2015年10月3日に開催された Kobe.R 第21回で発表したものです。実際の動き、表示はどうなのかは実演をしています。なので、このスライドには実際の画面はほとんど出てきません。

1. 速習
R Markdown
Kobe.
第21回
2015年10月3日
@hikaru1122

2. はじめに
• 五島 光（ごとう・ひかる）
• @hikaru1122
• R歴およそ1年。どちらかというと心理統計サイド。
• なので、IT系のお作法を知りません。
• 最近、ベイズ推定が気になります。
• 『子犬本』に興味がある方は
いっしょに読みませんか？

3. http://hikaru1122.hatenadiary.jp/

4. 今回のゴール
• R Markdown の存在を知る
• 簡単な R Markdown の利用ができる
• Rついて手軽に発表するためのプレゼンができる
• より詳しい情報は @kazutan 氏が詳しいです。
• @kazutan 氏の『ぞうさん通信』はとても役立ちます。

5. モチベーション
• 「あー、Rのコードとがグラフとかパワーポイントに貼り付
けるの面倒だなぁ」
• 「ちょっとグラフを変えたけど、また貼り付け直しか～。
めんどくさい」
• 「簡単にオフィス系のソフトに貼り付けられたらな～」
• 「コードやグラフだけで、さらっと簡単にRに関するプレゼ
ンができたらな～」

6. 安心してください！ ありますよ！

7. R Markdown とは
• 「Rから簡単に動的なドキュメント、プレゼン、レポートを
作成できるフォーマット」
出所：Datacamp” Reporting with R Markdown”より修正
knitr,pandoc
Rstudio にお任せ！

8. えっ、これパワポですよね！？
• 図を多用したり、位置の微調整はパワーポイントがよい
• 使い分けるべき
• なんでもR Markdown病、なんでもggplot病にならない
• コードや分析結果がメインコンテンツの場合に向く

9. RStudio を使います
• R Markdown を使うために便利。オールインワン

10. R Markdown の基本用語
• 大きく３つのセクションがある
③
文
章
な
ど
① YAML（やむる）ヘッダー部
② チャンク

11. YAML ヘッダー
• 「output:」 で出力フォーマットを変える
• word_document, pdf_document,
html_document,isoslides_presentation,
slidy_presentationなど
• 他にもいろいろ
オプションあり
出所：”R markdown Cheatsheet”より

12. チャンク（重要なのは３つ）
• コードと結果を表示
• コードだけを表示
• 結果だけを表示
```{r}
getwd()
```
```{r echo = FALSE}
getwd()
```
```{r eval = FALSE}
getwd()
```

13. RStudio 独自の .Rpres
• お手軽にスライドを作ることができる
• RStudio 上での日本語入力は不便
• わざわざ .Rpres じゃなくてもいいんじゃない？
• とはいえ…

14. 参考資料
• R Markdown — Dynamic Documents for R
http://rmarkdown.rstudio.com/
• R Markdown Cheetsheet
https://www.rstudio.com/.../rmarkdown-cheatsheet.pdf
• Authoring R Presentations
https://support.rstudio.com/hc/en-
us/articles/200486468?version=0.99.467&mode=desktop
• 第8回（最終回） RStudioでお手軽レポートづくり
http://gihyo.jp/admin/serial/01/r-markdown/0008