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クラウド化後のITサービス向上とは
- 4. クラウドはなんのためか
• クラウド化
– ⼿手段であって⽬目的ではない
– 構築/調達して終わりではない
• ビジネスに貢献するITサービスの提供
– ビジネスに貢献できるように維持管理理していか
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目的
4
なければならない
- 5. クラウド化した後に考えるべきこと
• クラウド化して出てくる問題
– 障害に気づきにくい、影響範囲がわかりにく
い
– 障害時にコントロールできる範囲が限られる
– ベンダー毎の情報や作業⼿手順がバラバラで管
理理しづらい
ガバナンスをいかに効かすか
=ITサービスマネジメント
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- 6. ガバナンスを効かすためにやること
• 監視
– 発⽣生したことを漏漏れなく検出
• ⾃自動検出、検出した事象がきちんと対応されているか把握できる仕組み
• 可視化
– 現在のサービス状態を正確に把握
• サービスに対する変更更などがきちんと記録できる仕組み
• 分析、評価
– 傾向や問題点を抽出
• 収集された情報を、様々な観点から解析できる仕組み
• 対策
– リスクや問題点に対する備えを準備する
• サービスの優先度度とリスク評価、バックアップ、リカバリプラン策定
• コミュニケーション
– 社内、ベンダをまたがった情報⼀一元化と共有
• ベンダとの連絡フォーマットの統⼀一、情報を制御しながら公開できる仕組み
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6
- 7. ITサービスの何をどう管理理するか
• サービス状態の把握
– 障害の状況、変更更履履歴
– サービスの構成情報、
影響範囲
– サービスレベル
– ビジネスインパクト
記録が中心になってしまう
ケースが多い
記録は手段であって目的
ではない
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サービスは意図した状態になっているか
ビジネスにマッチしているか
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信頼性経済性
可視化
状況が把握できる、過去情報を参照できる
記録、蓄積
活動を記録はしているが、利利⽤用されていない
管理理不不在
有⽤用性
分析、改善
改善ポイントの検出と対応
⾼高
低
壁
改善
- 8. サービスカタログのイメージ
サービスカタログとは、利用者視点でまとめた
ITサービスの一覧表を指す。
サービスカタログ分類利用者アプリケー
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ション
災害などにより
当該事象が発
生した場合の影
響度
ネットワーク基盤設置場所
A事業継続不可能
B制約はあるが事業継続可能
C事業継続に影響なし
Dその他
オペレー
ション
影響
度
備考
基幹オンライン
製造・営業
基幹
系
全社員自社開発WANメインフ
レーム
データセン
ター
外部委託A外部アクセス不可
24×365H稼働
基幹オンライン
会計
基幹
系
営業
経理
パッケージWANUNIXデータセン
ター
外部委託A外部アクセス可能
インターネットVPN
情報系DBサービ
ス DWH
情報
系
企画
営業
自社開発LANWindows
本社社員対応B外部アクセス不可
情報系ワークフ
ロー 事務承認
情報
系
全社員自社開発社内LANWindows本社社員対応B社外パッケージ利
用
ファイルサーバ情報
系
全社員自社開発社内LANWindows各支店社員対応B外部アクセス不可
メールサービス情報
系
全社員サービス利
用
インターネッ
トVPN、LAN
サービス利
用
外部セン
ター
外部サー
ビス
A外部アクセス可能
業務別サービス個別
系
特定社
員
自社開発WANWindows各事業所部署個別B外部アクセス不可
技術サービスカタログ
リスクの確認
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- 9. プロセス連携と⼀一元管理理のイメージ
EUC/PC
ネットワーク
アプリケーション
ミドルウェア
OS
ハードウェア
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⏟ー
⏽⏣提
供
␌⏱␕(
情
報
系
)
⏟
ー
⏽⏣提
供
␌⏱␕(
基
幹
系
)
⏟
ー
⏽⏣提
供
␌⏱␕(
情
報
系)
9
設備
SaaS
サービスカタログ
SLA (サービスレベル管理)
CMDB
構成情報
リリース1リリース2
変更更1変更更2変更更3
インシデント、問題、など
-9-
- 11. 運⽤用レスとLMISコンセプト
企業のIT戦略略
ガバナンス競争⼒力力の源泉
コンプライアンス差別化
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ビジネス拡⼤大へのIT利利⽤用要件
スピード
品質
スケーラブルコスト
ITサービス
価値分析
持つべきもの
利利⽤用すべきもの
マネジメント
アプローチ
テクニカル
アプローチ
価値
創出
運⽤用
レス
IT
サービスマネジメント
LMIS(Lifecycle for
IT servis management)
ライフサイクル管
理を通して、IT
サービスを継続的
にビジネス要件に
マッチした状態に
維持していく
ビジネス要件に対する
迅速なサービス提供
必要な時に確実に利
用できるサービス提供
適正なコスト、ROI
継続的なビジネス要求
の取り込み、改善
- 13. ITサービスマネジメントを実践するために
⼿手作業では、⼿手間や問題が多くて定着しない
• ⼊入⼒力力、共有がやりづらい
– 離離れたロケーション、異異なる組織からの⼊入⼒力力が難しい
– 複数⼈人からの⼊入⼒力力の排他制御が不不便便
• 情報の紐紐付けに限界
– 異異なる種類の管理理レコードの突き合わせが追いづらい
– 添付ファイルに限界がある
• 正確な記録の維持が困難
– 細かなセキュリティ権限の設定が難しい
– レコード毎の⼊入⼒力力⽇日時、承認⽇日時の記録が⾯面倒
– ワークフローがない
情報を⼀一元的に集約管理理できる仕組みが必要
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- 14. ツールやサービスを活⽤用しましょう
どのようなマネジメント要件が必要?
– ⼊入⼒力力や記録が容易易、導⼊入・運⽤用負荷が⼩小さい
– プロセスの標準化、遵守をはかれる
– 可視化、分析ができる
– 様々な情報を紐紐付け、⼀一元管理理できる
– ロケーションフリー、共有が容易易
– セキュリティをきめ細かに制御できる
BeCloud+LMIS on cloud
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すぐに使える
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- 16. LMISとBe.Cloud
現在のIT資産
(システム化)
ビジネス要件の実現
(ITサービス活⽤用)
テクニカルアプローチマネジメントアプローチ
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コンサルティングサービス
運⽤用BPOサービス
ITインフラをサービス化し、
価値創出するソリューション
ITサービスの管理理、継続的改善で
価値創出するフレームワーク/⽀支援ツール
ITサービス
価値分析
- 18. LMIS on cloudとは
BeCloud
• BeCloudから利利⽤用、連携できます(LMIS単独でも利利⽤用可能)
• すぐに使えるワークフロー、レポートが⽤用意されています
• 後からでも柔軟に改変できます
• 可視化、分析が簡単にできます
• 規模の拡張が容易易、パフォーマンスを維持します。
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LMIS on cloud
(CMDB)
クライアント(ブラウザ)
導⼊入不不要! ブラウザだけですぐに利利⽤用可能です
- 20. 特⻑⾧長:構成情報の同期
サービスの正確な情報を維持できます
• 収集された構成情報データと連携し、⼀一元管理理
ができます
– BeCloudの構成情報の取り込み
– 資産管理理ツール連携(QND、SkySea、・・・)
– CSV連携
– 差分取り込み、複数データのマージ取り込みも可能
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構成管理
20
差分比較
レポート
構成情報
収集
- 21. 特⻑⾧長:⾃自動リリース
システム更更新が安全かつ確実に実施できます
• 指定された計画に沿ってシステム更更新がされます
– リリース時に指定したジョブを実⾏行行できます
– 配布したモジュールの整合性を確認します
– 結果を⾃自動的に記録します
変更管理
リリース管理
変更要求
(RFC)プ
ログラ
ム
変更申請
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④結果反映
⾃自動リリース
機能
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DSL
(確定版ソフトウェア保管庫)
リリース申請
X月X日X時X分
モジュールA
配布先B
承認
承認
①リリース予定読込み
本番環境
②モジュール配布
③モジュール整合性チェック
- 22. 効果:正確なサービス状態の把握
• サービスに関する全ての情報をトレース可能
– ワークフローに沿った記録と保管
– エスカレーション情報の引き継ぎ
– プロセスにまたがる関連性も俯瞰
関連する情報を紐紐づけて⼀一元管理理できます
インシデント
情報
顧客
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サービス
ハード
ソフト
プロバイダ
リリース情報
問題情報 変更情報
- 25. 特⻑⾧長:ロケーションフリー
様々な場所、組織で⼊入⼒力力と情報の共有ができます
• ロケーションフリーでの利利⽤用ができます
– インターネット回線があればどこからでもアクセスで
きます
– 強固なセキュリティ設定
• ログイン名/パスワードとアクセスするPCの組み合わせ認証
• 接続してくるIPアドレスで制限
• パスワードポリシー設定機能
– 外部ベンダーにレコードをそのまま引き渡し、⼊入⼒力力さ
せることも可能です
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- 28. まとめ
• ビジネス要件にあわせて、能動的にサービ
スを提供/改善していかなければならない
– サービスをカタログ化して、関連する情報を全
て可視化できるようにする
– ⽀支援ツールを活⽤用して、評価改善ができる仕組
みを⽤用意する
– 仮説検証のサイクルを回して改善していく
ITサービスマネジメントで
企業価値を拡⼤大していく
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- 29. 課題解決のヒントが集結!
BBTV
http://www.bsp.jp/seminar/bbtv/index.html
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データ活⽤用やクラウド、ITサービスマネジメントや
BPM(ビジネス・プロセス・マネジメント)、
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