シチズンサイエンス,交通事故,オープンデータ,点分布分析,カーネル密度推定
2022年日本社会情報学会(SSI)全国大会発表
本研究では、シチズンサイエンスの視点から、交通事故統計情報オープンデータを活用し、都道府県別の事故発生件数の集計やGISによる可視化により、日本全国を対象としたマクロレベルでの日本の交通事故発生状況の集計と分布を分析した。
その結果、(1)人口1000人あたり事故発生件数は1位の福井県25.63件が突出して高かった.(2)都道府県別の市街地発生割合は,茨城県,大阪府,愛知県,福岡県,神奈川県が人口1000人あたり事故発生件数と同様に高かった。(3)交通事故発生箇所は3大都市圏と九州北部で集中している傾向が伺えた.