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勉強会オリエンテーション


      ~目的と進め方~
目次
   はじめに
   勉強会の目的
   達成のために
   勉強会の進め方
はじめに
   開発工程の中でも“製造”に焦点をあてた勉強会
       短期的な展望としては戦力になる
       中長期的には上流工程を担当する際の確かな下地となる
   実案件での課題・疑問・反省をフォロー
       同じ問題で困らないように全員で共有する
   フランクに、楽しく・・・
       一方通行にならないように
勉強会の目的
   開発工程(設計~テスト、特に製造)におけるスキルの
    向上
       生産性の向上
       特別な実装内容を除き、開発メンバとして十分信頼のおけるレ
        ベル
   未経験の開発内容でもスムーズに実行できる技術素養の
    獲得
     基礎技術の応用
     適用可否の目安が立てられる
     リスク(プラス、マイナス)の見積りができる

   新技術への対応意欲の増進
     最新技術動向にアンテナを張る
     適用範囲、メリット・デメリットの説明ができる
     第一人者になる
達成のために~スキルの向上~
   効率よく開発を行うためには最適なアプローチを選ぶこ
    とが重要
       どんな開発内容でもおなじアプローチでは生産性は向上しない

       選択のためには選択肢を豊富に蓄えている必要がある
              “デザインパターンを知る”

       一般的な効率性は重要だが、個人的な相性(モチベーショ
        ン)も重要
                “人間性を考慮する”
達成のために~技術素養の獲得~
   取得した技術を展開していくためには、適用範囲を知る
    ことが重要
       どの分野で適用可能な技術であるかを細かく理解していなけれ
        ば不要な開発工数を費やす羽目になる

       適用範囲を定義するにはアプリケーションの構造をしっかりと
        理解することが必要
             “レイヤリングを理解する”

       適用範囲を理解すれば、熟知している必要があるかどうかを判
        断でき、不要であれば表面的な理解にとどめておく判断もでき
        る
                 “割り切る美学”
達成のために~新技術への意欲~
   新技術へ意欲的に取り組むためには、まず興味を持つことが重
    要
       特徴やデメリットだけではなく思想・哲学といった成り立ちから
        抑えることが重要
             “ソフトウェア哲学に触れる”

   特に最新の技術(まだ利用できる段階に至っていない、あるい
    は構想のみ)に目を向けるには、普段から業界動向を注視して
    おく必要がある
                 “アンテナを張る”

   新技術の習得はイコール第一人者になること。これをモチベー
    ションとしてとことんやる。
                 “オレに任せろ”
勉強会の進め方
   月1~2回程度の開催
       自己啓発を前提とするため、業務時間外(18:00~18:30等)に
        て実施
       時間内に終わらない場合は同週に複数回も検討する
       2013年3月をもって一区切りとする
   質問は随時受け付け
       BTS等で管理し、後のナレッジとする
   講義と実践を織り交ぜたカリキュラム
       短時間のため、各自持ち帰っての自習、課題取り組みを前提と
        する
       課題は製造の演習を主とする
           演習は既存のコードからの発展問題とする
           BTS等で管理し、後のナレッジとする
       実案件における課題や反省等も随時取り上げる

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勉強会オリエンテーション

  • 1. 勉強会オリエンテーション ~目的と進め方~
  • 2. 目次  はじめに  勉強会の目的  達成のために  勉強会の進め方
  • 3. はじめに  開発工程の中でも“製造”に焦点をあてた勉強会  短期的な展望としては戦力になる  中長期的には上流工程を担当する際の確かな下地となる  実案件での課題・疑問・反省をフォロー  同じ問題で困らないように全員で共有する  フランクに、楽しく・・・  一方通行にならないように
  • 4. 勉強会の目的  開発工程(設計~テスト、特に製造)におけるスキルの 向上  生産性の向上  特別な実装内容を除き、開発メンバとして十分信頼のおけるレ ベル  未経験の開発内容でもスムーズに実行できる技術素養の 獲得  基礎技術の応用  適用可否の目安が立てられる  リスク(プラス、マイナス)の見積りができる  新技術への対応意欲の増進  最新技術動向にアンテナを張る  適用範囲、メリット・デメリットの説明ができる  第一人者になる
  • 5. 達成のために~スキルの向上~  効率よく開発を行うためには最適なアプローチを選ぶこ とが重要  どんな開発内容でもおなじアプローチでは生産性は向上しない  選択のためには選択肢を豊富に蓄えている必要がある “デザインパターンを知る”  一般的な効率性は重要だが、個人的な相性(モチベーショ ン)も重要 “人間性を考慮する”
  • 6. 達成のために~技術素養の獲得~  取得した技術を展開していくためには、適用範囲を知る ことが重要  どの分野で適用可能な技術であるかを細かく理解していなけれ ば不要な開発工数を費やす羽目になる  適用範囲を定義するにはアプリケーションの構造をしっかりと 理解することが必要 “レイヤリングを理解する”  適用範囲を理解すれば、熟知している必要があるかどうかを判 断でき、不要であれば表面的な理解にとどめておく判断もでき る “割り切る美学”
  • 7. 達成のために~新技術への意欲~  新技術へ意欲的に取り組むためには、まず興味を持つことが重 要  特徴やデメリットだけではなく思想・哲学といった成り立ちから 抑えることが重要 “ソフトウェア哲学に触れる”  特に最新の技術(まだ利用できる段階に至っていない、あるい は構想のみ)に目を向けるには、普段から業界動向を注視して おく必要がある “アンテナを張る”  新技術の習得はイコール第一人者になること。これをモチベー ションとしてとことんやる。 “オレに任せろ”
  • 8. 勉強会の進め方  月1~2回程度の開催  自己啓発を前提とするため、業務時間外(18:00~18:30等)に て実施  時間内に終わらない場合は同週に複数回も検討する  2013年3月をもって一区切りとする  質問は随時受け付け  BTS等で管理し、後のナレッジとする  講義と実践を織り交ぜたカリキュラム  短時間のため、各自持ち帰っての自習、課題取り組みを前提と する  課題は製造の演習を主とする  演習は既存のコードからの発展問題とする  BTS等で管理し、後のナレッジとする  実案件における課題や反省等も随時取り上げる