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20100709 jmc
- 2. ファシリテーションって? • 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ファシリテーション(英:Facilitation)とは企業内の会議の場などで、発言を促したり、話の流れを
整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で介入し
相互理解を促進し、合意形成へ導き組織を活性化(協働を促進)させる手法・技術・行為の総称。
ファシリテーションを行う者のことをファシリテーター(Facilitator)という。
ファシリテーターの典型として坂本龍馬が挙げられる。ファシリテーター
にはファシリテーション技術もさることながら、参加者または組織に対して良
心に基づいた、達成イメージへの情熱と信念も合わせて必要とされる。
- 3. • 問題解決のために
1)まずはゴール設定・・・なんとなく集る場の設定はいらない
※「この会議で○○を決定しましょう!」
※「今日、お集り頂いたのは、○○を解決するためにです!」
2)発散と収束のサイクル・・・ツール、フレームワークは知っている方が得!
発散型・・・アイスブレイク、ブレーンストーミング(ブレスト)など
収束型・・・KJ法、SWOT分析、マトリクス分析、KPTふりかえり法、
Mindmapなど
※発散&収束型もある。PREP法、リーダーズ・インテグレーションなど
- 4. • 主体性を促すために
1)参加者の把握
年齢、性別、性格、職種(部署)…あえてバラバラになるように
2)黄金シリーズ
黄金の言葉「みなさん、どうしますか?」
黄金の数字「4人×4グループ」
黄金の結論「とりあえずやってみましょう!」→内容ではなく行動の合意形成
3)楽しい雰囲気づくり
アイランド型、実物の資料、音楽、お茶&お菓子
4)空中戦を地上戦へ
ホワイトボード、紙、プロジェクター、サインペン、タイマー
- 5. おまけ
• ファシリテーターの小道具 (ファシリテーショングラフィック)
・ポストイット、マーカー、デジカメ、ホワイトボード.etc
※どこでもホワイトボード
※300円で出来る携帯型ホワイトボード
※スケッチブック&多色ペン
- 9. 南信州自治研究会
行政の強み 行政の弱み
・財源を持っている ・迅速性や専門性に欠ける
マトリクス分析 ・多様な人材と全国的なネットワーク
・先進事例等が入手しやすい
・社会的信用が大きい
お互いの強みと弱みを洗い出し、
相乗効果を生み出すには?
・専門性
・柔軟性
NPO
の強
み
①行政の強みとNPOの強みで、更に上を目指すには? ②NPOの強みで行政の弱みをカバーできないか?
・書類作成の負担
・確定申告、会計処理等の負担
・民間物件や役員宅が事務所(金銭的負担大きい)
・資金不足
・PR方法が困難、苦悩している
NPO ・イベント等の集客に苦悩している
の弱
み
9
③行政の強みでNPOの弱みを打ち消すには? ④お互いの弱みを逆転の発想で新たな方策を生み出せないか?
- 10. リーダーズインテグレーション H20.05.20@福祉センター2F
今回の目的
仕事の中での個人の思いや期待、そしてやる気などを表面化し、さらには、約束をすることによって、組織内の課題や問題点を共有
し、目標達成や課題解決を目標とする。
司会者の役割
司会者は、進行や時間、ルールを管理し、基本的には会議が活性化するように手助けをします。
今回については、町長より「無礼講」という約束をしてもらっています。本当の自分をさらけ出して下さい。責任は全て司会者が取
ります。
最後にこのグループと町長とである「約束」をします。
時間配分について
15:30∼説明
15:45∼①∼④の記入
16:45∼町長による①・②に対する回答、及び③④についての約束事の確定
17:15∼振り返り(内容の再確認や感想)
ルール
●批判や揚げ足取りなどの理不尽な質問、またできないことを記入しない。●町長も職員も自己開示に努め、率直な意見・回答を行
う。●③④に関して、約束したことはお互い実践する。
- 11. リーダーズ・インテグレーションとは?
従来 New Leaders Assimilation(新任管理職同化)と呼ばれ、多くの欧米企業で利用されている手法ですが、新任
に限らずリーダーたるもの定期的に実施し、自分と部下との関係性をチェックしておくべきだと考え、あえてリー
ダーズ・インテグレーションと日本人にもわかりやすいカタカナ英語に直して紹介しました。 3∼4時間かかるプ
ロセスですが、実際にやってみるとその効果に驚かれることでしょう。本来の狙いとは異なるのですが、リーダー
が自らの問題意識をあらためて浸透させるためにも非常に有効な手法であることがわかります。これは後述する
「納得の構造」とも関係があるかもしれません。
1.リーダーが自己紹介を兼ねて今年の目標と抱負を述べる15分(リーダー退場)
2.アイスブレーク:リーダーについて知っていることを挙げてもらう20分
3.リーダーについて知りたいことを挙げてもらう45分
4.あわせて、リーダーに知っておいてほしいことも挙げてもらう10分
5.今年の目的を達成するために皆にできることを挙げてもらう30分(全員退室、リーダー入室)
6.ファシリテーターが議論の内容をリーダーに説明20分(全員入室)
7.リーダーが壁に貼られている質問やコメントに応える45分
8.飲み会(重要です)
※目標達成のためのアクションプランについては持ち越して議論する
- 12. ◆準備品
ホワイトボード、模造紙2枚(付箋用、清書用)、付箋、サインペン、 玉・お茶菓子、飲み物
◆レイアウト
ホワイトボード(プロジェクター)を中心に「扇形」か「コの字型」。
◆目的
職員間の繋がり強化(新人;木村ゆかり先生)、個人の想いを明文化、お互いのコミットメントの確立、
誤解に気づき相互理解の促進、みんなで一緒にやりぬこう!という気持ち。
◆役割
Fの役割、みんなの役割の確認、町長より何を聞いても良いと言われている。責任は清水が取る。
◆CHECK IN
・ 玉、コーヒーすすめる
・「もんたメソッド」の導入(ドキドキ感と笑い)
・10分程度考える時間を取った後、自己紹介(①名前、②所属、③自分と仲良くなったらこんな得をする)をし
ながら、最初の意見を述べる。その後は自由意見方式※ラーメンの美味しい店知ってるよ、パソコンなら何でも聞いてetc.
◆CHECK OUT
・誤解していたことの発表。
・コミットメントの確立(「みんなでやるぞ!」っていう気持ち!)※どれが一番早く出来る?効果ある?
◆Fについて
・雰囲気づくり(責任の所在※但し③④の約束は町長とこのグループで責任取る)、笑い、具体的なくだらない質問案etc.
・違う視点の投げかけ(○○ってありでしょうか?こっちの立場から見ると、どう?)
・プラスの言葉へ変換(未来質問、肯定質問、拡大質問etc.)
・話せない人への対応、気配り、引き出し技術(○○さん、何か言いたそうじゃん?)
・事実、根拠、印象、意見、感情の違い(それって本当?何でそう思った?理由は?どんな経験から?何(物、人言葉)が
自分を変えた? etc.)
・付かず離れず
- 14. 自己紹介
氏名を言いながら、「自分と仲良くなると、こんな『得』がある!」を発表
NO 氏名 自分と仲良くなると、こんな「得」がある
1 小川 浩之 お金を貸すことができる!
学校の先生と交渉するときは、是非相談して下さい。
2 菅沼 まなみ
手話と英語サークルに入っているので、いつでも声をかけて下さい。
3 宮内 奈千代 窓口業務について、何でも聞いて!
4 秋田 貴之 う∼ん、ないかなあ∼(恥ずかしそうに)※「スノーボード一緒に行けます!」
5 池田 寛 飲み会に誘います!上島さんも一緒です!
6 寺沢 美奈 温泉が好きなので、一緒に行けます!
7 大平 佳子 手作りケーキが食べれます!
8 可児 潤子 ソフトバレーのチームを作っているので、いつでもメンバーになれます!
9 木村 ゆかり お子さんのために読み聞かせをする本をいつでも紹介できます!
10 清水 衆 楽器レンタルできます!パソコン得意なので、少しは教えることができます。
- 15. 結果
①町長について知っていること ②町長について知らない(知りたい)こと
・一番好きな野球選手・・・「長島茂雄」・食べ物・・・「ステーキ、醤油ラーメン」
・女性のタイプ※奥さん以外・・・「木村佳乃」(但しよく変わる)・色・・・「青系」・映
画・・・「寅さんシリーズ」・音楽&歌手・・・「ポルノグラフィティ」(お子さんの影響)、
「石川ひとみ」(以前ファンクラブに入会)・好きな本&作家・・・昔は「竹村健一」(今は
・中日ドラゴンズのファン ・野球が好き(よく中学グランドで練習を見ている) 忙しくて、本自体をなかなか読めない)苦手なもの・・・「わからない」・休日の過ごし方・・・
・スポ少の先生をやっていた(教えるのが上手)・野球の経験者・ゴルフも好き 「家族で買い物、お子さんたちのスポーツ練習を一緒に」・なぜ町長になろうと思ったの
・3人のお子さんがいる(中学3男の子、中学1女の子、小学3男の子) か?・・・「風通しを良くして、町民からも親しみやすく、関心を持たれるような行政経営や
・良いパパ・高森を愛する人・忙しい人・仕事熱心・アパート経営者 まちづくりを目指したい」・町長になって良かったと思える瞬間・・・「町民の方々から感謝
・絵本の読み聞かせが上手(子育て支援Cにてやっている)・元町議(副議長) の言葉を頂いたとき」(決して補助金を出したなどではなく「対応や決断が早かった」とい
・議会広報コンクール2位の時の編集委員長・中京大出身・奥さんの字が上手い う言葉)・生まれ変わったら何になりたい?・・・「プロ野球選手」・奥さんとの結婚の決め
・吉田地籍の出砂原在住 手・・・「他人の悪口を決して言わない」・尊敬する人・・・「大久保利通」・町長さんの今の
夢・・・「高森町が安定して発展していく」・募金はする?・・・「ユニセフへ」・町長をやめた
いと思ったことは?・・・「ない」・保育士に対して常日頃から思っていることは?・・・「人員
が少ない中とても頑張ってくれている」・誰がどのような仕事をしているか把握できていま
す?・・・「町民課の福祉関連になると少し不安」
③町長に知ってほしい、又は期待すること ④町職員として高森町に対して貢献できること
・文書の整理方法が乱雑で整理方法を検討すべき(書庫が一杯、誰が見てもすぐわかるシステ ・自分の職務と直接関係ない町民の方々へも積極的に挨拶、会釈・いつも笑顔で親切に町民
ム に接するよう心がけたい・他町村と積極的に情報交換などをして「今までやってきたから」
構築、どれを処分するかわかる、デジタル化の導入) ※職員自体で研究必要(町長) 思考を無くす・会議等5分前には会場に行って着席・決裁や決断をお願いするときはそれな
・適正な人員配置をお願いしたい(長くて5年で異動、体調を壊す職員など) りの資料、企画書を用意してプレゼンできるようになる・CADを使いこなし仕事に活かし
・仕事によってはどうしても遅くなる ます・他の係や課の事も時には手助けします・係の担当にこだわらず課内で自分で出来る仕
・技術職員の採用、育成の充実 事は進んで行う!・他の係へもどんな悩みを持っているかアンテナを高くする・事あるごと
・やりたい事があっても時間が無い、予算がないという上司がいる に高森町の良さをPRします(積極的に、他市町村、他見へ)・研修会講習会に積極的に参
※職員自体で研究必要(町長) 加して、様々な方面から子供達を見れるようになり、日々の保育へ活かす・土木施工管理技
・上司は自分の仕事でなく係全体を見渡せるように(上司とはそういうもの) 師の資格所得に向けた勉強を始める・苦情をよく言う人、少し苦手な人にほど積極的に対話
・保育園の職員会(週一)は長い、そんな時は1時間でも超勤が欲しい し、仲良くしたり心を開いてくれるよう努力します・毎日笑顔で子供、保護者を向かい入れ
・男性の保育士の採用の検討 ※子供、保護者のニーズ把握がまず必要(町長、副町長) て1日が気持ちよくスタートできるようにする・臨時パートの保育士さんたちにいつも感謝
・仕事時間外の事が多くて保育に専念できない(女性ふるさと、女性消防) の気持ちを忘れずに仕事をし、負担がかかりそうなときは自分が引き受けるようにします・
・職員のメンタルヘルスの充実 ※今年中には動き出す(副町長) 保育技術の向上(ピアノ、手遊び、絵本、歌)・毎日、新聞に目を通し当たり前の事を当た
・臨時&パート保育士の熱心さを知ってほしい(土日に自主研修に参加する職員もいる) り前に知っている人間になる)・他の係や業務について知識を増やし町民の役に立てるよう
※研修制度(民間導入、今年中。課長級から始める)(副町長) にする・その日の保育をしっかり振り返る・母親になって分かった目線で子供の支援をした
・1ヶ月に1回、保育園に来て欲しい(給食を一緒に、絵本の読み聞かせも) い・子育て支援Cとつながりをもっと持ち、子供の姿を知り保育に活かす・職員会をできる
- 16. 振り返り
・何のためにこの仕事をやっているのか?何のために伺書を書くのか?意識して仕事をしているのか?
常に、なんのために(What)、なぜ(Why)、どのように(How)を考える。(町長、副町長)
・常に「高森町は面白いことをやっているなあ」と思わせる仕掛けを職員自ら考えてほしい。(町長)
・研修や講演会に行って時勢や情勢を知る。また知った後は発表する(INPUT→OUTPUTの意識)
※池田寛君が来月の庁内会で発表
(町長、副町長、メンバー)
・朝礼、庁内会など日程の通達だけで良いのか?(町長)
・携帯電話への電話のかけ方のマナー徹底
・「2階の職員は町長や副町長と仲が良い。1階や保育園にはあまり来てくれない」という「ヤキモチ」を焼いて
いる職員あり。
司会者が感じたこと
・「③町長に知って欲しい」のワークショップの時、「こんなこと職員で何とかできるはずだ。何で町長に知って欲しい事になる
のだろう?」と感じることが何度かあった。しかし④「貢献できること」のワークショップを進めていくと、その解決になる。そ
ういう気付きをこのグループで共有できたことに意義があったと思う。
・長い時間がかかったが、「嫌な顔をする人」「文句を言う人」「早く帰りたそうな人」がいなかったように思う。不慣れなファ
シリテーターだったが、笑いも少し出ながら、いい雰囲気でワークショップができた。このような雰囲気も大切にしながら、将来
の高森町について真剣に話し合えて、企画ができるような仲間づくりを進めていきたいと感じた。
- 17. 協働・ファシリテーション研修会
無回答
2.3% 30∼40歳代
26.4%
目的 対象;町内の20歳代∼40歳代の住民
H21実施 振興総合計画 その他世代
意図;「協働」「ファシリテーション」を楽しく身に付ける 71.3%
回答者年齢別割合
コンセプト 振興総合計画アンケートや町政懇談会等から見える若い世代のまちづくりへの無関心・・・
高校・大学卒業後は消防団等で、横の連携や(広い意味での)「まちづくり」「町政」への参加はある・・・
↓それ以降は、町政へ参加する機会は減少・・・
この長いブランクのあと・・・
↓50歳∼60歳代で、地区役員等が年齢や輪番制で回ってくる・・・ ※地区行事やイベント等には
参加するが、「まちづくり」「町政」と
今回の企画では、「まちづくり」「町政」参加・関心の いう意識はどうか・・・
空白世代である30歳∼40歳代をターゲット!
町政への参加・関心
消防団へ加入 講師プロフィール:釘山 健一さん(会議ファシリテーター普及協会)
学習方法の開発に情熱を燃やし続けた熱血教師時代。ベンチャー企業の営業部長として猛
烈に働いたサラリーマン時代。その後、環境NPOのスタッフとして数多くの「協働事
業」に関わり、2005年には「愛・地球博」におけるEXPOエコマネー事業の事務局
長となる。この3つのキャリアの中で培ってきた会議の仕方について独自のノウハウを確
年齢
立し、2006年「会議ファシリテーター普及協会(MFA)」を設立。
現在、企業・行政のファシリテーター養成人として精力的に活動中。行政とNPO の協働
に関する研修会も開催されており、静岡県牧之原市で開催された市民による市長マニフェ
◆日時
スト評価討論会でもファシリテーターも務めるなど多方面で活躍中。年間100本以上の
平成22年2月20日(土)∼21日(日) 講演・講座・現場をこなす。その講座は決して眠くならないと評判。現在、企業・行政の
20日;13:00∼17:00「協働の講座」
ファシリテーター養成人として精力的に活動する。
■著書 「会議ファシリテーションの基本がイチから身につく本」(すばる社)
21日;9:30∼17:00「ファシリテーション初級編」
「もっとすごい!非常識な会議」(ソフトバンククリエイティブ)