Contenu connexe
Similaire à freee会計 x POSレジサービス連携ガイドライン (14)
freee会計 x POSレジサービス連携ガイドライン
- 6. 6
未決済取引として登録するには
項目 入力内容 詳細
収支区分 収入・支出
仕訳の貸借の向きを決めます。
収入であれば口座が借方、支出であれば口座が貸方側となります。
決済状況 未決済・完了
発生日に実際に現金が動いているかを”決済”状況と呼びます。
未決済の場合(発生日には、入金・出金が無い)は、債権・債務を管理します。
口座 金融機関名など [決済済みの場合のみ] 仕訳の相手勘定となります。(どの口座から入出金があるか)
決済期日 2018-04-20 [未決済の場合のみ] 債権・債務へ期日(お金が動く予定日)の情報を付与します。
掛取引の場合、決済状況「未決済」の状態で取引登録しておきます。
- 10. 10
どんなデータを連携するか
項目 内容 freee取引
反映先
推奨デフォルト値 考慮ポイント
取引種別 売上・返品・値引き・ポイント利用
・決済手数料など
収支・
勘定科目
取引種別に応じた収支と
勘定科目
参考情報
売上以外のデータについても、レジ側で把握できて
いる範囲で連携することが望ましいと考えられます。
(例:レジ日次チェック時の差額分について現金過不
足として反映、値引き分を売上値引として反映)
対象店舗 どの店舗の売上か 部門 POSレジ側で有する店舗
名
複数店舗の売上データを管理している場合、店舗別
の損益を管理しやすくするため連携推奨
売上種別 ドリンク・軽食・物販といった売上
のジャンル
品目 POSレジ側で有する売上
種別
売上ジャンル別の損益を管理したい場合要考慮
消費税の扱い・
税率
課税売上か非課税売上か等 税区分・税率 取引内容に応じた
税区分
税区分は「課税売上10%」など、税率に応じ適切なも
のを用いる
支払手段 現金、クレジットカード、電子マ
ネー、商品券など
取引先 / メモタ
グなど
支払手段 複数の入金経路がある場合(特に現金以外)、入金
消込時の検索性向上のため連携推奨
連携サービス データ連携元のサービス名称 メモタグ POSレジサービス名称 入金消込時の検索性向上、自動登録ルールが設定
しやすいよう連携推奨
特に下記6項目で、連携可能な項目はすべて連携することが望ましいと考えられます。
- 11. 11
POSレジの取引区分
(*実際の呼称は各サー
ビスに依る)
freeeの勘定科目 収入/支出 税区分 備考
売上 売上高 収入 課税売上/非課税売上など 商品ごとの売上金額
値引き 売上高/売上値引高
など
収入 課税売上/課税売返など ヘルプページ解説のように、勘定科目・税区分が会
計処理によって変わる
返品 売上高/売上戻り高
など
収入 課税売上/課税売返など ヘルプページ解説のように、勘定科目・税区分が会
計処理によって変わる
ポイント利用 販売促進費 支出 課対仕入 会計処理は、ポイントの性質(ポイントサービス負担、
自社発行ポイント等)によっても変わるため、内容に
応じたものを用いる
決済手数料 支払手数料 収入 課税売上/非課税売上など 主に決済サービスへ支払う決済代行手数料
マイナス金額の収入(赤伝)として登録 参考情報
レジ点検・精算での現金
過多
雑収入 収入 対象外 原因不明の差異には対価性がないので、税区分は
「対象外」とする
レジ点検・精算での現金
不足
雑費/雑損失など 支出 対象外 原因不明の差異には対価性がないので、税区分は
「対象外」とする
(参考) 取引種別に応じた収支/勘定科目の一例
※既存のfreee会計×POSレジサービス連携での一例です。
開発する連携サービスや業務要件の整理、必要に応じて会計士、税理士等へのご確認をお願いします。
- 15. 15
どんな取引を作成するか - ②連携タイミング
前述の通り、連携の時間的な粒度としては基本的に「日次合計単位での連携」で問題ないと考えられます。そ
の際、連携のタイミングについても考慮の必要があります。
考慮ポイント 考慮すべき内容 推奨仕様
いつデータを送信するか レジ締め後バッチで送信 / レジサービス内のボ
タンをトリガーとする / 左記の双方を併用する
バッチ等で定期的に自動連携(実行時間を
ユーザーが任意に設定できると良い)
※P17のレジ締めと決済サービスの締め時間が
異なる場合は要設計考慮
過去のトランザクションを
どう扱うか
過去freeeへ連携済の日付以降すべてを対象と
する(当会計年度以降) / レジの前日データの
みを対象とし過去データは連携しない
連携で作成された既存取引以降の日付につ
いて(存在しない場合は当期期首以降)、日次
締め処理済みのものを連携
レジ側に修正があった場合
どう反映するか
freee側のデータを削除して再度連携実行する
ことで反映 / freee側で直接手修正
修正があった場合はユーザーが手動で当該日
付の取引を削除し、再度連携することで反映
※バッチでの自動連携である場合には、連携サービス側で現在freeeとの連携が有効であるかを
明示的にし、必要に応じて無効にできるということも必要となります。
- 16. 16
どんな取引を作成するか - ③消費税額の計算
日次集計単位での連携については、税額については税率ごとに正しく集計される必要があります。
POSレジサービス側で集計単位データが取得可能な場合、これをそのまま連携することが望ましいですが、
取得できない場合は一番細かい注文単位のローデータから集計を行い、端数処理についても留意し算出
することが必要となります。
参考:端数処理について
[推奨] 端数の税を別建てとせず、商品の税額どちらかに寄せて合計値が合うようにする
例) 商品A 1,000円
商品B 10,000円
小計値引 2,000円
-----------------------------
値引後合計 9,000円
商品Aと商品Bの値引後合計=9,000円について、消費税10%を乗じると900円になります。
一方で、商品A、商品Bは値引後それぞれの本体価格818円、8,182円になり、これに消費税10%を乗じると、81円、818円(合計899円)になります(消
費税切捨て)。
ユーザーは9,000円で決済している場合、消費税900円と899円の差額1円の調整が生じます。
この差額1円について、商品A,Bどちらかに寄せて税額合計900円とします。1円を消費税調整額として別建てでfreeeに取り込まれると、どの勘定科目
の設定にするかでややこしくなり、ミスが生じやすくなるためです。
元金額 按分率 端数処理 小数点以下調整 値引按分 値引後本体価格 消費税10%
商品A 1,000 0.090909091 181 1 182 818 81
商品B 10,000 0.909090909 1,818 1,818 8,182 818
合計 11,000 1 1,999 2,000 9,000 899
- 18. 18
参考ヘルプページ
参考ヘルプページ URL
freee会計を理解する freee会計活用ガイドブック https://docs.google.com/presentation/d/1Xs02EZv8m9DYaaR5A5z8YknNrF
MQBVQX5GDIvdREWpU/edit
freee API 会計API概要 https://developer.freee.co.jp/docs/accounting
会計APIの活用TIPS https://developer.freee.co.jp/tips
既存POSレジ連携 Airレジ ▼ 【ヘルプセンター】Airレジ - 売上データを取り込む
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202847600
POS+ ▼ 【ヘルプセンター】POS+(ポスタス) - 売上データを取り込む
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/203480274