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Similaire à 『論文の教室』の紹介 (20)
『論文の教室』の紹介
- 2. 著者:戸田山和久
◦ 名古屋大学情報科学研
究科教授
◦ 科学哲学専攻
- 3. 登場人物
◦ 大学生の「作文ヘタ夫」
◦ 先生(おそらく著者)
倫理学の授業でレポートの課題を出された作文ヘ
タ夫
最初はとんでもないものを書いていたが、先生の
アドバイスを受けながら、徐々にまともな論文を
作成していく、という物語
その中で論文を書くための36の【鉄則】が示され
る
- 4. 特に重要だと感じた、第Ⅰ部「キミは論文って何
かを知っているか」・第Ⅱ部「論文の種を蒔こ
う」から抜粋して以下を紹介する
◦ 論文とは何か?
◦ 論文の種類
◦ 良い論文の条件とは?
◦ 良い論文の作り方
- 7. 論証型
◦ 「問い+主張+論証」タイプ
報告型
◦ 主張はなく、調査した結果を報告するもの
報告型の論文を作成するときのポイントは「何を報告する
かを考えてから調査する」
良い論文の条件は?
- 8. アウトラインとは?
◦ 論文の、構造・骨子・概要・輪郭・スケルトン
【鉄則20】
◦ アウトラインが太ったものが論文
◦ アウトラインからできあがった論文は構成がしっかりし
ている
◦ まずアウトラインを作ろう
どうやってアウトラインを作るか?
- 9. 定式化が難しい
しかし、著者の経験則として2種類の方法が紹介
されている
◦ RPG法
◦ ビリヤード法
- 10. お互いの手札を
さらけ出して
意見を戦わせ
あなたの主張 仮想敵の反対意見
アウトラインを作る
- 11. テーマはあるけど「問い」や「主張」がはっきり
しない場合に便利な方法
手順は
◦ 「テーマ」自体に次々と疑問を投げかけ
◦ 問いのフィールド(サブの問いの集まり)を作り
◦ それらの問いに次々と答えていくことで
◦ 問いと答えのフィールドを作り
◦ そこからアウトラインを作る
具体例は?