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2013年度第1回BA車座(BA^KURUMAZA)_Jun Ohnishi
- 2. “ビジネスアナリスト”ってどんな人?
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様々なビジネスプロセス、ポリシー、そして情報システム
への変更要求を引き出し、分析し、コミュニケーションを
とり、そして妥当性確認をするためにステークホルダー間
をつなぐ役目
ビジネスの問題点とビジネスの機会を要求事項の
観点から把握し、組織がその目標を達成できるように
ソリューションを提案する専門家
時にまとめ役であり、聞き役であり、 調査者であり、
ファシリテー ターであり、コミュニケーターであり、
協力者であり、革新者
出典:IIBA日本支部Web Site
- 4. “Social Business Analyst”って ?
3
Social
Business
Business
Analyst
Social
Business
Analyst
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- 6. 経営学研究テーマの一大潮流 “ソーシャル”
研究テーマ 概要
ソーシャルキャピタル
(社会関係資本)
人と人とが関わりあうことで生まれる便益
① 人と人の関係性からもたらされるもの &
② その関係性が人の行動に影響を与えるもの
人の結びつきが人や組織の活動の成果を高めるとして、
その考え方を、企業経営や組織運営の研究へ応用
関係性のソーシャル
ネットワーク
弱い結びつきの強さ (Strength of Weak Ties)
より多様な情報を効率よく遠くまで拡散するのに
優れている企業や組織のイノベーションの源泉である、
“人のクリエイティビティ(創造性)”に大きく影響
構造的なソーシャル
ネットワーク
ストラクチュアル・ホール(構造的な隙間)を多く持つ人は、
ネットワーク上に流れる知識や情報をコントロール、利用して
便益を受けることができる
5
参考文献:入山章栄氏 「世界の経営学者は今何を考えているのか」(英知出版)
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- 9. 取り組んでいる“社会的課題”とは?
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街づくり・観光・農業体験
等の分野で地域活性化
のための人づくり・仕組
みづくりに取り組むもの
子育て支援・高齢者対策
等の地域住民の抱える
課題に取り組むもの
環境・健康・就労等の
分野で社会の仕組み
づくりに貢献するもの
企業家育成、創業・経営
の支援に取り組むもの
出典:経済産業省「ソーシャルビジネス研究会 報告書」(2008年4月)
(注) CB:コミュニティビジネス、 SB:ソーシャルビジネス
- 13. (従来型) ビジネスとの比較
(従来型)ビジネス ソーシャルビジネス
目的 企業価値の最大化 社会課題の解決
目標 経済的価値 経済的価値+社会的価値
優先順位 株主 ステークホルダー
ベンチマーク 時価総額 ミッション実現
評価尺度 ROE 社会的インパクト
キーワード 競争、効率、企業の境界 協調、社会的効果、エコシステム
組織形態 株式会社が大半 NPO、社団法人、財団法人、
共同組合、株式会社など
人的リソース状況 過剰気味な大企業も 慢性的に不足
思考パターン傾向 頭でっかち 心でっかち
人間の行動前提 人間は利己的な存在 人間は利己的であるとともに
利他心もあわせもつ存在
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相互浸透による融合(止揚)で、次のステージへ?!
- 15. 日米の就職ランキング 比較
日本の文系大学生(14年卒)
1 三菱東京UFJ銀行
2 JTBグループ
3 みずほフィナンシャルグループ
4 全日本空輸(ANA)
5 野村證券
6 集英社
7 東日本旅客鉄道(JR東日本)
8 大和証券グループ
9 日本生命
10 丸紅
14
米国の人文系大学生
1 ウォルト・ディズニー社
2 国際連合(United Nations)
3 ティーチ・フォー・アメリカ
4 グーグル(Google)
5 国務省
6 アップル(Apple)
7 ピース・コープ
8 連邦捜査局(FBI)
9 中央情報局(CIA)
10 米国対がん協会
出典:14年卒就職人気100
文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所
出典:2011年Humanities/Liveral Arts系専攻
Universum調査
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大企業志向 豊富な選択肢
- 19. バウンダリー・オブジェクトとしての“個”
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• パートナー
• アカウントディレクター
• ソーシャル
ビジネス研究会
• 震災復興プログラム
• ソーシャルPM研究会
(立上げ準備中)
• 研究担当理事
(ソーシャルビジネス
アナリスト)
IIBA
日本支部
PMI
日本支部
SVP東京
サービス
グラント
東京都
診断士
協会
- 22. 2013年度 活動方針
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ビジネスアナリシスの実践により、
新たな社会的価値を創造し、
社会に必要なシステム変革を支援
ビジネスアナリシスを活用し
課題解決アプローチを提案
ビジネスアナリシス実践の
機会や方法論を提供
自ら社会的課題に取り組む
NPO法人や社会起業家へ
社会的課題や社会貢献に
関心あるビジネスパーソンへ
- 23. Business Model Canvasで考える
【KP】パートナー
(Key Partners)
(候補)
【プロボノ団体】
・サービスグラント
・プロボネット
【SB協働組織】
・SVP東京
【NPO支援団体】
・PMI日本支部
・診断協会ソーシャル
ビジネス研究会
・日本ファンドレイジン
グ協会
【KA】
主要活動
(Key Activities)
・SBのBA視点研
究調査
・新規団体/活動
のスタートアップ支援
【VP】
価値提案
(Value
Proposition)
・ビジネスアナリシスの
実践により、新た
な社会的価値を
創造し、社会に必
要なシステム変革を
支援
(ソーシャルイノベーション、
ソーシャルインパクトの
実現)
・ビジネスアナリシス
実践機会提供
【CR】
顧客との関係
(Customer
Relationships)
・F2F
(Workshop/
Seminar/
Dialogue)
【CS】
顧客セグメント
(Customer
Segments)
・ソーシャルな活動に
関心を持つビジネス
パーソン(プロボノ等)
・広義のNPO
・社会起業家(ソー
シャルアントレプレナー)
・社内起業家 (ソー
シャルイントレプレナー)
【KR】 リソース
(Key
Resources)
・IIBA団体資産
(知識、テクニック、経
験(?))
【CH】 チャネル
(Channels)
・パートナーのSNS/
イベント
・ソーシャル系媒体
・IIBAJ Web Site
【CS】 コスト構造 (Cost Structure)
・活動のための会場費、資料代、交通費等
(パートナー団体側からの提供(負担)を期待)
【RS】 収益の流れ (Revenue Streams)
・セミナー参加費、講師代等
(非営利活動のため、左記コスト回収レベル)
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- 24. デザイン思考で社会を変革する!
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Step1
Empathize
共感
Step2
Define
問題定義
Step4
Prototype
プロトタイプ
Step5
Test
テスト
Step3
Ideate
創造
観察する
関わる
没頭する
ニーズとインサイト
を分解・統合
具体的で意味ある
挑戦を選び出す
幅広い解決策と
多様なアイデア
コンセプトや成果
を押し広げる
共感を増強
考えるために作る
インスピレーション
を与える
解決策を改善する
共感を再構築する
着眼点を見直す
- 25. 最後に
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ワーク・シフト(WORK SHIFT) 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図<2025> リンダ・グラットン(著)
「主体的に築く未来」
積極的に社会と関わる未来
共感とバランスのある人生を送る
ご関心ある方は、下記までお問い合わせください
IIBA日本支部イノベーションユニット
Email: bar@iiba-japan.org
研究担当理事 大西 純