【FKEYセミナー 20150205 基調講演】「今こそクラウド活用」講師：大和敏彦氏（株式会社アイティアイ代表取締役）

今こそクラウド活用
株式会社アイティアイ
代表取締役
大和敏彦大和敏彦
1© 2014 , ITi , Ltd. All rights reserved.

株価時価総額でみるIT業界の変貌株価時価総額でみるIT業界の変貌
2014年12月31日時価総額 1999年11月
1アップル 6,474マイクロソフト
2マイクロソフト 3,829シスコシステムズ
3グーグル 3,571IBM
4Facebook 2,175インテル
5オラクル 1,993オラクル
6インテル 1,755ワールドコム
7IBM 1,588デル
8コムキャスト 1,495サン・マイクロシステムズ
9 ゾドトム 1 43 クム9アマゾン・ドットコム 1,437クアルコム
10シスコシステムズ 1,422ヤフー
(単位億ドル）
2© 2014 , ITi , Ltd. All rights reserved.© 2014 , ITi , Ltd. All rights reserved.
(単位億ドル）

インフラの進化が生んだビッグデータ時代インフラの進化が生んだビッグデタ時代
時代Big Dataの時代
Cloud
Mobileの時代
Socialの時代
I
インフラの進化
Webの時代 Internet
ネットワークインフラは、IPネットワークに
ネットワクインフラは、IPネットワクに
コンピューティングインフラは、クラウドに

ブロードバンドの進化
企業高速 企業ネットワークの高速化
 家庭へのＦＴＴＨ
 モバイルの高速化イル高速化
ＬＴＥ
高速化、どこでも → 使い方に応じたネットワーク

インタネットトラフィック(グロバル）インターネットトラフィック(グローバル）
2018年（Ciscoの予想）2018年（Ciscoの予想）
40億人のユーザ（世界人口の52%)
ザ保有する端末数台にユーザの保有する端末数2.7台に
2013年 1.7台
バ年インターネットトラフィックは月37エクサバイトに 2013年
15エクサバイト
動画コンテンツは全体の84%に
75%はWiFiを含む無線ネットワークから
モバイル端末が57%に
2013年 33%

クラウドコンピューティングモデル
（ ) ( ) ( ) SaaS（Software as a Service)－PaaS(Platform as a Service)－IaaS(Infrastructure as a Service)
とインフラの関係再構築へ。
 運用の自動化とリモート化により、地理的な問題はなくなってくる。
ユザの視点ユーザーの視点
・｢持つ」から「使う」へ
・どのレイヤーまで「使う」か
今後のモデル現在のモデル
利用者・消費者利用者・消費者
どのレイヤまで「使う」か
・「使う」vs.「持つ」価値
アプリ事業者運用・利益
サービス提供
SaaS SaaS SaaS
提供側の視点
・集中することによるメリット
ネットワク仮想化自動化技術による実装
ホスティング事業者運用・利益
IaaS
PaaS PaaS・ネットワーク、仮想化、自動化技術による実装
コロケーション事業者
ビル所有者運用・利益
運用・利益 DCインフラ
大規模安価
電力調達
DCインフラ
大規模安価
電力調達
DCインフラ
大規模安価
電力調達
大規模事業者は
垂直統合へ

クウドイパククラウドのインパクト
 「持つ」から「使う」に
 インフラのコモディティ化アプリケーションや使い方が重要 インフラのコモディティ化、アプリケションや使い方が重要
に
 資本力よりアイデアとスピードへ 資本力より、アイデアとスピドへ
 ハードウェアが売れなくなり、ITベンダーの変革を促した
 大量のストレージや、コンピューティングを使うアプリケーシ
ョンが可能に

ビッグデータ応⽤分野と技術ビッグデータの応用と解析技術
Optimization
Systems
Learn Act Correct
Closed Loop Systems
What should happen?
Actions
Learn-Act-Correct
Machine learning,
pp
Predictive Analytics
Automatic
g,
Modeling
Insights
y
What is likely to happen?
Insights
Correlations,
Patterns,
Anomalies
Data Mining
Why did it happen?
Insights
Interactive Data
Exploration
Search, Visual
Human Correlation
Dashboard,
Reports Business Intelligence
Manual
8© 2014 , ITi , Ltd. All rights reserved.
KPIs, Aggregates,
Counts
g
What happened?Visibility

クウドクラウドのメリット
 実現のスピードが速い
投資が少ない、スキルをアウトソースできる
 安価で使いたいときに使える 安価で、使いたいときに使える
急な需要にも対応できる
 新しいビジネスモデルが実現できる

クラウドを利用したアプリケーション開発
クラウド利用によるシステム開発効率の比較（想定）
（従来を100とした割合）
120%
• Cloud上のアプリケーションプ
ラットフォームを活用すれば
100%
120% ラットフォームを活用すれば、
サーバに関する計画、設計、
調達、構築の一連作業が大幅
に効率化可能
60%
80%
に効率化可能
• 想定外の高負荷が発生しても
40%
60% 想定外の高負荷が発生しても
スケールアウトが容易なので
迅速、柔軟な対応が可能
0%
20%
• システム設計を容易にすること
で、アプリケーション開発への0%
従来クラウド利用
アプリケーション開発システム構築システム設計
HW調達サイジング設計予算化・計画
集中、短期間でのサービスの
立上げが容易
HW調達サイジング設計予算化計画

パブリッククラウドの強みパブリッククラウドの強み
効率の良いハードウェア・ソフトウェアの
活用活用
オペレーションの自動化オションの自動化
規模のメリット規模のメリット
スキル・ノウハウスキル・ノウハウ

ビジネデ変化ビジネスモデルの変化
既存店アマゾン 既存店 vs. アマゾン
 銀行 vs. PayPal銀行 y
 既存メディア vs. インターネットメディア
 タクシー業者 vs. Uber

ビグデタ時代大きな変化ビッグデータ時代の大きな変化
製品が変わる 製品が変わる
IoT機能
ビッグデータ関連機能、ビッグデタ関連機能、
ソフトウェア更新管理機能の追加・強化
 プロセスが変わるプロセスが変わる
IoT、ビッグデータ機能をビジネスとしてどう活用し
製品の強みとするか。
最新技術を活用しどうプセスを構築変革するか最新技術を活用し、どうプロセスを構築・変革するか
顧客やパートナーを統合したプロセス構築
ビジネが変わる ビジネスが変わる
IoTによる製品の差別化
サービスモデル化
サビスモデル化

インダストリアル・インターネットの波インダストリアル・インターネットの波

とはIndustry 4.0とは

IoTサビスのプラットフォムの構成要素IoTサービスのプラットフォームの構成要素
クラウド
アプリケーション
SaaS、解析機能
IaaS
PaaS
アプリケーションプラットフォーム
仮想マシン、仮想ストレージ
IoTネットワークセキュリティ
端末/機器・デバイス
端末/機器デバイス

デバイス・センサーの進化

Philips 「光を売るサービス」 Lighting as a servicep
 Washington、DC 交通局（WAMATA) 2014 3月から
25駐車場に適用 10年契約25駐車場に適用 10年契約
 LEDとインテリジェントコントロールをLighting as a sevice
モデルで提供モデルで提供
 EcoForm LEDベースの照明器具で13,000以上の既存の
照明器具を置換えエネルギーの節約を最大化するため日照明器具を置換え。エネルギの節約を最大化するため日
照時間のモニタリングを行い、駐車の有無、明るさに応じた
アダプティブなコンロールを行う。またシステムとして安全で
キな環境を構築セキュアな環境を構築
 IoT接続によって、照明のモニタリングやリペアの為の情報
収集を行い、素早いリペアを可能にしている
 68%の電力削減を予定

サービス化によるメリットサ化よるリッ
顧客側
アウトソシングモデルであるため・アウトソーシングモデルであるため
人材・スキルを必要としない
経費として予算が立てやすい・経費として予算が立てやすい
・コスト削減が出来る（提案による）
提供側
・安定した収入源
・顧客との関係強化
・より良い製品開発へのモチベーション
(長寿命LED等）
省エネ

クラウドの浸透クラウ浸透
クラウドフストクラウドファースト
クラウドネイティブ

クウド活標準化必要性クラウド活用標準化の必要性
 ハイブリッドの使い分け
サービスやアプリケーションの種類による使い分け
開発と実稼働ズよる使分け開発と実稼働のフェーズによる使い分け
実稼働とDRによる使い分け等
用途に応じた使い分け用途に応じた使い分け
 標準化
クラウド使用の標準化クラウド使用の標準化、
特に運用の共通化・標準化、
アプリケーションのポータビリティの為の標準化、
セキュリティの標準化

キ脅威変化セキュリティ脅威の変化
 標的型攻撃が増え、データを盗んだり破壊へ。
 重要リソースをターゲットとしたインフラに対する攻撃重要リソスをタゲットとしたインフラに対する攻撃。
 信用されているアプリケーションを利用して境界型セキュリ
ティの弱点をつくティの弱点をつく。
 社内での感染。

まとめまとめ
 インターネットとクラウドをインフラとした
ビッグデータ時代になり
ネットワーク経由で「使う」選択肢が広がるネットワーク経由で「使う」選択肢が広がる
繋がる対象は広がり、扱う情報も増える。
繋がっていなかった工場や重要インフラも繋がる。
情報交換だけでなくリモト制御や自動運転情報交換だけでなく、リモート制御や自動運転へ。
サービス化も加速する。
 サイバー攻撃は更に悪質になり、ビッグデータ時代のメリッ
トを生かすためにも、総合的なセキュリティ対策を検討する
必要がある必要がある。

【FKEYセミナー 20150205 基調講演】「今こそクラウド活用」講師：大和敏彦氏（株式会社アイティアイ代表取締役）

Recommandé

Recommandé

Contenu connexe

Tendances

Tendances (20)

En vedette

En vedette (6)

Similaire à 【FKEYセミナー 20150205 基調講演】「今こそクラウド活用」講師：大和敏彦氏（株式会社アイティアイ代表取締役）

Similaire à 【FKEYセミナー 20150205 基調講演】「今こそクラウド活用」講師：大和敏彦氏（株式会社アイティアイ代表取締役） (20)

Dernier

Dernier (7)