1. 災害時の避難
シミュレーション
10RD170 並木 尚也
10RD227 山口 里奈
10RD402 今 裕哉

2. 南関東直下地震
• 東京を直撃する大地震が起こる予想
- 今後２５年内に起こる？
- 最大震度７？
混乱が起こる！
↓
避難の仕方が大事！
参考文献 : 「南関東直下地震 - Wikipedia」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D
%97%E9%96%A2%E6%9D%B1%E7%9B%B4%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E9%9C%87 (2012/6/20アクセス)

3. 避難とその所要時間
• 速い避難の重要性
- 生死にかかわる
- 特に火事、津波
• 時間がかかってしまう要因
- 個人が出口に殺到
- 出口の幅
- 人々の冷静さの欠如、etc...
避難時間を短縮したい！！

4. シミュレーションの設定
• プレゼンテーションホール
• 渋滞学に基づくモデル化
• 着目する２つの点
- 人の精神状態（パニック）
- 譲り合い（摩擦）

5. 渋滞学
• 渋滞学とは
- 自己駆動粒子
- フロア・フィールドモデル（セルオートマトン）
避難モデル 物理モデル
人の初期配置 初期状態
障害物 境界条件
譲り合い 物理法則
参考文献 : 西成活裕 (2006) 『渋滞学』 新潮社

6. フロアフィールドモデル
（セルオートマトン）
• ルール
- １つのセル 一人
- ８方向に移動
- 既に人がいるセルに
は入れない
- ８つのセルのうちど
こに移動するかは群衆
心理学的な考察に依存
参考文献 : 西成活裕 (2006) 『渋滞学』 新潮社

7. 使用するマップ
（プレゼンテーションホール）
• ： 出口
• ：人
• ：壁
• ：椅子

8. ① パニックパラメータ
• パニックパラメータ
避難中の人の冷静さ（パニック）
パラメータの値が高い・パニック
パラメータの値が低い・冷静

9. シミュレーション結果①
脱
•
冷静な人間が多い
と避難は効率的
出
時
間
パニック 冷静
パニック状態のエージェントの割合（％）

10. ②摩擦（譲り合い）パラメータ
• 摩擦パラメータ
避難中の人たちが譲り合えるかどうか
パラメータの値が高い・譲り合わない
パラメータの値が低い・譲り合う

11. シミュレーション結果②
・パニックパラメー
タに影響
譲り合える
→時間が最短
パニック
譲り合わない
冷静
譲り合う
誰も譲り合わないとき、パニックな人が
7 20%程いる方が安定した避難が可能

12. 結論
• 基本：冷静＆譲り合える方が良い。
• 誰も譲り合わない文化
：ある程度パニックな人がいた方が速い！
（他の教室（204号室）でも同様の結果）

13. ご清聴ありがとうございました