報を投稿とみなし、様々な解析・分析手法を活 用して、情報推薦を行う際に、その結論に至る論理構造を示す – 従来手法との組み合わせによって、未定式の課題に対しても、同 型の処理モデルで、効率的に意味のある信頼性の高い情報を構築 し提示することができる 31
  • 32. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. 今後の活動 • 先行/関連研究のスタディ – ヒューマン・コンピュテーション – 異種混合機械学習 – 信頼、共感、確信の推定 – Human Powered Machine Learning – 意思決定論、社会選択論、情報社会学、など • 情報の信頼性に関する整理 • 人間の投稿へ適用 • ユーザ体験としての論理構造の提示技術 • 検証・実証方法の検討と検証・実証 – 利活用シーンの探索 32
  • 33. Copyright © 2018 Advanced IT Consortium to Evaluate, Apply and Drive All Rights Reserved. http://aitc.jp https://www.facebook.com/aitc.jp ハルミン AITC非公式イメージキャラクター