Contenu connexe Similaire à File Server on Azure IaaS Similaire à File Server on Azure IaaS (20) Plus de junichi anno (20) File Server on Azure IaaS3. 1. ファイルサーバー on IaaS 構築のポイント
• 仮想マシンの可用性
• ストレージの可用性
• アクセシビリティ
2. IaaS で失敗しないためのファイルサーバーの機能
• 運用性
• 性能
• 課金
• セキュリティ
5. IaaS のメリット
• スピーディな展開
• ストレージ拡張の容易性
• オンプレミスと同様のセキュリティ
• オンプレミスと同様のアクセシビリティ
留意点
• 可用性(仮想マシン、データディスク)
• ファイルアクセスのスピード(500 IOPS/Data Disk)
• ストレージの容量拡張
• アクセシビリティ
• 料金
• セキュリティ
6. Cloud Service
Public VIP = xxx.xxx.xxx.xxx
FQDN = <hostname>.cloudapp.net
VM VM
Private DIP = yyy.yyy.yyy.yyy
FQDN = <computername>.domain.com
Load Balancer
Azure 仮想ネットワーク
VPN GW
8. 既存の VHD をアップロード
既に使用中の VHD は記憶域プール化に組み込めないことに注意
新規の空 VHD
12. • IP アドレス
DHCP のまま利用(IaaS 上では静的IPアドレスは使用できない)
一度リースされたアドレスは VM が廃棄されない限り永続される
• DNS
AD DS と同時に DNS もインストール
Virtual Network に当該 DNS を設定する
Windows Azure の内部 DNS は使用できない
• DISK
C: OS
D: テンポラリ
E:~
• 通信課金について
課金対象は Azure → オンプレミス 方向のみ
RODC(Read-Only Domain Controller)→ DC への通信は発生しない
自身で追加し、
キャッシュをオフ
既定のディスク
Active Directory のデータベース用ディスク
として使用
14. 1. 2台のサーバーを Active Directory ドメインに参加
2. 2台のサーバーに DFS をインストール
• DFS Namespace
• DFS Replication
3. 2台のサーバーに同じフォルダを作成し、共有設定をする
• (例)F:¥DFSSHARE(共有名 DFSShare)
4. 1台目でドメインベースの DFS ネームスペース を作成
• (例)dfsns
5. 2台目を DFS Namespace に追加
19. 冗長構成
冗長性の種類 説明
シンプル
データが複数の物理ディスクにまたがってストライプ化されます。こ
れにより、容量が最大限に利用され、スループットが向上します。
少なくとも1台の物理ディスクが必要。
ミラー
データが 2 つまたは 3 つの物理ディスクに複製されます。これにより、
信頼性が高まり、容量は 50 ~ 66% 減少します。
3Wayの場合少なくとも5つの物理ディスクが必要。
パリティ
データおよびパリティ情報が複数の物理ディスクにまたがってストラ
イプ化されます。これにより、信頼性が高まり、容量は 13 ~ 33% 減
少します。少なくとも3台の物理ディスクが必要。
デュアルパリティ
(2012R2)
2種類のパリティ情報を保存することで、2つの物理ディスクに障害が発生した
場合にも、パリティ情報と残りのストライプ情報から失われたストライプ情報
を復元することでデータを保護する。パリティ情報の演算はパフォーマンスの
向上を目的として、ストライプ情報を2つのグループに分けて演算するため、1
ストライプ列あたり、グループ毎に演算したパリティ情報(2つ)と全体で演
算したパリティ情報(1つ)の2種類、合計3つのパリティ情報が書き込まれる。
記憶域プールには最低7台の物理ディスクが必要。
20. 100 GB
物理 物理 物理 物理
100 GB 100 GB 100 GB
20 20 20 20Simple 140 GB
20 202 Mirror 20 GB
Parity 120 GB
物理 物理 物理
100 GB 100 GB 100 GB
20 20 20
20 20 20 20 20 20 20
3 Mirror 20 GB 20 20 20 20 20
Dual Parity 80 GB 20 20 20 20 20 20 20
22. • ローカル冗長(LRS)
• 拠点内に 3 つの複製
• ジオ冗長(規定値)(GRS)
• 同一リージョン内の2 つの拠点間で複製し、データセンター内でも3複製
• アクセスできるのは1拠点
• 読み取りアクセス ジオ冗長(RA-GRS)
• 同一リージョンの2つの拠点間で複製し、拠点内でも3複製(6多重)
• 1つの拠点ではR/W、もう1つは R(読み取り負荷分散)
25. Tools Online Backup
(Application サービスの継続性)
Backup
destination
Backup System
State
Backup
File/Folder
Windows Sever
Backup
Yes Inside OS Yes Yes
Windows Azure
Backup
Yes Blob Store No Yes
Blob コピー No Blob Store VHD 全体
※ただし記憶域プールを使用する
場合には使えない
26. • オンプレミスから
• Site-to-Site 仮想ネットワーク
VPN
Site to Site
VPN
VPN
Gateway
• インターネット上から
• Point-to-Site 仮想ネットワーク
Point to Site
VPN Gateway
VPN VPN VPN
最大250台
SMBSMB
30. • 仮想マシン料金
• 後述
• ストレージ利用量
• 後述
• ストレージトランザクション
• ¥0.51 / 100,000 トランザクション
• データ転送(Outbound)
• 後述
• VPN 料金
• 接続時間あたり ¥5.10 (約 ¥3,795/月)
料金試算ツール
http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/?scenario=full
31. コンピューティング
インスタンス名
仮想
コア
RAM 基本インスタンス 標準インスタンス 接続可
能なディ
スク(時間あたりの料金) (時間あたりの料金)
XS (A0) 共有 768 MB ¥1.84(約 ¥1,366/月) ¥2.71(約 ¥2,012/月) 1
S (A1) 1 1.75 GB ¥9.69(約 ¥7,210/月) ¥10.82(約 ¥8,045/月) 2
M (A2) 2 3.5 GB ¥19.38(約 ¥14,419/月) ¥21.63(約 ¥16,089/月) 4
L (A3) 4 7 GB ¥38.76(約 ¥28,838/月) ¥43.25(約 ¥32,177/月) 8
XL (A4) 8 14 GB ¥77.52(約 ¥57,675/月) ¥86.50(約 ¥64,354/月) 16
A5 214 GB ー ¥47.94(約 ¥35,668/月) 4
A6 428 GB ー ¥95.88(約 ¥71,335/月) 8
A7 856 GB ー 191.76(約 ¥142,670/月) 16
SMBアクセスのみの場合 WorkFolderを使用する場合
基本インスタンスではロードバランス、オートスケール機能が使用できない
32. 月を通した1日当たりの平均使用量に対して課金される
ストレージ容量 LRS GRS RA-GRS (5 月 1 日まで) RA-GRS (5 月 2 日から)
最初の 1 TB 1/月 ¥5.10 (GB あたり) ¥9.69 (GB あたり) ¥10.71 (GB あたり) ¥12.24 (GB あたり)
1 ~ 50 TB/月 ¥5.10 (GB あたり) ¥8.16 (GB あたり) ¥9.18 (GB あたり) ¥10.20 (GB あたり)
50 ~ 500 TB/月 ¥5.10 (GB あたり) ¥7.14 (GB あたり) ¥8.16 (GB あたり) ¥9.18 (GB あたり)
500 ~ 1000 TB/月 ¥5.10 (GB あたり) ¥6.63 (GB あたり) ¥7.65 (GB あたり) ¥8.16 (GB あたり)
1000 ~ 5000 TB/月 ¥4.59 (GB あたり) ¥6.12 (GB あたり) ¥7.14 (GB あたり) ¥7.65 (GB あたり)
5000 TB 超/月 お問い合わせ お問い合わせ お問い合わせ お問い合わせ
33. データセンターから「出て行く」データ量(月間)
送信データ転送 ゾーン 1* ゾーン 2*
最初の 5 GB/月 無料 無料
5 GB ~ 10 TB /月 ¥12.24 (GB あたり) ¥19.38 (GB あたり)
次の 40 TB/月 ¥9.18 (GB あたり) ¥15.30 (GB あたり)
次の 100 TB/月 ¥7.14 (GB あたり) ¥13.26 (GB あたり)
次の 350 TB/月 ¥5.10 (GB あたり) ¥12.24 (GB あたり)
500 TB 超/月 お問い合わせ お問い合わせ
•ゾーン 1: 米国西部、米国東部、米国中北部、米国中南部、西ヨーロッパ、北ヨーロッパ
•ゾーン 2: アジア太平洋東部、アジア太平洋南東部、東日本、西日本
35. • 記憶域プール
• ファイルサーバーリソースマネージャー(FSRM)
• スクリーニング
• ファイル分類(FCI)
• クオーター
• ファイル管理タスク
• ディスククオーター
• 重複除去
• オフライン ファイル
• フォルダーリダイレクション
• 常時オフラインモード
• プライマリ コンピューターの設定
• ブランチキャッシュ
• Work Folder
• AD FS と Web Application Proxy
• RMS
柔軟な運用性
課金
性能
セキュリティ
36. • ファイル サーバー リソース マネージャ(FSRM)
• 自動分類、スクリーニング
• Rights Management Service(RMS)
• 暗号化、アクセス権限設定
• ダイナミック アクセス 制御(DAC)
File Server 重要データ保管庫
重要
Data
FSRM
個人
情報
重要
Data
参照
期限
印刷
禁止
コピペ
禁止
保存
禁止
暗号化
RMS
重要
Data
読み
取り
暗号化
分類
機密
Data
スクリーニング
動画
Data
39. • 使用可能容量の制限
• ハード制限(制限を超えることを許可しない)
• ソフト制限(制限を超えても利用可能、監視目的)
• 閾値(%)を超えた場合の対処
• 電子メールで通知(ユーザー、管理者)
• イベントログ(Application)に書き込み
• コマンドの実行
• レポートの生成とメール送信
クオーターの種類 使用する機能 備考
ユーザー単位 ディスククオーター 個人のファイル容量の制限
フォルダ単位 FSRM によるクオーター プロジェクトファイル容量の制限
42. • 指定した種類のファイルを監視する
• アクティブスクリーン(監視し、保存させない)
• パッシブスクリーン(監視のみ行う)
• 拡張子による監視
• オーディオとビデオのファイルのブロック
• 実行形式のファイルのブロック
• イメージ ファイルのブロック
• 電子メール ファイルのブロック
• 実行形式とシステムのファイルの監視
• その他、カスタムフィルター
• 監視イベント
• 電子メール送信
• イベントログ(Applicationログ Event 8215)
• コマンド実行
• レポート生成
45. • ローカル属性
• FSRM管理コンソール、または Windows PowerShell で管理
• グローバル属性
• Active Directory のオブジェクトとして定義し、GPO を使用して Schema に反映
Update-FsrmClassificationPropertyDefinition コマンドレットで属性としてコミット
Fsrm protocol
47. • AD DS 側で属性リストを集中管理し、グループポリシーとして配布可能
※FSRM 側は Windows Server 2012 または Windows 8
ファイルサーバー
+ ファイルサーバーリソースマネージャー
(Windows Server 2012 or Windows 8)
AD DS Fsrm protocol
51. チャンクストア
重複除去のアーキテクチャ
File1
Metadata
ファイル名
属性…
Data
A B C M N
File2
Metadata Data
A B C X Y
Deduplicate Filter
File1
Metadata
A B C M N
File2
Metadata
X Y
重複除去のためのフィルターにより、ファイルはチャンクと呼ばれる単位(32~128kb)に分割され、System
Volume Information Store 内のチャンクストアに圧縮されて格納される。異なるファイルの同一チャンクは除去
されるため、容量を大幅に削減することができる。
リパース
ポイント
リパース
ポイント
ファイル名
属性…
ファイル名
属性…
ファイル名
属性…
スパース
スパース
チャンク ストリーム
マッピング情報
チャンク ストリーム
マッピング情報
-- -- ・・・・・・・
52. 容量の節約率
0% 20% 40% 60% 80% 100%
User Home Folder (MyDocs)
General File Share
Software Deployment Share
VHD Library
Savings %
Source: Sample File Server Production data (12 Servers, 7TB)
57. • GUI • コマンド
Enable-DedupVolume
Expand-DedupFile
Get-DedupJob
Get-DedupMetadata
Get-DedupSchedule
Get-DedupStatus
Get-DedupVolume
Measure-DedupFileMetadata
New-DedupSchedule
Remove-DedupSchedule
Set-DedupSchedule
Set-DedupVolume
Start-DedupJob
Stop-DedupJob
Update-DedupStatus
65. Start
File Server
• ドメイン外の個人デバイス
• 社外からの利用
• ファイル同期型、オフラインファイル対応、自動書き戻し
• 対応デバイス
• Windows 8.1 / Windows RT 8.1
• Windows 7(現在ベータ版、ドメイン参加PCのみ)
• iOS(予定、デバイス側の対応に依存)
https
69. Web
Application
Proxy AD DS
Start
File Server
https://workfolders.contoso.com/
https
User01
User02
User03
HOME
User01
WorkFolder
AD FS
事前認証
• Web Application Proxy を経由し、AD FS で認証/認可が可能
• Workplace Joinと併用することで、デバイス認証も可能