社内勉強会資料

1. C#でユニットテストを使う
2017/08/08 社内勉強会

2. 注意事項
• 今回は細かい話は、省いています。
•もう少し詳細な内容を知りたい場合には、
@t_wadaさんのスライド等をみて勉強してくださ
い

3. 目的とゴール
• ユニットテストの目的と動きを理解してもらう
•Visual Studioを使ったユニットテストのやり
方を知ってもらう
• プロダクトで活用してもらう

4. 今日話さないこと
• UIテスト
•設計に関すること

5. ユニットテストをやるということ
• 自分の作ったプロダクト(ライブラリ)を他の人に
引き継ぐ際の足掛かりの1つになる。
• 小さなステップで確実に進めていく
• テストが通る意味では、質(全てではないが)が担
保されているとも言えるのでは…

6. ユニットテストの誤解
• テストを書くことで工数がかかる
→サイクルの長いプロダクトであればリソースによる恩
恵が上がり、むしろ手動によるテスト工数は減るはず
• 動いているものをわざわざリファクタリングする
必要があるの?
→見読性を上げることでバグの混入を未然に防ぐことが
できる。また、リファクタリングにより今までの必要
なリソースを短縮できる可能性もある。

7. ユニットテストの誤解
• 動かなくなったらどうすんの?
→そのためにもVCS(Git等)による管理は必要で、これ
があれば破壊的な処理をしてもロールバックは可能
• テストのテストはどうすんの?
→テスト駆動による開発により相互に確認をしながら進
めていくものなので動かないものは、動かないと確認
しながら進めていくわけで…結果的にテストコードも
テストしてることになる

8. ユニットテストの誤解
• 肥大化しない?
→します。ただ、すでに改修して不要となったmethod
やテストは、削除すれば良いわけで履歴については、
VCSで管理を行うことが望ましい。常にクリーンな状
態(テストが通る状態)であるべき。(機能的に肥大化
するのであればそれはそもそも、設計に問題がある可
能性が高い)
テストリソースをコード記録として残し、使いまわすこと
で、常にクリーンなコードを保っていくことができる。
そういった意味でもユニットテストは、やったほうがいい。

9. 大事なこと
• ユニットテストによりプロダクトの品質が上がるわ
けではない。
(最低限の保証はされるはず…)
• クリーンなコードを心がける
• 同じ処理はなるべく書かない
入力値に対して期待値を想定できる部分として担保
できる状態を保つことが大切

10. 使い所
• 新規作成していく際に仕様等が決まりきっていない
場合など作っていく過程で、挙動の確認をしながら
行うような場合
• レガシーなコードを改修する際にも小さなステップ
で進めていくことで少しずつ直していくような場合
うまく使えばレガシーコードを少しずつ回収し、新しい
機能回収時のコストが削減される

11. 実際にやってみる
FizzBuzzを使ってユニットテストを実施します。

12. FizzBuzz is 何?
FizzBuzzは、言葉を使ったゲームでルールを簡単に
説明すると
ルール
• 1から順番に数字を答える
• 3の倍数のときはFizzと答える
• 5の倍数のときはBuzzと答える
• 3の倍数でかつ5の倍数のときはFizzBuzzと答える
では、ユニットテストを用いながら作成していきま
す。

13. DEMO

14. まとめ
• ユニットテストは品質を担保するものではない
•VCSと組み合わせて威力を発揮する
• 不安に思うことをすぐにテストを書くことで解消で
きる
組み合わせによりうまく活用することで見えなかった
問題が見えてくることもあるので進んで使って見るのも
手ではないかと思います。

15. ご清聴ありがとうございました。