12月2日に行われたインフィニットループ×クラスメソッド×クリプトン合同勉強会で発表した資料です http://connpass.com/event/20314/

1. 職場で使用しているOSSの
開発に参加してみた！
株式会社インフィニットループ
名古屋勇

2. 自己紹介
名前 => 名古屋 勇 (ナゴヤ イサム),
所属 => 株式会社 インフィニットループ (もう少しで満6年),
普段 => {
言語 => 基本はPHP、最近はnodejs(coffeescript)、Javaも触っています,
生活 => 愛犬2匹(ポメラニアン)と嫁と暮らしています
}

3. いきなりですが！

4. Knowledgeというツールご存知ですか？
https://support-project.org/knowledge/index

5. Knowledgeとは？
https://support-project.org/knowledge/open.knowledge/list

6. ● オープンソースのセルフホスト型の
純国産情報共有サービス
● 社内イントラネットで簡単に
情報共有サービスを構築

7. ● みんな大好きJavaで作られている
● みんな大好きmarkdownでかける
● グループ機能や通知が充実

8. 最近記事内にスライドも埋め込めるように

9. 今日はこのKnowledgeの開発に
参加したお話をしたいと思います

10. 今日のお話
● Knowledgeとの出会い
● 開発に参加したきっかけ
● 開発に参加してみて
● 職場での現在の利用例
● まとめ

11. Knowledgeとの出会い

12. 今年の春から通称TLGという社内の技術を
引っ張っていくグループが発足され
その中で社内の技術共有について考えることに

13. 考えることになった理由として
次の状況があった

14. ● 全社的に共有する文化がない
(元々そういう場所がなかった)
● 全社用にLodgeを導入したが書かれなかった
(いきなり全社公開に抵抗があった)
● でも幾つかのチームではそれぞれ
開発サーバにLodgeを入れて使っていた

15. そんな状況だけどチーム内Lodge同様
全社にも技術共有する文化を作りたい

16. ということで新たなツールを探すことに

17. ただ探すにあたって
次の要望を満たす必要があった

18. ● グループ機能がある(チームで使うために)
● 公開範囲を選んで記事を投稿できる
● タグ指定や検索機能がある

19. そして要望を満たすために
ネットを駆け回っていたら

20. 出会いは突然訪れた！

22. 早速報告して
TLGで試用してみることに

23. Knowledgeの開発に参加したきっかけ

24. ● 実際にTLGで試用をしてみたが
あまりいい反応がなかった(辛い)
● 他にフリーでいいのなさそうだしな。。。
● 要望満たせてるしな。。。

25. と、そこで思い立つ!

26. 社内の改善要望聞いて自分で
プルリクエスト送ればいいじゃないか！

27. ● ただJavaをずっと書いていけるか不安な気も
(Java自体は初心者)
● でも熱意があれば何とかなるだろうという
若干安易な気も

28. Knowledgeの開発に参加してみて

29. まずは小さいのから送ってみた！

30. どんな内容だったかは
次のページで(￣ー￣； ﾋﾔﾘ

31. 本当にすごい小さい変更だった1 (・・；)

32. 本当にすごい小さい変更だった2 (^▽^;)

33. それでも無事にマージして頂けました！
(気になって寝れない日もありましたｗ)

34. この勢いで今後もKnowledgeに
コミットしていきたかったので

35. 開発に参加させてくださいと
直接メールで開発者の方に伝えて

36. 快く承諾していただき
晴れてKnowledgeの
コミッターに！

37. ● ソースが非常にわかりやすかったので
すごい入りやすかった(不安も取り除かれた)
● 日本語でやりとりできたことに感謝
英語だったらここまでできてないかも。。。

39. ● OSSにコミットして開発者の方に喜ばれたり
ユーザさんに喜ばれるのはやっぱ嬉しい
● 仕様の相談などは
GitHubのissueやGitterでやりとり

41. ● GitHub & Gitterの組み合わせ最高
● GitterはOSSのリポジトリの場合
無料で利用可能
● アクティビティの表示、Integrationsが充実

42. そして満を持して半ば強引に全社導入！

43. 導入する前に参考になる記事を
用意していたので導入初日から
書かれるように

44. 職場での現在の利用例

45. ● 導入して2ヶ月弱
● 記事数 800超え
(公開、限定公開、Lodgeからの移行分含む)

46. 課題はあるけど毎日記事が書かれるように

47. 技術共有以外の目的でも使用

48. ● グループ機能を使用してプロジェクト毎の
定例の議事録置き場
● 社内勉強会のスライド、レポート置き場
● 技術書の書評置き場

49. PostgreSQLで絶賛稼働中
社内公開してそんな経たずに組み込みの
DB(h2database)が破損してデータが吹っ飛ぶ
トラブルに見舞われることもあったのは内緒

50. 色んな使い方がされるように

51. まとめ

52. ● OSSへの開発に参加してみた
● 勇気と熱意があれば誰でも貢献できる
● 貢献するのっていい

53. ● 社内ですごい使われるようになった
● 技術共有することで色んな知識を得られる
● 技術共有にKnowledgeいいです(^ - ^)

54. ぜひKnowledgeを社内の技術共有に

55. ご意見やご要望などありましたら
是非issueに
僕が対応します！

56. 参考リンク:
● Knowledge demo
https://support-project.org/knowledge/open.knowledge/list
● GitHub
https://github.com/support-project/knowledge
● Knowledge 紹介スライド
http://www.slideshare.net/koda3/knowledge-information
● 検索キーワード
“support-project knowledge” or “knowledge 共有”