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Notes de l'éditeur
- はい、それではこのべん in 大阪の第一部を始めたいと思います。
よろしくお願いいたします。
- まず自己紹介です。
私は斉藤弘信と申します。GMOインターネット株式会社のテクニカルエバンジェリストです。
以前は自社サービスの企画、開発をしておりました。
私自身、もともとは開発者でして、Webアプリケーションの設計や実装、あとはLinux系サーバの構築や運用をしていました。
ちょうど昨年の夏くらいからConoHaを担当することとなりまして、現在はConoHaに関する技術的な面をお客様にお伝えする役目を担当しています。
- 運営会社はGMOインターネット株式会社でございます。今でこそインターネットに関するいろいろなサービスを提供しておりますが、もともとはドメイン、ホスティング、あとプロバイダーの事業を中心に展開していた会社です。ホスティング商材は1998年頃から提供しておりまして、私は2000年頃に入社し、最初はデータセンターでサーバーのラッキングや、一日何十本もLANケーブルを作ったりしていました。
- こちらアジェンダになります。
まずConoHaについてご存じない方もいらっしゃると思いますので、機能の概要や、またそもそもVPSとはどういうサービスなのかをご説明いたします。
次に、いくつかの機能を実際にご覧いただくために、簡単にデモを行います。ここで実際に動いているものを見ていただこうと思います。
そして、一番気になるところではあると思いますが、価格の部分ですね。これをおはなしします。
最後は、ConoHaの実際の活用例として、いくつかデモを行います。一つ目は、VPSを作成して簡単に性能テスト、ベンチマークを行います。二つ目はOSの入れ替えを行ってみます。これはVPSの大きな特長の一つでもあります。そして3つ目、WordPressを使います。WordPressはCMSというWebサイトを構築するツールでして、今非常に多くのWebサイトで使われています。ConoHaではWordPressを簡単に使うことできるので、それをご覧いただきます。
- それでは最初にConoHaについてです。
- もしPCやタブレット、スマートフォンをお持ちの方は、このhttps://www.conoha.jp/にアクセスしてみてください。こちらがConoHaのオフィシャルサイトです。
- ConoHaではいくつかサービスを提供していますが、メインとなるのはVPSサービスです。VPSというのをご存じない方もいらっしゃると思いますが、後ほど、解説しますのでご安心ください。
ConoHaはその中でもさらに、クラウドのように使える非常に柔軟なVPSサービスです。VPSの利点を持ちながら、クラウドサービスのような柔軟性も持ち合わせているという、そういったサービスになります。
ここにあるとおり、一分で仮想サーバを立ち上げることができます。また、非常に使いやすいコントロールパネルを備えていて、サーバに詳しくない方でも簡単に使うことができます。
また、月額固定の料金で使うことができて、日割り料金も適用されるため、非常にコストパフォーマンスが良いです。つまり、ConoHaの一番下のプランは月額930円なのですが、一日だけ使った場合、930/30 30円くらいで使うことができるんです。
- さて、VPSと言う言葉が出てきました。これは何でしょう?
VPSというのはホスティングサービスの一種で、お客様に「サーバー」をお貸しするサービスです。ホスティングサービスと言われてぴんとこなくても「レンタルサーバー」と聞くと、聞いたことあるという方も多いかもしれません。
VPSというのはサーバーではあるのですが、仮想化技術という技術を使ってサーバ自体を仮想化します。仮想化というのは文字通りで、VPSではお客様が使うサーバというのは、物理的には存在はしていません。大きな物理的なサーバを、仮想化技術で細かく区切って、その一つ一つをお使いいただく。そんなイメージです。
VPSのメリットは、ご利用いただくお客様が完全な管理者権限を使うことができることです。また、それをかなりの低価格でご提供することができます。
ちょっとわかりにくい部分でもあるので、図でもご説明します。
- ホスティングサービスやレンタルサーバと呼ばれるものを、大きく共用サーバー、専用サーバー、VPS(仮想化サーバー)、の3つに分けてみました。現在はクラウドとかいろいろな提供形態がありますが、技術的にはサーバはこの3つのどれかになります。一つずつ説明していきますね。
一番左の共用サーバから。これは一台の物理的なサーバーを複数のユーザで共有して使うものです。これはサーバ上のOS、アプリケーション、例えばPHPとかRubyとかMySQLデータベースなどですね、これらを全て共有して使うものです。このタイプのメリットはコストです。一般的には月500円とかそのくらいの価格帯で提供されていることが多いですね。デメリットとして、様々なものが共有されるため、お互いのユーザ同士でいろいろな影響があると言うことです。たとえば、1人のユーザが作ったサイトに、ものすごいアクセスが殺到した場合、ほかのユーザのサイトも一緒に遅くなってしまったりします。また、アプリケーションなどが共有のため、設定とかあとバージョンなども共有するしかない、と言う制約があります。1人のユーザだけ別の設定をしたりと言うことがしにくい、と言うデメリットがあります。
次に、先に一番右側の専用サーバです。こちらは一台の物理サーバを一人のユーザで占有して使うものです。これはメリットとデメリットが、完全に共用サーバと逆になります。一台のサーバを占有するので、OSやアプリケーションなどはユーザが自由に決めて使うことができます。また、ハードウェアの部分ですね、この部分をカスタマイズできるサービスもあります。一方、専用サーバは比較的高価です。月数万円から上は3桁万円とかもあります。
そして真ん中のVPS仮想サーバです。これは物理サーバを複数のユーザを共有するのは共用サーバと同じなのですが、OSのところが少し違います。ホストOSとゲストOSと分かれていますね。
実はここが仮想化技術で実現している部分で、サーバ上で動くOSと、ユーザが使うOSを分けることができます。このため、ユーザは自分のゲストOSを自分のものとして占有して使うことができて、ほとんど専用サーバーと同じように使うことができます。そしてサーバ全体としては複数のユーザを扱うことができて、価格を下げることができます。VPSはだいたい数百円〜数千円くらいの価格帯で提供されていることが多いです。
このようにVPSは共用サーバと専用サーバのちょうど中間にあるサービス、ということになります。
- はい、突然なんだこれはという感じですが・・・。
「美雲このは」はConoHaのサービスのマスコットキャラクターです。かわいいでしょう?
VPSなどインフラのサービスは、どこか縁の下の力持ちというか地味なイメージもあります。あと、ConoHaはVPSサービスの中では、どちらかというと後発のサービスです。普通のことをやってても埋もれてしまいますからね。
こう、せっかく使うなら華やかな方がいいですし、きっと皆様、このはちゃん見てるだけで毎日使いたくなるでしょう。
- では、ここで少し、実際にConoHaがどういうものかご覧いただきましょう。あとで詳細なデモを行うので、ここでは導入として簡単なデモをします。
- では、ConoHaの特長を細かく見ていきましょう。
- ConoHaの特徴はいろいろあるのですが、今回はこの7つについてご紹介いたします。技術的にも結構広い範囲になるので、全部を把握していただく必要も無いと思います。この中からお客様が必要とされる部分について、是非理解を深めていただければと思います。
- まずConoHaのメインサービスである仮想サーバーについてです。ConoHaの仮想サーバは、非常に高速なCPU、高速なI/O、これはストレージ性能ですね。それに加えて大容量のメモリを選択できるため、全体的に高い性能の仮想サーバです。
そして「準仮想化」をサポートしていることで、特にI/O周りやネットワーク周りが高速です。準仮想化をここで説明するのは避けますが、仮想化によって生じるオーバーヘッドを小さくするための技術、くらいで考えておいていただければと思います。
3つめ、ConoHaは仮想サーバのリソース管理をコントロールパネルで行えます。グラフ表示されたりして、非常にわかりやすいです。
最後にスナップショットです。これはVPSが仮想サーバという特長を生かして、サーバを丸ごとバックアップできる機能です。そして、契約するディスク容量が許す限り、いくつもバックアップが作れます。作ったバックアップはいつでもリストアすることができます。これもコントロールパネルから行えます。
- こちらは「その他の機能」です。やや少し技術的な内容になりますので、よくわからないと言う方はあまり気にしなくても大丈夫です。
ConoHaが準仮想化という方式をサポートしていることは前のスライドでお話ししました。一方で完全仮想化という方式もサポートしております。一部ふるいOS等では準仮想化をサポートしていないものがあり、ConoHaであればそういったOSも動かすことができます。
2つめ、VMVGAというのは、仮想化環境でディスプレイの高解像度をサポートする機能です。WindowsやLinuxデスクトップなどを使うときに、高解像度で使うことができるようになります。
そして、DNSの逆引き設定です。ConoHaではサーバーを立ち上げると、固定のIPアドレスが付与されます。なので、それをDNSで逆引きする設定をすることができます。これはそうですね、メールサーバなどを運用する際に必要になる場合があります。
- 次に選べるOSです。
ConoHaはVPSサービスであり、仮想マシンをそのままユーザが使えるサービスです。そのため、OSの入れ替えすら行うことができます。これは共用型のレンタルサーバーなどではできない、VPSならではのことです。
OSの入れ替えはコントロールパネルから簡単に行うことができます。ConoHaではLinux系の主要ディストリビューションや、FreeBSD、またWindowsServerも揃えております。そのため、お客様が必要とするOSですぐにVPSを作ることができます。
- こちらが対応OSの一覧です。Linux系のディストリビューションやFreeBSD、あとWindowsServerなどがあります。なお、デフォルトはCentOSになります。
また、「対応」とは書いてありますが、ConoHaはお客様ご自身で用意したISOイメージ、DVDやCDのイメージファイルですね、そこからVPSを起動してインストールする機能があります。なので、この一覧にないOSでもインストールして使うことができます。
- ConoHaではVPSを複数使って、それらを専用のネットワークで接続する機能があります。これによって、従来は自社管理のシステムでしかできなかったような、規模の大きなシステムを組むことができます。
たとえば、WebサーバとDBサーバを分けるようなシステムや、もう少し大きなシステムですと、フロントにロードバランサーを配置して、その後ろにWebサーバを配置したりと、そういったことが可能になります。
そして、このローカルネットワークは1Gbpsでリンクされます。ベストエフォートではあるのですが、そうですね、私もいろいろ試しましたが、ほぼこの上限値まで出ると思います。なので、DBのバックアップとか、大量のデータ通信を行う場合でも高いパフォーマンスがでます。
このローカルネットワークは無料でお使いいただけます。なので、将来的に少しでもスケールアウトをする可能性がある場合は、どんどん使ってみてください。
- 皆様IPアドレスというのはご存知でしょうか。よく210.111.1111.111といった、4つの数字をドットで区切ったものです。この右下にあるようなものですね。
IPv6アドレスというのは、これに変わろうとしている企画で、インターネット上により多くのアドレス空間を作ります。
ConoHaではVPSを作成すると、自動的に17個のIpv6アドレスが割り当てられます。すごいですよね、一つのVPSに17個割り当ててもまだまだ十分な数があるんですよ。IPv4の方はすでに数が足りなくなってきていて、将来的にはIPv6へ移行が進むのでは無いかと言われています。
また、IPv6とIPv4のデュアルスタックを組むことができます。これは一つのVPSでIPv6の通信とIPv4の通信、両方を扱うことです。IPv6とIPv4は全く別の規格で、相互に通信することはできないんですね。なので、必要に応じて両方に対応することができます。
- そして、ConoHaではIPv4アドレスが複数必要なお客様のために、オプションサービスで追加するメニューをご用意しております。必要になるケースは、どちらかというと特殊なケースでしょうかね。ここには複数のSSL対応サイトとありますが、これも最近はブラウザ側の対応が進んでいて必要なくなってきています。
なので、もし必要な方はご利用ください。
- コントロールパネルはConoHaの最も大きな特長の一つです。皆様システムのコントロールパネルとか管理画面というと、どこか無骨で素っ気ない、使いにくいものであったりしませんか?
ConoHaのコントロールパネルは、仮想マシンとその周辺のシステムを効率よく管理できて、そして見た目にもシンプルで使いやすい、そういうものを目指しました。最近の言い方ではUI/UX等と言いますね。社内にそういったユーザインターフェイスの設計とユーザエクスペリエンスを考えるチームがあって、そこが結構こだわり抜いて作っていました。
これは後ほどデモもします。
- オブジェクトストレージは、これはやや特殊なサービスです。ConoHaの中でも独立したサービスで、VPSを契約しなくともお使いいただけます。
これはどのようなサービスかというと、基本的にはストレージのサービスです。ただ、ここにあるとおり容量が無制限なんです。いくらでもデータを入れることができます。まぁ料金は容量と比例するので、相応の料金にはなりますが。
ただ、ご利用料金は100GB毎に450円という低価格です。オンラインのストレージとしてはかなり低価格です。
こういった特長から、画像ファイルとか大容量の動画データ、増え続けるログファイルやバックアップファイルなど、容量の増加が読めないようなデータに適しています。
オブジェクトストレージはどちらかというと新しいサービスで、認知され初めて来たのも、ここ2,3年くらいですかね。国内で提供している事業者も少ないと思います。この次にお話しいただくGMOアルタスも数少ない事業者の一つです。オブジェクトストレージはまだまだ事例なども少ないため、我々としてはもっとユーザに使ってもらいたいと考えています。興味を持たれた方がいらっしゃったら、是非使っていただければと思います。
- 以上、ConoHaの特長をご説明しました。
次に、気になっておられる方も多いと思います、ご利用料金についてお話しします。
- こちらがConoHaのVPSのご利用料金です。
VPSは月額固定料金でお使いいただけて、メモリ、CPU、ストレージのスペックに比例した料金形態となっています。よく、クラウド系のサービスですと、仮想マシン自体の利用料金のほかに、データの転送量とか、リクエスト数での料金が発生することがあります。ConoHaではそういった料金は、一切発生しません。
また、表の下に書いてありますが、VPSには日割り料金が適用されます。つまり、1日だけ使ってそのあとVPSを削除した場合、利用料金は一日分だけです。3日使って削除した場合は3日分。この一番上の1GBプランだと、一日だいたい30円くらいですかね。たった30円で使えるんです。
サーバーの使い方としてずっと立ち上げておくというのはもちろん多いのですが、開発環境を作るためとか、プログラムをビルドするときだけ必要とか、そういう一時的な使い方も増えてきました。クラウド系のサービスはそういった用途にとても適しています。ConoHaはVPSのサービスですが、一方で「クラウドのように使える」というキャッチコピーもついています。これはこのように月額定額で青天井の料金にならないと言う特長と、一方で少し使ったら使った分だけの料金でつかえるという、クラウドの特徴も持っている、そういったVPSとクラウドのいいとこ取りをした料金形態を採用しています。
なので、ユーザの皆様は圧倒的なコストパフォーマンスで高性能な仮想マシンを使っていただくことができます。
- こちらはオプションサービスです。ConoHaのオプションはシンプルに追加のIPアドレスとオブジェクトストレージのみです。料金は表の通りとなっております。
- それでは、活用するというテーマでもう少し突っ込んで使ってみたいと思います
- では時間のある限り進めていきます。こんな内容です。
- どうでしょう、皆様興味を持ってもらえましたでしょうか。
今日皆様にはConoHaの3000円クーポンをお渡ししています。VPSでもオブジェクトストレージでも3000円分無料でお使いいただけます。
また、もしConoHaのアカウントをまだお持ちでない方は、さらに1500円分自動でチャージされるので、合わせて4500円分もお試しいただけます。
ConoHaの1GBプランが930円ですので、4ヶ月くらいお試しできます。
クーポンの一番下に「クーポンID」があります。これをコントロールパネルから登録してください。
- 何故こんなクーポンをお配りしているかというお話も少ししておこうと思います。我々ConoHaのサービスは、ホスティングサービスではどちらかというと後発のサービスなんですね。もちろんそれだけ性能も良いですし、価格もリーズナブルです。そしてこういったサービスは、やっぱり使ってみないと、性能とか使い勝手とか、わからないんですね。私も他社さんも含めていろいろなサービス使いましたが、実際使ってみて自分の感覚として、あぁこれは使いやすいなとか、速いなとか、そういうのはスペックだけだとわからないんです。そのときに簡単にお試しができると、安心して使えると思うんです。これがクーポンをお配りしている理由の一つです。
また、我々事業者側としては、お客様が増えるとスケールメリットが生かせるんですね。要は設備投資や運用コストなどを下げることができるんです。
なので、今はとにかく多くのお客様にご利用してもらいたい。そう考えております。
- このキャッチコピーはConoHaのwebサイトにもあります。ConoHaは高性能で高機能なクラウド環境をリーズナブルにご提供します。
特長や価格など、ConoHaの優れた部分は本日ご説明したとおりで、きっとご理解いただけたかと思っております。
皆様是非ConoHaをご検討いただければ幸いです。
- 私の発表は以上になります。ご清聴ありがとうございました。