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2. 第二部-2
「内からのレピュテーション・マ
ネージメント
～Thought Leadership～」
フライシュマン・ヒラード・
ジャパン株式会社
シニア・アカウント・
マネージャー
岡村 周実
1

3. レピュテーション最適化組織とは
Operational Excellenceから、Thought Leadershipへ
フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社
ＣＣＷジャパン
シニア・アカウント・マネージャー
岡村 周実

4. 「しがらみ」 ：負の関係性資産
3
Customer
私の職場では、コールセンターやWebサイトに寄せられた問合せや
クレームの内容を分析したレポートが定期的に回覧されている
Competitor
私の職場では、競合のPress Releaseや広告等から競争戦略を分析し、
その対抗策について話し合っている
Biz Partner
私の職場には、重要な取引先から寄せられた要望・苦情を収集・
分析し、その対策（取引額、リベート等）を講じる専門部署がある
Investor
私の会社では、高齢化やグローバル化といったトレンドが自社・
業界に与える期待・不安の大きさを分析している
Employee
私の職場の人事部門では、転職エージェントが自社従業員に語る
「競合他社の優位性ストーリー」を把握している
Government
私の職場では、競合他社がアプローチしている政治家・官僚の詳細や、
そのアプローチ目的・方法について調査している
Society
私の職場では、自社・業界に批判的なインフルエンサー（有識者・
著名人等）やメディアを把握している
Global / Diversity
私の職場では、広告・広報・製品パッケージ等のあらゆる表現について
地域・民族・宗教といった視点から問題がないか確認している
Yes No
16.1%
12.9%
6.5%
12.9%
9.7%
6.5%
16.1%
12.9%
19.4%
6.5%
12.9%
9.7%
16.1%
6.5%
22.6%
12.9%
22.6%
12.9%
25.8%
32.3%
16.1%
48.4%
32.3%
9.7%
22.6%
22.6%
25.8%
19.4%
9.7%
29.0%
19.4%
48.4%
22.6%
51.6%
22.6%
38.7%
48.4%
9.7%
9.7%

5. 4
Customer
私の職場では、時々SNSやblog、Twitter上で、自社製品・サービスに関する
書き込みをチェックしている
Competitor
私の職場では、競合製品・サービスへの不満・不安を調査し、製品開発や広
告展開、営業活動に活かしている
Biz Partner
私の職場では、取引先選定に際し、その業界の環境やトレンドを調査して最も
レピュテーションの高い先を選んでいる
Investor
私の会社では、既存株主の構成・種類ごとに、それぞれの期待を調査してIR
活動を工夫している
Employee
私の職場の管理職は、Social Media（2ch, Mixi, blog）上での従業員の書き
込み・やりとりをモニタリングしている
Government
私の職場には、自社事業・業界に係る法律・予算を担当している政治家・官僚
の発言をフォローするための専任スタッフがいる
Society
私の職場では、自社が訴求したい製品・サービス価値のフックになるようなト
レンドやムーブメントを調査している
Global / Diversity
スマート・グリッド、クラウド・コンピューティング、内部統制、IFRSといったグ
ローバル・トレンドに、いち早くキャッチアップして、業界リーダーとしてのレピュ
テーションを確立できている
Yes No
16.1%
9.7%
12.9%
3.2%
6.5%
12.9%
19.4%
6.5%
16.1%
9.7%
16.1%
12.9%
9.7%
6.5%
19.4%
12.9%
16.1%
41.9%
22.6%
22.6%
29.0%
12.9%
29.0%
45.2%
35.5%
19.4%
32.3%
16.1%
19.4%
16.1%
22.6%
16.1%
16.1%
19.4%
16.1%
45.2%
35.5%
51.6%
9.7%
19.4%
「つながり」 ：正の関係性資産

6. 5
１． 「つながり」は「しがらみ」化する
２． レピュテーション最適化組織とは
３． Thought Leadershipを原動力に
Agenda

7. 「つながり」 は 「しがらみ」 化する

8. 7
開発 生産 マーケ 販売
何が売れるか
分からない・・
うちの技術じゃ
作れないよ
新しい価値が
見えないなぁ
このＣＭじゃ
差別化できないよ
とりあえず
他社製品を
真似ておこう
とりあえず
マイナー・チェンジ
でいいだろう
とりあえず
人気タレントで
ＣＭを打つか
とりあえず
棚に置いて
期末にセールだ
Operational Excellence!!
社内は特に、「しがらみ」やすい

9. 8
事業を取り巻く関係性の数だけ問題が起きる
問題が絡まり合って、 「しがらみ」が生まれる
しがらんでしまったら、当事者本人は解決できない
新たな「つながり」を創造し
レピュテーションを得て
「しがらみ」から脱出する
「しがらみ」からの脱出

10. 9
新しい世界の関係性において
○○を実現するのは、▲▲だ
▲▲は、わが社の役割だ
これからの世界は、○○だ
その中核を担うプレイヤーに
与えられるもの
つまり・・ レピュテーションとは

11. 10
スマート・グリッド
Smarter Planet
～地球を、より賢く、よりスマートに～
“Smarter Planet”を
実現するのはITだ
ITは、わが社の役割だ
これからの世界は
“Smarter Planet”だ
IBMといえば、「スマート・グリッド」

12. 11
国際物流
Longitudes
～Synchronized Commerce～
“Longitudes”を実現するのは
Synchronized Commerceだ
Synchronized Commerceは
わが社の役割だ
これからの世界は
“Longitudes：国際物流”だ
UPSといえば、「国際物流」

13. レピュテーション最適化組織とは

14. Enterprise “Resource” Planning Strategic “Relationship” Management
13
Strategy
Operation Reputation
System Relation
• Customer Relation ・Investor Relation
• Employee Relation (HR)
• Connect & Development (R&D)
• Partner Network ・Media Relation
• Government Relation ・Social Relation (CSR)
• Controlling ・Financial Accounting
• Material Management ・Quality Management
• Warehouse Management ・Human Resources
• Sales and Distribution ・Project System
• Document Management ・Real Estate
ERPとSRM [Strategic Relationship Management]

15. 14
新たな「つながり」を構築しながら
戦略の実現に必要なレピュテーションを創造する
スキル・ノウハウをもったヒト・組織
レピュテーション最適化組織とは

16. 15
既存顧客：
途上国問題に高い関心
ターゲット・カスタマー
新たな「つながり」新しいレピュテーション
ボルヴィックブランドの
評価が向上
売上本数が
前年比で38％増加
自社固有の
新たな価値
ボルヴィック 「1ℓ for 10ℓ」

17. 16
新規顧客：
自国の文化遺産保護に
関心の高い保守系富裕層
カード利用率が
28%上昇
新規カード申し込みが
45%上昇
自社固有の
新たな価値
新たな「つながり」新しいレピュテーション
ターゲット・カスタマー
アメリカンエキスプレス 「自由の女神修復」

18. 17
自らの業務上の顧客のために、新しい「つながり」を創造する
企業が、多様なステイクホルダーの強力なハブとして機能する
顧客
メディア
取引先
従業員
研究機関
投資家
NPO/NGO
政府
CSR
営業
広報
経企
人事
開発
IR
渉外
レピュテーション最適化組織の考え方

19. Thought Leadershipを原動力に
Fleishman-Hillard CCWのサービス

20. 19
○○を実現するのは、▲▲だ
▲▲は、わが社の役割だ
これからの世界は、○○だ
共通の社会的課題やテーマをもった多様なステイクホルダーの
ハブとして機能するための、ポジショニング・ステートメント
レピュテーションの核となる“Thought”

21. 20
有識者との研究会の立ち上げ
賛同する有識者とともに恒常的なプラットフォームを立ち上げ、“Thought”を深め、提言していく。
中立的な組織体とすることによって、発信内容の信頼性と活動の柔軟性を担保する。
シンポジウム・フォーラムの開催
一定期間ごとにシンポジウムやフォーラムを開催し、活動成果を定期的に可視化し、広く共有していく。
調査の実施、ホワイトペーパー・調査報告書の公表
“Thought”が取り組む課題に関し調査を実施し（現状把握やターゲットオーディエンスの意識調査）、結果をホワイトペーパー
調査報告書のかたちで公表する。調査を通じて課題を客観的に可視化し、ターゲットオーディエンスの関心を喚起する。
有力媒体での寄稿・講演
ターゲットオーディエンスを対象とした良質なコンファレンスやサミット、ターゲットオーディエンスの信頼が高い一流媒体を選別し
寄稿や講演を行う。ターゲットオーディエンスに“Thought”を広めるだけではなく、当該媒体を使うことによる権威付けも図る。
書籍の出版
活動の成果を有識者との共著で出版し、“Thought”を広く普及させるツールとして活用する。
1.
2.
3.
4.
5.
Fleishman-Hillard CCWのサービス：
Thought Leadership Program

22. 21
×
売上・シェア目標に応じて、事前シミュレーションによる
最適なThought Leadership Programの設計を行います。
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科
Fleishman-Hillard CCWのサービス：
SRM-BIシミュレーション

23. 22
ビジネス・アーキテクチュア
• 目に見える
• 短期的に改定が可能
• 経営者が決定する
ソーシャル・アーキテクチュア
• 目に見えない
• 中長期的に培われる
• 個々の社員が育てる
Staff
人材構成・要件
Skill
能力・技術
Strategy
戦略
Structure
組織構造
System
システム・制度
組織を形づくる要素 （７Ｓ）
Style
やり方・社風
Shared Value
価値観・理念
Change Management Communication
Thought Leadership Programの展開とあわせ、レピュテーション
最適化組織の実現に向けた社員・組織のスキル・スタイル醸成を図ります。
Fleishman-Hillard CCWのサービス：
Change Management Communication

24. 23
×
株式会社パイプドビッツ： http://www.pi-pe.co.jp
Change Management Communicationの展開とあわせ、社内外との
「つながり」を柔軟かつセキュアに実現するクラウド・ソリューションを提供します。
Fleishman-Hillard CCWのサービス：
SRM プラットフォーム

25. ご静聴ありがとうございました。
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