ウチの会社電気売るんだってよ の各章のチェックポイントをまとめてみました

1. ウチの会社
電気
売るんだってよ
各章のチェックポイントをまとめてみた

2. 第１章のチェックポイント
• 文明開化とともに始まった電気事業、そして過当競争
• 戦時体制下で国家統制に
• 戦後の発送一貫・地域独占の９電力体制で高度成長へ
• 第１次電気事業改革：発電自由化と特定電気事業制度創設
• 第２次電気事業改革：特別高圧部門の小売自由化と託送制度
• 第３次電気事業改革：高圧までの自由化拡大と中立機関、電力市場の設立
• 第４次電気事業改革：競争促進のためのルール見直し
• 第５次電気事業改革：電力システム改革と呼ばれる自由化の総仕上げ
• ２０１６年３月までの電気事業のプレーヤーを復習する

3. 第２章のチェックポイント
• 電気は発電所でつくられ、変電所で降圧されて家庭に届く
• 電力システム改革は３段階に分けて進められている
• 電力システム改革第１弾 電力広域的運営推進機関の設立
• 電力システム改革第２弾 電力小売全面自由化
• 電力システム改革第３弾 発送電分離（法的分離）

4. 第３章のチェックポイント
• 電力小売ビジネスは参入障壁が低く大きな可能性を秘める
• 広域期間への加入手続きと経済産業省への登録申請
• 小売電気事業開始までの検討ポイント１０
• １．料金メニューを考える
• ２．スイッチングを攻略する
• ３．申し込みを受けつける
• ４．引っ越し時の顧客獲得と離脱防止
• ５．電気料金計算を完全マスター
• ６．電気料金しっかり請求、きっちり回収
• ７．電源を調達する方法
• ８．FIT電気の買い取り、まずは暫定対応で
• ９．どうする？需給管理
• １０．ガスの自由化も知っておこう！
• 小売電気事業を始めるまでの期間とコストを知る

5. 第４章のチェックポイント
• 一般家庭や商店向けの従量電灯が主戦場に
• 従量電灯の料金体系は「アンペア制」と「最低料金制」
• 電力会社の料金メニューを把握
• わかりやすい料金メニューは「電力会社ミラー型」
• 「独自メニュー型」で需要家に魅力訴求。セット販売では本業との一石二
鳥を
• 公衆街路灯と選択約款の今後にも注目
• 小規模店舗は負荷率に注目
• 省エネを目指した付加サービスを探る

6. 第５章のチェックポイント
• 需要家が電気を選ぶ際の軸は、セット商品、サービス内容、電
気料金
• 小売電気事業者も、たくさん使ってくれる需要家を選ぶ
• 電気使用量の把握には「検針票」がいちばん
• 過去の使用量照会機能の二つの落とし穴に注意

7. 第６章のチェックポイント
• 本人確認をどういう方法で行うか、ポリシーを策定
• 申込データの保管方法と期間が義務付けられる
• 重要事項の説明はしっかりと
• 電気の切り替わり時期の目安を知る
• スイッチング手続きでは二つの申し込みを行う
• マッチング時点でスイッチング成立
• キャンセルはスイッチング日の前日まで可能
• 託送契約と契約決定方法を理解しよう
• 期間限定の事前申し込み、供給地点特定番号の把握法

8. 第７章のチェックポイント
• お客さまの獲得は入居するまでに
• 不動産契約とのセットが最強！？
• 「引っ越し先」での供給地点特定番号がポイント
• 契約中のお客さまを囲い込み！
• 入居日にさかのぼってお客さまと契約する
• 入居直後、アナログメーターの場合の注意点
• 再点、廃止申込時の注意点

9. 第８章のチェックポイント
• 電気料金のもととなる検針は労働集約的な業務
• スマートメーター導入後も検針業務は五月雨式
• システム化が必須といえる電気料金の計算
• 料金メニュー、サービスのスピーディーな投入を
• 小売電気事業者の売上は検針基準が基本
• 「締め日基準」で既存サービスとのずれを解消
• スマートメータ―で会計基準が変わる可能性も
• スマートメータ―の普及に今後も注目

10. 第９章のチェックポイント
• 合算請求は五月雨の検針日程を考慮
• 「銭」「消費税」は悩ましい問題
• 「セット割引」の価格メリットの見せ方
• ポイントサービスは還元率と利便性の２軸で考える
• 回収率を高める代金回収方法を選択する
• 小売電気事業者間でのブラックリスト共有構想
• 契約解除による未収料金の拡大防止
• アウトソーシングが進むコールセンター

11. 第１０章のチェックポイント
• ＰＰＳの電源調達先は５割超がＩＰＰなど、次に常時バックアップ
• 電気の原価は７割程度が発電と送配電
• １０万ｋＷ程度の発電所を持つにも２００億円、３年以上かかる
• 顧客基盤の魅力で発電事業者を惹きつける
• 一定規模以上の発電量であればＦＩＴ電源も候補
• 自治体の電源も将来的には調達先候補に
• ＪＰＥＸからの電源調達を検討する
• 電力会社と契約し常時バックアップを利用する

12. 第１１章のチェックポイント
• 政策的な後押しによって普及してきた再生可能エネルギー
• 小売電気事業者が発電者と電力需給契約を結ぶ
• 認定通知書を提示してもらうことからスタート
• 買取価格の算出にもハードル
• 支払い対象となる発電者には一般消費者も
• 再生可能エネルギーの調達コストが読みにくくなる
• ＦＩＴ買取業務は制度の整備を待って再構築する

13. 第１２章のチェックポイント
• ＰＰＳが課せられている「実同時同量」
• 自由化後、新規参入事業者は「計画値同時同量」に
• インバランス料金の単価は市場価格と連動
• ＦＩＴ電源の計画値同時同量では二つの特例制度
• 小売電気事業者の場合「発電計画」は「調達計画」に変わる
• 直前まで需要予測を見直して、計画をより精緻に
• 需給管理業務のノウハウを自社に蓄積
• 需要家数の変動が大きな意味を持つ

14. 第１３章のチェックポイント
• 電気とすみ分けされてきた熱源利用としてガス
• ガス事業は一般ガス、簡易ガス、ＬＰガス販売の３事業に分類
• 一般ガス事業者は上位３社が圧倒的なシェア
• 簡易ガス事業者は減少傾向、ＬＰガス販売事業者は２万社を超える
• ガスは１０万立方メートル/年以上はすでに自由化
• ガスも２０１７年に全面自由化。電力を参考に制度設計が進む
• ガスの事業類型も、製造、導管事業、ガス小売とシンプル
• 同時同量でイコールフッティングが議論
• 二重導管規制は緩和される方向で議論が進んでいる
• 重要家保護のため保安業務が課せられるガス小売事業者
• 多くの供給者参加によるガス卸市場の活性化が課題
• ガス卸市場の活性化策の一つがＬＮＧ基地の第三者利用促進
• 電力の送配電部門と同様、導管部門の中立性確保が重要

15. 引用元