2013 ar
- 2. 気
候
変
動
・
エ
ネ
ル
ギ
ー
森
林
保
全
と
生
物
多
様
性
廃
棄
物
・
3
R
開
発
金
融
と
環
境
砂
漠
緑
化
企
業
か
ら
の
支
援
・
参
加
し
よ
う
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
FoE Japan 制作のドキュメンタリー「空に溶ける大地」が「地方の時代」映像
祭2013で奨励賞を受賞しました。この作品はカーボンオフセットの問題点を伝え
る「忍び寄る原発」、「空気を売る村」と3部作になっています。ベトナムへの原発
輸出をテーマにした「忍び寄る原発」はベトナム語に翻訳され、在日ベトナム人な
ど多くの方へ問題を伝えることができました。
FoE Japanは、地球上のすべての生命(いのち)がバランスを取りながら心豊かに生きることができる
「持続可能な社会」をめざし、1980年より日本で活動を続けています。
開発事業にさらされる途上国の住民の声、放射線被ばくを避けて暮らしたい人々の声、
温暖化や原発政策、森林破壊をストップしたいと願う市民の声、
変えたいと思って声をあげても、すぐに変えられるわけではありません。
でも、だからと言って、黙ってしまっては何も変わりません。伝え続けることが必要です。
子どもや孫たちが安心して暮らせる地球を残したい、という私たち市民の声を、
一つの大きな声にして一緒に伝え続けていきましょう。
2014
2013
気候変動・エネルギー
FoE International 2013「空に溶ける大地」が
「地方の時代」映像祭
で奨励賞受賞
「原発事故子ども・被災者支援法」
被災者の声を大きな運動へ
10月
「被災者の声を無視するな!」「1ミリシーベルト基準を守
れ!」。多くの人たちが抗議する中、基本方針が閣議決定さ
れました。被災者の希望がつまった支援法は、政治的な理由
で長いこと塩漬けにされたあげく、実質的には骨ぬきにされ
ました。しかし、被災者の声を可視化し、大きな運動に結び
付けた私たちの活動によって、勝ち取ったこともありました。
(詳細は3ページ)
2012年度発行の「より少ない資源でより豊
かなくらしを」をベースに、研究機関と共同で、
経済発展著しいアジア諸国で活用いただくた
めのリデュース、リ
ユースの事例・提言
集を発行し、国際会
議等で配布を開始
しています。
アジアに向け発生抑
制の事例・提言集発行
3月
11月
廃棄物・3R
気候変動・エネルギー
ワルシャワCOP19で
国際NGOが一斉引き上げ!
市民の力が集まれば、社会は変えられる
2013年11月にワルシャワで開催された国連気候会合(COP19)において、
主催国ポーランド政府は、過去にないほど著しい企業寄りの姿勢を見せ、先
進諸国は温室効果ガス削減目標を大幅に後退させました。これに対して、あ
らためて世界の政府や市民に気候変動の危機を訴え、2015年合意に向け各
国政府に強い政治的意思と行動を求めるため、FoEインターナショナルをは
じめ主要な国際環境NGOや市民団体は会場からの一斉引き上げ(ウォークア
ウト)を挙行しました。
FoE Japan 2013 Highlight
インドネシア・ジャワ島の森林保全プロジェク
トでは、慢性的な水不足と貧困による身勝手な
森林伐採を防いで、かつてジャワトラが生息し
た豊かな生態系を取り戻すため、2011年にFoE
Japanのアドバイスのもと、住民自身によりアク
ションプランが作成されました。これに沿って、
固有種の植林による公園づくり、マイクロクレジッ
トの拡充、バナナチップス等の農作物の加工など
が行われ、村の経済安定を足がかりとした生態系
保全活動が実を結び始めています。
失われた生態系を、
住民の力で取り戻す!
森林保全と生物多様性
今後ツアーの開催が期待される
固有種の公園
基本方針閣議決定の朝、官邸前に集まって抗議する
原発事故の被災者や支援者たち
2月
主要国の公的金融機関が、海外向け石炭火力発
電支援の廃止・規制強化に動き出した中、国際協
力銀行(JBIC)は世界最大の支援を継続中です。
世界各地の環境や人びとのくらしに大きな影響を
及ぼす石炭火力発電にJBICが支援しないよう求
める活動を他団体と連携して開始。今後、現地住
民・NGOとも連携し、「No!」実現を目指します。
開発金融と環境
フィリピンでJBICが支援する石炭発電所に抗議する地元住民
「JBICの石炭発電融資にNO!」
プロジェクトを開始
21 F o E J a p a n 2 0 1 3 2 0 1 4
- 4. 開
発
金
融
と
環
境
体と協力し、開始しました。
FoE Japan は大規模開発の代替案として、2008 年から
インドネシアでコミュニティ主体の持続可能な保全活動
を支援しています。最初のプロジェクトサイトであるス
マラン市では、住民主体の保全活動およびコミュニティ
と関係機関とのパートナーシップが確立してきており、
2013 年度はさらなる住民参加を広めるため、環境教育
活動や女性グループのエンパワーメントを実施しました。
また、プカロンガン市では、植林キャンペーン等を通じ
てコミュニティ植林を拡大すると同時に、行政機関や大
学との連携を促進しました。
COP19 で、気候変動・温暖化影響による途上国の損
失と被害に関する国際機関が設置されました。2014 年
度は、この枠組みの実効的実施に向け、途上国の状況調
査を実施します。また、気候変動影響のバロメーターと
して貴重な南極海の海洋保護区設置を求める提言活動に
参加し、セミナーやアクションを実施します。
フィリピン等の大規模開発に関する調査・提言、およ
び、JBIC の石炭発電融資の停止を求めるプロジェクト
を行います。JBIC環境ガイドライン改訂のコンサルテー
ション会合にも参加します。また、インドネシアのマン
グローブ保全活動では、これまでの経験・手法をブック
レットにまとめて国内外で普及活動を展開していきます。
2014年度の活動
2014年度の活動
開発金融と環境
Public finance and environment
日本は京都議定書から事実上撤退し、独自の取り組み
として二国間クレジット制度(JCM)の本格運用を始
めました。これは日本国内の排出削減努力を一層低下さ
せるだけでなく、途上国において排出量を増加させるこ
とにつながる制度です。さらに 11 月の気候変動枠組条
約締約国会合(COP19)では2020年までに2005年比で
3.8% 削減(1990 年比 3.1% 増)と、とても低い目標を発
表し、日本の気候変動対策は大幅に後退してしまいました。
そうした後ろ向きの姿勢に対してFoE Japanは国内外
のNGOと連携し、国際交渉の場において、各国の動き
の比較分析に基づく日本の評価をメディアへ発信し、抗
議アクションにより市民の関心を高める活動を行いました。
また、インドネシアの REDD プラス事業(森林保全
によって森林減少に由来する温室効果ガス排出量を削減
2013 年度は、フィリピンで日系企業が行なうバイオ
エタノール事業やニッケル開発・製錬事業に関する提言
活動を継続するとともに、インドネシアで日本の官民が
連携して進める東南アジア最大級の石炭火力発電所の建
設事業に関し、調査・提言活動を始めました。後者は、
国際要請書の提出や各会合を通じ、農民・漁民への不十
分な補償対策、また、根強い反対運動を続ける住民らへ
の人権侵害等に関して、財務省、国際協力銀行(JBIC)、
企業に実態を伝え、住民の意思を尊重した対応を求めま
した。この他、世界最大の公的資金を途上国の石炭火力
発電事業に投じ続け、国際的に問題視されているJBIC
に対し、石炭発電への融資停止を求めるプロジェクト「No
Coal! Go Green! - JBICの石炭発電融資にNO!」を他団
科学の警告を真摯に受け
地球のための気候変動対策を
開発に伴う貧困化・
環境被害をなくすために
国際社会から批判される
日本の気候変動対策の是正を求めて
日本が関わる海外での開発事業に
関する調査・提言活動 コミュニティ主体のマングローブ保
全活動、住民参加・官学との連携進む
(左)IPCC総会(横浜)
で第5次評価報告書の
警告を認識しつつも石
炭利用推進という先祖
返りを標榜する世界の
政策決定者に向けてア
ピ ー ル。(右)REDD
プラス事業地周辺で行
われている違法伐採の
様子。いかだに組まれ
て下流へ運ばれる木材
(インドネシア・中央
カリマンタン)。
(左)日系バイオエタ
ノール工場の公害は周
辺住民の悩みの種。屋
内の棚の上にも黒い
煤 が 付 着。(フィリピ
ン・イサベラ州)(右)
「TOLAK PLTU !(石
炭火力発電所を拒否す
る!)」日本の官民が
推進するバタン石炭火
力発電所の建設予定地。
(インドネシア・中部
ジャワ州)
現地住民の声 現地 NGO
の声
伐採は昔から続けていること。伐採許可についてはわかりません。
今は漁業の季節ではないので、木材伐採でしか収入を得られない
のです。そもそも村人の生活の糧はこの森にあって、森を必要と
する住民に、同時にそこを保護しろというのは難しい話です。
ドキュメンタリー作成や日本メディアの取材、日本へのロビーツアー
など、FoE Japanは土地や食糧の権利等を守ろうとするコミュニテ
ィと根気強く一緒に活動を続けています。イサベラ州の農民は、日本
の皆さんに苦しい状況を理解してもらいたいと願っています。
気候変動対策事業とその周辺で続く違法伐採 コミュニティと共に根気強く活動するFoE
Voice Of The Local People Voice Of The Local People
2013年度の活動
2013年度の活動
する取組み)の現地調査を行い、その深刻な問題状況に
ついてドキュメンタリー「空気を売る村」にまとめ、国
内各地で上映会を開催しました。上映会を通じて、先進
国による途上国での気候変動対策の実態とその低い削減
効果を明らかにし、日本国内での排出削減の強化を訴え
ました。
市民レベルでできる気候変動対策として、家庭や事業
所での省エネについて、地域の企業やFoE Japan事務所
での実践事例を交えたセミナーや、太陽光パネルの組み
立てワークショップを各地で開催しました。地域での省
エネ推進の拠点として市民、事業者、生涯学習施設など
が参加する「としまでエネルギーを考える会」を立ち上
げ、取り組みの輪を広げています。
気
候
変
動
・
エ
ネ
ル
ギ
ー
気候変動・エネルギー
Climate change and energy
国内政策はさらに後退、途上国支援では
現地に環境社会影響をもたらす日本の気
候変動政策。抜本的な見直しを提言。
海外で日本が進める大規模開発をチェッ
クし、住民のニーズ・決定の尊重と負の
影響の回避・最小化を提言しています。
プロジェクトの背景 プロジェクトの背景? ?
足元の省エネ、エネルギーシフトの促進
違法伐採を続ける村人(インドネシア先住民族) バイオエタノール事業の問題に取り組む農民支援団体セントラ・ダガミのみなさん
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- 6. 廃
棄
物
・
3
R
砂
漠
緑
化
活動地では、それぞれの村で柵の管理や植えた木の手
入れを継続しました。独自に農民による植樹もありました。
家庭農牧場支援では新たに 12 組(15 戸)が緑化を開
始しました。家庭農牧場とは、砂漠を緑化し、農牧地に
活用する家庭規模の緑化活動です。毎年募金を募り、こ
れまでに156戸を支援することができ、それぞれの場所
で緑を取り戻しています。
5月には、砂漠化の現状を知り緑化に力を合わせる砂
漠緑化ツアーを実施しました。村での植樹作業をはじめ、
村の生活に触れ、活動地を見ることにより砂漠化への関
心と理解を深めました。国連で「砂漠と砂漠化防止の日」
と定めた日(6月17日)などに合わせて活動報告会も行
いました。
推進基本計画では、2R(リデュース、リユース)の強
化の方針が打ち出され、11 月から環境省で始まった総
合的な2Rシステム構築のための検討会に委員として参
加しました。また、研究機関と共同で、「より少ない資
源でより豊かなくらしを」をベースに、経済成長著しい
アジアの国々で活用してもらうための発生抑制の事例お
よび提案集を発行しました。
ペットボトルなどの容器入り飲料に頼らないくらしを
呼びかける「水Do!キャンペーン」では、東京都港区、
神奈川県逗子市、奈良県生駒市などで、地域の資源であ
る水道水を見直し、地球に貢献するくらしを提案するセ
ミナー・ワークショップを開催しました。また、3R政
索セミナーの開催や「脱使い捨てNEWS」の発行を通して、
2R実現に向けた最新情報を積極的に発信しました。
活動地の内モンゴルは、数十年前まで豊かな森と草原
でしたが、過放牧や乱開墾など行き過ぎた土地利用によ
り緑が失われました。もともと緑があったことから、緑
化活動によって緑を再生することが十分可能な地域です。
ダチンノール村で開始した緑化活動は、周辺の村や学校
など14カ所に広がっています。
2013 年度、現地では大きな変化が見られました。こ
れまで、松は成長が遅いため、植樹種として普及せず、
住民の間では成長の速いポプラが歓迎されていました。
しかし、吸水が少なく枯れにくいという松の優れた特性
が見直され、松苗生産農家が急速に増え、ポプラ苗生産
が激減したのです。私たちが活動を始めた 14 年前の現
地側意識とは大きく変わりました。
現地の政策や意識の変化に合わせ、今後は観察や住民
との対話により、現地住民主体の緑化活動を見守って行
くこととします。
2014 年度は容器包装リサイクル法をはじめとする3
R関連法の改正内容が確定する見込みであり、ここにこ
れまでの提言内容を反映させるべく働きかけを続けます。
また、「水Do!キャンペーン」は他団体とのネットワー
ク体制に移行し、各地の取り組みを有機的につなげなが
らより活発に展開していきます。
2014年度の活動
2014年度の活動
廃 棄 物・3 R
Wastes and 3r Society
発生抑制(リデュース)は、3Rの中で最も優先され
るべきとされているにも関わらず、これまではリサイク
ルのみが進められ、「大量生産、大量消費」型の社会か
らの脱却は進んでいません。FoE Japan は、2012 年度、
国内外の様々な発生抑制の施策・取り組み事例の調査報
告と、これに基づく提言書「より少ない資源でより豊か
なくらしを」を発表しました。
2013 年度は、この提言内容の実現に向けて活動を展
開しました。特に、9月から始まった容器包装リサイク
ル法の見直しの政府審議会に対して、同法における具体
的な発生抑制の施策や事業者と消費者の連携促進につな
がる費用負担のあり方等を提案し、審議会において発表
しました。5月に閣議決定された第三次循環型社会形成
砂漠に緑を取り戻そう─
緑化に取り組む住民を応援
より少ない資源でより豊か
なくらしを実現するために
松の植樹が歓迎される時代に。
家庭農牧場募金で15戸が緑化開始
発生抑制のしくみづくりに向けた
提言内容の実現に向けて
(左)砂が飛ぶ冷たい
強風の中現地を体感す
る 28 次緑化隊。(右)
年間降雨量平均 400
mm。日本の1/4程度。
畑としての利用が厳し
い中、種まきに精を出
す農民。部落は砂丘の
間に点々と広がってい
る。
(左)奈良県生駒駅前
に 2014 年春オープン
した広場の一角には、
地元の水道水をおいし
く飲んでもらう水飲み
場とマイボトル給水ス
ポットが設置された。
(右)2月、韓 国 の3
R政策を紹介するセミ
ナー開催。平行して進
む日本の3R関連法改
正への反映を期待。
参加者の声 協力者の声
日本で、世界で、発生抑制を具体的な政策や行動にするための
議論が広がっています。FoE Japanは、発生抑制の実践に加え、
その知見を集約し共有する上で日本の先頭に立っていると考えま
す。今後も、発生抑制に関する「シンク&Doタンク」としての
活躍を大いに期待します。
Voice Of The Participants Voice Of The Partners
2013年度の活動
2013年度の活動
砂 漠 緑 化
Greening the desert
世界の陸地の1/4が砂漠化し、1/6の人々
に影響しています。日本に最も近い砂漠
で住民と協力して緑化を実践中。
大量消費社会から脱却し、地球から取り
出す資源と環境負荷を最小化する社会を
めざして調査、提言、啓発活動を展開。
プロジェクトの背景 プロジェクトの背景? ?
2Rの推進キャンペーンを地域で展開
支援からの自立に向けて
発生抑制に関する「シンク& Do タンク」
堀田康彦さん(地球環境戦略研究機関(IGES))
時間はかかりますが、根気よく続けていけば、砂漠化した所も緑
に変わるんだと実感しました。私自身まだ何もできることがあり
ませんが、少しでも何かできる、参加するという考えを持つよう
にしていきたくなりました。
砂漠化した所も緑に変わると実感
砂漠緑化活動報告会の参加者
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- 7. 企
業
か
ら
の
支
援
・
参
加
し
よ
う
株式会社プレジャーワークス
自宅にある読み終わった本、十分楽しんだCD・DVD・ゲー
ムなどを送ると、買取金額がNPO法人などへの寄付になる
「Book募金」。あなたの本が、また誰かの役に立つと同時に、
FoE Japanへの寄付にもなる取り組みです。
あなたの本が寄付になる「Book 募金」
FoE Japanは、多くのステークホルダー(市民・企業・行政機関など)からの認知・ご支援によって支えられています。
特に、企業との協働・連携は、社会的に大きな影響力を発揮しています。
持続可能な社会を実現するため、パートナーとして活動にご参加下さい。
FoE Japan の活動は、たくさんの方たちの参加と学びの機会を設
けています。提言活動やキャンペーンに多くの市民が参加することは、
社会を変えるより大きな力になります。自然の中で汗を流す活動から、
オンラインでの参加まで、参加の仕方は人それぞれ。自分に合った参
加のカタチを見つけてください。
提言活動に参加しよう!
実践しよう! 自然に親しもう!
企業からの支援
参加しよう!
メディア掲載
■ セミナー・シンポジウム
■ ボランティア・インターン
■ キャンペーンへの賛同、アクションへの参加
講師派遣実績
Corporate Supporters
Join Us!
Thanks!
Media Lecture
ご支援いただいた企業
【法人サポーター】トーヨーマテラン/日本リユー
ス機構/ハートフルホーム/ホテル龍名館
【寄付】イスタナテラス/いちよし証券/エヌ・テ
ィー・エス/オーエム通商/関西商事/クリケット
/グリムス/ゴールドウィン/サンコー/すわ製作
所/チューリッヒ保険会社/ディノス・セシール/
西日本旅客鉄道/パルシステム生活協同組合連合
会/フェアテクト/プロモコム/ポケットカード/
VOYAGE GROUP/ マークス / ヤフー/ 来花 / ロ
ーラ アシュレイ ジャパン(敬称略 ※年度計で5万
円以上のご支援をいただいた企業)
新聞、雑誌等で私たちの活動を取り上げていただきました。
【主な記事】◆日経エコロジー『「EU木材法」が施行 世界
で合法材の争奪戦』(2013.5 月号)◆東京新聞『子ども・
被災者支援法 期待したが… 何も進まぬ1年/政府に怒り
方針出して』(2013.6.22)◆毎日新聞『「当事者の声聞け」
被災者支援法大枠維持 官邸前でNGO抗議』(2013.10.12)
◆月刊クーヨン『原発輸出に税金25億円。復興税も使われ
ています。』(2013.12 月号)■その他に取り上げていただ
いた媒体◆朝日新聞◆女のしんぶん◆社会新報◆週刊金曜日
◆週刊女性◆週刊スパ◆しんぶん赤旗◆聖教新聞◆TBSテ
レビ「風の言葉」◆天王寺動物園「なきごえ」◆西日本新聞
◆日経エコロジー、他(計31件)
各分野で活動するスタッフが、学校や自治体、企業などから
招かれて講義・講演活動を行っています。
【主な講演先】◆企業と生物多様性イニシアティブ主催セミ
ナー「サラワクの違法伐採について」◆森林総合研究所
REDDセミナー「違法伐採対策について」◆社会民主党国際
会議 「福島原発事故と日本のエネルギー政策」◆ずし環境フ
ェスタ 講演「どうしたら減らせるペットボトル」◆青年海
外協力隊 講義「途上国の気候変動影響」◆廃棄物3R研究
財団「容器包装の3Rに関する意見交換会」で講演◆明治学
院大学 講義「原発災害とわたしたち」◆明治大学 講義「福
島の現状とエネルギー政策」◆立教大学 講義「福島原発事
故と日本のエネルギー政策」、他(計30件)
ローラ アシュレイ
ジャパン株式会社
チューリッヒ保険会社
楽天インシュアランス
オリジナルデザインのテキスタイルを使ったレディスウェア、
ホームファニシングを販売するローラアシュレイでは、商品
のお買い上げ時に包装袋をご辞退いただいたお客様に、「葉
っぱ」を差し上げ、店頭の募金箱へ入れていただく、「葉っ
ぱ募金」というアクションを行っています。この葉っぱ一枚
を5円として、ご寄付をいただいています。
エコカーをご利用のお客様が「楽天の保険」のサイトから、
「エコカー割引」が適用されるチューリッヒの自動車保険を
ご契約された場合などに楽天の保険とチューリッヒが寄付を
行う、W-ECO(ダブルエコ)プロジェクト。ご契約 1 件に
つき2,000円を、FoE Japanが推進する「森のプレゼント」
活動にご寄付いただいています。
政策提言と一口に言っても、政府を相手にした交渉をしているだけではありません。問題を調査し、市民の声や環境問題の影響を受ける人々
の声を聞き取り、提言にして、市民の賛同を集め、政府へ粘り強く伝え、実現する、そのすべての段階に参加することができます。
簡易包装の促進にもつながる
見た目もおしゃれな「葉っぱ募金」
「エコカー割引」適用の自動車保険加入で、
日本の森林保全にも貢献
私たちが集めた声、調査した問題をより多くの方に知ってもらい、賛同いただくため、年間を通じて
50以上のセミナーやシンポジウムを実施しています。参加の第一歩は、問題の存在を知ることから。
まずは気になるテーマのセミナーに参加してみましょう。
表には見えないスタッフの日々の活動を間近に見て、一緒に活動をすることができます。事務所での発
送作業から、パソコン作業、調査、ビラ配り、イベント手伝いなど、地道な作業が活動の土台を支えて
います。
セミナーへ参加できなくても、事務所に来なくても、参加はできます。2011年春、福島の子どもたち
を守るために呼びかけた「20ミリシーベルト基準撤回を求める署名」等は最終的に全国、世界各地か
ら約15万筆となり、基準撤回への後押しにもなりました。キャンペーンへ賛同する、署名アクション
に参加する、FoE Japanのツイートを拡散して広報に協力する。これも私たちにとって、とってもう
れしい「参加」のカタチなのです。
■ ぐるぐるスマイル農園
埼玉県小川町とときがわ町を拠点にした活動。「森
づくりと野菜づくりでみんな笑顔に」をモットー
に、山と田畑とくらしとの自然の循環の中で、お
米や野菜作りに取り組んでいます。
■ 宇津木の森 里山再生プロジェクト ■ 日曜ハイキング
東京都八王子市の里山を拠点にした活動。木や竹
を伐採して利用したり、タケノコや梅、栗など季
節の恵みをいただいたり、楽しみながら、今の生
活に合った里山の活用方法を模索しています。
週末に関東近郊の山々を歩くハイキング。毎回
10~20名の方が参加し、春は桜やツツジ、夏は
ビアガーデン、秋の紅葉狩りなど、四季折々の自
然に親しみながら、参加者同士の交流も楽しめます。
ダンボールに詰めて送ります
子どもたちに木のベンチを寄贈する「森のプレゼント」
寄付先団体に
FoE Japanを
選択して、買取の
申し込みをする
査定後、買取金額をお知らせ。
この金額がFoE Japanへの
支援になります。
1211 F o E J a p a n 2 0 1 3 2 0 1 4
- 8. 900
800
700
600
500
400
00
200
100
0
(万円)
3200
3000
2800
2600
2400
2200
年
(人)
寄付者(個人)
会費・寄付金額
寄付者(法人)
会員
2013
団体名 エフ・オー・イー・ジャパン(通称:FoE Japan)
代表理事 ヘルテン・ランダル・アラン
事務局長 三柴 淳一
設立 1980年1月
所在地 〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-22-203
法人格
2001年11月 東京都より、NPO法人の認証を受ける
2010年7月 国税庁より、認定NPO法人として認定される
加盟組織 Friends of the Earth International (本部:オランダ)
組織構成 理事・監事12名/常勤職員4名/嘱託職員1名/アルバイト4名/委託研究員3名
2013年度決算報告書(平成25年度)
資産の部
経常収益
貸借対照表
(2014年3月31日現在)
(2014年4月現在)
収入
組織概要
会員数、寄付者数の推移
支出
監査結果
活動計算書
(2013年4月1日~2014年3月31日)
負債の部
正味財産の部
経常費用
資産合計 39,768,266
経常収益計 71,838,238
(事業年度:2013年4月1日~2014年3月31日)(単位:円)
流動資産
現 金 781,010
外貨現金(ドル) 586,585
定期預金 9,669,415
普通預金 25,121,839
未収入金 2,947,698
固定資産
機械装置 661,719
会員会費 2,690,337
寄付金 21,535,429
財団助成金 23,935,165
事業収益
自主事業収益 9,021,276
受託事業収益 12,179,839
受取利息 4,215
為替差損益 2,471,977
雑収入 0
流動負債
預り金 347,152
従業員預り金 212,005
前受金 3,574,200
未払費用 833,478
仮受金 0
固定負債 0
事業費
開発金融と環境 5,780,176
気候変動 9,401,734
原発・エネルギー 15,641,360
森林保全 25,161,358
砂漠緑化 1,628,557
廃棄物・サステナ 4,043,954
事業費計 61,657,139
管理費 10,207,075
負債及び正味財産合計 39,768,266
次期繰越正味財産 34,801,431
経常費用計 71,864,214
負債合計 4,966,835
正味財産合計 34,801,431
前期繰越正味財産 34,827,407
当期正味財産増減額 -25,976
当期正味財産増減額 -25,976
前期繰越正味財産 34,827,407
上記 FoE Japanの2013年4月1日から2014年3月31日までの事業年度の財務諸表、即ち、貸借対照表、活動計算書は、
当該年度の経営成績を適性に表示しているものと認める。
自主事業
13%
受託事業
17%
会員会費
4%
その他
3%
寄付金
30%
財団助成金
33%
開発金融と環境
8%
気候変動
13%
廃棄物・
サステナ
6%
砂漠緑化
2% 原発・エネルギー
22%
管理費
14%
森林保全
35%
2013年度は、予算を上回る寄付金収入や事業収入があり、
予算計画の際に予測していた大幅な赤字は免れることができ
ました。しかしながら、収入規模はこの数年で縮小していま
す。引き続き、財源確保の努力を続けてまいります。
会員数と寄付者数の推移(左図)を見ると、会員数は減少
する一方で、個人の寄付者数が増えていることがわかりま
す。また、延べ14,000人もの方が、Twitter、Facebook、メー
ルマガジンなどソーシャルメディアを通じてFoE Japanの情
報を受け取り、活動を見守って下さっています。支援の仕方
は違いますが、FoE Japanを応援して下さる方は確実に増え
ています。今後も活動の優先順位を見極めながら、このたく
さんの方たち期待に応え、引き続きご支援をいただけるよう、
努力してまいります。
平成26年 月 日
監査人
1413 F o E J a p a n 2 0 1 3 2 0 1 4
- 9. 個人会員:5,000円/年~
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金額の上限・下限はありません。
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