【F04】最低賃金と有効求人倍率の関係【青森中央学院大学/工藤怜奈 古川莉子 浪岡晴夏(楠山ゼミ4)】
- 4. データ
• 有効求人倍率とは
• 有効求人倍率 =
企業の求人数
求職者数
• したがって、有効求人倍率が高いほど、人手不足で職を得やす
いといえる。
• 有効求人倍率は2020年の都道府県別データを利用
• 最低賃金は2020年の都道府県別データを利用
• データはいずれも総務省(2022)「都道府県・市区町村のすがた
(社会・人口統計)」
- 6. 平均 標準偏差 最小値 最大値
有効求人倍率 1.108 0.1882 0.7100 1.550
最低賃金 843.9 57.01 792.0 1013
記述統計量
- 8. 分析結果
• 有効求人倍率 = 2.134***-0.001**×最低賃金
(0.407) (0.0004)
カッコ内は標準誤差
• 最低賃金の係数値は5%水準で統計的に有意にマイナスとなった。
• 最低賃金が1円上昇すると、有効求人倍率は0.001下がる!