1. トーストマスターズ・
インターナショナル（TMI）の
教育システム
飯田橋TMC 児島 弘樹
2011/7/16（土） 第77回例会
1

2. TMIの活動を継続する人の特徴
明確な目標を持っている
主体的に、楽しく活動ができる
そのためには…
まずは、TMIの教育システムを理解すること
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3. TMIの教育システム全体像（CL p.77）
コミュニケーション過程
銅 銀 金
CC
C ACB
C ACS
C ACG
C 近江さん
（2回！）
田辺さん
十見さん
酒井さん
武田さん
新 児島 DTM
メンバー
酒井さん
本田さん 田辺さん
児島
銅 銀
CL
L ALB
L ALS
L
コミュニケーション
過程には
「金」がない！
リーダーシップ過程
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4. タイトルが通用するのは、TMIの中だけ？？
海外では、
タイトル（称号）が転職に活用できる…らしい
海外では、TMIの知名度が非常に高い
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5. 余談）Linkedin
• Linkedinとは…
転職（人材マッチング）に特化した
ソーシャルメディア
• Linkedinに参加しているTMIの会員は、自分の
キャリアにTMIのタイトルを載せている人多数！
• Linkedinの中に、TMI公式グループあり。
The Official Toastmasters International
Members Group
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6. CCマニュアルとは？
• スピーチの基本マニュアル
• Competent Communication
（コンピテント・
コミュニケーション） の略
• 商品番号＜JP225＞
（※TMIのWeb上のShopで、
検索する時に便利）
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7. CCプロジェクト一覧
# 1.アイスブレーカー
# 2.スピーチの構成
# 3.ポイントを押さえる
# 4.表現方法
# 5.ボディランゲージ
# 6.ボーカルバラエティ（声の変化）
# 7.トピックのリサーチ
# 8.ビジュアルエイド（視覚器材）
# 9.パワフルな説得
#10.聞き手を奮い立たせる
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8. CC攻略法！
① スピーチ頻度を参考に、
達成期間・期限を決める
スピーチ頻度 達成期間 達成期限
（今月から）
3ヵ月に1回 30ヵ月＝2年半 2014年1月 2ヵ月に1回より
2ヵ月に1回 20ヵ月＝1年8ヵ月 2013年3月 速いペースなら
1ヵ月に1回 10ヵ月 2012年5月 他クラブでの
発表が必要！
② 教育担当とこまめに連絡を取りながら、
準備スピーチの役割を先手で決める
③ スピーチを作って発表する、を繰り返す
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9. 参考）クラブ検索の仕方
• District76 | クラブ | クラブ一覧
http://www.district76.org/ja/clubs/
• District76 | クラブ | プロスペクティブクラブ
(チャーター前の設立中クラブ)
http://www.district76.org/ja/clubs/prospect/
⇒チャーター前クラブなら、
準備スピーチしやすい
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10. CLマニュアルとは？
• リーダーシップ・スキルを養
成するためのマニュアル
• Competent Leadership
（コンピテント・
リーダーシップ）の略
• 商品番号＜JP265＞
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11. リーダーになるために必要なスキルとは？
タイムマネジメント
フィードバック
動機づけ
聴き方
組織化
チームビルディング
クリティカルシンキング
プランニング
権限委譲
リーダーシップ
メンタリング
プログラム進行
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12. CLプロジェクト一覧
# 1.聴き方とリーダーシップ
# 2.クリティカルシンキング（批判的な考え方）
# 3.フィードバック（感想の表明）
# 4.タイムマネジメント（時間管理）
# 5.プランニング（計画立案）と実行
# 6.組織化と権限委譲
# 7.プログラム進行促進術の熟達
# 8.モチベーション（動機づけ）
# 9.メンタリング（助言）
#10.チームビルディング（チーム作り）
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13. CLマニュアルの特徴（※別紙参照）
 プロジェクト1つを達成するために、複数の役割が必要
 しかし、プロジェクトの全ての役割をする必要はない
cf)全45項目中21～22項目修了（例会は約28回/年）
すれば、CL達成！
 1回の例会につき、1つのプロジェクトのみ進められる
 プロジェクトの進め方は、順不同OK
 新メンバーでも、CLマニュアルの書面論評は可能
 例会の基本的な役割でない「それ以外の役割」あり
戦略を持って進めていかないと、
いつまで経ってもCLは達成できない！
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14. CL攻略法！
「基本的な役割」と「それ以外の役割」がある
ことを理解する
①基本的な役割（プロジェクト対応表太線より上）
②それ以外の役割（プロジェクト対応表太線より下）
プロジェクト6つ（#1～#5,#7）は、通常例会の
「基本的な役割」で達成可能
定期的に例会に参加する！
残りの4つのプロジェクト（#6,#8～#10）を
どう攻略するか
下記おすすめチョイスを参考にする！ 14

15. #6達成のおすすめチョイス
• 「クラブスピーチコンテストの手伝い」
ex)計時係・会場係・集計係・審査員・インタビュアー
⇒年に2回開催されるので、比較的簡単！
• 「クラブ特別イベントの組織化の手伝い」
（詳しくは、「#10達成のおすすめチョイス」参照）
⇒実行委員として参加すればいいので、
比較的簡単！
#6は、上記どちらか1つで達成！
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16. #8達成のおすすめチョイス
• 「クラブ会員募集（メンバーシップ）キャンペーンの委員長」
※メンバーシップ・キャンペーンとは？
年に3回あり、この期間中に5人入会すると、
クラブとして下記の賞を受賞できる
8～9月 Smedley Award（スメドリー・アワード）
2～3月 Talk Up Toastmasters
5～6月 Beat the Clock（ビート・ザ・クロック）
⇒受賞とは関係なく、この項目は達成
年に3人しか担当できないので、希望者はお早めに！
#8は、基本的な役割2つと上記1つで達成！
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17. #9達成のおすすめチョイス
• 「新メンバーのメンター」
⇒CC#6まで修了すると、順番に割り当てられる
⇒メンティー（メンタリングを受ける新入会員） が、
CC#3まで修了すると、この項目は達成！
• 「既存メンバーのメンター」
⇒特定のテーマに特化した、期間限定のメンター
#9は、上記どちらか1つで達成！
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18. #10達成のおすすめチョイス
• 「クラブスピーチコンテストの委員長」
⇒同じく年に2回だが、1コンテスト1委員長 なので、
年に2～4人ぐらいしか担当できない
（エリアorディヴィジョン・コンテスト主催含む）
• 「クラブ特別イベント実行委員長」（#6も参照）
⇒アウティングや特別例会の実行委員長
ex)温泉例会の実行委員長
#10は、基本的な役割1つと
上記どちらか1つで達成！ 18

19. CLマニュアルの進め方
 例会前
 例会で役割が当たったら、「CLプロジェクト対応表」を参照して、
対応するプロジェクトから1つ選ぶ
 選んだプロジェクトの説明を読んで理解する
 例会
 隣りの人に書面論評を頼み、
自分は逆の隣りの人の書面論評をする（お互いさま）
 例会後
 返却後、自分の「CLプロジェクト対応表」に実施した項目にマークを付け、
プロジェクトが1つ終わるごとに達成日を記入する
※「それ以外の役割」の実施
教育担当と相談しながら、主体的に取り組んで行く
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20. ※「CLプロジェクト対応表」の具体的な使い方
#1 #2 #3 #4
達成日 2011/ 7/ 16 / / / / / /
スピーカー 1/4
スピーチ論評者 3/4 2/3 3/3
計時係 必須
文法係 (3/4) (2/3) 3/3 (1/4)
えーとカウンター 3/4
テーブルトピックスピーカー 3/4
テーブルトピックマスター (1/4)
総合論評者 2/3 3/3
トーストマスター(総合司会) (1?4)
クラブスピーチコンテストの手伝い
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21. 上級マニュアルへの誘い
「CC&CL攻略法」を読んだあなたなら、
CC&CL達成は時間の問題です！
しかし、CC&CLを達成して
一息つくのはもったいなさ過ぎる！
TMIの本当の醍醐味は
ここから！
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22. CC&CLタイトル獲得後に関係する
上級マニュアル一覧（CL p.80～）
• Advanced Communication Series＜226＞
• Successful Club Series＜289＞ ※＜＞は
商品番号
• The Better Speaker Series＜269＞
• The Leadership Excellence Series＜310＞
• High Performance Leadership Program＜262＞
• Success/Communication and
Success/Leadership Program＜211＞
• Youth Leadership Program＜811＞
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23. 各タイトルと上級マニュアルの関係
Success/Communication and
The Better Speaker Series
Success/Leadership Program
Advanced Communication Series Youth Leadership Program
CC ACB ACS ACG
新 DTM
Successful Club Series
メンバー
CL ALB ALS
The Leadership High Performance
Excellence Series Leadership Program（必須！）
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24. CCとACB・ACS・ACG（CL p.78）
AC:Advanced Communication Series
ニューメンバーのコーチ
上級マニュアルのプログラム
スピーチ10本
CC AC AC AC
スピーチ スピーチ スピーチ スピーチ
10本 5本×2 5本×2 5本×2
CC ACB ACS ACG
4つのタイトルとも、内容の比重がほとんど同じ
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25. Advanced Communication（AC）
マニュアル一覧（CC p.76）
Advanced Communication Series＜226Z＞ • 各マニュアルには、
楽しませる 知らせるための 広報・宣伝 5つのプロジェクトあり
スピーカー スピーチ 活動
＜226A＞ ＜226B＞ ＜226C＞ • 5×15冊＝75回
ディスカッション 特別な 経営者による のスピーチができる
リーダー スピーチ スピーチ
＜226D＞ ＜226E＞ ＜226F＞
• 各マニュアルを２冊
プロフェッショナル テクニカル 説得力のある 修了するごとに
スピーカー プレゼンテーション スピーチ
＜226G＞ ＜226H＞ ＜226I＞
タイトル獲得！
テレビでの ストーリー 解釈を • ＜226A＞＜226B＞のみ
コミュニケーション テリング 含んだ朗読
＜226J＞ ＜226K＞ ＜226L＞ 日本語版マニュアル
＜JP226A＞＜JP226B＞
対人関係の 特別な機会の ユーモア
コミュニケーション スピーチ スピーチ
あり
＜226M＞ ＜226N＞ ＜226O＞ 25

26. ALB（CL p.79）
• CL取得済が条件
• Successful Club Series & の中から、2つの
The Leadership Excellence Series プログラムを実施
• クラブ役員（会長、教育担当、会員担当、広報担当、
書記係、会計係、会場係）を半年以上務める
• 上記クラブ役員在職中に、役員研修会に参加
CLと違い、CL達成後にクラブ役員をすれば、
ALBは簡単に取得できる！
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27. ALS（CL p.79）
• ALB取得済が条件
• High Performance Leadership Programを修了
• ディストリクト役員（ディストリクト・ガバナー、教育訓練担
当副ガバナー、マーケティング担当副ガバナー、広報宣
伝、書記、会計、ディヴィジョン・カバナー、エリア・ガバ
ナー）を1年以上務める
[※今年のディストリクト役員]
• クラブスポンサー、メンター、又はコーチとして成功裏に
務めたこと
High Performance Leadership Programを
早く修了することと、ディストリクト役員が鍵！ 27

28. 上級マニュアルの紹介1
• Successful Club Series ALB,ACS認証対象 ＜289＞（セット）
⇒クラブ運営のノウハウ集。
会員が相互に協力していいクラブを作り上げるという理念が
感じられるシリーズ。
例会での開催を前提にしたスクリプトとなっている。
① Moments of Truce （真実の瞬間） ＜290＞
② Finding New Members （新会員の見つけ方） ＜291＞
③ Evaluate to Motivate （動機付けするための論評） ＜292＞
④ Closing the Sale （新会員獲得の決め手） ＜293＞
⑤ Creating the Best Club Climate （クラブの雰囲気づくり） ＜294＞
⑥ Meeting Roles and Responsibilities （例会の役割と責務） ＜295＞
⑦ Mentoring （メンタリング） ＜296＞
⑧ Keeping the Commitment （トーストマスターズの約束） ＜297＞
⑨ Going Beyond Our Club （クラブの外にあるもの） ＜298＞
⑩ How be a Distinguished Club （卓越したクラブになるには） ＜299＞
⑪ The Toastmasters Educational Program（TMの教育プログラム） ＜300＞
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29. 上級マニュアルの紹介2
• The Better Speaker Series ACS認証対象
⇒スピーチスキルの修得に特化したシリーズ ＜269＞（セット）
① Beginning Your Speech ＜270＞
② Concluding Your Speech ＜271＞
③ Control Your Fear ＜272＞
④ Selecting Your Topic ＜274＞
⑤ Organizing Your Speech ＜276＞
⑥ Creating an Introduction ＜277＞
⑦ Preparation and Practice ＜278＞
⑧ Using Body Language ＜279＞
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30. 上級マニュアルの紹介3
• The Leadership Excellence Series ALB認証対象
⇒リーダーシップスキル開発のためのサブ教材 ＜310＞（セット）
① The Visionary Leader ＜311＞
② Developing a Mission ＜312＞
③ Values and Leadership ＜313＞
④ Goal Setting and Planning ＜314＞
⑤ Delegate the Empower ＜315＞
⑥ Building a Team ＜316＞
⑦ Giving Effective Feedback ＜317＞
⑧ The Leader as a Coach ＜318＞
⑨ Motivating People ＜319＞
⑩ Service and Leadership ＜320＞
⑪ Resolving Conflict ＜321＞
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31. 上級マニュアルの紹介4
• High Performance Leader ship Program ALS達成の
必須要件
⇒リーダーシップスキル開発のためのプログラム。 ＜262＞
数週間から数ヵ月かけて行うもので、リーダーシップ能力の解説、自己診断、
課題の選択と実践、フィードバックまで、数名の助言者との5回のミーティングを通
じて取り組むプログラム。
課題はトーストマスターズに限らない。
ex)新クラブ設立、PTA、Conference etc.
CL修了したら、このマニュアルに取り掛かる！
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32. 上級マニュアルの紹介5
• Success/Communication and ACG達成の
対象要件 ＜211＞
Success/Leadership Program
⇒特別な能力開発のためのプログラム
Speech Craft
The Art of Evaluation,
How to Conduct Productive Meetings
Parliamentary Produre in Action
etc…
• Youth Leader Ship Program ACG達成の
＜811＞
対象要件
⇒18歳以下の青少年向けのプログラム
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33. そして、DTMへ…
ACG
DTM
ALS 卓越したトーストマスター！
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34. DTM取得までの現実的な期間は？
• DTMのことなら、近江さんに聞こう！
– 入会～DTM1回目取得⇒6年（2002/7～2008/7）
– DTM1回目取得
～DTM2回目取得 ⇒2年半（2008/7～2011/1）
• DTM取得の最短記録は！？
– Earl D. Kerstinさん⇒23ヵ月！
⇒ Toastmasters International - How To: A Two-Year Path to DTM
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35. 目標設定！
• 目的
⇒抽象的でOK！
⇒TMIの活動を通じてどうなりたいか？
ex)落ち着いて話せるようになりたい、急なフリに対応できるようになりたい
論理的に話せるようになりたい、感情を込めて話せるようになりたい
プロの講師になりたい、社会にいい影響を与える人物になりたい
• 目標
⇒具体的・計測できるものにし、期限を決める
ex)今期、ディヴィジョン・コンテストに出場する
今期、ベストスピーカー賞を3回受賞する
今期、ベスト論評賞受賞率7割を達成する
⇒各タイトル取得はちょうどいいマイルストーンになる
→CC&CL・DTMの期限を決める（CC&CL取得者は、AC○＆AL○）
※ CLの現状把握（今期からオンラインで共有予定）
⇒後ほどMLでアンケートを送付します。
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36. 最後に
まずはCC&CLを達成しよう！
その後も、一緒に楽しく活動しながら…
DTM取得を
達成しよう！
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