第2回iOSアプリ勉強会の内容

1. 第二回iOSアプリ勉強会

2. 今日の内容
・前回の復習
・Optional型について
・演算子
・制御構文
・関数

3. 前回の復習
XcodeのPlaygroundを開いてください
型の種類 (Int Float Double Bool String Array Dictionary)
変数,定数(var let)の宣言は型の宣言に気をつける
(しなくてもいいけどした方がbetter)
よく使う制御構文については今回説明します！

4. 特殊な型 Optional
Optional型とは・・・？
Swiftには何もないことを示す値としてnilが存在。
しかし通常のIntやStringといった型に直接代入することは出来ない。
nilを扱うためにはOptionalという特殊な型で今ある型を包んでやる必要がある
Optional型 : nil(空：何もない状態)が入るのを許す
非Optional型 : nilが入るのを許さない
var a: Int? // Optional型
var b: Int // 非Optional型
var c: String? // Optional型
var d: String // 非Optional型

5. Optional型の使い方は特殊
Optional型は、非Optional型と同じようには扱えない
var a: Int = 1
println(a + 2) // -> 3
var b: Int? = 1
println(b + 2)
// コンパイラエラーが発生する:
//Value of optional type 'Int?' not unwrapped; did you mean to use '!' or '?'?
Int?はOptionalの糖衣構文になっていて、既存の型の最後に?をつけることで簡単になんでも
Optional型にできるがこのままではOptional型なので普通のInt型のように扱うことが出来ない

6. Optional型を扱うためには？
var n : Int? = 1
n + 1 //この記述はエラー
// !をつけ元の型に戻せば、変数をその型で扱える
var nn : Int = n! + 1
println(nn);
既存の型の最後に ? をつけることでOptional型にwrapされる
! をつけることでunwrapする
Optionalは宣言された型「か」nilを保持している、いわば不確定なかたちなので実際に使用す
るときはunwrapしてやる。
上記の例なら「Int」型として使うことをはっきりさせる(イメージ)
Optionalは奥が深そうなので継続的に勉強していき共有していきます・・・。

7. 型の変換(cast)
Anyは不確定な型：なにをいれてもOK
「as?」でCASTするができない場合もある。
上記の ”x” は整数に変換不可。 i はInt?型(Optional Intかnil)のためnilが入る
var x: Any = "x"
var y: Any = 42
var i = x as? Int // i は Int? 型
println(i) // nil（Int 型へダウンキャストできないので nil）
i = y as? Int
println(i) // Optional(42)

8. 演算子について
基本的にPHPやその他の言語と同じものを使って問題無いと考えてもら
えればいいです！
・算術演算子
+ - * / % =
・比較演算子
== != > < >= <= (===)
・論理演算子
&& || !

9. 制御構文
よく使う制御構文は以下のもの
if (条件分岐)
for (繰り返し処理)
for in (繰り返し処理)
switch (条件分岐[複数])

10. ここからはPlaygroundで実践しながら説明しま
す。
コードが欲しい場合(無いと思いますが・・)言ってください

11. 試しに軽く演習問題
(1)引数にmax(Int)を指定し、1からmaxまでの2の倍数の合
計値(Int)を計算し返すメソッド