私は3DCGを活用したエンタメコンテンツの作成をテーマとして、３DCGの可能性を探求してきました。今回提出する中に2つのコンテンツユニフォームデザインシミュレータと３Dホログラムブロック崩しがあるのですが、それぞれ実用的可能性とエンタメ的可能性をそれぞれ示しています。少しでもこの研究から３DCG技術に興味を持っていただけたら幸いです。

1. 3DCGとホログラム技術の応用と検証
～ユニフォームシミュレータと3Dブロック崩し～
青森大学 ソフトウェア情報学部4年
角田ゼミ 清水琢巳

2. ←本研究の動画がまとまっている
再生リストです。ここにアクセス
しながら以下のスライドを見ると
さらに理解しやすくなります。

3. 目標： エンターテイメントコンテンツの作成
３DCG技術
（FAKE）
現実
（REAL）
近づける・融合させる・活用する

4. デザイナーに作りたいユニフォームのイメージ画像や要望を送る
実際のユニフォーム作成手順
Step 1
デザイナーからイメージ画像が作成され送られてくる(pdf, jpg)
Step 2
上記を元にデザイナーがユニフォームを作成
Step 4
Step 2 のデザインに納得のいくまで改善・改良
Step 3

5. ユニフォームデザインシミュレーション説明
デザインしたユニフォーム 着せ替え
＊テクスチャとして割り当て

6. 実証実験１ 手順
2Dのデザイン画像を見て順位を決めてもらう
Step 1
シミュレーション動画をみてもらい順位を決めてもらう
Step 2
以上を踏まえてアンケートに答えてもらう
Step 3
↑再生リスト

7. 実証実験１ アンケート結果
対象者
-30
20
70
120
花 火 鳥
順位 動画視聴後
１位 ２位
0
50
100
150
花 火 鳥
順位 動画視聴前
１位 ２位
性別 人数（人）
男性 123
女性 80
計 203
済/未 人数（人）
経験者 85
未経験者 118
計 203
世代 人数（人）
20代未満 141
20〜30未満 56
30〜40未満 4
50〜60未満 2
計 203

8. 実証実験１ アンケート結果
動画視聴前 動画視聴後
↑再生リスト

9. 実証実験１ 分析
全体の3分の２の意見が変化
• 2Dと3Dでは意見が変化するほどの差がある
• 2Dのみで良し悪し判断は難しい
2D + 3D → 想像と出来上がりのズレを少なくでき
る！
必要不可欠
細かく判断できる
2Dデザイン画 •
•

10. 光
スクリーン リープモーショ
ン
（センサー）
プロジェク
ター
プレイ
ヤー
感
知
３Dホログラムブロック崩し 図解
机
① プロジェクタの光を机の上に映し出す。
② その映し出した光がスクリーンに当たり跳ね返る。
③ その跳ね返ったものが見える。
63.5cm
設計図

11. ３Dホログラムブロック崩し
プロジェクター
スクリーン
机の面
プレイヤー
↑再生リスト

12. 比較対象 ２Dブロック崩し
↑再生リスト

13. 2Dのブロック崩しをプレイしてもらう
Step 1
3Dのブロック崩しをプレイしてもらう
Step 2
以上を踏まえてアンケートに答えてもらう
Step 3
実証実験２ 手順

14. 実証実験２ アンケート結果
対象者
37%
63%
操作性
パソコン ホログラム
15%
85%
没入感
パソコン ホログラム
9%
91%
面白さ・比較
2Dブロック崩し 3Dブロック崩し
性別 人数（人）
男性 41
女性 13
計 54
世代 人数（人）
20代未満 41
20〜30未満 12
30〜40未満 1
計 54

15. 実証実験２ 分析
2Dよりも3Dの方が好まれた！！
操作性 ・自分で動かしている感覚
・微調節できるかどうか
評価された点と理由
没入感 ・空間に浮いている感（ホログラム技術）
・体に合わせて動く
面白さ ・新感覚
エンタメ要素 2D ＜ 3D

16. 大
まとめ
3D技術の可能性
ユニフォームデザインシミュレータ ＝＞ 実用的可能性
３Dブロック崩し ＝＞ エンタメ系可能
性